ファイナルファンタジーXI
(11:悪のドラゴン出現編)

遂に姿を現した闇の軍団!



【イベントで盛り上がる夜に】
 先日シャクラミ迷宮で一緒に生死の境をさまよったトークンさん。この日はサンドリア王国郊外の「竜王の墓」で一緒に戦う約束をしていた。しかし思いのほか敵が貧弱で全く経験値稼ぎにならい事が判明。昔ここに来た時にはゴブリンに追いかけ回された末に死んだというのに、今じゃあそのゴブリンが「練習相手にもならない」という評価。俺も知らない内に強くなっちゃったなあ〜。

 で、トークンさんが「他にどこか稼げるところ知らない?」と言うので、俺の提案でジャグナー森林という所に行ってみましょうという事になった。ジャグナー森林にいる変なカエルみたいなキノコみたいなヤツが落とす「マヨイタケ」というキノコが必要になるクエストがあるのだが、ウインダスからだとジャグナー森林はかなり遠く、またレベル24程度のソロでは戦えないので、これまでずっとペンディングになっていたのだった。トークンさんはクエストをほとんどこなしていないそうで、そんなクエストがあるとは知らなかったなどと言っていた。

 ところでこの夜、FF11製品版としては初めてのスペシャルイベントが開催された。この夜8時から深夜1時までの5時間に限り、どこかに隠れているモーグリを探し出すという内容だ。モーグリは世界中に21匹隠れていて、見つけてくるとポイントが貯まり、ポイント数に応じて特別なアイテムと交換してくれるそうな。そして、参加者のレベルが低い方が高ポイント、人数の多いパーティーで見つけた方が高ポイント、というルールがあるという。

 このためジャグナー森林でも、今まで見た事も無いような大人数のパーティーがずどどどどどーーーっ!!と駆け抜けていく様子が何度も目撃された。ゲーム内の世界はかなり広く、隣の国に移動するだけでも1時間かかったりする。だから制限時間内に行ける範囲はけっこう限られている。だからみんなずどどどーっと走り続けるのだ。

 俺とトークンさんも一応は町に行ってそのイベントの様子を見てきたのだが、既にたくさんの仲間がいる人ならいざ知らず、1人や2人ではあんまり楽しくなさそう・・・だと思ったのだった。しかも、そのスペシャルイベントに参加するため町に多くのプレーヤーが集結してしまったため、町の人口密度が異常に高くなり、処理落ちや通信状態の悪化が発生し、強制切断寸前の危険な状態であった。というワケで町を出て、ジャグナー森林で「マヨイタケ」探しをする事にしたのだった。日本全国がサッカーW杯で盛り上がっている時に、最下位争いのプロ野球中継を見ているような妙な気分だった。

 結局「マヨイタケ」は2時間程度で5個集まり、それが必要になるクエストはその後つつがなく終了させる事ができた。


【船上での釣り、再び】
 これまでも何度か報告してきたけれど、マウラ〜セルビナ間の連絡船の甲板で釣りをする事ができて、しかしたまにモンスターが釣れてしまって、そいつかかなり強いので乗客が全員死亡なんていう笑えない事態が時々発生していた。そんなに危ない船上の釣りなのになぜみんなが釣りをし続けるかというと、船上で釣れるモンスターを倒した時に特別なアイテム「青銅の箱」が出るからなのだ。で、俺もそのアイテムが是非欲しいのだけれど、強いモンスターが釣れてしまった場合、ソロでは死の危険があるため、釣りたいけれど釣れないでいたのだった。

 この日、船に乗った俺は恐る恐る甲板に出てみた。そしたら案の定釣りをしている人が2人ほどいた。この人がモンスターを釣り上げて、もしそれが勝てそうな相手だったら横から入ってササッと倒してしまおうと思った。(その人もアイテム狙いで釣っているのかも知れず、もしそうだった場合にはまさに泥棒猫的行為であり、良い行為とは言えないのだが、その時にはなぜか悪い行為とは思わなかった・・・)

 で、ほどなくその人がモンスターを釣り上げた。見てみると「楽な相手」だ。チャンス!と思って駆け寄ったが、別の方から戦士の人がサササーッと駆け寄ってきて先に戦闘を始めて倒してしまった。俺と同じ考えの人が別にいたのだ。ちぇっ・・・と思って海を眺めていたら、その人が突然「青銅の箱が出たんですけど、欲しい方いませんかー」と叫んだ。

 ええっ? あんた自分が欲しくて戦ったんじゃなかったんだ!? すぐさま駆け寄って「ほしいー」と発言。他の乗客も下の客室から「俺も欲しい」「くれー!」とばかりにぞろぞろ甲板に集まってきた。このアイテムは1人1個しか持てず、しかも他人に渡せないという特別な属性のアイテムなのだが、その人がパーティーを組んでいてロットインをする前ならば、パーティーに参加すればそのアイテムを入手する事が可能なのだ。

 結局、俺が一番先に駆け付けたという事が評価され、青銅の箱は俺の物になった。やった! 労せずして重要アイテムゲットだぜ!!(^^;


【装備を一新】
 何とかレベル24に到達。これを期にレベル24から装備できる鎧「チェーンメイル」を始めとするチェーンシリーズを購入した。どれも店で購入すると1個で数万ギルもする(とても買えない)高価な装備品だけれど、取引所のオークションで購入すればその1/4〜1/10という格安値で入手可能なのだ。ただしオークションに目的の物が出品されていなければ、当然買えない訳だが。

 オークションは国ごとに独立しているので、自国の取引所に出品されていなくても、隣の国の取引所にはあるかもしれない。だからどうしても欲しい時には4つある国を全部チェックして回る必要がある。

 現状では、チェーンシリーズはまだ珍しい部類に入る装備で、オークションにはたまにしか出品されていないようだ。どうやら高レベルのパーティーが戦っている難易度の高い地域、具体的にはジュノ大公国の周辺の強敵が落とすアイテムらしい。という事は、チェーンシリーズはジュノの取引所に出品されている可能性が一番高い。(サンドリア王国の武具店では常時売られているが、メチャメチャ高価なため、とても買えない)

 という訳でジュノに行ってオークションをチェックしてみた。すると運良く1個だけチェーンメイルが出品されているのを発見! 持ち金のほとんどを投入して落札成功。

 その後、それまで装備していたボーンシリーズの装備を売却してその金でチェーンホーズ(ズボン)、チェーンミトン(小手)などを落札。これらもサンドリアの店で購入したら1個3〜4万Gもする品だけど、オークションではその1/10程度で購入できる。ただしオークションなら必ず安いという訳でもなくて、珍しいアイテムの場合には店頭価格とほとんど変わらない強気な値付けになっている物もあるようだ。

 さて、こうしてレベル24で望みうる最高の防具を揃える事ができた。このチェーンシリーズの装備の一番の特長は、とにかく「かっこいい!」という事に尽きる。これまで装備してきた鎧は、野暮ったくてダサいか、あるいはこれは鎧じゃなくて服なんじゃないか?という物ばかりだった。しかしこのチェーンメイルはスマートで色使いもかっこいい。

 以前初めてこの鎧を装備している人を目撃した時、思わず「え!何?その鎧かっこいい!!」「なんていう鎧なの?教えてー!」とか思ったものだった。だからレベル24になったら絶対にチェーンメイルを買おうと思っていたのだった。

 今回自分で装備してみての感想だけど、この鎧を装備すると着やせします! 鎖かたびらが身体の曲線にフィットするので身体が細く見えるのです。そしておっぱいのふくらみも潰れず、乳房のふっくらとした感じが出るのですよ!(右の写真) これには思わず生唾ゴックンです(^^; 前に装備していた鎧では、ここがまるでサラシを巻いているような感じでおっぱいを押しつぶしていたたため色気ゼロでしたが、このチェーンメイルではその方面の趣味も大満足です。猫娘だからおっぱいまで短い体毛がびっしり生えていて、触ったら気持ちよさそうだニャー・・・などと妄想が広がり、思わずアップ画面にして鑑賞してしまいました。ジュルル・・・(^^; (あんた、いい加減にしなさいよ!(-_-# byニョーボ)


【防具は揃ったけれど、武器は?】
 さて、チェーンシリーズで防具は望みうる最高の物が揃ったけれど、武器はずっと同じまま。最近自分の攻撃力不足が気になってきていたので、武器もレベルアップさせたいと思っていた。ところが、いくら調べても今装備している物よりも良さそうな武器が見つからない。いや、正確に言えば、今のより良い武器は存在するのだが、今のとの差が小さくて、わざわざ高い金を払って買う気になれないのだ。

 武器単体の攻撃力という意味では、片手剣よりも両手剣の方がダントツに優れていて、両手剣にしようかな・・・とも迷ったのだが、オークションでも値段がかなり高かった事もあって、結局片手斧「バトルアクス」を購入した。

 この「バトルアクス」は攻撃力20。今まで使っていた「ボーンアクス」は16。片手剣「アイアンソード」は14。この数字だけ見るとアイアンソードよりもバトルアクスの方が絶対に良いように思えるが、実際の使い勝手という意味ではあまり良くない。

 与えるダメージは確かに多目ではあるけれど、圧倒的に多いという程ではないし、使えるウエポンスキルが貧弱なのが一番の問題だ。アイアンソードだと「レッドロータス」という剣技が使えて、これが技連携させ易いため使い勝手が非常に良い。この剣技があるため片手剣はどうしても手放せないのだ。だからもっと強い片手剣が欲しい所だが、レベル30を超える辺りまではアイアンソードで行くしかないようだ。

 この他には両手槍の「スピア」というのが攻撃力が高くて良さそうに思えたが、この武器はサンドリア王国がコンクエスト第1位になった時にだけ店頭に並ぶそうで、今のサンドリアは最下位なので、当分買えそうにないのだった・・・。ある意味けっこう珍しい武器なので、オークションにはほとんど出品されないようだ。


【にゃあにゃあ団登場!】
 マウラの辺りで仲間を探していたら、セシリアさんという人とパーティーを組む事になった。この人、俺のキャラであるローディーと同種同色のキャラで、セシリアさんは「自分にソックリな人がやってきたので驚いた」そうだ。

 で、2人でマッタリと経験値稼ぎをしたのだが、突然「『にゃあにゃあ団』に入ります?」などと切り出してきた。「にゃあにゃあ団」とは、セシリアさんが中心になって結成されたゲーム内のサークルで、セシリアさんみたいな猫娘キャラが中心メンバーなのだそうだ。セシリアさんは自分のホームページを持っていて、その中に「にゃあにゃあ団」のページもあるという。

 この日は特に入るとも入らないとも返事をしなかったのだが、次の日も別の場所で偶然出会ってしまい、「今日は『にゃあにゃあ団』の集会があるんだけど、来ます?」と誘われたので、俺もその集会に行ってみる事にした。

 場所はバストゥーク共和国の飛空艇発着所ロビー。にゃあにゃあ団のある人が遂に飛空艇パスをゲットし、つまり飛空艇に乗れるようになったので、みんなで囲んで(嫌がらせ半分で)祝福するのだそうだ。で、その人が実際に飛空艇に乗ってやってきたので、出口の所でみんなでその人を囲んでパチパチと拍手。「あんまり楽しくないでしょうが、これは嫌がらせなので」と言ってみんなで拍手し続けた(^^; なかなか楽しい人達じゃないですか。団員の中には、昔一緒に戦ったウインディさんもいた。(向こうが俺の事を覚えているかどうかは不明だが)

 後は噴水の所に集まって記念写真(左の写真)を撮ったり釣りをしたりした。

 「にゃあにゃあ団」のメンバーになったからと言ってすぐに何かメリットとか義務とかある訳ではない。フレンド登録のもっとゆるい関係みたいな感じだな。

 セシリアさんからにゃあにゃあ団のリンクパールという物をもらった。このリンクパールを装備すると、他のメンバーといつでも会話ができるのだ。だから「これから○○に行くんですけど、一緒に行ける人いますかー」などと他の団員に呼びかける事も可能だ。


【置いてきぼりの人を見捨てない】
 現在、ランク3になるためのミッションを遂行中。トークンさん、セリカさんら、シャクラミ迷宮の時と同じメンバーで挑戦していて、もう後はダンジョンの奥にいるボスを倒すだけ、という所まで来ている。ボスを倒せばランク3になれるのだ。で、ミルキーさんやスチールさんなど、かなり前からのフレンド連中も実はほぼ同じ進行具合で、できる事ならばこのボス戦に一緒に連れて行きたいと思って、数日前に声を掛けていた。

 でも特にミルキーさんのレベルが19と低迷しているため、直通会話で「また一緒に戦いたいですね」と声を掛けても「レベル差が開いてしまって、もう一緒にやれないねえ・・・」などと寂しい事を言うのだった。ああ、この置いてきぼりにされてしまった感覚は痛いほどわかる。ミルキーさんは弱気だけれど、俺はミルキーさんを見捨てない。今後は同じ進行具合のパーティーで挑まなければならないミッションが続くようなので、進行具合の近い仲間はとっても大切なのだ。

 今夜、トークンさん、セリカさんらとボス戦に行こうという約束になっていて、それにはもう間に合わないけれど、ミルキーさんやスチールさんがボス戦をやる時には必ず手伝ってあげるつもりだ。(クリアした人は未クリアの人を手伝う事ができるのだ)


【見つめ合う2人】
 以前報告した2人を覚えているだろうか? 戦士のZさんと白魔道士のMさんのカップルを。もう1ヶ月以上前だが、偶然この2人と一緒のパーティーに入り一緒に戦った際、この2人は実際に恋人同士の男女に違いないと直感したのだった。Mさんは女性で、Zさんがその彼氏だ。

 その後も時々この2人組を目撃したが、いつも一緒に行動しているようだったので、最初は単なる仮説に過ぎなかった「2人は恋人説」は、もはや確認された事実として認識されるようになったのだった。

 そして先日、ウインダスのモグハウス前でこの2人を発見! この2人ってば、お互いに見つめ合う形でずーっと立ってやんの(^^; (右の写真)

 しばらく経ってから行ってもまだそこで見つめ合っていたので、もしかしたらログインしたまま放置していたのかもしれない。そして、「現実の2人は離ればなれだけど、ゲームの中の2人はいつも見つめ合ってるのよ」などと、ロマンチックな想像をしているのかもしれない・・・。くぁーーーーーっ!!


【ドラゴン戦への道のり】
 こいつに勝てばランク3になれるというドラゴンがいるダンジョン。俺とトークンさんとセリカさん。シャクラミ迷宮以来の3人パーティーはいよいよそのダンジョンに入れる資格を得、後は突入するだけという段階まで来ていた。でも3人だけではさすがに勝てないだろうという事で仲間を募った。

 しかしこの戦いは普通と違い、誰でも参加できる訳ではない。どういう事かと言うと、この戦いはウインダス国からの指令で戦っている物なので、まずウインダス国民でないと参加できない。そして、国から指令(ミッション)を受けてここに来ている人しか参加できない。そういう限られた条件の人を探すのはかなり難しい。

 この日セリカさんのスカウトで、リエチャンさんモトレーさんの2人が仲間になった。これで5人パーティーになったからもう大丈夫だろうという事で、いよいよダンジョンへ出発!

 このダンジョンについては昨日の段階で、トークンさんらと一緒に一番奥の所まで行って様子を見てきているので、迷う事無くズンズン進む。で、いよいよドラゴンのいる部屋に突入だ!という段になって問題発覚! リエチャンさんとモトレーさんが部屋に入れないのだ。「入る」という選択肢が表示されないので、入りたくても入れないのだ。

 詳しく話を聞いてみた結果、2人はこのミッションを俺たちとは逆回りに回っているという事が判明。実はこのミッションは、「サンドリア国での仕事→バストゥーク国での仕事」という順番にやるのと、その逆の順番にやるのの2通りのやり方があり、それぞれ別のイベントが発生するため、お互いに協力できないのだ。

 こういう問題があるという事は事前にネットの攻略情報とかで調べておかなければわからない事であり、それを知らずにプレーしている人は多いようだ。だから事前に確認せずに町を出発してしまった事を責める事はできない。(俺は知っていたので、俺がちゃんと確認しておけばこんな事には・・・)

 非常に残念だがもうどうしようもないのでこの場は断念。涙を飲んで町に帰った。

 町に帰った俺とトークンさんセリカさんの3人は顔を見合わせてしばし沈黙・・・。
 「どうしよう・・・」
 「町にいるウインダス出身者でランク2の人に片っ端から声をかけるしかないねえ」
 「やるしかないですね・・・」

 「エリアごとに手分けしてやりましょう」
 「俺、商業区やるわ」
 「じゃあ、私は鉱山区を」
 「私は大工房をやります」

 (交渉中・・・・)

 「ダメだ、条件に合う人がほとんどいない・・・」
 「俺、今断られちゃったよ」
 「こっちの人は逆回りコースだそうです」
 「今夜はもう無理くさいね・・・」

 この時点で夜の12時だったので、もう今夜はあきらめる事になった。そして、ドラゴン戦をその週の金曜の夜に設定し、それまでに各人仲間を探しておくという事で解散した。


【そして次の日・・・】
 いろいろ調査した結果、ランク3以上の人、つまり一度でもこのドラゴンに勝った経験のある人ならば、国籍に関係なくドラゴン戦の助っ人になれるという事が判明。「国籍が違うとダメ」とかいう噂もあったけれど、それは誤認かウソ情報だったようだ。そういう事ならば話はだいぶ簡単だ。ランク3以上の知り合いに声をかけてみようと思った。でもドラゴン戦は金曜夜という約束なので、この夜(水曜夜)はのんびりクエストでもやって過ごそうと思った。

 で、バストゥーク郊外で何気なくサーチしてみたら古い友人のヌーさんが同じエリアにいるのを発見。ヌーさんは現在レベル30だけど、ランクは2だ。という事はヌーさんはまだドラゴンと戦っていないという事だ。これはチャンスと思い早速連絡を取ってみた。

 「ヌーさん、ミッションやってます?」
 「今日はドラゴンと戦うためにバストゥークに来た所なんですよ」
 「え! 私もそのドラゴンと戦う仲間を探している所なんです!!」
 「おお! じゃあ一緒にやりましょうよ!」

 俺としてはトークンさんセリカさんらとの金曜夜の約束があるので、今からすぐというのは一瞬躊躇したが、でも自分が先にランク3になっても手伝う事はできるから、今日やっちゃおうと決意。で、ヌーさんが仲間に呼びかけたら大勢の人が応援に来てくれる事になり、何と5人もの応援が今すぐ駆け付けて来るという! ヌーさんの人脈、恐るべし!!(^^;

 俺はトークンさんセリカさんがいないかどうかを随時チェック。トークンさんがログインしていたのでさっそく連絡を取った。トークンさんは大急ぎで駆け付けてきた。


【変態肌着軍団現る!】
 それにしてもヌーさんの格好が変なのが気になる。ヌーさんの装備はどう見てもレベル30の人には見えない貧弱な装備。この装備は一番最初に持っている装備で、鎧というよりは単なる普段着だ。

 「ヌーさんのその格好は趣味なの?」
 「趣味です。可愛いでしょう?」

 この服装が好きだから(防御力は低いけれど)敢えてこの格好をしているのだそうだ。

 「見た目レベル30には見えませんよね」
 「そうだね」
 「『俺は高レベルだから裸で戦う!』って言う人がいたりして(^^;」
 「いるよ。今こちらに向かっている僕の友達がそうです」
 「ええっ!?(^^;;;;」

 そこにヌーさんの友達が到着。見るとみんな肌着姿のままだ。初期装備の服ですら装備していない状態だ。これはもう裸と同じ。普通だったら鎧とか兜とかを装備しているのが当たり前なのに、この人達は敢えてそういう装備を外し、肌着状態で歩き回っている。あるいは、胴体は肌着で頭に兜だけかぶっているとか、奇妙なセンスの着こなしだ。(変態?)
 その肌着軍団が5人も集結している姿はかなり異様だ。(左の写真)

 「・・・みなさん、いつもそういう格好なんですか?」
 「そうです。これが我々の正装です

 「この人たちって・・・なんか・・・変(^^;」
 「ああ、『変』なんて言うとみんな喜ぶから言わないで(笑)」

 何か、やたらに濃い連中が集まってしまったが、とにかく戦力は十分に整った。聞けば、彼らはもう何度もドラゴン戦の手助けをしているそうで、(見た目はともかく)非常に頼もしい。こうしてヌーさん、トークンさん、俺を含む8人で目的地に向かった。ちなみにセリカさんは、何度もチェックしてみたがこの日はログインしなかったようで、結局連絡は取れなかった。

 さて、現場に到着。8人ではドラゴンと戦えないので、事前に4人ずつに編成し直しいざ突入!! 敵はドラゴンと、それを召還した一つ目小僧みたいな悪魔系モンスター。俺は一つ目小僧の方を担当し、肌着軍団の人がドラゴンを担当した。(さすがにここでは鎧兜を装備していた)

 いざ対決! ローディーは途中で眠らされてしまいなかなか目が覚めないので非常に焦ったが、先にドラゴンをかたづけた肌着軍団の人が助けてくれて、割と楽勝だった。そして一つ目小僧が最後に言い残したセリフによって、闇の軍団の存在が明らかに・・・。これまでのストーリーでは、何やらモンスターの間に不穏な動きが見られる・・・という程度だったのが、ここに来て巨大な敵の存在が明確になったわけだ。

 こうして変態肌着軍団のご協力によってみごとドラゴンを倒し、ランク3に昇格する事ができたのだった。それにしてもこの肌着軍団のノリは凄かった。言うセリフのひとつひとつが爆笑もので、もう俺もニョーボも腹を抱えて笑いっぱなし。本当に腹筋が引きつりそうだった(^^;

 で、ふざけてばかりかというとそうではなくて、押さえるべき所はキチンと押さえていた。例えば戦闘に入る前の事前打ち合わせで各人の役割を確認し合い、指示を出しておくなど、プレーヤーとしてかなり熟練した人達である事がうかがい知れた。

 また、トークンさんとヌーさんは初対面のようだったが、俺は両者に共通のフレンドだし、この日偶然通りかかった俺の知らない人がまた両者に共通のフレンドのようだった。やはり友達の友達まで含めれば相当高い割合の人が友人という事になっているようだ。


【ドラゴン戦、パート2】
 俺とトークンさん、ヌーさんは先日ドラゴンを倒したが、セリカさんとは遂に連絡が取れず、約束の金曜日になってしまった。金曜日にやりましょうと言った責任上、金曜日の夜はバストゥーク近辺で待機し連絡を待った。しかしいくらチェックしてもセリカさんはログアウト状態のままだ。まさか来ないのか?と思っている所に突然連絡が入った。

 「もしかして、もうドラゴン戦、終わっちゃいました?」
 「ええ。実はトークンさんと私は終わっちゃいました。すみません」

 セリカさんのドラゴン戦を手伝う責任がある俺は周辺をチェックして手伝ってくれる人を探し回った。サンドリア国の人でドラゴン戦に行く人を発見。しかし、助っ人ならいざ知らず、本人の国籍が違う場合、一緒に戦えるのだろうか?

 「こちらはウィンダスのミッションなんですけど・・・」
 「大丈夫。一緒に戦えるよ」

 何と! 本人の国籍が違っていても一緒に戦えるのだという。それなら話は簡単だ。そのサンドリアの人一緒に行く事にし、ヌーさんも助っ人に来てくれて、6人パーティー結成。これで戦力は十分だ。さっそくドラゴンのいるダンジョンに向かい、サクッと倒してきた(右の写真)。はあ〜、これでやっと肩の荷が下りたよ。


【ウィンダス盆踊り】
 7月27日の夜、ウィンダス東門近くの噴水前に怪しい動きをする人たちを発見。普通のプレーヤーは、移動する時にはみんな走るものだが、この人たちは同じ場所を歩きで行ったり来たりしていた。まわりにいる人たちもこれを見て不思議がった。

 「あ、怪しい・・・」
 「これは一体何なんだ?」

 すると歩いている人が答えた。
 「盆踊りです」

 ぼ、盆踊りぃ?(^^;

 実はあるプレーヤーの人が立案して、勝手企画としてこの夜に盆踊りが企画されていたのだった。この噴水前にみんな集まって輪になって踊ろうというだ。噂には聞いていたが、本当にやるつもりらしい。

 最初は5人程度の寂しい状況だったが徐々に人が集まりはじめ、気がついたら大変な事になっていた。通常このエリアは50〜100程度の人口なのだが、この時には何と400人を超えるくらいの人口密度になった。

 みんな装備を外して肌着状態になり、花火と称して魔法をバンバン使ったり、「拍手」や「パニック」などの感情表現アクションを組み合わせて「踊って」いた。タルタル族が一斉に踊っている様はかなり可愛く、みんな調子に乗って踊り狂っていた(左の写真)。

 でもあんまりにも人口密度が高くなりすぎてラグがひどくなってきた。俺には来なかったが、スクェアから「他のエリアに移動して下さい」などと警告が来たらしい。

[2002/07/27]
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