ファイナルファンタジーXI
(28:まったり再び編)

50になったのでまた一段落



【星の木の実を探せ】
 この日、にゃあにゃあ団のYさんが「木の実」を探しに行く人いませんか?と発言した。この「木の実」とは、ウィンダスのクエストで使う「傷んだ星の木の実」の事で、ザルカバードのカーズドウエポンが希に落とすという。ザルカバードに行く機会は滅多にないので、すぐさま参加を表明。結局、俺とWさん、そしてAさんが参加。4人でザルカバードに飛んだ。

 ザルカバードと言えば極北の僻地。訪れる人もまばらな寂しい地域というイメージがある。この日もやっぱり閑散としていた。俺たち以外には誰もいない状態。他に誰もいないので「へっくしょーい!!」とか意味の無いシャウトをしてみたりして。

 そしてザルカバードと言えば激しいリンク。昼でも骸骨や幽霊が徘徊していて、魔法検知型や生命力検知型の敵が多いので、戦っているとどこからともなくすすすーっと第二第三の敵がやって来て、油断も隙もありゃしない。この日もちょっと油断するとすぐに骸骨や目玉小僧がリンク。レベル59のYさんがいるから楽勝だけど、それでも3体くらい来てしまうと冷や汗物だった。

 なお、ザルカバードの雪原にはドラゴンも徘徊しているが、Yさんと一緒ならば4人パーティーでも危なげなく勝てた。こいつは一度に500Gとか大量のお金を落とす。(右の写真)

 で、目的のカーズドウエポンをひたすら倒しまくったのだが、「傷んだ星の木の実」は結局ひとつも出なかった。かなりドロップ率が悪いらしいという話は聞いていたが、2時間狩りまくっても何ひとつ落とさないというのは一体何なんでしょう。「王城の設計図」の時みたいな感じですなあ。

 その後、黒魔道士のアーティファクト(職業専用装備)がザルカバードにあるという事で、そっちをやってから帰る事になった。ザルカバードの一番奥に「闇の王」がいるというズヴァール城があるが、その城の手前辺りに出現するカオスエレメンタルを倒すのだという。

 ズヴァール城の周辺にはデーモンが多数徘徊していて、すぐにリンクしてしまう。慎重に進まないと危険。周囲のデーモンを掃討した後にカオスエレメンタルを呼び出して倒し、クエストアイテムゲット。特に問題無く勝てた。が、ちょっと油断した隙にデーモンが大量リンク。テレポで緊急脱出して逃げ帰ったのだった。ふう。


【望遠鏡のレンズを探せ】
 今回ザルカバードで「木の実」を探した副産物として「アーリマンのレンズ」が手に入った。これはウィンダスのクエストで必要になるアイテムだが、氷河地帯やザルカバードにいる目玉小僧を倒さないと手に入らないので、なかなか入手できないでいる人が多い(はず)。

 今回運良くレンズが手に入ったので、さっそくウィンダスにいる依頼者の所に持って行った。このレンズは天体望遠鏡に使うそうなのだが、レンズに星座を刻み込む必要があるとかで、「タルタル古銭」というのを探して持ってきてくれという話になった。おいおい、レンズだけでも苦労したのに今度は古銭かよ〜(T_T) ・・・まあ実は、古銭が必要になる事はレンズを入手する以前から知ってたんだけどね。そしてその古銭はシャクラミ迷宮の奥の、昔の海賊の宝物庫(?)で手に入るのも以前から知っていた。

 宝物庫に入るためには専用の鍵が必要で、それは迷宮内の骸骨が落とす。以前、この骸骨を倒して鍵が出た事があり、さっそくその宝物庫に入ってみたのだが、古銭の依頼を受けた状態でないと古銭が取れないようで、結局何もできずに宝物庫から出た(鍵は消滅、つまり鍵を1個無駄にした)という悲しい思い出がある。

 という事で、宝物庫の場所や入り方は既に判っているから、すぐさまシャクラミ迷宮に向かい、サクッと宝物庫へ突入。宝箱みたない部分を調べると古銭が見つかるのだが、これにはニセ物がまじっており、正しい星座配置に内容が合っている古銭を選ばないと失敗してしまうそうだ。そんなの言われなきゃ判らないよなあ・・・。悪質な罠だ。


【ランタンクエ】
 古墳に行ってランタンに火をつけてくるというクエストがある。バタリア丘陵の南にある古墳入口から入って進むと、4箇所に炎が燃えており、4箇所をある順番で回ってランタンに点火するのだという。このクエスト自体はレベル40くらいの頃に受けていたのだが、ひとりでは行けないからそのままペンディングになっていたのだった。そしてその後、同じ古墳を舞台にしたより難易度の高いリボンクエとかバタリア石碑クエなどの方をにゃあにゃあ団で先にクリアしてしまったので、今さらランタンクエを手伝って・・・とは言いだしにくくなってしまったのだった。

 おまけに11月のバージョンアップで古墳のモンスター配置が大幅に変わって、それまで各箇所1体しかいなかった骸骨が3体に増員してしまい、「これはもしかしたら、ランタンクエの難易度が大幅アップした?」という状況になってしまったのだった。ああ、こんな事になるんだったら、もっと早くランタンクエをやっておくんだった・・・と悔やんだが後の祭り。

 で、時は流れてレベル50。レベル50になるまでの経験値稼ぎで、そのランタンクエの目的地周辺をさんざん歩き回った結果、これはもしかしたらソロでもクリアできるのではないか?という考えに至った。

 古墳の敵はほとんどが幽霊骸骨系。この手の敵は聴覚探査タイプなので、スニーク(足音を消す魔法)を使うと敵から発見されなくなるのだ。だから炎がある場所に行くだけならスニークで行けるのだ。問題は、スニークがかかった状態のままでランタンに火をつけられるかどうかだ。

 視覚探査タイプから逃れる魔法インビジ(自分が透明になる)を使った場合だと、インビジを一旦解除しないと何か物を拾うとか調べるとかできないという制限があった。スニークの場合はどうなのだろうか? スニークを解除せずにランタンに点火できるのだろうか? 悩んでいても仕方がない。試してみれば判る事だ。

 一念発起して単独古墳に潜入した。スニークをかけて炎の場所に向かう。炎の場所にはそれぞれ強い骸骨3体たむろしていて、ここでスニークを解いてしまうといっぺんに襲いかかられて死亡確定だ。

 ドキドキしながら炎をチェック。「ランタンに火をつけますか?」→「つける」→「ランタンに火をつけた」 ・・・やった!! スニークをかけたままでも点火できるぞ。よし、そうとわかればこのまま4箇所回っちゃうぜ。スニークを何度もかけ直しながら4箇所を回り、見事ランタンクエ完了。

 さて、このランタンは悪霊に取り憑かれたお姉ちゃんを悪魔払いするための物なのだが、お姉ちゃんの所に持って行ったら突然お姉ちゃんの恋人の男がやってきて、「待て!その方法では逆効果だ!」などと言い、彼独自の方法で悪魔払いをしてしまった。

 ・・・・・・。お姉ちゃんは正気に戻ったけれど、俺の苦労は一体何だったんでしょう・・・。ご褒美はもらえたけれど、何だかとってもガッカリです(T_T)


【カバン拡張クエ】
 最初の頃からずっと敵として出現し、嫌な相手ではあるけれども何となく憎めない顔をしたヤツ。ゴブリン。ゴブリンは背中にリュックサックを背負って、なんだか生活感あふれる出で立ちだ。昔、まだマウラ周辺で戦っていた頃、一緒に戦っていたUさんが「こらー、そのリュックサックを置いていけー!」などと叫びながら戦っていたっけなあ。

 ジュノにはそのゴブリンたちがやっている店があり、ゴブリンのひとりが「次の物を持ってきたらお前のカバンを大きくしてやる」みたいな事を言う。デフォルトだと30個までしかアイテムを持てないけれど、このクエをクリアすれば35個まで持てるようになるそうな。まあ、これはもう半年も前から知られている有名なクエだけど、必要なアイテムの値段がバカ高いので、ずっと我慢してきたのだった。

 最初の頃、特に高かったのが「スチールインゴット」。1個10万Gとか、一般人には手が出ないくらいの値段で売り買いされていたっけなあ。それが徐々に値下がりして最近は1万Gを切るくらいまで下がってきた。当初は、合成時に希に出来るハイクォリティー品としてしか入手できなかったのが、後になって別の方法でも作れるようになったので供給量が増えて値段が下がったという事だそうだ。という訳で1万Gくらいでスチールインゴットを購入し、これでカバン拡張クエは楽勝だ!と喜んでいたのだった。

 が、この購入直後に行われたバージョンアップで、クエに必要なアイテムのひとつ宝石「ペリドット」が店売りから削除されているという事が発覚。それまでは宝石店で自由に買う事ができたので、「後で買えばいいや」と完全に油断していた。気が付いた時にはもう後の祭りだ。競売所でのペリドットの相場は急上昇し、とても買えない値段になってしまった。なぜ店頭から消してしまったのか全く理解できない。

 せっかくスチールインゴットを購入し、他の2つのアイテムも揃え、後はもうペリドットだけという所まで来ていたのにーー! キーー!!

 ま・・・、泣いても叫んでも無い物は無いワケであり・・・。僕は途方にくれるワケであり・・・。こうしてまた放置状態のまま1ヶ月ほど過ぎたのだった。

 そして12月のある日、ジュノの寝バザーでペリドットを1万G台で大量に売っている人を偶然発見。これは競売所の相場よりも安いと思い速攻で購入。必要な4つのアイテムが揃ったので、カバン拡張クエ(その1)を終了させる事ができたのだった。長かったなあ・・・。


【モンクもいいかも!】
 パーティーの前衛にとって技連携は必修事項。前衛要員としては色々な武器を使えた方が連携パターンへの対応が豊富になって重宝される(はず)。

 これまで両手槍や両手斧、短剣、片手棍などを育ててきたが、やっぱり強力なのは格闘なのではないか?という考えに至った。連携の最後をコンボや乱撃で締めた際の威力は本当に爆発的で、乱撃で締めるかどうかが勝利の鍵と言っても過言ではない程だ。

 だから自分も格闘技が使えたらいいなあ・・・とは思っていた。でも俺は戦士であり、モンクはほとんど鍛えてないから、今さら遅いんだよなあ・・・と思っていた。が! 実は戦士でも格闘はできるという事に気が付いたのだった(気が付くのが遅すぎる!)。剣や棍棒などの武器を外せば即格闘を鍛えられるというこの事実。どうして今まで気が付かなかったんだろう(^^;

 ずっと前にクエストの褒美としてもらった「リンクスバグナウ」という格闘用武器(右の写真、鉄の爪みたいなヤツ)を装備し、そこらの雑魚を殴ってみた。バシっ!ゲシっ! 普通に殴れるじゃん! 戦士でも格闘スキル上げられるじゃん! 誰だよ、戦士は格闘できないなんて嘘を言ってたのは? あ、俺か・・・(^^;

 こうして格闘の日々が始まった。槍や斧、弓などを鍛えた経験があるので、スキル上げは楽勝だった。格闘は攻撃回数が多いのでスキルの上がりも早い。あっと言う間にスキル100程度まで上がってしまった。スキルを上げてみて思ったのは、「格闘ってけっこういいじゃん!」という事だった。攻撃回数が多いし、攻撃命中率も他の武器より高いような気がする(気のせいかも・・・)。

 あこがれの「乱撃」はスキル125で覚えるが、実際にこれを使うためには、メインかサポートどちらかのジョブをモンクにする必要があるという。ならばこの際だからモンクのレベルもある程度上げておこうと思い立った。この時点でモンクはレベル4。攻撃力を上げる串焼きを食べて戦ってみたら、強い強い! 「同じ」か「強そう」の敵でも連続してガンガン倒せる。もうその日の内にレベル9まで上がってしまった。強えーーーー(^^; でもさすがにレベル10あたりからは、敵のHPが多くなって、しかも敵から受けるダメージも多くなってくるので、ソロでのレベル上げが徐々に厳しくなって行くようだ。


【シーフ大活躍時代】
 その昔、シーフと言えば最弱最貧のジョブというイメージがあった。攻撃力は劣るし魔法も使えない。だからパーティーにも誘われにくい。ソロでちびちびと経験値を貯めるしか手がなくて、シーフやめちゃおうかな?などと苦悩する・・・。そんなイメージがあった。だがその後色々な強化策があって、気が付けば恐ろしく強力なジョブになっている事に気が付いた。

 敵を背後から攻撃して必中大ダメージを与える「不意打ち」。これだけだと防御が低い自分にタゲが来てしまって、与えるダメージが大きいほどリスクも大きかった。が、11月のバージョンアップから新たに追加された「だまし討ち」! これを使うと自分の前にいる人にタゲをなすりつける事ができる。

 つまり、サポモンクにして戦士やナイトの背後に立って「不意打ち」+「だまし討ち」+連携乱撃締め(核熱)なんてのをやった日には、攻撃ダメージ500+連携ダメージ500=合計1000ダメージ!などと言う桁外れの破壊力が出たりする。これで盾役の戦士やナイトにタゲが行くのだから、もう「ウマー!」。限界クエの粘菌やパピルスを取る時、このシーフの必殺技が決まるかどうかで戦闘の難易度が大きく違っていた。昔は半端者扱いされていたシーフだったが、今では「パーティーにひとりはシーフが欲しい!」と思わせるくらいの大活躍だ。

 この「だまし討ち」が登場してからは、シーフは戦士やナイトの後ろにピッタリくっついて構えるのが定番になった(左の写真)。いいッス!! シーフ格好いいッス!! 

 攻撃力だけでなく、「トレジャージハンター2」でアイテムが出る確率が高いからウハウハだし、「盗む」で高価なミスリル貨なんかがたくさん集められたり、パーティーの危機に自分がオトリになって敵を引き離し「絶対回避」+「とんずら」で逃げ切ったりと、もううらやましくなるほど多彩な活躍。

 ローディーはミスラ。ミスラと言えば一番シーフに適している種族。やっぱりシーフも育てようかにゃー・・・と心が揺れ動くのだった(今さら)。


【サンドリア大驚喜】
 その週末、コンクエスト状況をチェックした人はみんな「こ、これはもしかしたら大変な事が起こるやも知れぬ・・・」と、期待と不安が入り交じった奇妙な盛り上がりを感じたのだった。そして日曜日の深夜0時、コンクエストの集計結果が発表された。

 「サンドリア・・・2位」

 「キターーーー!」
 「うおーーーー!」
 「サンド2位ーーーーっ!!」

 街のあちこちで驚喜のシャウトが上がる!!

 これまで何度か書いたけど、長らくバストゥークが1位を独占、それをウィンダスがくつがえしたという事件があった。が、その後もサンドリアは相変わらず3位安定だったのだ。どうしてサンドリアは弱いのか? それは謎につつまれているが、ここ半年くらいずっと3位だったのは事実。やっと順位が変わった、2位に浮上したという事だけで十分に事件なのだった。(2位になっただけで事件になるというのもちょっとトホホだが)

 そしてそれだけではない。サンドリアの戦績引き替えアイテムに「王国騎士制式ベルト」という腰装備がある。これは極めて優秀な性能を持っていて誰もが欲しがっているスーパーアイテムなのだが、コンクエスト2位以上の時でないと交換できないアイテムなのだ。だから入手したくても入手できず、みなさんの「欲しい欲しいストレス」が相当に溜まっていたのだった。

 今回2位になったという事は、サンドリア国民にとっては「王国騎士制式ベルト」が入手できるという事を意味し、その他の国民にとっては「王国騎士制式ベルト」が市場に流れる事を意味する。

 2位確定直後にサンドリアの領事館に行ってみたら、領事館前は物凄い人だかりになっていた。サンドリア国民が「王国騎士制式ベルト」をもらうために一斉に領事館に集まってしまったのだ。あまりの混雑のため、領事館の中に入るどころかドアをタゲる事すらできない状態(右の写真)。中がどうなっているのか想像もできない。

 「サンドリア2位おめでとうございます」
 「中の人、用事が済んだら早く出て!! 外が詰まってるよーー!」
 「ベルトは安売りするなよーーーーー!」
 「シグネットかけたいんですけど中に入れません!どうにかしてーー!」

 などとシャウトが飛び交う。もう何が何やらわからんくらいの混乱だ。自分では確かめていないが、直後にベルトが30万Gで出品されていたという噂を聞いた。いくら何でも30万は高すぎだと思うなあ。俺も欲しいけど、お金が無い。誰かウィンダスのアイテムと交換してくれないかなあ・・・。

[2002/12/23]
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