ファイナルファンタジーXI
(29:ダボイ潜入編)

ダボイがらみのをいろいろやりました



【ワールド分割】
 FF世界のプレーヤー人口が増えすぎて一部支障が出てきたため、新しいワールドを作って、そこへの移住を募る事になったという。しかしですよ、その新ワールドに移住してしまうと今のワールドにいる人とは完全に会えなくなってしまう訳ですよ。フレンドとかリンクシェルの仲間たちともお別れになってしまう訳ですよ。そう考えたらわざわざ新ワールドに移住なんてできないと思う訳ですよ。

 例えば俺の場合、ミルキーさん、スチールさん、レイチェルさん、にゃあにゃあ団のみなさんをはじめ、その他つきあいは少ないけれど名前はしっかり覚えている人たちがたくさんいる訳ですが。これが移住しちゃったらもう会えなくなってしまう訳ですよ。そんな事をするくらいないFF11をやめちゃうわ!というくらいの重大事項な訳ですよ。

 他の大多数の人たちも同じ考えだったらしく、実際に移住した人は極々少数だったそうだ。新ワールドに移住した人の話では、人口が他のワールドの1/10程度しかおらず、閑散としているとの事。

 人が多すぎて狩り場が獲物の取り合いでギスギスするのも困るけど、人が少なすぎると相対的に敵の数が増えた事になって狩りにならない場合もある。ある程度はライバルがいてくれた方が対抗心が燃え上がるという事もあるし。そもそも同じくらいのレベルの人が少ないとパーティーが組めなくなってしまうわなあ。また、珍しいアイテムを取ってきて競売所で売ってお金儲けできるのは、その商品を買ってくれる人がたくさんいるからであって、全体の人口が少ないと品物が動かないからお金も稼ぎにくいのではないだろうか?

 つまり、人口はある程度多くないと楽しくないと思われる訳であり、その新ワールドに移住した人がどうやって暮らしているのかちょっと心配になってしまう俺なのだった。

 この問題は非常に難しいわねえ。ワールド分割しなければ人口過剰で立ちゆかなくなるだろうし、誰も移住に応募しないからと言って強制移住させる訳にもいかないし。新規にキャラを作った人をみんな新ワールドに割り振ってしまうと従来からあるワールドがみんな高レベルになってしまって少子高齢化の支障が出そうだ。・・・う〜ん。どうしたらいいんだろうか?


【氷河ひとり旅】
 バストゥークの酒場のある人から、別れた恋人への思いを断ち切るため恋人の為に書いた楽譜をボスディン氷河にある泉に行って沈めて来て欲しいと頼まれた。

 何スか?この自己陶酔的な依頼は? 恋人への思いを断ち切る為なんだったら自分の手でやらなきゃ意味無いんでねぇ〜の?! もうね、甘ったれるんじゃない!!と小一時間ほど説教したくなるような軟弱男だが、NPCに食ってかかっても仕方がない(^^;

 ボスディン氷河か・・・。通った事は何度かあるけれど、ひとりで行った事は無いんだよなあ。レベル50ならば単独でも楽勝だとは思うけれど、未体験ゾーンはやっぱりちょっと不安。

 目的の泉は氷河の南東にあるという。地図で見ると、南西に泉があるが南東には無いような・・・。この南西にある泉が目的地なのだろうか? あと、「晴れている時には楽譜が沈んでいくという」などと言っていたが氷河地方はほとんどいつも吹雪で、晴れる事なんてあるのかねえ?

 取り敢えず行ってみん事にはラチが開かないので、さっそく出発。サンドリアからラグモンド峠を抜けて氷河へ・・・。途中のモンスターはほとんど全部が「練習にもならない」レベルになっているのでスイスイ進めた。ただ、氷河にいる目玉小僧。そして今まで見た事の無い種類のゴブリン、巨人にはまだ絡まれる。

 問題の泉に着いてみたら巨人が2体待機していた(左の写真)。「楽」表示なのでソロでも勝てそうだったけれど、未経験の敵なので敢えて敬遠。巨人の背後をソロ〜リと通り抜けて泉をチェックしてみたら、チェックできるじゃないですか! 晴れていないとチェックできないと思っていたが、「晴れている時」ではなくて、「雪が降っていない時」だったようだ。つまり曇っていてもOK。

 すぐにイベントが発生。依頼人の元恋人がどこからともなく歩いて来て、「そう・・・あの人がそんな事を・・・」などと彼女だけの世界を展開して去って行った。どうしてこんな人外魔境に女性がひとりで歩いているのかは大疑問だが、まあそれは置いといて、彼女はどうやら依頼人のああいうネチャネチャした性格が嫌で別れたらしい。やっぱりなあ・・・(^^;


【ミルキーさんをナイトにするのニャ!】
 この日、「さて今日は何をするべかな?」とか考えながらフィールドを走っていたら、ミルキーさんから直通会話が来た。奥様、本日はどのようなご用件でしょうか?

 「これからナイトクエに挑戦してきます。ひとりで。」

 ・・・(あまりの無謀さにしばし沈黙)。

 何ですとっ!!(^^; あなた、ナイトクエと言ったらちょっと前までは必ず死人が出る恐怖のイベントでしょう? それをひとりで行くってかい? そりゃ確かに、隠密行動用魔法「インビジ」「スニーク」を使えばひとりで行く事も可能ではあるけれど、ミルキーさん、目的の井戸まで行く道順を知ってますか? 俺の勘では、ミルキーさんは道順を知らないと思うのだが・・・。

 マップに描いてある道には、実は一方通行や通行止めになっている所があって、正しい道順を知らないと絶対に行けない場所があるんですわ。だからミルキーさんをこのままひとりで行かせると、目的を達成できずに 死ぬはずなんですわ。もう絶対に死ぬね。間違い無く。

 そこまで確信していてはひとりで行かせられないのが男というものだ。聞けば、ミルキーさんは魔法「インビジ」を覚えたてで、インビジの後にスニークなど他の魔法を唱えるとインビジの効果が切れる事すら知らなかったご様子。あぶねえ、あぶねえ。そういう注意事項を知らずに行くと死亡確定なのだ。

 というワケで半ば強制的にミルキーさんと合流してダボイに到着。マップで見ると普通に道を通っても目的地の井戸まで行けそうに見えるけれど、実は途中に一方通行があって通れないのだ。井戸の所に行くには川を歩いて行くしかない、というのがあまり知られていない真実なのだった。

 昔ナイト取りに来た時は川のサカナ対策が大変だったイメージがあるけれど、レベル50だと絡まれないので問題なし。ただしミルキーさんはレベル30なのでスニークが必要。川の中を走って行くとあっけないほど簡単に井戸に到達。井戸の所に行ってみるとスライムが一匹いたが、運良く絡まれずに目的達成。

 さあ、後は帰るだけだ。と思ったらミルキーさんが近くにいない。あれ?どこ? インビジを使って透明になっているので、俺にも見えない。マップで位置を調べてみたら、全然反対の方向に行っている事が判明。

 「そっちじゃないよー!」「マップを確かめて!」

 その辺りはオークがいる辺りなので、途中でインビジが切れたらもう終わりだが、運良くそのまま戻って来れた。これがラッキーパワーか?

 その後も特に問題無く、あっさり生還。昔はあんなに大騒ぎして取ったナイトも、今やソロで簡単に取れるジャン!! こうしてミルキーさんはナイトになる事ができたのだった。めでたしめでたし。


【タチジャコウゴケ】
 さてこのミルキーさんナイト取得を手伝ったのには、実はもう一つ隠された目的があった。(別に隠してはいないが・・・)

 サンドリアのクエストに「タチジャコウゴケ」というコケを取ってきて欲しいという物があり、これが取れる所がナイトクエの井戸の近くである事が最近確認できたのだ。で、その場所にひとりで行けるかどうか? そしてひとりでゲットできるかどうかが問題だったのだ。それを確認するという目的もあったのだった。

 で、ミルキーさんが最後に反対方向に行ってしまった辺りがその目的地なのだが、ミルキーさんの証言によるとその辺りには「オークがたくさんいた」との事。目的地にオークがたくさんいると、インビジを解除できないのでタチジャコウゴケもゲットできないという事になり、つまりひとりで取ってくるのは不可能という事になってしまう。そうか・・・ダメなのか・・・と落胆した俺だった。

 が次の日、なぜか俺はまたダボイに来ていたのだった。もしかしたらひとりで取れるかもしれないという淡い期待を胸に・・・。

 さっそくナイトクエの場所に行く川に降りた。そしたらいきなり「ガン!」という音。何だ?と思ってログを見たら矢による攻撃を受けている。それもかなり強い攻撃を。「え・・・」と思って後ろを振り返ったら激強の弓オークがこっちに向かって矢を撃とうとしてるではないか。

 ナイトクエで苦労した人はよく知っていると思うが、ダボイの中央にある島にはメチャクチャ激強なオークがうろうろしている。その一匹が川をはさんでこちら側に立っていた俺に反応してしまい、川に降りてきてしまったようだ。昨日ミルキーさんと行った時あまりにも楽勝だったので、油断してインビジをかけていなかったのが敗因だ。

 この中央の島にいるオークの強さは半端ではなく、レベル60近いパーティーの狩り場になっているらしい。つまりレベル50では全く歯が立たない。また、歯が立った所でソロではどうしようもない。ここは逃げるしかない!と即座に逃走開始。川から陸に上がれる場所は昨日の探検で判っていたのが幸いし、迷う事無く脱出に成功。昨日の経験が行かされた。(後でログを見てみたら、この時の弓オークは近くにいた高レベルパーティーが取ってくれたようだ。ほっ)

 一旦ダボイの外に出てから仕切り直しだ。今度は最初からインビジを使って慎重にタチジャコウゴケのある場所までたどり着いた。そこは井戸側から外に出る事しかできないような一方通行になっていて、外側にはザーカーオークなど修道窟クラスの激強オークがうようよ。

 しかしタチジャコウゴケのある側には(レベル50から見て)弱めのオークが1匹のみ。ソロでも勝てそうだ。こいつを倒せばコケを取れるが、少し離れた所を徘徊しているオークがリンクして来たら死亡確定だ。・・・やるか? やれるのか? ぐずぐずしているとインビジが切れてしまう。

 周囲のオークとの距離を見切り、これならやれると判断。富野セリフ風に「やるっ!」と一言。オークに斬りつけた。

 「近くのオーク・・・来るなよぉ・・・」
 「早く終われ・・・早くカタつけろ・・・」

 と心の中で祈る。心臓の音がドキンドキン聞こえる。そのオーク一匹に勝つのは問題無いが、戦闘が長引くと他のオークに見つかってしまう危険性が高くなる。

 戦闘終了。勝った! リンク無し! よしっ!! 即座に目的ポイントに駆け寄ってタチジャコウゴケをゲット。続けてインビジ詠唱。脱出っ! こうして長年の懸案だった「タチジャコウゴケ」を入手できたのだった。ふう。スリルあったわ〜。


【敢えてハズレを釣れ】
 バストゥークの初期のクエストで「バケツ」を5個持って来いというのがある。バケツは釣りでたまに釣れるアイテムで、釣りのハズレアイテムだ。

 バストゥークで始めた人にとってはそうでもないのかも知れないけれど、俺みたいにウィンダスで始めた人は、ウィンダスの漁業ギルドやマウラ・セルビナ間の連絡船などでさんざん釣りをして、そういう道を経てからバストゥークにたどり着いているはず。そういう、ある程度釣りをやり込んだ後になって、バケツを釣って来いと言われると、「今さらそんなハズレアイテムなんか釣る気になれねえよ!」と怒りたくなってしまう。少なくとも俺はそう思った。

 バケツを5個釣り上げるまでに、一体何時間釣り続けなければならないのだろうか? サカナも相当数釣り上げられるのだろうけど、特に利用価値の無いサカナが釣れても無駄だよなあ・・・などと考えてしまう。だからこのクエストはもう最初から棚上げ確定だった。

 あれから半年・・・。いつまで経ってもコンプリートされない初期クエストがオファーリストに居座り続けるのも嫌になってきた。しょうがねぇなぁー! もう! 仕方が無いのでバケツを5個釣る事を決意。

 やり方は判っている。ツェールン鉱山の奥に池(淡水)があり、ここで海水魚用の餌で釣りをするのだ。海水魚用の餌だと当然淡水魚はかからない。かかるのは餌に無関係のバケツだけ。つまりバケツだけが釣れるという寸法だ。こういう方法をせずに普通に釣っていると普通にサカナがかかってしまうため、バケツ5個を集めるのに物凄く時間がかかってしまうはずなのだ。

 海水魚用の餌(ゴカイ)を1ダース買い込み、鉱山の奥の池で釣り。判ってはいたが本当にバケツだけがひっかかる。バケツのくせして「獲物に逃げられた」と言われて餌が1個無駄になるのが謎だけど、餌1ダース使い切る事無しにバケツ5個ゲット。1時間くらいかかったかなあ。

 これの褒美が300G・・・。そして付いた称号が「バケツフィッシャー」・・・。褒美のお金はどうでもいいが、この称号はいらん!!


【アーティファクトをゲットせよ】
 11月のバージョンアップから導入された職業専用装備「アーティファクト」。以前、種族専用装備が導入された時もそうだったけど、導入直後からみなさんゲットに躍起になってます。

 これの第1段階のクエストはレベル40以上という条件らしいので、俺もさっそく受けるだけ受けておいた。戦士のアーティファクトはダボイのオーク集落から「片手剣のグリップ材」を取ってくるという内容だった。途中NMオーク2匹と戦わなければならないので、ひとりでは無理との事。にゃあにゃあ団のイベントとしてこのクエストをこなす事になった。

 が、アーティファクトのクエストについてはまだ詳細が完全知られている訳ではなく、戦士が少ないにゃあにゃあ団では戦士のアーティファクトについて詳しい人がいないのだった。でも断片的な情報を元に挑戦。

 オークの集落にあるテントのひとつに「Hide Flap」というのがあるので、それを調べると問題のNMオークが出現するという。集落に行ってみると確かに「Hide Flap」がある。しかしいくら調べてみても何も起きない。おかしいなあ・・・。

 この「Hide Flap」には戦士のアーティファクト用の物と、モンクのアーティファクト用の物が別に存在するのではないか?という意見が出て、別の集落のテントを調べてみる事にした。

 そうしてもうひとつの集落にあった「Hide Flap」を調べてみたらNMオーク出現!!
 「でたー!」
 みんなで寄ってたかって攻撃し、割とあっさり勝利。

 この後にもう一度「Hide Flap」を調べると目的の「片手剣のグリップ材」が手に入って、後は依頼人に持って行くだけ。はい、これで終了。最終的にもらえる装備は片手斧「レイザーアクス」で、それまで愛用していた「連邦魔戦士制式戦斧」とほぼ同レベルの性能だ。

 アーティファクトは何段階もあって、最終的には鎧・兜・小手など主要装備が揃うらしい。が、第一段階はいざ知らず、第二第三と難易度が急上昇。全部揃えるのは高レベルのパーティーでもかなり根気が必要になるらしい。

 俺の場合、第二段階および第三段階のクエストも受けられたが、それで得られる装備はレベル50ではまだ装備できないとの事。が、それでも挑戦したくなるのが身の程知らずのトホホプレーヤーだ(^^;

 まずは、古墳のどこかにあるコッファー(上級宝箱)から小手を手に入れて来いという内容だ。このコッファーの鍵は以前パピルス狩りを手伝った際に偶然入手していた。また、別の時にはコッファーを目撃した事もあった。だから今の俺でも古墳の中を歩き回れば、コッファーを発見して目的の小手を入手できる可能性があると踏んだ。

 と言う訳で単身古墳の中を走り回ったYO! でも、コッファーが出そうな所にはたいてい誰かが待機していて、ポッと出の俺が入り込める雰囲気ではなかったYO! おまけにエレメンタルの接近に気が付かずにスニークを唱えてしまって激強骸骨大量リンクで人知れず死んじまったYO!

 すんません。もっとレベルを上げてから出直します・・・(T_T)


【ど根性サンダルを探せ】
 セルビナのクエストに「根性試し」というのがある。ダボイのオーク集落にはたくさんの壺があるが、そのどれかに「ど根性サンダル」というアイテムが入っているから、それを取って来いという内容。その際お金を賭けて、期限内に取って来れたらその期限の長さに応じて掛け金が増えるという内容。

 (ゲーム内時間で)24時間以内なら3倍。72時間以内なら1.2倍にして返すという。もちろん、サンダルを取って来られなかった場合には賭け金が帰ってこない。

 賭けでお金が増えるのは魅力あるけど、ダボイのオーク集落はレベル50でもまだまだ安全ではない。特に、奥の方の集落で絡まれたらほとんど絶望だ。だからこれまでこのクエストはずっと敬遠していたのだった。

 が、ミルキーさんのナイトクエ、タチジャコウゴケのクエ、戦士アーティファクトなど、ダボイを舞台にしたクエストを続けざまにこなした結果、もしかしたらやれるんじゃないか?という(あまり根拠の無い)自信が高まって来たのだった。

 セルビナからダボイまで往復するだけでも半日以上かかりそうだから24時間以内というのはまず無理だとしても、72時間なら何とかなるような気がしてきた。取り敢えず掛け金100Gで期限72時間という事にして挑戦してみた。

 さっそく一番楽な集落で壺探し。この集落にいるオークは一対一なら勝てるくらいの敵だが、それでも周囲から大量リンクしてきたら命が危ない。要するに一番楽なここですら死亡の危険があるというワケ。

 ただし休日の夜などはレベル上げや他のクエストに挑戦しているパーティーがたくさん来ていて、彼らがオークを狩ってくれているので、ほぼ安全に歩き回る事ができる。このチャンスを逃さずに壺をチェックしまくったがサンダルは見つからない。

 そこでより奥の一段危険度の高い集落に進んでみた。この集落でもレベル上げのパーティーが戦っていたが、安全に歩き回れるほどには掃討されておらず、慎重に隠れながら壺を調べないといけない状態。

 壺発見。壺の横にはオークが立っていたが、向こうを向いていたので背後からこっそり近づいて壺をチェック。と思ったら運悪くオークがくるりとこちらに向き直ってしまった。見つかってしまった! 「グルル・・・」とうなり声を上げて襲いかかってきた。ヤバッ! 戦っても勝ち目が無いのでそのまま逃走し、何とか逃げ切った。ふう・・・。

 やっぱり無理なのかなあ・・・とあきらめかけたけれども、ここであきらめたらクエスト失敗になってしまう。時間切れで失敗になってしまうのならいざ知らず、やれる事もやらずにあきらめるのは格好が悪すぎる。ダメで元々! ダメで元々じゃあぁないですかーー!! と、誰かの歌にあったセリフを自分に言い聞かせて再びダボイに突入した。

 さっきの場所まで戻って、様子をうかがう。経験値稼ぎのパーティーがオークを狩って空白になった直後を狙い、サササッと駆け寄って壺を調べて来る。

 オークは視覚探知タイプなので、自分が透明になる魔法「インビジ」を使えばオークから発見される事は無い。しかしインビジがかかった状態では壺の中をチェックできないので、壺を調べる一瞬だけでもインビジを解除する必要がある。その瞬間にオークに発見されてしまうともうダメ。発見された後で透明になっても手遅れなのだ。

 何度か隠密行動を繰り返した結果、この集落の壺にもサンダルは無いという事を確認した。残るは一番奥の激強オークがうじゃうじゃいる集落なのか? もしあそこだと、もうサンダルゲットはほぼ不可能だ。これはもう本気であきらめるしかないのかも・・・と落胆。

 でももしかしたら見逃した壺があるのかもと思って、最初に行った楽な集落の壺を再び調べて回ったが、やはりサンダルは見つからない。ダメか・・・と思ったら、櫓の上にも壺があるのを発見した。

 この櫓、ダボイに入ってすぐの広場にあるのだが、行き方が解らない謎の場所だ。地図を見るとダボイ中央にある島から行けるように書いてあるが、その島に行く方法も解らない。島の回りをぐるりと歩いてみたが、どこにも登り口が無いのだ。

 でも島では高レベルのパーティーが経験値稼ぎをやっているのが見える。と言う事は当然どこかに道があるはずだ。島の回りから行けないとなると一体どこから行けるというのか? 地図を見ながらじっと考えてみた。ん?・・・もしや地下から行く道があるのか?

 ダボイには修道窟という地下エリアがある。そこを経由して行く事ができるのではないか? 修道窟のマップを見てみると、確かに中央の島の位置に続く道があるように見える。これだ! これに違いない!!

 ただし修道窟のオークはどれも激強で、レベル50の6人パーティーでやっと勝てるかどうか?というくらいの強さのヤツがゴロゴロいる。その中を、いつ切れるか判らないインビジをかけて走り抜けるのはかなり度胸がいる。でもまあ一旦オークに絡まれてしまえば、相手が「同じくらいの強さ」だろうが「とてもとても強い」だろうが死ぬ事には変わり無いワケで、そう思えば「毒を食らわば皿まで」の気分で吹っ切れるのだった。

 途中でインビジが切れない事を祈りつつ修道窟を駆け抜け、問題の場所まで行ってみると、予想通りそこが中央の島だった。やった! 俺の推理は正しかった!! まずは第一段階は成功。

 その島にいるオークは修道窟のオークよりも更に一段上の超激強オーク。レベル60寸前くらいの人たちがガンガン戦っており、レベル50なんてお呼びじゃないという感じ。すげえ・・・。

 そこをインビジで駆け抜けて、例の櫓に行ってみた。そこにはタルタルの魔法使い(NPC)がいて、何かイベントが起きそうな雰囲気だったが、今回は何も起きなかった(右の写真)。ここに関する情報はまだほとんど攻略サイトに記述が無いが、必ず何かが起こるはずだ。まあそれはさておき、問題の壺を調べてみたがサンダルは発見できず。く・・・。ここまで来てもまだダメなのか・・・。

 そう言えばさっきの島にも壺があったなあと思い返し、島に引き返した。壺はすぐに発見できたが、周りが超激強オークだらけなのでなかなかチェックできない。レベル上げパーティーがオークと戦い始めた瞬間を狙ってインビジを解除し、速攻で壺をチェック。しかしここにもサンダルは無い。くそう。これまでか・・・。

 いや、まだ奥にもうひとつ壺が見えるぞ。あれをチェックできるか? オークが近い。危険過ぎる。と、レベル上げパーティーがそのオークと戦い始めた。チャンス!! すかさす壺に駆け寄って中をチェック。「ど根性サンダル」発見!! ゲット成功!!

 やった!! 遂に発見したぞ!! この時点で60時間(ゲーム内時間)以上経過していた。期限は72時間。これからセルビナに走って戻れば何とか間に合いそうだ。

 すぐに島から川に飛び降りて、ダボイを脱出。ひたすらセルビナに走り続け、何とか期限内にサンダルを届ける事に成功した。報酬は120G・・・。(掛け金が100Gで、その1.2倍だから)

 掛け金が大きければそれだけ儲けも大きくなるけれど、こんなに危険が大きいのでは割に合わないなあ。(もしサンダルが入口に近い難易度の低い集落にあれば24時間でも楽勝で、大儲けができるのだろうけれど、そうなる確率は低い) 一度はやるけど、二度はやる気になれない過酷なクエストだと思った。

[2002/12/30]
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