三国志8

天下と美女をいっぺんに手にする男の夢・・・



 コーエーのシリーズ最新作。PS2用。毎度の事だけど、やっぱり買ってしまいました(^^;

 在野の武将から君主まで、どの身分からでもプレーできるという点は前作と同じ。基本的に前作とほぼ同じシステムだが、より洗練されている感じがする。特に野戦〜攻城のシステムは前作よりも遊びやすくなった。

 義兄弟、仇敵、嫁などの人間関係がシステムに組み込まれていて、どんな逆境でも切れる事のない義兄弟の堅い契り!とか、ある日突然縁談が持ち上がって美女と結婚!という事もあるそうな。(自分が女性武将の場合には美男子と結婚できるらしい)
 人材の引き抜きにおいても、その人と親しい人が交渉した方がうまく行くようになっている。

 問題点としては、野戦〜攻城の時に参戦部隊数が多いとどれが味方でどれが敵なのか見た目に判りにくいという点だな。今作では「連合軍」システムがあるため、参戦部隊数が凄く多くなる事があるのよね。

 ではさっそく新規武将「沢文(たくぶん)」を作って新勢力で開始。旗揚げの場所は呉。時代は反董卓連合軍の頃。この呉地方は、本来は孫堅〜孫策〜孫権の孫家勢力が「呉」を建国した地方だが、この時代にはまだ空白地域なので先に陣取った。孫堅勢力はちょっと離れた長沙という都市で既に旗揚げしているが、まだその1国のみ。しかし1国だけとは言え、能力の高い部下が多く結束も堅い。近い将来恐るべき敵になるのは確実。

 一方、沢文の勢力は部下が少なくこのままでは先が見えている。いくら個人の能力が高くても、大部隊で攻められると多勢に無勢。取り敢えずでも人数が必要だ。これはちょっと辛すぎると思ったので、劉備の勢力を放浪軍にして近くに移動させてきて合流(最初から劉備も自分で操作するようにしていたのだ)。これで一騎当千の関羽・張飛も配下に。こうして呉地方の空白地域を着実に支配下に収め、地盤を固めていったのだった。

 その頃、中央では董卓勢力に対抗して他のほとんどの国々が連合して連合軍として戦っており、沢文軍もそれに参加させてもらった。連合軍に参加する事で連合各国との友好度が上がるので、自国がそれらの国から攻められにくくなるというメリットがある。まだ国力が整っていないこの時期に他国から攻められては、いくら関羽や張飛がいても持ちこたえられないからなあ。また董卓軍との戦闘で敵の武将を捕まえて来る場合もあり、それらを配下にできれば一石二鳥というわけだ。

 沢文の治世方針としては、あくまでも国民の為の政治。道に困っている人がいればお金を分け与え、民の代表から戦災孤児の為の孤児院を作って欲しいと言わればすぐに作ってあげる。おかげで沢文の名声は全国に鳴り響いた。

 さてある時、洛陽や長安など、中央の様子はどうだべか?と思って、河北地方の都市の様子を探っていたら、武将の中にあの曹操を発見。しかも忠誠度がちょっと低い。これはもしかしたら大チャンスかも!と思い、毎月のように彼に会いに行き、親交を深めた。
 それと同時に離間の計(その武将と君主の間に悪い噂を流して、仲を悪くさせるという計略)をかけて、曹操の忠誠度を下げた。そして沢文が「曹操殿、どうか我が軍に・・・」と持ちかけたら、曹操は今の主君に見切りをつけて沢文の配下になりにやってきた。やったね!(^^)v
 先の劉備に続いて曹操までもが我が陣営に! 曹操の人脈で有力な人材が入ってくるようになって、これで勝てなきゃウソでしょう!という陣容が整ってきた。

 さて、この時点でも孫堅勢力は長沙一国に閉じこもっていた。外に出てこられては面倒な事になるので、長沙の周りの国を全部先に取ってしまった。孫堅も反董卓連合軍に加盟しているので、お互いに戦争できない状態にある事をいい事に、やりたい放題の沢文だ。

 で、さすがの董卓軍も連合軍に押されまくって弱小勢力に成り下がった頃、連合軍結成の期限が終了した。つまりこれ以降はそれぞれの国が勝手にやってよしという状態になった。孫堅は外に拡大したいはずだが、既に周りを全部沢文に取られている。どうするんだろう?と思って様子をみていたら、突然最も弱いと思われる方面(桂陽)に侵攻して来た。
 対孫堅には曹操を総司令にして軍団を結成していたが、さすがにこの戦いには負けてしまった。しかし、よくよく見ると孫堅の本拠地である所の長沙はがら空きになっているではないか。孫堅はほぼ全勢力で攻め出てきたようだ。

 ふ・・・。孫堅破れたり! すぐに長沙を攻撃したら、孫堅はほぼがら空きの長沙を放棄。ほとんど無血入城の形で長沙は陥落。孫堅は先に攻め取った桂陽に逃げたが、桂陽は色々な意味でどん詰まりの不利な国であり、孫堅は自分から袋小路に入ってしまったのだ。
 結局曹操が大勢力で桂陽を攻めて、孫堅勢力を攻め滅ぼした。捕らえられた孫堅は「こ、こんなはずでは・・・」と悔しがった。孫家の人達のほとんどは在野武将に身を落とし、その辺りで放浪生活に移ったが、唯一沢文の部下になった孫策が彼らをスカウトして、結局孫堅や孫権らも沢文の配下に加わったのだった。

 こうして劉備、曹操、孫権という三国志の主人公3人が沢文の配下として一同に会したのだった。もうここまで来ちゃうと後は地滑り的に領土が拡大して行く。ほとんど何もしていないのに敵方の太守が勝手にこっちに寝返っちゃったりして、戦わずして領土が拡大していくという状況も発生。まさに沢文の人徳のなせるワザってやつですか?

 で、一応の目標を達成したという事で、配下の有力者を集めて宴会を開いた。このゲームでは宴会を開いて配下との交友を深める事もできるのだ。で、交友を深めているうちに曹操が「沢文様と義兄弟になりたい」と言ってきた。おお、それは願ってもない事。さっそく儀式を執り行い、沢文と曹操は義兄弟になったのだった。

 さて義兄弟の儀式の余韻も冷めやらぬ内、曹操と沢文が二人で国内を移動中に地元の有力者の家に泊めてもらうというイベントが発生。その家には大喬・小喬という絶世の美女姉妹がいて、沢文・曹操の義兄弟にそれぞれ嫁入りさせて欲しいと懇願された。ここは一も二もなく了承。こうして沢文は大喬と、曹操は小喬と結婚したのだった。結婚後は「嫁」というコマンドが新たに現れ、妻の顔とセリフを見る事ができるようになる。
 大喬「お帰りなさい。ご飯にします? それとも・・・」
などと言われると、「『それとも』って、おまえ何を期待しておるんじゃ? グヘヘヘ!」などと、いきなり下品なオヤジに変身してしまう俺だった(^^;

 いやぁ・・・この結婚イベントはいいッスよ! ある意味ときメモのこっぱずかしさに近い物がある。これを見るためにここまで戦ってきた・・・。そんな感慨でいっぱい。もう全国統一などどうでもよくなり、妻・大喬の顔を見続ける毎日だ。
 そう言えば、実際の三国志の中でも、劉備を骨抜きにするために美女があてがわれ、劉備は大義を忘れそうになるという話があったっけな。まさにそんな状況!
 ニョーボ「男って結局そういう生き物なのね・・・(-_-;」
[2002/02/04]
完成度高いッスよ度 ★★★★


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