ファイナルファンタジーXI
(24:倦怠期編)

さすがに飽きてきた?



【倦怠期ってヤツでしょうか・・・】
 レベル41になって3週間ほど経つが、あれから1レベルも上がっていない。それどころか2度ほど死亡して、経験値としては減っているありさま。そうこうしている内に、以前自分より5レベルも下だった人が、気が付けば自分より5レベルも上になっていたりして、そういうのに気が付いて思いっ切りヘコんでしまったりした。そんなヘコむんだったら自分もレベル上げすればいい訳だけれど、40前後の狩り場(ガルレージュ要塞とかベヒーモスの縄張り)の激しさにちょっと嫌気がさしてしまっているので、気乗りしないのだ。

 そうこうしている内ににゃあにゃあ団の主力の人達はレベル50台に突入しちゃって、追い付くどころかかえって離されている感じ。そしてにゃあにゃあ団の中で一番レベルが高かったAさんやYさんがFF11をやめるという現場にも直面。そうかあ・・・AさんやYさんほどの人でもやめちゃうんだなぁ・・・、なんて思うと、そろそろ倦怠期ってヤツなんでしょうか?

 狩人のレベルを上げてみようかなと思ってみたけど、やっているうちに「狩人上げてどうするの?」なんて自問自答したりして。だったらやっぱり当初の計画通り、白魔道士のレベルを上げるのが(白はパーティーにすぐ誘われるから)一番気が楽なんじゃないかとか考えたり。あるいは獣使いとかモンクとか、今まで育てていなかったジョブをチマチマと育てて、全ジョブレベル20以上なんてのを目指すのもありかな?なんて思ったり。何だかとっても気持ちが定まらない今日この頃なのです。

 冷静に考えてみれば、合成スキルは釣りがやっと「見習い」になっただけで、他は全部スキルゼロだし、お金稼ぎについてもほとんどいつも金欠状態。ホント、何の取り柄もない・・・。世の中には合成のプロとか、何百万Gも稼いでいる人とか、レベルの合計が俺の4倍5倍もあるような人がいるというのに、それにひきかえ俺は・・・。


【狩人への道】
 えーい! ならば別のジョブを育ててみっぺか?と考えた。これまで育てていたジョブは戦士、白魔道士、それと吟遊詩人を少々。ミスラ本来の能力を生かすジョブという事を考えると、それはやはり狩人であろう・・・という訳で狩人をやる事にした。

 ところで、以前から調理スキルを育てるという目標があったのに全然やっていなくて、未だにスキルゼロ状態。いつか育てる日のために炎のクリスタルとか、岩塩とか、肉類を貯蓄していたのだが、いつまで経っても使われずに貯まる一方。で、そろそろやってみようかなと思ったら、スキルゼロで使える肉は「野兎の肉」であって、これまで何ダースも貯めてきた「羊の肉」は当分使えない事が判明。野兎の肉を得るという目的と、レベル上げという目的を両方一度に行えるよう、狩人で兎を狩りまくる事にした。

 低レベルの兎と言えばサンドリア郊外(ロンフォール地方)。狩人得意の広域サーチで野兎ばかりを追いかけて、狩って狩って狩りまった。「ミスラ風山の幸串焼き」を食べて戦えば、連戦もけっこう行ける。こうして狩人をレベル8まで育てた。

 狩人は弓や銃など飛び道具の専門家だが、最初から飛び道具だけで戦うのは無理がある。弓は矢のコストが最低でも1本4Gかかる上に格上の相手に対しては命中率がかなり低い。命中率が低いという事はそれだけ戦闘が長引くという事であり、戦闘が長引くという事は敵から受けるダメージが大きいという事。防御力がどちらかと言えば低めの狩人としては、レベルが低いうちから飛び道具主体で戦うのは無理がありすぎる。

 ではどうしたらいいのか? 低レベルの狩人から弓スキルを育てるのではなくて、先に戦士で弓スキルをあらかじめ上げておいて、弓スキルがある程度育った後に狩人になってレベル上げをするのがよいのではないか?

 そこで戦士41で装備できる最強の弓、バトルボウを購入。威力を示すD値は何と54!! 現在装備できる最強の両手斧と同レベルの強力な武器だ。これを装備してブブリム半島のウサギとかミミズとかを狩りまくった。結果、矢を600本以上撃ちまくって、弓スキルが18から41にアップ。スキルを1上げるのに矢を26本撃っている計算だ。

 弓スキルが低いと矢がなかなか命中してくれない。スキルが上がると急激に命中率が高くなるように感じるが、しかし、十分に育ってしまうと今度はスキルが上がらなくなってしまう。例えばスキル20くらいでは、ブブリム半島のウサギに矢が命中しにくい。かなり無駄撃ちをしている感じがした。これがスキル40ともなるとかなりの確率で命中する感じになる。が、命中率に反比例してスキルの上がりが鈍くなる感じ。スキルが育ちやすい丁度良いくらいの相手というのを選んで戦わないと、矢が無駄になってしまう訳だ。

 さて、こうしてある程度まで弓スキルが育ったので、そろそろ本格的に狩人として戦おうと思った。で、使う弓を探してみたところ、低いレベルから使える強力な弓として「ハンターロングボウ」というのがある事を知った。そしてそれはギデアスのNMヤグ(固有名を持つ、1体しか登場しないヤグード)が落とすという話を聞いた。万年金欠の俺として、敵が落とすアイテムならば購入のためのお金が一切不要な訳だから、それはもう是非取りに行かねば!と興奮したのだった。

 という事でさっそくギデアスに潜入。しかし、問題のNMヤグが出現すると言われている地点に行ってみたものの、待てど暮らせど出現せず・・・。

 で、そこらにいる普通のヤグを狩っていたらギデアスの宝箱の鍵が出た。でも俺、ギデアスで宝箱を見た事一度も無いんです・・・。ギデアスって大して広くもないから隅々までチェックできるのに、なぜか宝箱が見つからないんです。ホントに宝箱なんてあるのかいな?

 と、そこに変な名前のヤグ発見。Hoo Miuu the Torrent というヤツだ。サクッと倒したらジーロットミトンという手袋を落とした。MNDが+3でINTが−2になるというビミョ〜な性能。その後もさんざん探し回ったが問題のヤグは発見出来ずじまい。

 ギデアスにこもって3日目。今日も今日とてヤグを狩りまくる。ん? あれは? Juu Duzu the Whirlwind 発見!! サクッと倒したらハンターロングボウ出たーっ!! 目的のブツをゲットしたけど、最初に手に入れた鍵が気になってそのままギデアス徘徊を継続。いくら探しても見つからないなあ・・・。あきらめかけた頃にさりげなぁ〜く置いてある宝箱発見。開けたらシールドピアスが入っていた。HPが+3でMPが−3というこれまたビミョ〜な性能。これって使い道あるのかなあ?

 で、狩人を育てる件ですが、弓のスカり具合があまりにもひどいので、3日で挫折しました(^^; 苦労して取ったハンターロングボウはモグ金庫の肥やしになってます・・・。なお、シールドピアスは競売所で4千Gで売れたので、ちょっと嬉しかったです。


 ・・・えーと、何の話でしたっけ? 狩人の話が長くなってしまってすっかり忘れてましたが、調理スキルを上げるという目的もあったんでしたよね?(^^;

 この段階で「野兎の肉」が2ダース半くらい貯まってました。さっそく調理開始。作るのは「野兎のグリル」。2ダース半全部を使い切って調理スキルは2にアップ・・・。期待していた程は上がらないのね・・・(T_T) しかも「野兎のグリル」はスタックできないアイテムなので、持ち物がすぐにいっぱいになってしまって、携帯性が悪くて実用性無し。作ったそばから店に売却した。まあ、店に売れば収支トントンなので地道にやってればスキルも上がるんだろうなあ・・・。でも根気が要りそうだなあ・・・(-_-;


【強運奥様ミルキーさん】
 ウィンダス周辺でぶらぶらしてたらミルキーさんからお声がかかった。ホルトト遺跡の宝箱の鍵を手に入れたのだけれど、敵が多くて奥に進めないので手伝って欲しいとの事。んもぅ〜奥様ってばわがままなんだからぁ〜(^^;

 問題のホルトト遺跡は、カーディアン(魔法で動くロボット)がたくさんいる塔で、入口付近は特に問題無いのだけれど、少し奥に入るとレベル41でも絡まれる強さのヤツがいて、しかもカーディアンの数が半端じゃなく多いので、一旦絡まれてしまうと周り中からワラワラワラーッっとカーディアンが集まってきて大変な事になってしまう(右の写真)。レベル55の人が逃げ帰って来た所を目撃した事で、これは我々2人ではとても無理と判断し、ここの攻略はあきらめた。でもせっかくだから別の事をしましょうという事になった。

 ミルキーさんはまだ種族装備を取っていないという事なので、その前哨戦として、各洞窟の鍵を取りに行く事にした。まずはシャクラミ迷宮へ突入。鍵を出すモンスター(イモムシ)を釣ってきて倒してみたら一発で鍵ゲット! 何ですかーっ!(^^;

 そして続けてオルデール鍾乳洞へ突入し、ここも30分ほどで鍵ゲット! おいおいおい。俺がリアル4日間以上もこもり続けてやっとゲットした、あの苦労は一体何だったんだよぉー(^^;;;;; 帰る途中の強敵スライムは不在だったし、途中で宝箱は見つけるし、ラッキー続き。

 ここで夕飯の時間になったので解散となったが、夕食後に自分一人で鍾乳洞に入ってみたら、またまたすぐに鍵が出て、さっきミルキーさんと一緒に見つけた宝箱もそのままそこにあったので、宝箱を開けてみた。中身は「フォースベルト」という腰の装備だった。HPとMPがそれぞれ+3されるという、なんだかとってもショボいアイテム。せめて10くらいプラスされないと利用価値無いッスよ。要らねー(T_T) 速攻で競売所に出したら2千G以上で売れたので、これはこれでラッキー?


 その後ウィンダス周辺でぶらぶらしていたら、またミルキーさんから「ローディーさん、ウィンダスの道具屋で売っている乾燥マージョラムを5個買って、私宛に送って下さらないかしら? よろしくって? おほほほ」という直通会話が飛び込んできてビックリ。(実際の言葉遣いはこんな変な言い方ではなくて普通の言い回しだったけど、私の中のイメージではこんな感じ)

 んもぅ〜奥様ってばわがままなんだからぁ〜(^^;;;; と思いつつ、女性から頼まれると嫌とは言えない俺としては、たとえ他の用事の途中だったとしても「今ちょうど暇だから」とか言って使いっ走りを引き受けてしまうのだった。(そのくらい私にも優しくしてくれ!頼む!!byニョーボ)

 クエストの多くは「○○を持ってきてくれ」という、いわば使いっ走り的な内容が多く、ローディーとしてのパシリには慣れているけれど、リアルキャラからパシリを頼まれてしまうとはなあ・・・などと思いつつ用事を済ませる俺だった。

 更にその数日後。またまたミルキーさんから「今から種族装備を取るのを手伝って下さらないかしら?おほほほ」というお言葉が!(もちろん本当はもっと普通のしゃべり方で) もうすっかりミルキーさんの下僕が身に染みついてしまった俺は、謹んでお手伝いさせて頂きましたよ(^^;

 この際にも、一緒に手伝ったスチールさんの知り合いがたまたまそこにいて、その人の絶大なご協力によって、制限時間ギリギリでゲット成功! 2時間かけて探し回っても見つけられない事がある宝箱なのに、どうしてすぐ見つけてしまいますか? あと、制限時間の30分前とかには最初からあきらめて、探しにすら行かないモンっすよ〜、奥様〜。どうしてそんなにラッキーなんスか〜?(^^;


【白で復活】
 戦士41でジュノに行き、参加希望を出してしばらく待っていたが声かからず。仕方がないのでサンドリアに戻ろうかと思ってモグハウスに入り白21にジョブチェンジした。そしたらその直後にいきなり白に対してのお誘いの直通会話が入った!

 どうして? 戦士41に対して声がかかるのなら分かるけど、どうしてモグハウス内でジョブチェンジした白に対して声がかかるのか? モグハウス内にいる状態ではその存在がサーチに引っ掛からないはずなんじゃないのか?

 これはおそらく、ローディーが今どこにいるかという事を管理しているサーバーと、ローディーのジョブやレベルを管理しているサーバーが別になっていて、後者の方が素早く更新されているため、モグハウスに入ってすぐにジョブチェンジすると、ジョブチェンジ後のキャラがモグハウスの外にいるように見える期間がある・・・という事なのかもしれない。何だかとっても腑に落ちないけど、まあ、白が大人気だという事はよ〜く判った。

 どうせ暇なのでそのパーティーに参加。白の時にはいつもはサポ吟遊としているのだけど、メイン白/サポ吟遊という組合せだと、戦闘中は白として大忙しで、休憩中も吟遊として歌わなければならないのでダブル効果で非常に忙しい。

 あまりにもせわしないのでサポ吟遊はやめにして、サポ黒としてみたらどうなのか?と思った。試しにサポ黒にしてみたらMPがけっこう多くなるじゃあありませんか! 魔道士はMPの絶対量、魔法を何回唱えられるかという点が命なワケであり、MPは多いに越した事は無い。サポ黒にした時のMP増量がバカにならないので、いきなりだけど、これからはサポ黒で行こうと決心した俺だった。(じゃあこれまで吟遊を育ててきた苦労って一体・・・(^^;)

 パーティーはクフィム島の塔の前で稼ぐ事になり、俺は、白として初めてクフィム島に上陸。昔、戦士として稼いだ時もそうだったけど、レベル20前半くらいのパーティーにとってクフィム島は非常に良い狩り場だ。戦いやすい割に経験値が多く、ガンガン経験値が稼げる。まあ死亡者が出る事も多いのだけれど、それでもレベル40前後のベヒーモスの縄張りとかガルレージュ要塞の激しさ厳しさを経験した後だと、むしろ「ああ、楽だ〜」という安堵の声が漏れ出てしまう。

 と言う訳で短時間のうちにレベル22にアップ! ああ、この楽勝感がレベル40代には無いんだよなあ〜。しばらくここで気楽に稼ぎたくなってきたぞ。


【そして黒魔道士・・・】
 白魔道士のサポートジョブを黒魔道士とするならば、黒を育てなければならない。この時点で黒7であったが、白のレベルが22になったので、黒は最低でも11まで育てなければ!といきり立った(いや、別にいきり立たなくてもいいんですけど)。

 黒7にジョブチェンジしてサンドリア周辺で戦ってみた。そしたらこれが激しく楽勝なんですわ。もうあきれるほどに。黒魔道士の攻撃魔法は1撃で20〜30ものダメージを確実に与え、しかも魔法連打作戦ならば攻撃間隔もかなり短い。要するに、戦士の攻撃よりも大きなダメージを戦士よりも素早い間隔で撃ち込む事ができるのだ。だから、あっという間にケリがつく感じ。防御力が弱いから敵から受けるダメージも多いけれど、それ以上のスピードで相手にダメージを与えているから勝てるワケだ。はっきり言って戦士なんかよりもよっぽど楽に勝っている(ように見える)。これまで戦士でチマチマと稼いで来たのは一体何だったの?とか思っちゃいましたね。

 ただし、MPが尽きたらそれまでなので、無理が利かない。負ける時には実にあっさり負けてしまう。強いけれど脆いのだ。戦士の負け際の悪あがき(例えば逃走)みたいのが無い感じ。

 ここに魔法の攻撃力を上げMPも増えるというドーピング食品(アップルパイ)を食べて戦えば、一度に経験値100とか120をくれるような敵にソロで勝つ事ができて、もう笑いが止まらない。こんな美味しいジョブがあったなんて!!

 そんなワケなので、たったの2日間でレベルが7から12にアップ! 早い! 早すぎる!! 戦士とか白魔道士だとレベル8〜11くらいが壁になっていて、これを越えるのに凄く苦労した思い出があるが、黒だと何の障害も無くあっさり突破。本当に驚きです。

 そう言えばFF11が始まった当初、「黒魔道士最強伝説」というのが語られていたっけなあ。当時あまりにも黒魔道士が強いので修正が入って弱体化したのだが、弱くなり過ぎて、少し戻す方向に再修正されたんだっけな。黒は今でも強し!! 黒万歳!!


【地獄!ガルレージュ要塞攻略】
 ウィンダスで始めた人が初期に受けられるクエストの中に「ガルレージュ要塞の焼却炉に行って折れた杖を取り戻してきて」というのがある。

 俺がこのクエストを受けたのはまだレベル15にも満たない頃だったが、受けたのはいいけれど、その当時ガルレージュ要塞に行った事がある人はおそらく一人もいなかったのではないだろうか?という状況。それどころか、要塞がどこにあるのかすら知らない人がほとんどだったはず。

 なぜなら、ガルレージュ要塞はレベル30代でやっと入り口付近で戦えるというくらいの難易度。要塞の奥に行くとなると、最低でもレベル45以上のしっかりしたパーティーでないとまず無理。だからレベル41のこの現在でも、焼却炉に行くなんてのは当分無理だとあきらめていた。

 更に言うと、要塞を抜けた先に石碑が立っていて、その石碑の碑文を粘土板に写してくるというクエストもある。要塞を抜けるのは焼却炉に行くのと同じくらいの難易度で、これもまた未だに大多数の人がクリアできていないと思われるクエストだ。

 その難関クエ2つをこの際だからいっぺんにやっちゃいましょう!という凄いお方が出現した。にゃあにゃあ団のYさん(レベル55)だ。こんなチャンスは滅多に無いのですぐさま参加を表明。以前、にゃあにゃあ団のWさん主導で要塞突破に挑戦した事があったが、最後の門(第3魔防門)の前まで行って断念した。何が難しいって、敵がゴースト系、しかもかなり強いゴースト系なのが問題。普通に戦って勝つためには相当に高いレベルが必要で、レベル50の6人パーティーでも無理なのではないだろうか。

 おまけに、魔法に反応するヤツとか、自爆するヤツとかひと癖もふた癖もあるような敵が、一箇所に3〜4体待ち構えているフロアがあり、単純に戦っていては命がいくつあっても足りない感じ。さらに、途中2箇所に「魔防門」と呼ばれる門があり、これが4人で協力しないと開かないようになっている。開けるためのスイッチがある4つの部屋にはそれぞれモンスターが待機しているため、各人の担当役割をよく考えて計画的に行動しないとパーティー全滅だ。

 おまけに、門の向こう側からは門を開けられないため、一旦門の向こう側に入ってしまったら、エスケプなどの脱出魔法で脱出するか、あるいは死んで帰るしか方法が無い。(実はどこかに帰る道があるのかも知れないけど・・・)

 途中の敵は主にゴースト系とガイコツ系。こいつらは聴覚で動いているタイプなので、「スニーク」という足音を消す魔法を使えば見つからずにすり抜けられる事が判っている。正面から戦うのは無理だけど、スニークを使えば戦わずにこっそりと行ける・・・と思われたのだが、スニークの効果は切れやすい。また、魔法に反応するタイプの敵や、スニークが効かない敵もいたりして、単純には行かない。テクニックと度胸が要求されるやり方なのだった。

 今回は参加人数が多い(12人)という事で、途中の敵はみんな倒していく方針。前回の失敗から考えて、たぶんこっちが正解だ。

 まずは第1魔防門。門のすぐ手前にある4つのペダルに1つに1人ずつ乗って、全部のペダルが踏まれると門が開く。第1魔防門の先は、1匹相手でもレベル45以上の6人パーティーでないとかなり辛いような強敵がうじゃうじゃいる。が、そこは平均レベル50、12人の物量で突破。ここまでは全然問題無し。

 と、油断している所に事件は起こった。途中に、要塞を抜ける道と、焼却炉に行く道の分かれ道があるのだが、そこで強スライムと戦っていたら、通路の角陰からぬうっと巨大な顔が現れたのだ。今まで見た事も無いモンスターだ!! 他のみなさんも見た事が無かった人が多かったようで、「なんじゃこりゃー!!」と驚きを隠さない。見た感じ、巨大な海獣(アザラシか何か?)のようだが、みなさんは「カエル」と呼んでいた。

 そのカエルはすぐに襲いかかってきた(右の写真)。体もでかいが、強さもかなり高いようだ。スライムの方は倒せたが、カエルにはなかなかダメージが与えられない。「こ、この手応えは・・・ヤバい!」と、みなさんに危機感が走った。俺がいた方のチームはエスケプ(ダンジョンの外に脱出する魔法)で緊急脱出。もうひとつのチームはけっこう粘ったけれど、結局モンスターのHPを半分程度までしか削れず、事実上全滅・・・。振り出しに戻ってしまった。

 しかし負けてもタダでは起きないのが高レベルの人たちだ。さっきの戦闘では無計画に戦ったから負けただけ。かなり強いけれど、全く歯が立たないという程ではなかった。事前に作戦を準備して、きっちり技連携を決めていけば勝てない相手ではないだろうという結論になり、再挑戦する事になった。

 問題の分かれ道まで行ってみると、実はさっきの巨大ガエルとは必ずしも戦う必要が無いという事が判明。このまま通り過ぎれば死亡の危険が無いけど、どうします?という事になった。安全を採るか、好奇心を採るか。ここはやっぱり、さっきの復讐の意味も込めて断固討つべし!という事に決した。

 戦闘開始! 打ち合わせ通り技連携を決めてみたら、最初の4連携だけで巨大ガエルはあえなく沈没。意外にあっけなかった。まあ、それだけ技連携が有効だという事なんだけどね。直接打撃が効きにくいゴースト系とか、あるいはレベルが違いすぎてほとんどダメージが与えられないモンスターに対しては、必中技で繋げる技連携ダメージだけが頼りという感じだ。


 さて、まずは石碑の方に行ってみようという事で、要塞を抜ける方の道に進んだ。要塞から出るには第3魔防門という門を開けなければならず、これもやはり4人が協力して4つのペダルを踏む必要がある。ペダルのある部屋にいる敵や、門の前にいるゴースト系が強力なため、生半可なパーティーでは手も足も出ない。

 スニークをかけてこっそり行こうか?という意見も出たが、同じ目的のパーティーが後からやってきたため、結局全部の敵を倒して進む事になった。それなりのレベルの人がこれだけ集まれば、後は物量で押し通せるという事が判り、そのまま第3魔防門を突破。要塞の裏口(?)から外に出て、石碑の所までたどり着く事ができたのだった(右の写真)。素晴らしい!!

 なお、その石碑には、昔、サンドリア王国がウィンダスのたった3人の魔戦士に敗走したというような事が書かれてあった。やっぱり我らがウィンダスの魔戦士は強し!! ・・・っつーかサンドリア弱し!?(T_T)


 さて、次は焼却炉だ。こちらは第2魔防門という、やはり4つのペダルで開ける門を開けて進む。魔防門から先は、基本的にはスニークをかけて駆け抜ければ大丈夫だろうという事になった。ただし人数が多いので、全員にスニークをかけるのは大変だし、スニークの効果が途中で切れたら大変だ。なので、4人くらいずつのチームに分けて突入し、焼却炉の前で待ち合わる事になった。

 俺は第一陣の一人目として出発。最初のフロアにはボム系モンスター(自爆して大ダメージを与えてくる)が3匹もたむろしていた。たしかこいつはスニークでは避けられなかったような気が・・・と、おびえながらも無事突破(単に運が良かっただけ?)。その先の通路には激強ガイコツがいたが、これもスニーク効果で絡まれる事無く突破。

 後はもう敵がいないから大丈夫だろうと思ったら、何と!焼却炉の前に激敵ガイコツが3体くらいたむろしてるじゃないですか!! これは聞いてないぞぉー!! しかもここで運悪くスニークの効果が切れちゃった!!

 「んん〜? 何で人間がここにいるんじゃ?ゴルァー!」

 というようなセリフは出てこないけれど、一斉に襲いかかってくるガイコツの集団。一撃、二撃・・・HPがゲソッゲソッ!と削られて行く。ああ、これはダメだ。マジで。強さに差がありすぎる。焼却炉の扉の前までは行けたけど、そこで力尽きてしまった。あくまで前向きに。坂本龍馬のように。

 後から来た人たちも次々にガイコツに絡まれてしまい、辺りは阿鼻叫喚の巷に。ここのガイコツは非常に強く、レベル50を越えているガルカ戦士(耐久力と攻撃力が自慢)ですら多勢に無勢で敗退・・・。一人二人と倒される仲間たち。せめて白魔道士が一人でも生き残ればレイズで復活できるのだが、これはもうダメかもしれないなあ・・・。また振り出しに戻るのかぁ・・・と、あきらめ半分で見守った。結局、乱戦の末に何とか勝利(^^; 信じられーん!! 死亡者が4人だけで済んだのが不思議なくらいだった。

 新たなガイコツがポップしない内にレイズで復活し、そそくさと焼却炉に入った。焼却炉には爺さんが一人いた(左の写真)。爺さんは耳が遠いらしく、「はあ〜? 何だって〜? ウィンダスから来たんだって〜?」などと全く緊張感の無い応答(^^;

 ちょっとあんた! こんな超危険な所で、どうして一人で暮らしていられるんだよ!! しかも押したら倒れちゃいそうな爺さんがよっ!! それにこの焼却炉、見た感じ普通の焼却炉じゃあないかい!? もっと特別な、魔法チックな焼却炉を想像していたのに!! 普通の焼却炉だったらこんな危ない所じゃなくて、町の近くの安全な所で焼けよ!・・・と、逆ギレしたくなるこの状況。

 おまけに、問題の杖を回収して依頼人の所に持って行ったら、この杖は当初思っていたような重要な杖ではなくて、子供の頃の思い出の品という程度の物だったという事が判明。ここでも誰もが「え・・・まさか、そんなしょーもないオチなの?」とガックリ来るような内容だった。

 何かさあ、ウィンダスで受けられるクエストって、そういう緊張感の無いオチが多いよなあ・・・(^^; まあ、さすがに報酬は高かったけどね。もしこれで報酬までしょーもない物だったりしたら、反乱起きますよ!!


(後日談)
 この後、ジュノにある占い屋に行ったら、「魔法ゴミの日にゴミを出し忘れたのでガルレージュ要塞の焼却炉に行って捨ててきて欲しい」などと依頼された。おいおいおい・・・。そういう話はもっと早く言ってくれよー(T_T) このクエストを先に受けていれば杖のクエストと一緒に済ませられたのにさあ〜・・・と悔やんだ。

 ところが運良く、この2日後にまたにゃあにゃあ団で焼却炉に行くツアーが決行され、便乗させてもらえる事になった。ラッキー! 今回は更に多い3パーティー(18人)アライアンスでの挑戦となったが、これだけの物量をもってしても慎重に行かないと非常に危険であるという事があらためて確認されたのだった。

 それにしてもだ。これだけの高難度クエストを、レベルの上限がまだ50の頃に、それはつまりスニークやエスケプなどの今では攻略に必須だと思われている魔法がまだ実装されていなかった頃に、コンプリートした人達がいたという事実があるんだよなあ。ホント、最初にやった人達は物凄く苦労したんだろうなあ。

 偉大な先人に対し、黙祷っ!! ・・・・・・黙祷終わりっ!!
 (誰も死んでないと思いますが)

[2002/11/12]
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