ネオ・アトラス3

昔と変わらぬ味と内容が嬉しいような悲しいような・・・。



 PS2用ソフト。昔パソコン用で出てた「アトラス」の子孫がPS2用に移植された物。ゲーム自体は昔のアトラスとほとんど同じ。主人公は大航海時代のリスボン在住の貿易商社の旦那様。お抱えの提督たちに探検を指示して新しい貿易品を探し、貿易で儲けつつ世界中を探索するという内容。

 探検を行うと提督が新大陸とか新しい都市とかを発見したと報告してくるのだが、それを信じるか信じないかはプレーヤーの自由。信じればその通りの世界になるが、信じたくなければ探検のやり直しができる。つまり都合の悪い結果だった場合には信じずに、都合の良い結果がでるまで探検をやり直す事ができるのだ。

 で、プレーした感想だけど、昔の初代「アトラス」にあった不満点がそのまま残っていて、ちょっと閉口。お金を稼ぐための貿易の構築と、提督の冒険を同時に行うのはほとんど無理。指示を出す人は自分一人しかいないのに、ゲーム内の時間を止める事ができないので、片方に指示を出していると他の方面はほったらかしになってしまう。冒険ひとつにしても、提督が3人も4人も登場してくるともう面倒見切れない。結局誰か1人しか使わなくて、一度も航海に出ないまま歳を取る提督も出てくる。

 「不利な地形が報告された場合は都合の良い報告が出るまでやり直せる」というルールも、よく考えてみると、リセット技を最初から容認してるみたいであんまり好きになれない。だったら「俺は、報告は全部信じる」と自分で決めてプレーすれば良いのだが、不利すぎる地形(南アメリカが南極と地続きで太平洋に出られないとか)が登場する場合があり、いわゆる”ハマリ”に陥ってしまう事があるので、そうも言ってられないのが辛い。
 初代のアトラスから数えて相当回数のリメイクが行われたはずなのにほとんど同じ内容という事は、製作者はこれで良いと思っているという事なのだろうな。

 この「ネオ・アトラス3」の感想としては、時間が進むのが速いのに、強制的なイベントがやたらに多いのが気になった。自分はじっくり冒険を楽しみたいのに勝手にドラマチック的なイベントが発生してしまい、そっちに手間を取られてしまうのが嫌だった。またキャラクターが3Dポリゴンで表現されているのも、あんまり必然性が無いように感じられた。

 同じような雰囲気のゲームとしてコーエーの「大航海時代」シリーズがあるが、私としては「大航海時代」の方が楽しめた。っつーか俺は「大航海時代」ファン!!(^^;

やっぱイマイチか?度 ★★★


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