ファイナルファンタジーXI
(37:ラストスパート編)

ジラート発売までにカンストしたいんでス!



【料理人クエ】
 マウラの宿屋にいる料理人ライチャード。彼の依頼で色々な食材を集めてきてくれと頼まれる連続クエスト。これまでにダルメルの肉、蜂の巣のかけら、パフボールなどを彼の所に届け、クエストをクリアしてきたが、現状最後と思われる「蟲の卵」はなかなか取れなくて苦労していたのだった。

 「蟲の卵」はクローラーの巣にいるガーディアンクローラーが落とすという事はずっと以前から判っていた。ロランベリー881を取る際に「蟲の卵」が出るのを何度も見ているし、俺も1個は取っている。が、要求は「4個持ってきてくれ」だし、ガーディアンクローラーはソロで戦うにはちょっと強い相手。2人以上でやれば楽勝なんだけど、このためだけに手伝ってくれるような人はいないだろう。

 また以前はちゃんと強さが表示されていたんだけど、いつからだったか「計り知れない」に変更されてしまったため、ソロでやれるかどうかの見極めができないでいるのだった。レベル56戦士ならばソロでもやれるのかも知れないが、戦い始めてから勝てない事が判った場合、逃げ場が無いため討ち死にするしか無いというのが辛い。

 普通に逃走した場合、出口までの途中にいるワーカークローラーが全部リンクしてしまい、以前ここでやられたMPKと同じ状況になってしまう。逃げ切れたとしてもガーディアンクローラーが出口付近に残されるため、無関係の人が絡まれてしまってMPKになってしまう。それは絶対にマズい!

 やるとしたらサポ黒にしてデジョンで脱出するか、サポ獣にして周囲にいるトカゲをペットにして戦わせるかというくらいだが、危なくなってからのデジョン脱出は詠唱が失敗する可能性が大きいし、ペットを使う方法もあんまり自信が無い。(普通に獣使いを育てていても1時間に1回くらい死んだりする俺)

 などとさんざん悩んだ末、戦士56での真っ向勝負を挑む事にした。サポは回復重視で白魔道士とし、ヤグードドリンクやハイポーションを4個ずつ携帯。武器はペンタスラストが強力な槍とした。これだけ準備すればいくら何でも負ける事は無いだろう。結果は楽勝。ハイポーションはおろか、ケアルも使わずに勝てた。どうやらこのガーディアンクローラーの強さは、周囲にいるワーカークローラーと同程度のようだ。

 勝つのは問題無いという事が確認されたが、肝心の「蟲の卵」がなかなか出ない。ロランベリーを2ダース持ち込んで、やっと「蟲の卵」が1個出るという程度。サポをトレジャーハンター(戦利品が出る確率アップ)ありのシーフにしてみたが、それでも「蟲の卵」が出やすくなった感じは無し。ただし、トレハンありだと「絹糸」が出やすくなるようだ。

 結局、ロランベリー5ダース使って「蟲の卵」3個をゲットしたのだった。前から持っていた1個を加えてライチャードに届けてクエストコンプリート。副産物の「ロランベリー881」はセルビナにいるNPCが1個8百Gで買い取ってくれるので、そこで売却。この収支を考えてみる。原料のロランベリーは1個120G。ロランベリーが3〜4個を消費して「881」が1個手に入るという割合なので、5ダース投入の場合は7千2百Gで買った物が1万2千〜1万6千Gで処分できるという計算。手間の割に儲けは多くないけれど、取り敢えず損はしない仕事とは言える。


【いい仕事してますねぇ〜】
 戦士として前衛に立っていると、戦い方の巧い人に驚かされる事がある。現在の技連携では、シーフが「不意打ち」「だまし討ち」を重ねた上で「核熱」や「湾曲」で終わる技をブッ放すのが主流だが、「不意打ち」は敵の背後から撃たないと成功しないため、他の前衛は何とかして敵の向きをコントロールする必要がある。

 基本的には、防御力に優れるナイトがタゲを取ってそのまま耐え続けるという方法(タゲ固定)で行くのだけれど、敵が固すぎたり、前衛の攻撃命中率が低かったりすると、タゲが固定できずに敵がふらふらと向きを変えてしまう事がある。というか、毎回常にタゲ固定できるとは限らないのが実際だ。

 だから技連携時に、1発目、2発目と技を決め、さあトドメの3発目・・・と思った瞬間に敵がクルリと向きを変えたりして、不意打ちが失敗になってしまう事がよくある。(不意打ちに失敗すると与えるダメージがだいぶ少なくなってしまう)

 こんな場面でシーフがとっさに立ち位置を変えたり、あるいは他の前衛が「挑発」を入れたり、「挑発」が切れていた際には別の何かの手段(ウォークライとかバッシュとか)を使って敵の向きを変えて、失敗しそうだった連携を成功させてしまう事がある。このような行為はほとんど瞬間的な判断が必要で、ギリギリの場面で「江夏のあの一球」的な技を見せられると、思わず「う、巧い!」と唸ってしまう。横で見ているニョーボには何が凄いのか解らなかっただろうが、前衛をやっている俺にはその凄さがよく解る。

 もしこれがスポーツ中継だったら、解説者が「あ!今のはナイスプレーですよ」「はい〜、あれは物凄い一瞬の判断力が要求されますから〜、なかなかできる事ではありませんね〜。私も現役時代に・・・」などと解説を入れているはずだ。

 このような上手いメンバーと一緒だと稼ぎがグーンと良くなる。稼ぎだけでなく、パーティーが敗走しにくくなる。ちょっと前までは1体相手でも苦戦していた最強クラスオーク、チャンピオン、ドレッドノート、ドラグーンなど(右の写真)がリンクしても逃げる事無く戦い続け、3匹連続で撃破しちゃったりする。

 戦った当人たちが「あの状況で逃げずに、しかも勝てるとは・・・」と驚きを隠せなかったりする。経験値も連戦ボーナスが付いてウハウハだ。前衛としても、技連携がビシッと決まって大ダメージが出たりするととっても気持ちEーーーーーーーーっ!


【最後のアーティファクト】
 最後の戦士アーティファクト=胴装備をゲットするにはベヒーモスの縄張りに出るゴブリン盗賊団を倒さなければならないという。しかしこいつは一度に3匹出現し、しかもそれぞれが非常に強いので、レベル60のフルアラでも真面目にやらないと敗北の危険が大きいという。

 知り合いがいっぱいいる訳でもなく、自分でフルアラを仕切る度胸も無い小市民な俺としてはそうそう簡単には挑戦できず、悶々としていたのだった。ジュノでは時々そういうアーティファクト(AF)目的の募集シャウトを聞くから、もしそういうのに出会ったら挑戦するつもりで、待ち時間には毎夜ジュノでシャウトをチェックしていたのだった。そしてある日ついにそういうシャウトが! 戦士、白魔道士、赤魔道士の合同AFツアーのメンバーを募集するシャウトだ。

 この夜は、本当はシシシシ団をやる事になっていたのだけれど、事情を話して急遽中止してもらいAFツアーに参加させてもらった。そればかりか、シシシシ団の為に待機していたWさんが黒魔道士として協力してくれるという。ありがたいっ!!

 AFは各ジョブ専用なので、戦士AFの戦いには戦士以外のジョブは無関係。しかし戦士だけ集まっても勝てない。同様に白魔道士AFの戦いも白魔道士だけ集まっても勝てない。だから前衛職と後衛職がお互いに協力しあい、合同のAFツアーが企画される事が多い。それでも戦力が足りない場合には、お手伝いを募集したりする。

 しかしお手伝いで参加した人にはほとんどメリットが無いから、そうそう簡単には頭数が揃わない。だからWさんのような助っ人は非常にありがたいのだった。(Wさん以外にも、にゃあにゃあ団関係やフレンド関係で協力を名乗り出てくれた方が数人いたのは、とっても嬉しかったです。感謝感激です! ありがとう!)

 と言う訳で何とかフルアラ(18人)パーティーが結成された。ツアーの順番は、戦士AF→白魔道士AF→赤魔道士AFという順番に決定。どれも非常に強い敵が出てくるそうだが、特に戦士の物が危険だとの事。

 ベヒーモスの縄張りのある場所をチェックするとゴブリン盗賊団の3匹が出現し、こいつらを倒せば結果的に戦士AFが手に入る。しかしこいつらがメチャメチャ強い!結論から言えば今回は何とか勝てたのだけど、一歩間違えば全滅というくらいの危険度だった。(実際1名死亡)

 どこが危険かと言うと、出現する3匹がそれぞれ単体でも非常に強くなかなかHPを削れない。そしてゴブリン得意の爆弾攻撃を連発してくる。おまけに白魔タイプのゴブリンが「女神の祝福」を使って3匹のHPを全回復してしまう事があるらしい。

 爆弾対策と祝福対策のため、各ゴブリンをそれぞれ1パーティーが担当してそれぞれ引き離し、お互いに離れた場所で各個撃破するという作戦が良いとされている。また、かなり固い敵なので技連携をキッチリ決めないと戦闘が長引き、戦闘が長引くほど全滅の危険が大きくなるという。

 そういう難敵なので事前の作戦打ち合わせが重要になる訳だけれど、即席大人数パーティーでそんな事はなかなかできない。たとえよく知った仲間のパーティーでもフルアラ戦闘ではあまり複雑な作戦はできないのが普通だ。いわんや即席パーティーにおいてをや・・・。

 作戦の概要がひと通り説明された後、メンバーの名前も把握しきれないままぶっつけ本番で戦闘開始。作戦では、1パーティーが白魔タイプのゴブリンを引き離すという事になっていたのだが、どいつが白魔タイプなのかさっぱり判らずいきなり失敗。

 そして、ひとつの敵を同じパーティーメンバーが攻撃しなければ技連携できないわけだけど、どのパーティーがどのゴブリンを担当するか周知徹底させていなかったため、各人がバラバラに攻撃を開始してしまった。このままではせっかく決めておいた技連携もできない。自分のパーティーメンバーがどこで戦っているのか把握するだけでも大変な、大混戦状態になってしまったのだった。

 そこから後はもう何がどうなったのかよく覚えていない。途中で雑魚敵がポップしてしまって乱入してきたり、爆弾連発攻撃によるダメージに回復が間に合わず、全員のHPが赤くなるギリギリの所まで追い詰められたり、結局前衛のひとりが討ち死にしたり・・・。勝てたのが不思議なくらいの大混戦をくぐり抜け、何とか最後のAFファイターロリカ(胴装備)をゲットしたのだった。さすがに最後のAFだけあって厳しい戦いだったわぁ(T_T)

 その後パーティーはフェ・インに行って白魔道士のAF戦に臨んだ。ここでの敵は1体だけなので、先のゴブリン3匹のような乱戦になる事は無いが、その分強さが半端でない。HPが1000以上ある前衛戦士が一撃で瀕死状態になるような超強力な攻撃を連発してくる。作戦は、最も防御力が高いナイトがタゲを取ってタゲ固定し、後衛はひたすら盾役に回復魔法を掛けまくるという物。

 敵のHPが異様に高いため、強力な技連携を決めてもHPを削れた気がしない。そうこうしている内にタゲが他の人に移ってしまって、前衛のHPが一撃で赤くなったりする(実際2名即死)。俺も何度かHPが100程度まで行ってしまって怖かった。しかし前衛は敵に叩かれるのが仕事。死亡は覚悟の上。(2度3度と連続で死ぬとかなりヘコむけど・・・) 倒すとなんたらのマスクというアイテムが手に入り、これが白AFとの交換アイテムになる訳だ。

 ここまでは比較的順調だったのだが、ここで事件発生。マスクを白魔道士以外の人が間違ってロットインしてそのまま入手してしまったのだ。このアイテムはEXアイテムであるため一旦入手してしまったら譲渡不能。また、例の敵を呼び出すためには呼び鈴とかいう特別なアイテムを消費する必要があるため、失敗したからといって簡単にはやり直せないのだった。

 間違ってマスクを入手してしまった人はもうひたすら謝り続けた。本人の不注意ではあるけれど、わざとやった訳ではないし、今さら彼を責めてもアイテムが戻ってくる訳でもない。だから他のみんなも彼を責める事はしなかった。まあ取り逃した白魔さん当人はそれまでの苦労が全て無駄になったわけで、かなりヘコんでいたが・・・。ご愁傷様です・・・。

 この時点で夜中の1時だったので、今から呼び鈴を取りに行く訳にも行かず、結局この夜はあきらめ、後日再挑戦するという事になったのだった。その後は赤魔道士のAFが同じフェ・イン内にあるのでそちらをサクッとこなし、この夜は解散になったのだった。


【レベル60へのラストスパート】
 「ジラートの幻影」発売まで2週間という時点でレベル59に上がった。ここからレベル60に上がるのに必要な経験値が2万弱。そしてカンスト(カウンターストップ:経験値カウンターが1999になってそれ以上あがらなく状態)になるのに更に2万の経験値が必要。

 戦士の経験値稼ぎができる土曜日曜はあと都合4日しか無い。ガンガン稼げるパーティーで1時間当たり約2千の経験値だから、カンストするまで20時間は稼ぎ続けなければならない計算だ。4日間の内で達成できるかどうか・・・。理論的には十分到達可能域だけど、パーティー運が悪かったりするとちょっと微妙なところだ。

 勝利の鍵は白魔道士、黒魔道士、吟遊詩人という後衛3人を確保できるかどうかという点だ。白さんは回復魔法、黒さんは強力な魔法攻撃と緊急脱出魔法、吟遊さんは色々な歌でサポート。特に吟遊さんのMP回復の歌の威力は凄まじく、これが有るか無いかで稼ぎが全然違ってくる。

 ところがこれら後衛ジョブの人は多くの場合不足気味。後衛ジョブの人もなるべく確実なパーティーに入りたいと思うので、ソロの戦士がいきなり「一緒にパーティー作りませんか?」と言われるよりは、ある程度メンバーが揃っているパーティーから誘われた方が入る気になってくれると思われる。だから1人でも2人でも呼び水になる仲間が欲しい。

 そう思っていた所に運良くいてくれたのがにゃあにゃあ団のWさん。黒魔道士のレベルが俺とほぼ同じで、やはりレベル60を目指している。Wさんに話をつけて、一緒にパーティーを作る事になった。つまり黒さん確保。

 次は白さんか吟遊さん。多くの人が出発準備をしているような時間帯では、それぞれ何人かフリーの人がいるようだ。全エリアサーチでフリーの人がひとりもいないようだと絶望的なので、募集をし始める時間帯が重要だと見た。

 「こちら戦黒(59〜58)の2人ですが」

 ここまで打ち込んだらニョーボが「声を掛ける時は、まず『こんにちは』よ!」と指摘してきた。数少ないフリーの人を早く確保したいと焦っている時には、「こんにちは」の5文字を打つ手間ももったいないのだが、しかし挨拶は重要だ。相手にしてみたらこの一文だけで仲間に入るか断るかを決める訳で、だからこそ礼儀正しい態度が重要という訳だ。

 ニョーボの意見に従って、必ず「こんにちは」とか「こんばんは」を入れるようにした。すると誠意が通じたのか、かなりの確率でOKが出るではないか。以前別のレベル帯でパーティーを組もうとした際には何人に声を掛けても断られ続け、マジにへこんだ事があったが、あの頃の事が嘘のようにOKの返事が来る。現在57〜59くらいのレベル帯の人は、「ジラートの幻影」発売前のレベル60到達が射程距離に入っているため、参加希望こそ出していないものの、実は誘われるのを待っている人が多いのだろう。

 白さんか吟遊さんが入ってくれれば後はトントン拍子で決まる事が多い。白黒吟の後衛トリオが揃っているパーティーから誘われたら、たとえ他に用事があったとしても予定を変更してパーティーに入りたくなるくらいだ(^^;

 前衛要員としてはナイトとシーフというのが定番になっている。防御力に優れるナイトが敵の攻撃を全て受け止めている間に、敵の背後からシーフが「不意打ち」+「だまし討ち」+「技連携締め」を決めて大ダメージを与えるというパターンだ。もちろんこれ以外のパターンでも勝てるのだけど、このパターンが決着が早いという点で好まれているようだ。なので、現在はナイトとシーフの人気が高い。

 それ以外のジョブ、暗黒騎士やモンク、赤魔道士などは、残念ながら積極的に誘う理由があまり無いので、このレベル帯では干され気味になっているように見える。それらのジョブをやっている人には申し訳ないが、選ぶ立場からするとどうしても定番ジョブを先に探してしまうのだった。

 レベル60へのラストスパートは、最初の土曜日から猛烈だった。パーティーを組むのも早かったが、組んだメンバーが何かに取り憑かれたようにプレイし続けたため、何とこの1日だけで2万もの経験値を稼いでしまった。つまりこの日のうちにレベル60にアップしたのだった。これは1日で稼いだ自分史上最高記録だ。

 レベル60で戦士アーティファクト(胴)が装備できるので、レベルアップしたその場で披露。

 「ヘソだし装備!」

 別パーティーだけど近くで戦っていたスチールさんから「フル装備だ!」との驚きの声が届いた。

 そして次の日(日曜日)も朝もはよからパーティー編成。自分がリーダーになって白さん吟遊さんを立て続けにゲット。何とこの日も2万近い経験値を稼ぎ出し、夕方にはレベル60のカンストになってしまったのだった。驚異のハイペースだ。時給は2千5百〜3千であった。

 この土日で都合6回パーティーを組んだが、毎回必ず吟遊さんが入っていたのと、Wさん、Rさん、Yさん、メフィストさん、レイチェルさんなど、上手い知り合いがそれぞれ参加してくれていたというのが大きかった。一緒に戦った皆さんの健闘を讃えつつ感謝!


【戦士アーティファクト、フル装備】
 まさか自分がレベルキャップに到達できるなんて・・・。ああ、思えば遠くに来たもんだ(T^T)o レベル60になったので戦士アーティファクト(胴)を装備。これでアーティファクトのフル装備が完成だ。

 戦士の装備は何とヘソ出し(右の写真)。何となくビーチバレーの選手を彷彿とさせるスタイルで、男性キャラが装備するとキモい!とか言われているが、意外に女性キャラで装備している所を見かけない。こんなに肌を露出しているのに、全身プレートの鎧装備よりも防御力があるというのが不思議だ!とニョーボが文句を言っていた。気持ちはわかるがそんな文句を言われてもなぁ〜(^^;

 ローディーのレベル60到達を知り、アーティファクトフル装備をわざわざ見に来る好き者(にゃあにゃあ団の人たち)がいて、見に来た人はみんななぜかしゃがんで見ていた。なぜしゃがむ? 下から見上げると何かイイ物が見えるのか?(^^; ヘソ出し装備ハァハァハァ・・・。


【紋章の刻まれた鍵】
 サンドリアのクエストで、「紋章の刻まれた鍵」を取ってきてくれというのがある。これはエルディーム古墳を抜けた先にある小島に出現する「歩く木」系のモンスターAhtuが落とす、という事はかなり前から知っていた。

 が、このモンスターは非常に強いため、レベル50代の戦士でもソロで勝つのはほぼ無理。仲間と一緒に行けば勝てるはずなのだが、1度に1体しか出現しないし、2時間だか3時間に1回しか出現しないため、せっかく行っても誰かに倒された後だったりして、つまり無駄足に終わる事が多いのだった。これまでにトラタンさんなど何人かにご協力いただいて挑戦してみたがそのモンスターには出会えずにいたのだった。

 噂ではレベル60の戦士ならばソロでも何とか勝てるとの事。ならばレベル60になった今こそ挑戦する時だと決意した。

 その小島に行く道は古墳内のスイッチを操作して扉を開けなればならないため、一人だけで行くのはちょっと無理。しかし、日曜の夜などだと、古墳内で戦っている人たちがスイッチを操作しているので、誰かが扉を開けた隙に通り抜ける事ができる。

 と言う訳で小島に行ってみた。あのモンスターはいるか? ドキドキしながらトンネルから出てみたが、・・・いない。誰かが倒した後のようだ。しかも2人パーティーがポップ待ちをしている様子。

 この島にはその「歩く木」以外にはモンスターが出現せず、海釣りをする事くらいしかやる事が無い。待ち時間は非常に退屈だ。このまま2時間か3時間待ち続けるのも無駄なので、その場でログアウトし次の日に再挑戦する事にした。

 朝、いつもより早く目が覚めてしまった(恒例ですね(^^;)。Ahtuは出現しているのか? ドキドキしながらログイン。いた! ローディーの背後にズド〜ンとそびえ立っていた。こ、怖っ!! 強さを調べてみると「計り知れない」になっていた。

 急いで戦闘準備だ。ミスラ風山の幸串焼きを食べ、プロテスを掛け、MPを全回復。持ち物を確認してから戦闘開始。近づいて戦い始めてみたらこいつが異様にデカい事に気が付いた。ジャグナー森林なんかにいる「歩く木」よりもふた回りくらい大きいんじゃないですか?(左の写真)

 強さとしてはローディーとほぼ互角という感じ。このまま普通に戦っていると負けてしまうので、「女神の印」+「ケアル3」でHPを回復。TPが貯まった所で「マイティストライク」+「ウォークライ」を発動して、必殺の斧技「レイジングラッシュ」! 現在ローディーが使える技の中で最強の多段ヒット技。マイティストライクと併用すると超強力で、1千ダメージ発生!!。さしものAhtuも撃沈し、「紋章の刻まれた鍵」ゲット!! 若干の経験値が出たところから考えて、このAhtuはレベル60から見て「楽な相手」というレベルのようだ。


【宝箱の開け方】
 これまでソロでは勝てないと思っていたAhtuを倒した事から、他にもこれまで無理だと思っていた事ができるようになったのではないかと考えてみた。そして真っ先に挙がったのが、古墳の宝箱(木箱)の件だ。エルディーム古墳の木箱の鍵はあるボム系のモンスターが落とすのだが、あいつにもソロで勝てるんじゃないか? そして木箱も比較的簡単に探せるんじゃないか?と思った。

 古墳ではコッファーを探す人はかなり多いけれど、木箱の方はあんまり探されていないような気がする。俺がコッファーを探していた頃でも、木箱は放置されている所を何度か目撃した。

 木箱の中身はファルカストラという両手鎌だ。両手鎌はスキル200でギロティンという強力な技が使えるという事でその為に鎌を育てたいが、今使っている鎌はちょっと威力が弱い。レベル60以上でも主力として使える強い鎌が欲しいと思っていた。(ファルカストラよりも強い鎌が何種類かあるが、それらはどれも桁外れに高額な値段で取引されており全く手が出ない。俺が入手可能な物の中で一番強いのがファルカストラなのだった)

 という訳でファルカストラ目的で古墳の木箱の鍵を取りに行った。鍵を出すモンスターはAzerというボム系で、自爆攻撃が非常に痛い。先日もレベル50代の戦士が自爆に巻き込まれて一撃死亡したのを目撃したばかり。でも戦士60ならばもしや・・・。戦士アーティファクトは耐火がアップするし、耐火を上げる魔法を併用すれば耐火を30以上にできる。その状態で戦えば行けるのでは・・・。

 という訳でさっそく挑戦。結果、自爆攻撃をある程度レジストする事ができ、HPが半分程度になっていても取り敢えず即死の危険は無いようだ。6匹ほど倒した所で「古墳の箱の鍵」ゲット。すぐさま古墳内を探索してみたけど箱は見つからず。おそらく氷河側から行く古墳にポップしているのだろう。かなり遠い道のりではあるけれど、箱を探しに氷河を走った。

 氷河側の古墳に入ってみるとあっさり箱を発見。おお! これを開ければファルカストラが手に入る(かも)! 箱のすぐ側をゴースト系モンスター「ブラッドソウル」が徘徊していたが、スニークをかけた状態なら襲われる事は無いからさっそく開錠。

 「スニークの効果が切れた」

 え・・・。

 実はこの数日前に「宝箱を開けた時にスニークの効果が切れるようになったらしい」という噂を聞いていた。以前はスニークをかけた状態のままで宝箱を開ける事ができたので、スニークだけで探索できる古墳の宝箱やコッファーは安全に開ける事ができ楽勝だった。が、最近になってここの仕様が変わってしまったようだ。ローディーのスニークが切れたとたんにブラッドソウルが襲いかかってきた。箱の中身は7500G。つまりファルカストラは入手できず・・・。結局ローディー討ち死に(;_;)

 ジュノに戻って競売を見てみたら、ファルカストラは3万G程度で買える模様。昔はかなりの高額で取引されていたように思うのだが、もっと凄い鎌が出現したために安くなっちゃってたのね。このままだとファルカストラを入手できるまで鍵取り→宝箱探し→スニークが切れて死亡というサイクルを繰り返しそうだったので、思い切って競売で落札。ファルカストラを持っていれば宝箱探しに行く理由が無いから、宝箱を探しで死亡という事もなくなるという理屈・・・。でも・・・、何となくショボーン・・・。


【結婚式】
 にゃあにゃあ団のDさんとCさんが結婚した。結婚したといってもリアルで結婚したわけではなくて、FF11世界の中での話だけど。

 何月からだったか、プレーヤーキャラクター同士で結婚できるようになったんだよね。DさんとCさんは本当に仲が良く、特にDさんは自分のホームページで「好きなもの: Cさん」などと臆面もなく公表しており、これを発見した時には思わず「この野郎、サラしたろか!(^^;」などと思ったものだった。いや〜、善き哉善き哉(^^)

 その2人が婚約したのはもうかなり前の話なんだけど、結婚式の申し込みが当局に殺到していたらしく、3ヶ月くらい待たされたとの事。式の1週間前からリハーサルが行われ、当日も練習したそうな。また介添人も色々大変だったそうだ。ゲーム内の事とは言え、いい加減な事はできないのだった。

 結婚式の会場はウィンダスにある魔法学校の庭。会場に着いてみると正装(持ってる装備の中で一番まともっぽいヤツ)に身を包んだにゃあにゃあ団のみなさんが既に整列していた。俺としては戦士アーティファクトを着ていきたいところだったけれど、ヘソ出しファッションなので「正装」とは思われず却下。格調高いデザインの鋼鉄銃士隊制式鎧を倉庫から引っ張り出してきて装備した。

 会場ではにゃあにゃあ団のボスことセシリア姉御がいろいろ仕切っていた。ああ、本当の結婚式でも年上の親戚なんかが花嫁の世話をする光景が見られるが、あれと同じだなあと思った。

 いつもなら「○○タンにハァハァ・・・」とか「おkkkwwww」とか、高尚すぎるセリフが飛び交うにゃあにゃあ団だが、この時ばかりはみんな神妙。(式で不謹慎なセリフを言うと式進行の妨害とみなされて、ひどい場合には式を途中で中止する事もあると注意されていた。だから、ただ立っているだけの俺もかなり緊張した)

 BGMが通常の曲からそれっぽい曲に切り替わり、神父のタルタル(ゲームマスター?)がどこからともなく現れた。装備を見てみるとレベル80の武器を装備していた。あんたってばレベル80以上あんのかよ! だったら闇王も楽勝だな! などとツッコミたくなった(^^;

 式は滞りなく、おごそかに進行。新郎と新婦は各自持参した食べ物を交換して一緒に食べ、指輪を交換。そして誓いの言葉を述べたのだった(左の写真)。あらためて、DさんCさん結婚おめでとう〜(^^) いや〜、Dさんニクいよニクいよ〜 この色男ぉ!!

 式が終わったら神父タルタルはどこへともなく去っていったが、ついついその後を尾行してしまうにゃあにゃあ団。「追跡すな!(^^;」とボス。

 せっかくだからみんなで新郎新婦のために何かやろうという事になり、新婦のアーティファクトクエストと限界クエストの為のアイテム取りに行く事になった。

 まず黒魔道士アーティファクト。そしてボム炭をクリア。次はエクソレイの粘菌を取ろうと通称「キノコ部屋」へ。現場に着いてみたら、そこでは既に別パーティーがエクソレイと戦ってた。しかしエクソレイがリンクしてしまって危機に陥っている様子。にゃあにゃあ団は3パーティーのアライアンスだったので、楽勝だろうとすぐさま救援に入った。しかしエクソレイが3匹もいたため思わぬ苦戦に! そしてログに

 「Cは力尽きた・・・」

 という文字が! えええっ?! 花嫁、新婚旅行でいきなり死亡!!(-_-;

 その後何匹もエクソレイを狩り続けたが、結局この夜は目的の粘菌は出ず、解散となったのだった。(後日再戦して粘菌ゲットした)

[2003/4/12]
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