ファイナルファンタジーXI
(3:パーティー模索編)

ハマりっぱなし。ヤバいゲームだ。



【5月19日・・・新キャラ作成】
 俺が当初から使っているキャラ「Klord」(人間・男・戦士)の名前や外見がちょっと気に入らなくなってきた。最初からちょっと気になってはいたのだが、だんだん我慢できなくなってきて、別の名前のキャラを新たに作るならKlordのレベルが低い今のうちだと思い、19日の夜に新キャラを作成した。

 色々なパターンを試し、作ってはちょっと戦ってみてというのを繰り返し、最終的にはボディコン(死語)猫娘みたいな外見のミスラ族の女戦士(右の写真)を選択した。

 名前は考えに考え抜いて「Lordy」とした。このゲームでは、キャラの名前はローマ字で3文字以上となっており、ハイフンとかスペースは使えない。だから「Lord kurosawa」などというのは最初からダメだし、そもそも長い名前はパッと見て読みにくいし呼びにくい。チャットなどでもキャラ名を呼ぶ事があるはずだから、長い名前だと打ち込みにくいはずなのだ。他の人もそう思っているらしく、4・5文字程度の短い名前を付けている人が多い。

 しかし「Kuro」とか「Cats」などのありがちな名前は、先に誰かに取られている事がほとんどだし、「Lord」もダメだった。読みやすくて覚えやすく、それでいて愛着が持てるような名前を考えるのはけっこう難しいのだった。

 さて、女キャラを選んだのは別にネカマになろうとしたのではなくて(^^; ミスラ族は女しか選べないから仕方無くそうなったのだった。(この他にも巨人みたいな外見のガルカ族とか何種類か試してみたのだが俺の趣味には合わず、結局ミスラ族を選んだのだった) ニョーボも、「オヤジ顔のキャラはいまいち好きになれない」などと言っていたし。

 俺の所属国は小人さんみたいな可愛いタルタル族とミスラ族が多いウィンダス連邦。どの種族でも国籍は自由に選べるが、タルタル族とミスラ族がウィンダス国籍で始めた場合には、パラメーターが上がる特別なアイテムを持った状態で始められて、ちょっぴり有利なのだ。ウィンダス連邦では、サービス開始直後くらいでは人間かタルタル族が多く見かけられ、ミスラ族やガルカ族はかなり珍しかった。しかし19日の夜ともなると参加人数が増えてきたせいか、けっこうポピュラーな存在に感じられた。

 そしてこの頃になるとレベル10を突破したようなツワモノが見受けられるようになった。また、どこで手に入れたのか判らない、見た事も無い武器や防具を装備している人とすれ違う事がある。たぶん遠くまで遠征して勝ち取ってきたか、あるいは何らかの方法でお金を稼いで購入したのだろう。非常にカッコよく、うらやましい。

 この序盤では誰もがほとんど同じ装備であるため、人と違う装備をしていると非常に目立つのだ。これが優越感を激しく刺激する。かく言う俺も、まだ盾を装備している人が少なかった頃に木の盾を装備して、ちょっぴり優越感を感じていたのだった。(たかが木の盾ごときで!(^^;)

 プレーヤー同士の会話は、その近くに立っている人にも聞こえるようになっている。(特定の相手にしか聞こえないような話し方「Tell」も可能だが、デフォルトでは近くの人にも聞こえる「Say」なので、近くの会話が聞こえてくる事が多い) 普通のしゃべり方で話す人もいれば、「拙者はこれにて失礼いたす」とか「たくましいニャ!」とか、マイキャラの個性に合わせたしゃべり方で話す、なりきり型の人もいる。俺も猫娘キャラだから、語尾に「ニャア」とか「にゃん」とか付けなきゃダメかニャ?(^^;

 また、チャットによる会話だけでなく、「おじぎ」とか「手を振る」とかの特別なアクションも交えて表現する人も見かけるようになってきた。これらはコマンドラインで打ち込む事で実行されるアクションなのだが、操作に慣れていないとそこまで手が追い付かない。20日の夜の時点で、そこまでシステムを使いこなす人が出てきたというのはけっこう凄い事なのかも。単純に戦うしか能のない俺なんかは尊敬しちゃうね。


【危険な遠征】
 街からちょっと離れた丘の上の方まで探索に出てみた。するとそこでは6人パーティーの一行がモンスターと戦っている最中だった。この辺りまで来ると出現するモンスターはかなり強いはずだが、このパーティーは俺が今まで見た事も無いようなワザや魔法を使って戦っていた。うーん、俺とは完全にレベルの違う戦いぶりだ(゚_゚;

 俺の他にも離れた所から戦いぶりを観戦している人がいた。ゲーム開始から(実質)2日目程度のこの現時点で、ここまでレベルアップしている人はそう多くはないので珍しいのだ。もしかしたらこの人たち、β版からプレーしていたベテランなのかもしれない。β版をやっていた人も同じレベル1からのスタートではあるけれど、プレーに関する知識や操作の慣熟度が全然違うからねえ。

 で、俺がふと横を見ると、いつも戦っている一番弱いザコ敵「タイニー・マンドラゴラ」がトコトコ歩いているではないですか。じゃあ俺もちょっくら戦いますか、と思って気軽に戦闘を仕掛けたらどうも様子がおかしい。つ、強いっ! モンスターの名前をよくよく見てみると「マンドラゴラ」となっている。もしかして、いつもの「タイニー・マンドラゴラ」と違う?!(^^; (外見は全く同じなのに・・・)

 そう気が付いた時にはもうHPが半分を切っていた。ヤバい!と思って戦闘を解除して街の方に向かって走り出したが、マンドラゴラは同じくらいの速度で追いかけてきた。まさか一番のザコ敵と同じ外見のヤツに追いかけられるハメになろうとは・・・屈辱だ(-_-;

 と思っているうちに後ろから攻撃されてHPの残りが一桁にっ!! もはやこれまでかっ!? と思ったら目の前に崖があった。たしかこの崖の下から向こうは出現モンスターの強さが弱い地域なはず。南無三っ!と思って崖から飛び降り、そのまま街に向かって走り続けた。(崖から飛び降りてもダメージは受けないようだ)

 走って走って走り続けて・・・、後ろから攻撃が来ない。どうやらモンスターは崖を飛び降りてまでは追いかけてこないのか? まあ、とにかく助かったようだ。危機一髪だったぜ(^^;;;;;

 噂では、モンスターから逃げて街の門の所まで走って来たが、モンスターがそのまま門の所まで追いかけてきてしまい、門の所に強いモンスターが何匹も集まってしまって大変な事になっている所もあるという話を聞いた。もし本当ならそれは確かに大変そうだ。


【逃げる人・パート2】
 野外を歩き回っていたら、モンスターに追いかけられている人を発見。追いかけているモンスターは「ゴブリン」だ。こいつは序盤で登場する敵の中ではけっこう嫌な敵だ。レベル3の戦士で勝てるか勝てないかというくらいの敵だ。しかしアイテムやお金を落とす敵でもあるので、ある程度自分のレベルが上がったら積極的に狙っていきたい敵でもある。

 で、さっそく救援&自分のために加勢に入った。「ざくっ!」と攻撃したら一撃で倒せた。どうやらこのゴブリンは、逃げていた人との戦闘である程度HPが減っていたヤツだったようだ。ラッキー(^^)v

 あ、またゴブリンに追いかけられている人を発見。再び救援のために加勢に入った。ゴブリンを追いかけて後ろから攻撃。ゴブリンは立ち止まり俺の方に向き直った。追いかけられていた人は「え? あれっ?」という感じで立ち止まり、ちょっと離れた所で自分に回復魔法をかけながらこちらを見ている。俺はゴブリンと戦い始めたが、これが意外に強い!(^^; (モンスターは同じ種類でも個体差があって、強いヤツもいれば弱いヤツもいる。普通はあらかじめ敵の強さをチェックしてから、勝てそうなヤツとだけ戦うのがこのゲームの定石だ)

 まずい! このままでは負けるかも! 「そこの人、黙って見てないで俺にも回復魔法をかけてくれ!」と呼びかけたかったが、まだ操作に慣れていないのでチャット入力する余裕が無い!

 それどころかその人は自分が助かった事で安心したのか、さっさとどこかに行ってしまった。そっ、そんなぁ(^^; せっかく助けてあげたのに。そしてその直後、俺はゴブリンに倒されていた(^^;;;;;; ああ無情・・・。


【クエスト開始!】
 単にレベルを上げるだけでは芸がない。見た事もない装備品を持っている人が増えてきたのは、きっとクエストをこなしているからに違いないと思い、遅ればせながらクエストにも注力する事にした。街の住人(NPC)に話しかけていると用事を頼まれる事があり、その用事をこなす事でご褒美がもらえたり、新しい展開が開けるという訳だ。街は広く、NPCもかなり多いが、粘り強く話しかけて回っていくとクエストを頼まれる場面に出くわす。

 昨夜俺がやったクエストは
 (1)新作の帽子を街の人達に見せて回って宣伝して欲しい。
 (2)魔法書の中に意味の解らない言葉があるので、○○さんから意味を聞いてきて欲しい。
 (3)魔法学校の教材が不足しているので「マンドラゴラの双葉」など特定のアイテムを集めてきて欲しい。
 (4)絵のモデルになって欲しい。
 (5)漬け物石になるような丸い石を探してきて欲しい。

 などだ。(1)は、街の住人にまんべんなく会う事ができれば珍しい帽子と200ギルをもらえる。金欠な序盤には嬉しい大金だ。また、街の住人に話しかけて回る事で街の様子が把握できるし、他のクエストのきっかけもつかめるという一石二鳥のクエストだ。ただし街はかなり広いので、全ての住人に話しかけるのは簡単ではない。急いでやっても1時間以上かかるだろう。(2)は非常に簡単なクエストで、達成すれば地図がもらえる。同じクエストを実行している人が他にも多数いて、それらの人達とすれ違ったりする。何だか大人数参加で借り物レースをやっているような感じだ。


【初めてのパーティー戦闘】
 初めてパーティーを組んだ。相手はモンクのAさん。俺よりも初心者らしく、かなり無茶な戦い方をする割に体力回復もせずどんどん強い相手に戦いを挑んでいた。

 俺は「あいつは強いよ!」とか「まずHP回復してから」とか言ってあげたのだけど、キーボード入力が遅いと 手遅れになりがちなんだよね。パソ通のチャットでも、言う事を考えてから、それを実際に打ちこんで、そしてその発言に対する反応が返ってくるまでけっこうタイムラグがあるでしょ。あれと同じ感じ。指示出しが速くて的確な人をリーダーにしてやらないと勝てる戦いも勝てない。

 Aさんと一緒に歩いていたら、白魔道士のBさんが周りをうろちょろ。何だか仲間に入れて欲しそうにつきまとって来る。でも、見てみるとBさんはレベルが俺とAさんよりもかなり高い。

 Bさん「私が入るとあなた方に経験値がちょっとしか入らなくなるから、私、パーティーに入らずについて行きます。危なくなったら回復魔法使ってあげます」(レベルの高い人により多くの経験値が分配されるようになっているため、一人だけレベルが高いと他の人は経験値がちょっとしか得られない)

 という事で、変則パーティーで冒険。一人では勝てない強敵とでもBさんが途中で回復してくれたから勝てて嬉しかった。でも途中でBさんとはぐれてしまい、その結果俺とAさんは2人とも討ち死に(^^;


【序盤の難関、某洞窟に挑戦】
 FF11をやるようになってADSL接続の切断問題が急激に表面化した。ある日、FF11プレー中に電話がかかってきたらその途端に接続も切断されたように見えたのだ。もしやこれが噂に聞く「保安器問題」か?

 (保安器問題とは)
 各家屋に電話線を引き込む部分には保安器という小さな機械があり、これの機種によっては外から電話がかかってきた時にADSLの接続が切れるという不具合がよく知られている。


 試しにPHSから自宅の電話にかけてみると呼び出し音の時に確実に接続が切れる事が判明。これはもう間違いない。(着信だけが問題で、発信するのは大丈夫のようだ) 念のため保安器の機種を調べてみたが、やはり問題があるという機種その物である事が確認できた。NTTに連絡して対策してもらなければならない。


 さてFF11の話に戻ろう。
 序盤の難関と言われている洞窟を発見。ずっと探していたのだがどこにあるのかさっぱり判らなかったが、やっと発見した。こんな所にあったのかあ・・・。洞窟の入り口には他のプレーヤーが何人かたむろしていて、漏れ聞こえる話によると、中にはかなりの強敵がいるらしい。

 まずは経験だと思って単身突入。無謀かも・・・と思いながら進んで行くとコウモリの群れを発見。しかし強さを調べてみるとそんなに強くないようだ。戦ってみるとあっけないほど簡単に勝てた。更に奥へと進むと他のプレーヤーたちがかけずり回っている。内部はかなり広いようだ。通路を進んでいくと行き止まりだった。しかし、「隠し扉がある」との噂を頼りに壁を調べてみるとゴゴゴゴと壁が開いた。

 その奥へと進むと、さっきまでとはかなり強さの違うモンスターが出現。特にガイコツが強い! 俺の前方、一人で戦っているプレーヤーを発見。この人(Dさん)は戦闘が不得手の白魔道士であるにもかかわらず、強敵揃いのこの洞窟をズンズン進んでいた。かなりのツワモノであると見た。しかしここでは複数の強敵が同時に攻めてくる場面が多くなり、かなり辛そう。かく言う俺もかなり辛くなってきた。

 そこへ大型コウモリ(さっきまでのコウモリより数段強い)が3グループ同時攻撃で攻めてきた。ヤバいっ! 俺とDさんはお互いに背中を合わせるような形でコウモリの群れと格闘。俺が盾になってコウモリと戦い、そこにDさんが後ろから援護魔法をかける。コウモリの大軍に勝った二人は洞窟の中で休憩しながら顔を見合わせた。どちらから言うともなく「一緒に行きましょうか・・・」と声が出た。誰も否定はしなかった。こうして俺にとって2度目のパーティー戦が始まった。リーダーはDさんにお願いした。

 洞窟は広く、行けども行けども終わりが見えない。他のパーティーの連中も苦戦しているようだ。今度はガイコツがワラワラと出現。前を行く別パーティーが戦っている横をすり抜けると、更に向こうから別のガイコツが出現。ガイコツはかなり強かったが、Dさんの魔法もあってなんとか倒せた。

 休憩中、Dさんは「オニオンソードは弱い・・・」とつぶやいた。そう。俺は初期装備であるオニオンソードをいまだに装備していたのだ。もっと強い武器もあるだろうに、どうしてそれを使わないのか?という無言のプレッシャーである。

 俺は「鎌も持って来てはいるんですけど、使い勝手が・・・」と言い訳した。Dさんもそれは承知していて「威力は大きいけど、攻撃回数が少ないからねえ・・・」と言う。・・・。次に立ち上がった時には、俺は既に鎌に装備を切り替えていた。いつまでもオニオンを使い続けられない。そういう雰囲気だった。

 更に奥に進むと、いかにも「ここが終点です」という感じの扉を発見。やっと目的地だと安心したが、なぜか扉が開かない。Dさんは「この扉が目的地なはずだが・・・。あなた、クエストやってます?」と言った。俺は焦った(^^; もしかしてこの洞窟のクエストの前提条件があるのか?

 Dさん「新聞記者のクエストですけど、やってます?」
 俺「やってません。初耳です。・・・すみません・・・どうしましょう」

 重い空気が流れた。

 その時だった。家の電話が鳴り出し、ADSL接続が切断されてしまった。Dさんからは俺のキャラが応答しなくなり、そして突然消えたように見えたはずだ。これでは俺がまるで逃げるために勝手にログアウトしたみたいじゃないか? しかし今さらどうしようもない。

 10分後やっと接続し直し、サーチ機能でDさんを探したがもう洞窟内にはいなかった。そして俺は単身洞窟から脱出しようとしたが、なにしろ周りは強敵だらけ。他のパーティーが戦っている横をすり抜けて戦線突破をはかったが、強敵カブト虫に捕まって討ち死に(^^; 苦い結末であった・・・。街に戻ってから改めてDさんを探したらまだ荒野を探検中との事。直通通話(Tell機能)で謝った。Dさんは「よくある事」という感じで笑っていた(・・・と思う)。

 やるたびに違うドラマがあるFF11なのだった(^^;

[2002/05/26]
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