ゼルダの伝説・時のオカリナ

世界に誇る日本のエンターテインメント



 N64用アクションRPG。

 ゼルダの伝説はスーファミ版からプレーしたのだが、このN64版は、スーファミ版をプレーした時の驚きと感激がそのまま3Dになっているという感じで、なかなか見事に作り込んである。3D世界を縦横無尽に行動できる。ただフィールドを走り回るだけでも奏一郎は喜んでいた。

 ただスーパーマリオ64がそうだったように、世界をターゲットにしている関係上、セリフが英語ベース(「ワッチアウト!」とか「リッスン!」とか肉声で話す)なのがちょっと違和感があった。

 全体的に完成度が非常に高く、いっぺんで引き込まれてしまった。見事にファンタジー世界を3Dで表現している。城外の平原の広大で淋しい感じ、城下町のヨーロッパ中世風の雑踏の感じ、寺院の中の荘厳な感じなどなど。雰囲気演出が素晴らしい。

 マイキャラの歩き方もアナログ3Dスティックのおかげで、ゆっくり歩くのから走るのまで可変自在なのがゲームの中でも生かされいる。例えばお城の中庭でお姫様が遠くにいるのを発見した時、思わずゆっくり静かに歩いて近づいちゃったりするのよね。自分がそこで演技しているんだという気分に浸れちゃうんですよ。これが凄い。また、外を歩いていると日が暮れて夜になっちゃうんだけど、夜は地中から骸骨がワラワラ出てきて恐い。朝日が昇って城門が開くとホッとする。この夜の怖さを実感させる所も偉い。ダンジョンの怖さの演出も、「闇の神殿」などは「バイオハザード」なみに怖い。それだけに危機を切り抜けた時などは鳥肌が立つ。

 ゲーム性としても、3Dならではの謎かけが作りこんであってさすがだ。音楽も、あのファミコン版「マザー」の子守り歌の断片を集めるのに似たシチュエーションがあって、この曲がまた心にジ〜ンと染みるんですわ。こんな感激は久しぶりだわ。日本が世界に誇れるソフトですな。

 ただし謎かけはけっこう難易度高し。一般には攻略本が必要かも。

だまされたと思ってやっておけ度 ★★★★★


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