ファイナルファンタジーXI
(5:恐怖のゴブ列車編)

ああ、夢の6人パーティー・・・。



【ソロの限界に悩む】
 ソロとはパーティーを組まないで1人で戦う状態の事だが、そろそろソロでの戦闘に限界を感じて来た(シャレです。ここで苦笑いして下さい)。逆に、パーティーを組んでいるとかなりの強敵とも戦えるから、自然とパーティーを組まなきゃならない方向に誘導されている感じ。

 「ブレークスルー編」に書いたマウラの町の門の所で暴れたモンスターは「ゴースト」というモンスターで、その名の通り物理攻撃が効かない敵ないのだそうな。助太刀しなくて正解だった。こういう敵に対しては戦士1人ではどうしようもない。他にも、遠くから魔法で攻撃してくるようなモンスターがいて、その中でも「バインド」(相手をその場所から移動できなくする魔法)を使ってくるヤツが最悪だ。相手を攻撃したくても近づけないのでは手も足も出ない。こういうヤツらに対抗する為には魔法使いの仲間が絶対必要だ。

 タロンギ渓谷で経験値稼ぎをしていたら、運悪く強敵ゴブリンに捕捉されてしまった。今のレベルではこいつには全く歯が立たないので逃げる事にした。当然ゴブリンは追いかけてきたが、幸いそこら辺には他のプレーヤーがたくさんいたので、助けてもらおうと思って偶然そこにいたパーティーの周りをグルグル回ったよ。(直線的に逃げてしまうと、たとえ誰かが助けよう思ってくれても後ろから追い付いてもらわなければならないため、まず助けてもらえない。助けてもらいたかったら一箇所でグルグル回った方がいいのだ) そしたら俺の思惑通りその人たちがゴブリンと戦い始めたので「助かった!」と思った・・・んだけど、タッチの差で攻撃を食らってしまい俺はその場で死亡(^^;

 で、自分が死んだ後、そのまま戦況を見守っていたのだけれど、俺を助けようとしてくれたパーティーもかなり苦戦しており、見ている内に1人死に2人死にとどんどん倒されてしまい、結局最後に残った黒魔道士も逃げてしまった。でもその黒魔道士が最後に放った魔法が実はゴブリンにトドメを刺していて、結局ゴブリンは誰もいなくなった後に1人で息絶えたのだった。

 俺があの人たちに助けを求めなければあの人たちも死なずに済んだんだよなあ・・・と思うと、罪悪感を感じてしまうのだった・・・(-_-; ごめんよ〜。悪気は無かったんだよ〜(;_;) (ソロの場合、死んでしまうとセリフを言えなくなるので謝る事ができなかった)

 敵から逃げ回っているうちに他のモンスターも一緒に追いかけはじめてしまって、何匹ものモンスターを引き連れて走り回っている人がいる。タロンギ渓谷やブブリム半島・マウラ辺りではよく見る。この日も「あ、誰かが走ってきた」と思ったらその後ろからモンスターが4匹くらいズドドドーッという感じで追いかけて来た。横で見てても怖かった。あの人は逃げ切れたんだろうか? こういう状態を、プレーヤーを先頭にモンスターが列車のように連なって走っていく様から「トレイン」と呼ぶそうな。ゴブリンのトレインだったら「ゴブリントレイン」「ゴブ列車」だ。

 モンスターはエリアをまたいでは追いかけて来ないので、逃げる際はエリアの境界(例えば町の入り口の門)を目指して走るわけだ。でも本人はそうやって逃げ切れたとしても、エリア境界にモンスターが集まってしまうので、他の人たちは大迷惑だ。先日のマウラの門の惨事のような事になるわけだ。


【ああ、憧れのパーティー】
 町を歩いていても、既に完全に顔なじみになったらしいパーティー仲間が一箇所に集合して、アイテムの交換なんかをやっているのを見る事がある。
 「今日は○○○まで行って『××××』の魔法書を買ってきました〜」
 「それは凄い!」
 「わー、●●●さん、つよーい!」
 「これは△△さんにあげます」
 「えー、いいんですか?!」
 「どうぞ使って下さい」
 「わーい、ありがとう!」
 などという声が聞こえてくる。うらやましい・・・(T_T)

 タロンギ渓谷を歩いていたら、以前一緒に戦った事があるLさんが5人くらいのパーティーで戦っているのを発見した。その様子を遠くから眺め、声をかけて仲間に入れてもらおうかなぁ・・・どうしようかなぁ・・・と、みんなと一緒に遊びたいのに声がかけられない気弱な小学生みたいになってしまうのだった。次に会ったら勇気を出して仲間に入れてもらおう ・・・と思った(^^;


【自作アイテムの売買】
 FF11の中では戦うだけではなくて、職人になる事も可能。材料になるアイテムを加工して、装備品とか料理とかに作り上げるのだ。職人の職種は「釣り」「骨細工」「革細工」「料理」「鍛冶屋」「木工」「錬金術」など10種類くらいあって、それぞれにギルドと熟練度が設定されている。最初は誰もが「素人」だけど、何度も何度も加工を経験していくうちに「見習い」「弟子」「名取り」などとレベルアップしていくそうだ。

 ただし! この加工作業には当然材料になるアイテムの入手が必要で、自分でゲットしてくるか、店で売っている物を買うかしないとならない。序盤はお金もアイテムもなかなか手に入らないので、当然、加工もなかなかできない。また加工は失敗する事もあり、さらに、相当回数繰り返し経験しないとレベルが上がらないらしい。という訳で現時点で職人をやっている人がどの程度いるのかははなはだ疑問。おそらく極々少数だろう。

 しかーし! 先日街を歩いていたら「●●●のマント、完売しましたー」などと叫んでいる人がいた。これは自作アイテムを売っているという事だと直感。プレーヤーから材料を買い入れて、それをアイテムに加工して売りさばいて利益をあげているに違いない。

 その調子で毎日毎日加工作業を続けていけば、真っ先に「名人」レベルに達するのではないだろうか。高レベルの職人は、思わぬ逸品を作り出す事があるそうで、攻撃力の高い武器とか防御が高い鎧とかが出たら相当に高い値段で売れるはずだ。


【パーティー参加希望】
 各プレーヤーは「パーティー参加希望」を出せるようになっていて、出している他のプレーヤーを検索で探せるようになっている。そして相手が遠く離れた場所にいても直接「お誘い」をかける事ができるようになっている。これまでは何となく気後れして自分から「お誘い」を送ったり声を掛けたりする事をしなかったけれど、タロンギ渓谷やブブリム半島の敵はどれもメチャメチャ強いので、「パーティー組まなきゃ先に進めん・・・」という機運がいやが上にも高まって来たのだった。

 という訳でついに「参加希望」を出してみた。そして他の「参加希望者」を検索してみたら、以前一緒に戦った事があるLさんが希望を出しているではないですか。でもどこにいるのか判らない。どうやったら連絡が取れるのかなあ・・・と思って適当にボタンを押したら、実はそのボタンが相手に直接「お誘い」の連絡を入れるボタンなのだった。そして俺が知らない間にLさんとパーティーを組んでいる事になってしまっていた。ちょっと焦った(^^; 「お誘い」ボタンを押すと相手側の画面に「Lordyからパーティー参加の誘いが来た」というようなメッセージが表示されて、そこでYesを押すとたとえ離れていてもパーティーを組んだ状態になるようだ。

 Lさんから直通会話が来た。
 Lさん「こんばんは〜。前にも一度ご一緒しましたよね?」
 俺「そうですね。お久しぶりです」

 俺「ところで、Lさん、今どこら辺にいますか?」
 Lさん「マップ画面で右右押すとパーティーメンバーの位置にマーカーが表示されますよ」
 俺「あ、本当だ! こんな機能があるなんて知らなかった(^^;」

 Lさん「あと、Sayモードで話さずに、パーティーモードで話しませんか?」
 俺「すみません、操作に慣れてないもので」
 Lさん「チャットメニューから右右で選択できますよ」
 俺「あ、本当だ! すみません、パーティ組んだ経験が少ないもので」
 (Sayモードだと近くにいる他の人達にも話が聞こえるし、遠く離れると声が届かなくなってしまう。しかしパーティーモードで話すと距離に関係なくメンバーとだけ話す事ができるのだ。)

 ・・・てな感じでLさんと合流し、そこら辺でザコ敵を倒しまくった。俺としてはもうちょっと強い敵とやってみたかったのだけど、俺が無茶してLさんまで死んじゃったら悪いし。などと思いながらウサギと戦っていたら、見た事も無い変なヤツが横から接近している事に気が付いた。

 Lさん「アースエレメンタルだ! 逃げろ!」
 俺「え? 何?」

 まだ倒していないウサギも一緒に追いかけてくるが、もう既にLさんは逃げに入っているので、俺もLさんの後を追いかけるように逃げた。しかしアースエレメンタルは追いかけてくる。しかもこれまた今まで見た事も無い魔法を使ってきている。確かにこれはヤバそうだ! ひたすら逃げ回った結果アースエレメンタルは振り切れた。しかしウサギは追いかけてきた。まあウサギはザコなのですぐ倒せたから問題無かったが。

 Lさん「エレメンタル怖い〜」
 俺「ヤバかったですね〜」

 Lさんはレベル11の白魔道士。俺はレベル12の戦士。アースエレメンタルみたいな敵と戦うには黒魔道士が1人か2人欲しいところ。Lさんも俺と同じで積極的にパーティー参加者を募集する人ではないらしく、他のパーティー参加希望者に誘いをかける事はしなかった。それにしてもパーティー戦をやってると、リーダーの難しさを痛感するなあ。いやホントに。でも中には根っからリーダー格・仕切り役みたいな人もいて、ガンガン仲間を増やしているらしい。リーダーの才能って確かにあるよね。


【バザー開始】
 FF11のプレーヤーは余ったアイテムを「バザー」として誰でも買える状態に設定できるようになっている。バザーに設定すると自分の名前に革袋みたいなマークが付くのですぐわかる。で、俺は今まで利用していなかったんだけど、試しに他の人のバザー品を見てみたら何と!ずっと探していたクエストアイテムが売られているではないですか!

 本当ならば遠くにいる非常に強い敵を倒さないと手に入らないアイテムなんだけど、それを500ギルくらいで売っている人がいる。すぐ買った。本当は1個あれば十分なのにあわてて3個も買ってしまった。このアイテムをあるNPCに渡すとクエストコンプリートで報奨金1500ギルもらえる。でも俺は焦って2個余計に買ってしまったので、差し引きゼロだ(^^;

 しょうがないので余計に買った2個をバザー品に設定したらその直後に誰かが1個買っていき、残りの1個もすぐに売れてしまった。値段は自分で勝手に設定できて、俺は買値と同じ値段にしていたので損は取り返せた事になる。よっしゃー! 買ったアイテムをあるNPCに渡してクエストコンプリート。なんか、こんな手軽な方法でクエストコンプリートできていいのだろうか?

 海や池では魚を釣る事ができるのだが、これが想像以上に釣れない。釣りには餌が必要で、それを買う金も必要。いくら釣りをしても全然釣れない事が多いし、魚が掛かっても逃げられる事も多い(逃げられると餌を消費してしまう)。という訳で釣った魚はけっこう珍しいアイテムだ。で、懲りずに釣りを続けていたらやっと釣れるようになってきて、釣りスキルが1にレベルアップ! わーい。

 で、釣れた魚をバザーに出したらこれがけっこう高値で売れるんですわ! 釣れた魚が必要になるクエストがあるので、釣りする時間が惜しい人は買ってでも手に入れたい訳ですわ。釣りに励んで釣りスキルを上げて、漁師として生計を立てる事も可能だな。


【夢の6人パーティー結成!】
 タロンギ渓谷で「パーティー参加希望」を出して歩いていたら、Lさんからお誘いがかかった。そしたら向こうは既に4人パーティーで、俺を含めて5人パーティーになったのだった。その後、リーダーのTさんが人材募集してもう1人合流。ついにパーティーの最大構成人数である6人パーティーが完成!

 タロンギ渓谷からさらに強敵がウジャウジャ出るブブリム半島の方に移動。そこで獲物を狩る事になった。実際戦ってみると、それはもう想像以上に強敵揃いで、6人がかりでもヒヤヒヤする場面があるくらい。っつーか敵の防御力が高すぎて俺の攻撃がなかなかヒットしない! 敵はより多くのダメージを与えてくるキャラを攻撃対象にするのだが、俺は与えるダメージが少なすぎて、敵から相手にされてないようだ。それって俺が攻撃役にも盾役にもなっていないという事? 俺ってもしかしてパーティーのお荷物になってないスか? (右上の写真をよく見てみると、Lordyは敵にたった3ポイントしかダメージを与えていない事が判る(^^;)

 戦闘が終わってみたらメンバーのKさんがいない事に気が付いた。
 「あれ?」
 「Kさんがいない!」
 「サーチしてみて」
 「いない」
 「Tellでも話す事ができない」
 「落ちたんだ」(何らかの理由で接続が切れてしまったという意味)
 「戦力が減ってしまったね」
 「一旦タロンギ渓谷に戻りますか」
 「そうしましょう」

 という事でブブリム半島からタロンギ渓谷とのエリア境界に移動。そしたらそこが例によってゴブリントレイン状態になっていて大変な混乱に陥っていた!! またかよ!!(^^; で、ここら辺のゴブリンは同じゴブリンでも1対1では全く太刀打ちできない強さなのだ。そのまま走って突っ切ってタロンギ渓谷に行こうとしたのだが、捕まってしまいあえなく討ち死に・・・。しかも生き返ったポイントにもゴブリンやゾンビが大量に押し寄せていて、生き返った途端にまた追い回された。エリア境界まで逃げたものの結局境界で死亡(^^;

 こうしてエリア境界にゴブリンが大量に集まってしまい、タロンギ渓谷からブブリム半島側に移動して来た人は、こっちに入ったそばから袋だたきにあい、境界には死体の山が積み重なった(本当に3段重ねくらい積み上がったのだ!)。エリアを移って数秒間は、プレーヤーは完全に無防備状態になるので、そこを襲われてしまうともう為す術が無いんだよなあ・・・(-_-; いや〜、本当に恐ろしい光景でした。マジで。

 俺は死体状態のまま、渓谷側にいるパーティーメンバーに「境界のこっち側には強ゴブが5匹くらいいます! 今こっちに来てはダメ! その辺のみんなに教えてあげて!」と伝え、無駄死にが少しでも減るように努力しましたよ(右の写真)。いやー、ホント、怖かったわー。

 その後、ゴブリンが引き上げていったのを確認してからみんなを呼び寄せ、俺は無事に生き返る事ができたのだった。こうしてまた5人パーティーによる狩りが続けられたが、俺は2度連続で死んでしまったので経験値が600も減ってしまい、他のメンバーからだいぶ遅れを取ってしまった。(元々俺は他のメンバーよりもレベルが低かった)

 でもソロでやってたら手に入らないようなアイテムが手に入るし、強敵と戦うと戦闘スキルの成長が早いから、それでも満足。いやー、いい仲間と出会えたなあ。Lさんありがとう!

 その後サーバーの緊急メンテの通知が表示されたのでそこで解散という事になった。週末あたりから新入会員が増えてきたようで、それが金曜〜日曜のサーバーダウンと関係あるのかもしれない。

[2002/06/09]
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