ファイナルファンタジーXI
(9:まったりレベル上げ編)

レベル上げの為にクエストをするのか、クエストの為にレベルを上げるのか?



 初めてチョコボに乗って野外を走った。いやー快適快適。自分の足で走るのに比べて2倍くらいのスピードで、しかも敵に捕捉されないから安全。ラテーヌ高原を走っていたら、以前話題にした巨大ヒツジを発見。普通だったらすぐさま逃げる所だけど、チョコボに乗っていれば安全なのでじっくり観察。前見た時の印象よりは小さい感じ。前回は恐怖感から超巨大なイメージが作られたのかも。それでもかなり大きい事には変わりないが。

 見ていたらそこらを歩いていた人が襲われた! 「助けてー!」って叫んでいたけれど、俺にはどうしようもない・・・。可哀想だが見殺しだ・・・。チョコボから降りるとチョコボはピュウッとどこかに行ってしまうので、野外で乗り直す事はできない。だから危険な所では降りられない。どの道あの巨大ヒツジには高レベルのパーティーでないと全く歯が立たないはずなので、俺1人で救援に入るのは自殺行為なんだよなあ。ごめん。


【またゲームの仕様変更】
 またゲーム仕様の変更があった。今回の変更では、自分と敵とのレベル差が戦闘に及ぼす影響を強めに調整したそうな。つまり今までは「とても強い」の敵でもしっかりしたパーティーならなんとか勝てて、経験値がたくさんもらえたのだけれど、これからは敵とのレベル差が大きいと全く歯が立たないというような状況が多くなるらしい。つまり効率的なレベル上げが難しくなると思われる。

 当日からネット上ではこの調整に対する反対意見でいっぱいだ。今回の調整で今まで勝てた敵に勝てなくなってしまったり、今まで有効だった戦法が使えなくなった事に対して怒っているようだ。実際に戦ってみたところ影響は想像以上に大きかった。以前は「とても強そう」の敵でもしっかりしたパーティーならば安定して戦えたけれど、レベル格差の影響が強調される方向に仕様が変更されたため、よっぽど上手く戦わないと歯が立たないようになってしまった。もうリスクが高すぎてほとんど戦えない感じになってしまった。

 逆に格下の敵に対してはほとんどダメージを受けずに勝てるようになった。以前だったら「楽な相手」の相手でもけっこうダメージを受けていたのに、変更後は全く敵の攻撃がこっちに当たらない感じ。でも「楽な相手」に楽に勝ててもあんまり嬉しくない。むしろ格上の敵に何とかして勝った時の方が喜びが大きい。これはちょっと極端なんじゃないか・・・と思った。

 この変更は、一部の先端プレーヤー(多くの人がレベル30以下の頃に既にレベル50行ってるような人達)が、想定された以上に格上の敵を狩って経験値の荒稼ぎをやっている事への対策との事。確かになあ・・・。信じられないペースでレベルを上げている人がいるんだよなあ。このような荒稼ぎができないようにレベル差の影響を厳しくしたようだ。でもそのおかげでその他大勢が戦いにくくなるのはいかがなものか・・・。

 これの一番の悪影響は、戦士やモンクが役に立たなくなってまった事だと思う。格上の敵に対して戦士の剣攻撃がほとんど当たらなくなった。しかし魔道士の魔法攻撃はけっこう大きなダメージを与えられる。モンスターはより大きなダメージを与えてくる相手にターゲットを合わせる傾向があるので、そのままだと魔道士が攻撃対象になってしまう。その攻撃が魔道士に行かないように引き留めておくのが戦士やモンクの役割なのだが、引き留め具合が弱くなってしまったため、戦士やモンクがほとんど何の役にもたたない感じになってしまった。だから、ただでさえ供給過剰状態だった戦士やモンクが更にパーティーに入りにくくなった感じがする。そして以前よりも同じレベルの人同士でしかパーティーを組みにくくなってしまったような気がする。レベルの低い人は活躍のしようがない感じだ。

 さすがにスクゥエアに不平不満がたくさん寄せられたらしく、今週にも格差を緩和する方向に再修正が行われるそうだ。

 この仕様変更の影響なのか、この日一部のサーバーがダウンしてFF世界に入れなくなる事態が(久しぶりに)発生。FF世界の一歩手前である「プレイオンライン」の画面までは入れるが、そこから先には行こうとすると「メンテ中です」と表示されて進めない。

 この「プレイオンライン」では、フレンド登録した仲間の状態をチェックしたり、メッセージを送ったりできるようになっていて、他の人達も同様に「プレイオンライン」で待機している事が判った。見るとミルキーさんもログインしてる。そしたら、ミルキーさんも俺に気が付いたようで、向こうからメッセージが来た。

 「ヤッホー、ローディー。今入れてる?」
 「まだメンテ中みたいで入れないです」
 「そうか、やっぱりまだダメか。ところで俺もサポジョブ取れたよ」
 「おお! おめでとうございます!!」
 「今日はこれからサポの方のジョブのレベル上げやります〜」
 「また一緒に戦いたいですね」

 というような会話をして待機時間を過ごした。


【チョコボ料金】
 バストゥーク国という国に行ってみた。ウィンダス国やサンドリア国の野外に緑が多くてのどかな感じなのだが、このバストゥーク国は荒涼とした荒れ地のみ! 何だかとっても寂しい国だ。バストゥーク国は鉱山から発達した国なので、鉱業や技術が発達している。工房に行ったらシドという人が忙しそうに何かを設計していた。(FFシリーズの定番ね)

 プレーヤー側から見たこの国の問題点は、チョコボの利用料金が異様に高い事。他の国では1回1百〜2百G程度なのに、バストゥークでは1千G近い値段になっている。バストゥークでは鉱山にミスリル鉱を掘りに行くクエストが何度でも受けられて、それで大儲けができるらしい。その鉱山に行く際にみんなチョコボで出かけるようだ。チョコボ料金は利用者が多いほど高くなるシステムのためこの鉱山組のおかげで利用料金が高騰してしまったという。鉱山に行く連中は後で大儲けできるからチョコボ料金が1千Gでも大丈夫なんだろうが、そうでない人には迷惑な話だ。(その後沈静化したそうな)


【レイズを見た】
 パーティーを組まないと効率が悪い上に危険が大きいが、だからと言って簡単にはパーティーに入れてもらえない戦士。マウラの町でパーティー参加希望を出している人を探しても適当な人が見つからない。仕方なく町の外に出てみたら、門のすぐ横に陣取って戦っているパーティーを発見。人数は3人のようだ。サーチ機能でレベルを調べてみたら20前後で俺と同じ。これはチャンスだと思い、休憩している所に近づいて「戦20なんですが入れてもらえませんか?」とお願いしてみた。そしたらOKとの事。ラッキー! このパーティーのリーダーはソフィアさんという人で、次々にモンスターを崖下まで引っ張ってきて、戦闘するスタイル。崖の下で戦うと背後を心配する必要が無いので、乱入される心配が少なくて安全なのだ。

 普通だと、より多い経験値を求めてモンスターの選り好みをするものだけれど、この人の場合は選り好みせず、見つけたらすぐに引っ張ってくるようだ。この方法だと1回で得られる経験値が必ずしも多くはないが、待っている時間が少ないので単位時間当たりの経験値としては多くなる。こんなにテキパキと行動する人は初めて見たわ。非常に安定して戦えた。この人はリーダーの素質が高いと見た。

 この週末は金曜の夜からシステムが不安定で、しょっちゅう「強制切断」になっていた。スクゥエア側でもそれは認識していて、何とか対策をしているようなのだが、日曜の昼の段階でも完全に安定してはいないようだった。本当は一旦サーバーを完全に止めて対策をしたい所が、土日は利用者が多いのでできるだけ完全閉鎖せずに対処しようとしているのかもしれない。(勝手な想像)

 さてその夜。またマウラでパーティーを探したが、ソフィアさんらはまだログインしていない模様。仕方なくそこらにいる人に声をかけて3人パーティー結成。他の人への声掛けにはだいぶ慣れてきた。赤魔道士はシャイネさん、黒魔道士はマミさんという人を仲間にできたが、肝心の白魔道士が見つからない。いつまでも待っている訳にいかないので、白無しで外に出る事にした。白無しでも弱い敵ならば勝てるだろうと踏んだのだ。確かに白無しでもそこそこ戦える。でもやっぱり回復魔法が弱いので強い敵には手が出ない。そこにシーフのボルフィードさんや白のソフィアさんらが合流。これで戦士・白・黒・赤・シーフとバランス良く揃ったので、いよいよ本格的に戦う事に。勇んで町の外に出てみたらゴブリンやキリン、サカナなどが町の入り口にタムロしていた。誰かがトレインで連れてきてしまったようだ。小手調べだとばかりに手近なゴブリンを撃破。さすがに楽勝。次はどいつだ?と思って見回してみたらまだサカナが残っていた。次はサカナだ!とばかりに襲いかかった。が、こいつは「とても強い」敵であった。

 以前ならば「とても強い」でも問題なく戦えたのだが、例の仕様変更のため剣による攻撃が全く当たらない。その一方で魔法攻撃は着実にダメージを与えている。そのためサカナは黒魔道士のマミさんにターゲットを変更した。マミさんに突進するサカナ。「ギャン!」という衝撃音と共にマミさん一撃で死亡! 「とて強」相手では防御力の低い魔法使いはひとたまりもない。これはマジでヤバいかも!と思ったが、この時点でサカナのHPもかなり減っていたため、みんなで叩きまくり何とか勝利。後にはマミさんの死体だけが残った・・・。

 みんなでマミさんの死体を囲み休憩ポーズ。休憩ポーズは祈っているようなポーズなので、死者の冥福を祈っているような感じになるのだ。俺はこんな時の為に用意しておいたマクロを実行。「安らかに眠るのニャ・・・。Lordyはポロポロと涙を流し泣き始めた」と表示されるマクロだ(^^; この様子は周囲にいた人たちの注目を集めた。と、そこに通りすがりの人が「レイズしてあげましょうか?」と発言。

 「え? レイズを使えるんですか!?」

 FFシリーズをやってる人にはお馴染みだけど、レイズは蘇生魔法。死んだキャラを復活させる事ができる魔法だ。FF11では、レイズを使えるのは白のレベル25からで、まだまだ使える人はそんなに多くない。

 「おねがいします!」
 「復活させてあげて下さい!」
 「わかりました」

 その人はマミさんの死体のそばに立ってレイズを唱え始めた。やたらに長い詠唱時間の後にレイズが発動。マミさんの死体が光に包まれつつ浮き上がり、フワーっと立ち上がった!

 「おおお!」
 「すげー!」
 「レイズって初めてみた!」
 「やったー!ありがとう!ありがとうございますー!!(泣)」

 マミさん大驚喜!! レイズを唱えてくれた白魔道士の人は、すぐに休憩に入った。どうやらレイズは1回で相当のMPを消費するようだ。こうしてマミさんは奇跡の復活を遂げ、その白魔道士は名も名乗らず立ち去っていったのだった。(と言っても名前は頭の上に表示されているからすぐ判るんだけどね(^^;)

 「エエもん見してもらいましたわ」

 なお、レイズで復活した直後はHPやMPの上限が極端に下がった衰弱状態で復活するため、そのまますぐに戦闘はできない。5分くらい待っていると元の状態に復帰するようだ。また、レイズで復活してもある程度は経験値が減ってしまうそうだ。

 その後、安定して戦い続け、もうすぐレベル21になるというところでシステム不安定のため通信が強制切断さて、その日はそのまま終了となった。この日のメンバーはなかなか良いと思ったので「フレンド登録」をお願いしたらみんなから了承の返事が返ってきた。めでたしめでたし。


【復活魔法レイズについて】
 俺はつい最近までレイズを使える人(通称「レイズナー」)を見た事が無かった。レイズは白魔道士のレベル25で覚えられる魔法だから、唱えられる人はそれなりにいたはずなのだが、その人口はかなり少なかったのだろう。しかし最近になってレイズナー人口が増えてきたようで、時々見られるようになってきた。

 レベル13〜18くらいの人がレベル上げをするような地域でレベル25の白魔道士がチビチビと戦っていた。どうしてレベル25の人がこんな所で1人でいるんだろう?と思って声を掛けてみたら、この地域は無理な戦闘で死んでしまう人が多いので、そういう人を見つけてはレイズを掛けて回っているのだという。

 なるほど、確かにその周辺はレベル21の俺でも油断すると危ないという地域だけれど、レベル15以下の人でも無理を承知で戦っている。そういう人はちょっとしたミスや不運で死ぬ可能性が高い。レイズも他の魔法と同様に、使えば使うほどスキルが上がるようなので、練習の為にそういう人を探してはレイズを掛けて回っているそうな。いい話ではある。しかしそういうレイズナーが多くなってきたため、死んだ時にレイズナーが来るのをずっと待ち続ける風潮が出てきたのはちょっとアレだな、とも思った。

 「辻ケアル」と言って、道ばたに立って無作為にケアルをかけて回る行為がある。かけてもらう側としては、見知らぬ人に助けてもらって非常に有り難いのだが、中には「辻ケアル」を当然の事だとして要求するような図々しいヤツもいるという。それと同じで「辻レイズ」を当然の事として要求するヤツが出てきそうなそんな嫌な予感がした。


【ゲームマスターを見た】
 以前にもあったけれど、またバグを利用した不正行為があったらしい。競売所システムに何かバグがあって、それを利用して大金を稼いでいた人がいたそうな。FFのルールでは、そういう不正利用できるようなバグを発見した場合にはすぐにゲームマスターに報告しなければならない事になっていて、それを利用して不正に利益を得た人はプレイオンラインからの退会処分される事があるという(アカウント削除、通称「アカバン」)。 で、今この影響で競売所が一時取引停止状態になった。

 ここでいうゲームマスターとは、ゲーム世界で不正や迷惑行為を取り締まっている専門スタッフの事で、実際にゲーム内にキャラクターとして現れる。昨夜初めてゲームマスターを目撃したよ。誰かが何かをゲームマスターに訴えていた所だった(左の写真の赤い鎧の人がゲームマスター)。

 ゲームマスターも他のプレーヤーと同じように戦士の格好をしていて、ターゲットすればその装備品を見る事ができる。俺はやらなかったけれど、実際に調べてみたパーティー仲間の話では、それは「攻撃力+99」とか「防御力+99」とか、要するに究極の装備だったそうだ。外見的にも変わった装備で、ゆらゆら陽炎みたいな効果がいつも出ていてはっきり見えない不思議な装備だった。


【レベル50の人を見た】
 その夜、「シャクラミ地下迷宮」というダンジョンに入ってみたらレベル50の人が2人いた! それも上級ジョブである所の「ナイト」のレベル50だ!! このダンジョンはウィンダス国で始めた人がレベル20くらいの頃に入らなければならなくなるダンジョンなんだけど、そこにレベル50の人がわざわざ来ているという事は、このダンジョンには何か重要な秘密があるという事だと見たね。そうでもなけりゃこんな所に来る理由が無い。


【パーティ編成について】
 パーティーを組んで戦った方が絶対にリスクが少なくて効率が良いのだがそうそう簡単にパーティに入れてもらえるわけではない。その一番の障害はジョブとレベルだ。得られる経験値はそのパーティーで一番レベルの高い人のレベルを基準にして算出されるため、レベルの低い人は実入りが少なくなってしまう。

 例えばある敵に勝った時、レベル10の人だったら経験値200もらえるが、レベル20の人だと経験値10しかもらえないとする。で、レベル10の人とレベル20の人がパーティーを組んでその敵に勝った場合、レベル20の人が得られる経験値が基準になるため、レベル10の人は経験値10程度しかもらえない。つまりパーティーではレベルが低い人ほどメリットが少なくなってしまう訳だ。

 俺の実感としては、自分のレベルの±2レベルくらいの人とでないとパーティーを組む時に抵抗を感じるなあ。(特別な目的がある時は別) この日「ダイノジ」という人に偶然出会いパーティーを組んだ。この人は俺と同じレベルだった。そのせいか、得られる経験値が意外に多くてお互いに満足できるパーティーだった。

 同じ日に俺よりレベルが4つ上の「カルカル」という人とパーティーを組んでダイノジさんの時と同じ敵と戦ったのだけど、得られる経験値が全然少なくて、カルカルさんの方から「経験値少なくて辛くないですか?」と言われてしまった。3回ほど戦った後、カルカルさんからの提案ですぐにパーティーを解散した。やっぱりレベルが近い人同士でパーティーを組まないとダメだなと痛感した。

 こんな訳なので、以前一緒に戦ってフレンド登録までしている人でもその後しばらくしてレベルが離れてしまうと、町で出会った時に「では、さようなら」という事になりがち。さびしい・・・。

 で次の日、偶然にもまたダイノジさんに出会い再びパーティーを組んで戦った。もうひとり仲間がいたけどその人も同じレベルだったので、3人とも満足できる経験値で安定した戦いができた。横で見ていたニョーボも「このダイノジって人とは上手くやっていけそう」「もしかしてタイシイさん(ロード黒沢の昔からの友人)なんじゃないの?」などと言っていた(^^; ダイノジさんも「いい感じ」と思ったようで、向こうからフレンド登録の申し込みがあった。非常に嬉しかった。でも毎回必ずダイノジさんと一緒に戦えるわけじゃないから、そのうちレベルに差ができてしまってパーティーが組めなくなる日が来るのかと思うと、ちょっとさびしいのだった。


【安定した経験値稼ぎ】
 ダイノジさん、シゲッチさんら一緒に経験値稼ぎに明け暮れた。夜9時に集合して、夜12時に解散。この狩りで毎晩2千以上の経験値を稼ぎ出し、レベル22に到達。その次の日、ダイノジさんが別の用事で不在だったため、シゲッチさんと2人だけで戦う事にした。しかしやはり2人では戦力不足ですぐ全滅(^^; 俺もシゲッチさんもレベル21にレベルダウン・・・。

 仕方なく街の門の近くでチビチビと戦う事にした。門の近くならば、危なくなったら街に逃げ込めるから安全なのだ。そんな調子で戦っていたら、近くで1人戦っていた「エンペラー」という人が「私も入れてもらえませんか?」と話しかけてきた。渡りに船とばかりにすぐパーティーに入ってもらった。これで「強そう」の敵とでも十分に勝てるようになり、その後はバシバシ戦い続けて気が付けば2500以上の経験値を稼ぎ出していた。エンペラーさんも大満足で「明日もこの辺りにいますので、また一緒にやりたいですね」と言っていた。

 1回当たり経験値という意味では、もっとたくさんの経験値が得られる地域があるのだが、そういう所は敵が物凄く強くて死亡する危険性が高い。今までそういう所で何度も痛い目に遭ってきているので、適度な難易度の地域で稼ぐようにしたのだった。そしてやっぱりこれが正解だと思っている。


【交渉と会話】
 それにしても、他の人に話しかけてパーティーを組む交渉をするのにはすっかり慣れてしまったなあ。最初の頃は恐る恐る・・・という感じで、なかなかこちらからは話しかけられなかったけれど、今ではもう気軽に交渉できるようになった。その地域に関する知識や経験が豊富だとか、その地域ではマイキャラがソロでも負けないくら強いとか、そういう自信がある場合には余裕を持って交渉できるね。逆に、自信が無い場合はより強い経験豊富な人に「全てお任せ」という状況になりがちだ。

 FF11内でのプレーヤー同士の会話には独特のクセがある。
(1)「うい」「あい」「おk」
 同意を表す言葉。「はい」とか「わかりました」などと同じ意味だが、ローマ字入力の場合これらは「はい」よりも少ない打鍵で入力できるので多用されている。「おk」は、本来「OK」という打ちたい所を、文字変換する省略しているため「O」が「お」になっているワケだ。

 FF11ではゲーム操作と同時にチャットも行わなければならず、かつ迅速な入力も求められているため、できるだけ少ない打鍵で表現する工夫(?)が行われている。

(2)最後に長音記号を付ける
 「よろしく」と言わずに「よろしくー」。「さよなら」と言わずに「さよならー」など、言葉の最後に「ー」や「〜」を付ける事が多い。

 「ー」や「〜」を付けるとちょっと甘えたニュアンスになり、文字だけのコミュニケーションから堅い感じを和らげる事ができる。相手に失礼にならないよう丁寧な言葉を使いたいものの、それだけだと仕事のミーティングみたいな堅苦しい感じになってしまうので、このような表現が多用されるようになったと思われる。

(3)極端な短縮型
 「おめでとう」 → 「おめ〜」
 「よろしくお願いします」 → 「よろ〜」
 「お疲れ様でした」 → 「おつ〜」
 「行ってらっしゃい」 → 「いてら〜」
 「お帰りなさい」 → 「おか〜」
 「ありがとうございました」 → 「あり〜」
 ・・・という具合に、極端に短縮した言葉が使われる事がある。俺はあんまり良い感じには思っていないので使っていない。

(4)笑い記号
 小文字の「w」が「(^^;」と同じような笑いを表す記号として使われている。恐らく「(笑)」「(warai)」と書くのを極端に省略した物だろう。

(5)変なマクロ表現
 「○○は●●の背中に納豆を詰め込み始めた!」
 「○○は●●の髭を一本一本着実に抜き始めた!」
 「○○は●●の周りにバナナの皮をばらまいた!」
 「○○は●●の尻尾に噛みついた!」
 「○○は●●のひたいに肉という字を書き込んだ!」
 など、オリジナルの感情表現をマクロに登録しておいて、ここぞという時に使って笑いをとる人をよく見掛ける。6人パーティーなら最低1人はいる感じ。よくもまあこんなマクロを・・・よっぽど暇なのか?と思うような、奇天烈な表現を連発する人もいる。あくまで遊び。決まり切ったやり取りになりがちな会話にアクセントをつける役割があり、いかにしてウケを取るか、センスが問われる。


【船上の戦場】
 この日は船に乗ってセルビナに行ったのだが、甲板で釣りをしている人がいた。モンスターを釣り上げてしまったらどうするつもりだろう・・・と思って、離れた所で見ていたら、モンスターを釣り上げても戦って倒してしまっていた。(右の写真は、甲板にいるモンスターを操舵室から見ている所)

 なら安心だ、と思って近くに寄っていったら、またその人がモンスターを釣り上げた。そしたらそのモンスターが俺にターゲットを合わせて襲いかかってきた(^^; ひー!

 俺の中では「海で釣り上げられるモンスターはとても強い!」というイメージがあったので、非常に焦った。でも、その釣った人が「あ、ごめんごめん」と言いながらあっさりモンスターを倒してしまった。調べてみたら「楽な相手」だったので、俺が戦っても勝てたようだ。その人は釣りをしながら「おひとりですか?」「船旅はいいですなあ」などと、まるで本当の船旅に乗り合わせたような世間話をしていた。


【またバージョンアップ】
 またFFのバージョンアップが行われた。先のバージョンアップでレベル格差を強調する方向に仕様変更されたのを、今度はそれを緩和する方向に再修正だそうだ。確かに格上の敵に対して攻撃が当たりやすくなった感じだ。

 あと、今までは自分より格上の敵は「強そうだ」「とても強そうだ」の2種類しか判別できなかったが、今度はその更に上の敵として「とてもとても強そうだ」とか「その強さは計り知れない」という判別が出るようになった。これ以外にもかなり多数の変更や追加が行われた模様。

 一番驚いたのが「銃」が武器として登場した事。FFの定番として「でっかい剣」と「でっかい銃」というのがあると思うのだが、FF11でも銃が出てくるに違いないという意見は前からあった。で、今回のバージョンアップで狩人専用武器として火縄銃みたいな銃が加わったとの事。

 でも、矢や弾丸は1発単位の消耗品で、しかも1発あたりの価格がかなり高い(1本100G以上する矢もある!)ので、ほとんどプレーヤーにとっては矢や銃は夢のまた夢という感じ。そんな高価な矢や弾丸を使っても割に合うような敵が登場するという事なのだろうか・・・?


【白魔道士を育てる】
 連日の経験値稼ぎのおかげで戦士のレベルが22を超えた。それはつまりサポートジョブをレベル11までの能力で使えるという事を意味する。で、レベル11というのは白魔道士が「ケアル2」を使えるレベルなのだ。

 白魔道士が最初から使える回復魔法「ケアル」は、1回当たり10〜20程度しかHPが回復しないので、敵の攻撃が本格的になるタロンギ渓谷あたりからはあんまり役に立たなくなる。それ以降の冒険では、より回復量が多い「ケアル2」が必要になる(ケアル2では60以上回復できる)。という訳で、白魔道士のレベルを11まで育てる事にした。

 白魔道士メインにジョブチェンジして、町の近くでチビチビと経験値稼ぎ。(左の写真が、白魔道士になったローディーだ。いつもの殺伐とした雰囲気から一変。)

 しかし戦士の時にも経験したがレベル8〜11くらいには壁がある。レベル1〜5の頃はそれほど強敵もおらず、ソロの1回で得られる経験値も50くらいは普通に出るので、割と簡単にレベルが上がる。しかし徐々に得られる経験値が少なくなっていき、レベル8あたりになると安全で美味しい敵というのが見あたらなくなる。しかしだからと言ってより強力な敵がいるタロンギ渓谷に行くには非力すぎる。タロンギ渓谷で戦うには「ケアル2」が欲しい所だが、「ケアル2」を使えるようになるためにタロンギ渓谷に行かなければならないという、本末転倒な状況になる。という訳で、危険を承知でタロンギ渓谷に行くか、あるいは町の近くでチビチビと細かく稼ぐかの選択になる。

 最初は1人でチビチビと稼いでいたのだが、やはり効率が悪い。パーティーを組んだ方が効率がいいはずだと思って、近くで戦っていたソロの人に声をかけてパーティー結成。みんな最近始めたばかりの人たちで、クエストもミッションもやっていないような感じ。本当に初心者だ。それでちょっと強めの敵が出る所に行ってみたのだが、これが意外なほど得られる経験値が少ない。「もしかして、ソロでやってた方が実入りがいい?」と思えるほどに。やはりレベル8くらいだと戦える敵が中途半端で、うまく行かないみたいだ。

 この時は結局、その初心者の指導を兼ねてあちこちでやり方を教えて回り、経験値としてはほとんど増えずに解散となった。まあ、戦いに疲れた時には初心者の指導も悪くない。

 次の日はひたすらソロで経験値を稼いだ。「丁度良い」の敵だとギリギリで勝利できて経験値50〜70程度。まあ、実入りは悪くないがリスクも大きい。そんな状況でチビチビとレベル10まで成長させた。

 そんな時、近くにいた人から「パーティー組んでタロンギ渓谷に行きませんか?」と声がかかった。そっちのメンバーを見るとレベル10〜9ながら暗黒騎士、戦士、白魔道士、黒魔道士とバランスが取れている。これはチャンスだと思いパーティーに参加した。で、タロンギ渓谷の入り口付近で安全に戦うのかと思っていたら、ズンズン奥へ入り、キリンとか強ゴブリンとかが出る危険な地域へ突入(^^; レベル10でこの辺りの敵に歯が立つのだろうか? 自分の経験から言えば非常に危険だと思うのだが、今さら後へは退けない状況。俺は死を覚悟した。

 で、「強そう」の敵だけを相手に戦ってみようという事になり、試しにキリンとやってみた。回復が「ケアル」のみなので、戦闘中は常にケアルを唱え続けていなければならない状態。MPが切れたらアウトだが、何とか勝利。

 「強そう」の敵ならば勝てるという事がわかった。しかし「強そう」の敵はそんなに多くなく、「とても強そう」の敵がほとんどだ。「強そう」を探し回るのは大変なので、「とても強そう」とも戦うか? という話になったが、ここら辺で戦った経験があるのは俺と暗黒騎士の2人のみ。他の人は最近始めたばかりの初心者なので「おまかせします」状態。どうせ「とて強」と戦うならブブリム半島のウサギとやった方がいいんじゃないか?という話になり、より危険なブブリム半島に行く事に。どんどん死の淵へと近づくパーティー(^^;

 タロンギ峡谷との境界に近い辺りで戦い、危なかったらすぐにタロンギ渓谷に逃げるという事になったが、でも、昔俺がブブリム半島のウサギと戦った時はレベル13くらいでもほとんどダメージが与えられなかったような気が・・・。またまた死を覚悟した(^^;;;;;;; 初心者メンバーは「とんでもない所まで連れてこられてしまった(^^;」 とビビっていた。こうして「とても強そう」のウサギと戦闘になったのだが、さすがに強くてケアルによる貧弱な回復ではHP回復が間に合わない。敵に与えるダメージが少ないため長期戦になり、MPが枯渇。でも何とかギリギリで勝利。

 リスクが大きいし「とてもとても強い」の敵もいるので、やっぱりタロンギ渓谷に戻る事に。ただし「とても強い」のキリンで試してみようという事になった。で、「とても強い」のキリンとやってみたら、ウサギと同じかやや安全という程度の危険性で何とか勝利。途中2度ほど全滅の危険を経験しながらも(俺も1回死亡)1回で得られる経験値が100前後と多いため、グングン経験値が貯まっていった。

 こうしてその夜のうちにレベル11にレベルアップ。ケアル2を唱えられるようになったらかなり戦闘が楽になり、他のメンバーも次々にレベルアップしていった。深夜12時半になった辺りで「もうそろそろ寝ます」という声が上がり、町に帰って解散となった。みんな大満足の充実したパーティー戦だった。


【シャクラミ迷宮に挑戦】
 白魔道士を育てていたらミルキーさんから連絡が来た。

 「シャクラミ迷宮に行くんだけど一緒に行かない?」

 おお! 長年の懸案であったシャクラミ迷宮! すぐ戦士にジョブチェンジして駆けつけた。このシャクラミ迷宮とはタロンギ渓谷にあるダンジョンで、この奥にある瑠璃サンゴという物を取ってこないといけないのだが、途中に出る敵がメチャクチャ強いので、ずっとクリアできずにいたのだった。

 ミルキーさんら、お馴染みのパーティーは以前会った時からほとんどレベルアップしておらずレベル18程度。俺だけがレベル23。しかし結論から言えば、レベル23でも全く歯が立たず全滅(^^; 洞窟内は狭く、強ゴブリンがすぐにリンクしてしまう。1体だけなら何とか勝てるが、2体以上ではもうダメだ。

 そして強ゴブよりも更に強いサソリが登場。リンクされても突進し、瑠璃サンゴを取るという戦法が唯一の作戦だ。もちろん自分は死んでしまうが、瑠璃サンゴを取った後なら死んでもアイテムは残るので、クリアした事になるのだ。パーティーの他のメンバーはこの方法で瑠璃サンゴをゲットしたが、俺は失敗。死亡した。無念だー!(^^;

[2002/07/14]
Copyright (C) 2002 SQUARE CO.,LTD. All Rights Reserved.


戻る