ファイナルファンタジーXI
(38:ジラート開始編)

一斉に開始される攻略が楽しいよねえ〜



【限界3】
 「ジラートの幻影」発売直前の4月15日、レベルキャップ解除を含むバージョンアップが行われた。バージョンアップ後にログインした人の多くはレベルキャップ解除のクエストに殺到した。ヌルゲーマーの俺ですらカンストしたくらいだから、レベル60で待機していた人はかなりの人数に登ると思われ、しかもレベルキャップ解除のクエストの受け方は誰でも容易に想像ができる物だったので、その殺到具合は半端でなかった。

 クエストは「獣人の紋章(3種類)を取ってこい」という内容で、オズトロヤ城、ダボイ、ベドーの最奥部に行く必要がある。しかしそれらの場所はレベル60まで行っているような人にはある意味馴染みの場所なので、頭数さえ揃っていればクリアは比較的簡単・・・かと思われた。が、そこには(いつも通りの)大混乱が。

 あまりにも大人数が一箇所に集中してしまったため、「紋章」がゲットできるはずのポイントがタゲれないのだ。街中の普通の扉でも一度に大人数が扉を開けようとすると扉がタゲれなくなるが、これと同じ現象が起こってしまったのだ。

 こうなってしまうともういくら頑張っても「獣人紋章」はゲットできない。一箇所に200人とか300人が密集して、早く目的のポイントをタゲろうとするのだが、みんながタゲろうとすればするほどタゲは不可能になっていく。(右の写真は、密集する人々)

 現場に来ているのに誰も目的を達成できないまま時間だけが過ぎて行く。これでは埒が開かないので、有志が「みなさん一旦ポイントから離れて下さい。このままではいつまでたっても終われません」などと何度もシャウト。

 順番に目的ポイントに近づくようにと提案するが、その順番は誰がどうやって決めるのか?とか、後からどんどん人がやってくるので、その人たちに順番を守ってもらうのは無理なんじゃないか?とか、異論が続出。なかなかまとまらない。

 俺が行った時のベドーでは、順番をアラ対抗のダイス勝負で決めて、比較的整然と順番待ちが行われた。ただしこのような方法を採っても目的ポイントのタゲは困難らしく、なかなか状況は改善されなかった。

 また、ほとんどの人はアライアンスを組んで来ていたが、中には数人とかソロで来ている人、来た時はパーティーだったが途中で他のメンバーが帰ってしまったためにソロになってしまった人などがおり、そのような人はダイス勝負に参加しなかったためポツーンと取り残されてしまった。

 俺もこのパターンだった。最初はにゃあにゃあ団のみなさんと一緒に来たが、夜遅くなってしまったため他のメンバーは途中で帰ってしまったので、ソロ状態になってしまっていたのだった。順番待ちで「もう1時間も待ってるよ!」と怒っている人もいたが、俺はその時点で2時間待ちだった。

 ここに来た順番としては俺はかなり早い方のはずなんだけど、一人で勝手に目的ポイントに近づくと「順番を守れ!」と怒られそうな雰囲気。しかしこのまま黙って待っていても自分に順番が来るのはかなり後になりそう。それこそ、今いる全員が終わった後にならないと自分の順番が来ない可能性が出てきた。でも小心者なのでだまって待ち続けた(^^;

 そんなこんなで時間が経つ内に待っている人数が減ってきた。週末でもない平日の深夜だ。普通のサラリーマンなら1時くらいが限度だと思われ、実際、1時頃には100人程度に減っていた。仕切り役だった人も帰ってしまい、統制のタガが緩んできた。また、人数が減った事でポイントのタゲも容易になってきたようだ。

 結局こっそり目的ポイントに走り寄ったら簡単に「???」をタゲる事ができたので、そのまま「紋章」をゲットしそそくさと脱出したのだった。


 この日のオズトロヤ城はもっと深刻な事態が発生していた。オズトロヤ城の最奥部に行くためには落とし穴に落ちる必要があって、その落とし穴は一度に大人数は通過できないのだった。落ちるためにはパスワードを入力する必要があるのだが、その入力を何人かが同時に行ってしまうと、入力受付が止まってしまったような状態になってしまって、落とし穴が作動しなくなるようだ。

 ここにも一時は200人以上が殺到。落とし穴の場所に行っても落ちる事ができないため、落とし穴の手前が大渋滞。渋滞すればするほど落とし穴を作動させるのが困難になるため、文字通り「埒が開かなく」なってしまったのだった。まあ、こういう問題はこれまでにも何度かあり、ある程度予想されていた事ではあるんだけれど、プレーヤー同士がギスギスしちゃうのはかなり辛いッスねぇ・・・。


 で、この次の日にも「紋章」ゲット(の手伝い)のためにオズトロヤ城やベドーに行ったのだが、初日はあれほど大混雑していた現場が、2日目にして既に閑散としているのにはビックリ。

 各獣人本拠地の最奥部は、レベル60のパーティーでも極めて危険な場所だ。例えばベドーのアダマンクゥダフは、戦士レベル60でも有効打をあまり当てられないくらい強い。倒すにはフルアラ以上の集中攻撃が必要だ。しかも隠密行動魔法インビジ・スニークで姿を隠しても、見破られるようになってしまったので、こっそり行く事もできない。

 そんな危険なヤツらが徘徊している所で無事に「紋章」をゲットするためには、ある程度大人数で行く必要がある。初日にオークとクゥダフの「紋章」を死なずにゲットできたのは、現場に50人とか100人とかの大人数がおり、人海戦術で戦ったからこそなのだった。ところが2日目はそのような大パーティーがほとんどいない。初日のような渋滞問題は無いので目的地まではスムーズだが、その代わり「紋章」をゲットする事が困難な状況。

 俺にとっての最後の「紋章」、ヤグードの紋章はたまたま先のパーティーがヤグード親衛隊ら強敵を倒してくれた直後だったため、何の問題も無く「紋章」をゲットできたが、現場は先の戦闘で倒された人の死体が何体も転がっているような怖い状況だった。この人たちが戦ってくれたからこそ俺たちは楽に「紋章」を取れたんだよねえ・・・。ごめんよぉ・・・。あんたたちの死は無駄にはしないからなぁ〜(合掌)。(危険すぎる場所なのでトラクタやレイズでの救出もできずじまい。あの場で死んだ人はまさに捨て石。すまん!)

 という訳で俺は限界3を無事突破。レベル61にレベルアップしたのだった。

 その後、手伝いでもう一度オズトロヤ城に突入したが、2度目はもう他パーティーが全然いないような状態だったので、「紋章」取りは文字通りの命懸け。実際、取りに行ったRさんはゲット直後に死亡した。(ゲットできずに死亡するよりは良かった・・・と言うべきだろうな)


【新ジョブフィーバー】
 「ジラートの幻影」導入からの新ジョブは召還士、竜騎士、侍、忍者の4つだが、召還士だけは15日のバージョンアップの時点から既に解放されていたのだった。

 その初日15日の夕方の時点では、まだほとんどの人がそのクエの全貌を知らず、色々な情報が錯綜していたのだった。しかし、いち早くクエを終了させる所まで行っていた人もいたようで、夜になって正解が知られるようになってきた。一旦正解が知れてしまうとそれが広まるのはほとんど一瞬。リーチ(通称「たこ焼き」「ぷよぷよ」)が希に落とす紅玉がクエストの鍵になっている事が知れると、至る所でリーチ狩りが始まった。

 リーチはその強さの割に美味しくない相手であるため、これまでほとんどの地方において放置モンスター、あるいは邪魔者扱いであった。それがこの1日を境に、取り合いでプレーヤー同士がギスギスするような「ポップ即狩られモンスター」になってしまった。シャクラミ迷宮内の通称「リーチ部屋」なんかはもう10人以上がひしめき合う混雑ぶり。昨日までは全く考えられなかった光景だ。

 リーチが紅玉を落とす確率はかなり低いようだが、そのリーチと戦う事自体がかなりの競争率になってしまい、リーチ狩りをあきらめて他にやる事を探す人も多かったのではないだろうか?


【ジラート発売当日】
 4月17日。いよいよ「ジラートの幻影」発売。でも実際には16日にフライング販売した店があり、16日から「ジラートの幻影」をスタートさせた人も存在したのだった。(16日の時点で既にジラートをプレイする事ができた)

 「ジラートの幻影」は予約で買う事もできたが、ネット通販で予約すると実際に宅配される時間が夜になる可能性が大きく、そんな事になるくらいなら当日昼間に店で直接買った方がいいと考えた。俺はかなり以前からこの日に休暇を入れていた。午前中にジラートを購入&導入し、初日から目一杯楽しむつもりだったのだ。

 当日午前。さっそく某大型電気店に直行。PS2ソフトコーナーに行ってみたがジラート見当たらず・・・。慌ててレジに行ってみたら5〜6本ほど積んであったので即ゲット。プレイ人口がはっきり限られているソフトなので、入荷数は少な目なようだ。


【竜騎士クエ】
 17日の午後1時、ジラート導入完了。ログインしてみたら全エリア人口は約1千人であった。平日の昼間にしては多いけど、当初想像されたような混乱が起こっている様子は無い。16日からスタートしていたフライング組が解析したのか、この時点で既に竜騎士クエの全貌が知れていた。内容を聞くとすぐに実行できそうな内容だったので、そのまま竜騎士クエにかかった。結果から言えば、特に問題も無く3時間程度で終了。新ジョブ「竜騎士」ゲット。

 俺が即日クリアできるくらなので竜騎士クエをやっている人はかなり多く、行く先々で人だかりができていた。このクエはサンドリアとタロンギ方面を往復する必要があり、普通に行くと時間がかかる距離なのでテレポタクシーが大盛況。一回5百Gくらいが相場のテレポタクシーが、一回1千Gとか1千5百Gでテレポを請け負うちゃっかり屋がいた。

 俺は自分でテレポもデジョンもできるので、最短コースで往復できたはずなのだが、「もしかしたら戦闘イベントがあるのかもしれない」と思って、万一に備えて戦士のままで臨んだため、徒歩や船を利用する事になって思いっ切り時間を食ってしまった(^^; (実際には、この段階での戦闘イベントは無かった)

 クエの最後に飛竜(ワイバーン)と戦わなければならないのだが、このバトルフィールドへの入口は待ち行列ができる混雑ぶり。

 「順番待ちをしてますので、後から来た人は後ろに並んでくださーい」

 とシャウトしたら、みんな素直に並んだ。一人ずつバトルフィールドに入ってもいいのだが、最大6人パーティーで入れるようなので、早く消化するためにもみんな声を掛け合って即席パーティーを組んで突入していた。この戦闘は、レベル60前衛の人ならばソロでも勝てるくらいの内容のようだ。


【忍者クエ】
 忍者クエの内容も解明されていたので、次は忍者クエを受けた。にゃあにゃあ団のRさんらとパーティーを組み、新エリア「コロロカの洞門」にあるという目的地を探した。このエリアはまだ地図を持っていないので手探りでの探索だが、徘徊しているモンスターがみんな「練習にならない」レベルなので、特に問題無し。

 走り回っている内に目的の場所に出てしまった。ここで「???」ポイントを調べるとリーチ3匹が出現して、倒した後にまたポイントを調べると目的の物がゲットできるという。ここも例によって待ち行列。

 後から後から人がやってくるので、「順番待ちをしてますので、後から来た人は後ろに並んでくださーい」とシャウトしたら、みんな素直に並んだ。みんなすっかり慣れっこだ。(左の写真)

 ここでの戦闘はアラでやってもOKという事なので、待ち行列を早く消化するために即席アライアンス結成。出てきたリーチを瞬殺して目的の物をゲット。これを依頼人に持っていくと、今度はノーグという所に行けと言わた。ノーグも新エリアだが、こっちはまだ行く手段が無い。いや、行く気になれば行けるのだろうけどかなりの困難が予想され、少なくとも今すぐ気軽に行けるような場所ではなさそうに思われた。という訳で忍者クエはとりあえずここまでという事になり解散したのだった。

 侍クエもほぼ概要がつかめていたがこれもノーグに行く必要があり、また要所が激しい行列待ちになっているとの事で、この日の挑戦は断念したのだった。

 (侍クエには一人当たり10分もかかるポイントがあり、しかも一人ずつしかこなせないようになっていた。例えばここに30人来てしまったら、30人目の人に順番が回るまで300分=5時間もかかってしまう計算だ。この部分についてはすぐに修正が入って一人3分で済むようになった。それでも30人こなすのに1時間半かかるけど・・・)


【新エリア、砂漠へ】
 コロロカの洞門を抜けた先には砂漠があって、その砂漠の中にラバオという町があるという。そしてそこには新しいテレポイントや、そこに飛ぶための新テレポをゲットするクエストがあるという。にゃあにゃあ団の中にその新テレポクエをいち早くクリアした人がいて、

 「○○さんが行けたのなら俺たちだって行っちゃうぜ!」

 と仲間が集結したのは自然の成り行きだった。俺も白魔道士45なので、その新テレポが使えるレベル。テレポはとっても便利な魔法なので是非欲しい。忍者クエや侍クエが頓挫した事で、急遽ラバオ探検チームが結成されコロロカの洞門に突入したのだった。

 コロロカの洞門の地図はまだ持っていなかったが、道なりに進んでいたらそのまま砂漠に抜けてしまった。ちょっと拍子抜け。新エリア「アルテパ砂漠」は、文字通り見渡す限りの砂漠。遠くに大竜巻が見えたり、これまで見た事の無い新しいモンスターが歩いていたりしてとっても新鮮。

 ここも地図が無いので当てずっぽうで歩き回っていたら、遺跡のようなものが見えた。近づいてみるとテレポイントだった。まずは新テレポイント発見!

 この調子ならラバオの町も簡単に見つかるのでは?と思ったが、西へ東へ走り回るも発見できず。似たような地形が多く、目標になるような建物も無いので、なかなか見つからない。モンスターが「楽」表示なので遭難の危機こそなかったが、地図の無いエリアで道に迷うのはとっても心細い。1時間ほど放浪した後、ようやくラバオ到達。

 ラバオはまさにオアシスであった。が、モーグリが有料サービスなので世知辛さもいっぱい・・・。ここまでのエリアの地図も売っていたので全部購入。

 地図も手に入ったし新テレポのクエも受けられたので、さっそくクエアイテムを探しに流砂洞に突入した。しかし流砂洞の地図が無いという事に今さらながら気が付いて、手探り状態のまま迷路のようなダンジョンを進んだ。

 中はアンティカという蟻型獣人やサボテンダーが徘徊していた。レベル60のパーティーならばリンクしても何とか大丈夫というくらいの敵ばかりなので危機感はあまり無かったが、地図の無い状態でさまようのはやはり辛いのだった。このダンジョンのどこかに「???」があって、それをチェックすれば良いそうなのだが、結局発見できず。歩いているうちに外に出てしまった。


【新テレポ・ルテ】
 次の日、今度はソロで挑戦。前日の探検によってだいたいの概要がつかめたので、単身流砂洞に潜入 ・・・しようと思ったのだが、砂漠を横断する途中でサボテンダーに絡まれてしまった。

 FFシリーズの定番モンスター「サボテンダー」。サボテンダーと言えば全体攻撃技「針千本」。FF11においては一人当たり(1千÷パーティーの人数)ダメージを与えてくる技で、6人パーティーならば一人166ダメージだが、ソロだった場合には1千ダメージを受けるという凶悪な技だ。レベル61でも絡まれるヤツがいるため、一人で砂漠を横断中に絡まれもろに1千ダメージを受けて死にました(T_T) 厳しすぎるクポ・・・。

 それでもめげずに流砂洞に突入。流砂洞の中にもサボテンダーがいるためヒヤヒヤ物。そこをスニークだけを頼りに走り回り、何とか「???」を発見。反射的にタゲって「古代の石版の破片」ゲット。・・・したのだが、実は俺が来る前から「???」の側に立っていた人(Uさん)がまだ取らずいたのだった。

 「???」は誰かが取ると別の場所に移動してしまうため、突然やってきた俺に取られてUさんは呆然。Sayモードで「おいおい・・・・・」と発言。走り去る俺はそのセリフを聞いて非常に慌てた。俺としては、Uさんはもう取り終わったものだと思っていたのだが、実はまだ取っていなかったという事に気が付いたからだ。

 このまま走って逃げたりしたらリアルの泥棒と同じになってしまうので、大慌てで駆け戻り、「申し訳ありません」と平謝り。Uさんは仲間2人が来るまで待っているつもりだったそうなのだが、仲間が来るよりも先に俺が来てしまったという事を説明した。でも、仲間が来るまで他の人が「???」を取ってはいけないというルールも無いのでと、俺を責める事はしなかった。そう言ってもらっても俺が横からかっさらっていった感はぬぐえず、ひたすら陳謝。でも謝った所で「???」が戻ってくるわけでもないので、到着した仲間2人と一緒にみんな困ってしまったのだった。

 そうしている内に、同じ場所に「???」が復活している事に気が付いた。ラッキー!! こうして全員が「???」をチェックする事ができ、その場は丸く収まったのだった。助かった・・・危なかった・・・(T_T) プレーヤーとしての良心を疑われかねない状況だっただけに、ローディーが死亡する事よりもヤバい状況であった。

 この石版の破片を依頼者に届けて、結果的に「テレポルテ」ゲット! これでいつでもアルテパ砂漠に飛ぶ事ができるようになった。でも実際には、アルテパ砂漠のテレポイントはけっこう危険な場所であるため、ソロで飛ぶと到着直後に襲われて死亡する可能性が高いのだった(^^;


【カザムに行きたい】
 カザムは新エリアのひとつで、ジュノから飛空挺で行けるという。が、カザム行き乗り場に行っても「カザム行きパス」というのが別に必要になると言われて呆然。そしてこの「カザム行きパス」は14万8千Gもするという・・・。おいおい・・・。今の全財産を注ぎ込まなきゃ買えないジャンかよ。今後も新しい魔法とか装備とかでお金を使うはずなので、パスのためだけにスッカラカンになるわけには行かない。

 お金が払えない人の為の道も残されていて、ギデアス、ゲルスバ砦、パルブロ鉱山の宝箱の鍵を揃えて持って来いという。これら3つの鍵と引き替えにパスをくれるという。最初にこの話を聞いたのはネット上の掲示板だったが、「この話は絶対にデマだ」と思ったね。これまでに鍵を持ってこいなんていうクエは無かったし、いかにもデマ(いわゆる「ネタ」)に思えたのだった。

 でもこの話は嘘ではなく、この3箇所のダンジョンは既に鍵狙いの人でごった返しているという事を知った。

 「マジですか・・・」

 試しにパルブロ鉱山に行ってみたら、狭い坑内に鍵狙いの人がいっぱい。鍵を落とす可能性のある敵はポップ即狩りの釣り合戦なのであった。競争率が極めて高く、この状況下で鍵を入手するのは非常に困難に思われた。1箇所でも十分に辛そうなのに、それを3箇所集めろと言う。・・・スクウェアは我々を殺す気ですか(-_-;

 あまりの困難さに、鍵取りはほとぼりが冷めるまでペンディングにして他の事をやろうとも思ったのだが、カザムには行きたいという欲求はやはり高く、激しいジレンマに陥ったのだった。

 ジラート発売以前の噂では、カザムがあるエルシモ島にはウィンダスの地下にあるトライマライ水路を通って行けるのではないか?と言われていた。つまり、歩いて行けるのではないか?と。ジラート発売後の情報では、地下通路で繋がっているのは本当だけどそれはトライマライ水路ではなくてマウラの海岸にある「オンゾゾの迷路」という新ダンジョンで繋がっているという。しかし途中に段差があって、エルシモ島→マウラの一方通行になっているため、マウラ側からエルシモ島へ渡る事はできないという事も言われていた。

 しかし「歩いてエルシモ島まで行けたよ」という未確認情報もあったため、にゃあにゃあ団でオンゾゾの迷路を探検する事になったのだった。内部のモンスターは1匹相手ならレベル60の6人で余裕、という程度の敵で、特別危ないという事は無かったが、探索の結果「やっぱりエルシモ島と繋がっている道は一方通行くさい」という結論になったので、そのまま終了となったのだった。(本当に行けないのかどうかはこの原稿を書いている時点でも未確認)

 なお、この探検中ににゃあにゃあ団ボスの名物アビリティ「迷子」がお約束通り発動し、救助班出動という場面が見られた。何となく微笑ましかった。


【熾烈な鍵集め】
 カザムに歩いて渡れないという事になったらもう鍵を3つ集めるしかないじゃん!という事になり、やむなく鍵取りの旅に出た。

 まずはゲルスバ(ユグホトの岩屋)。以前は完全に放置されていたオークたちが今では出現と同時に倒されている。それほど広くないホールの中に鍵狙いの人が10数人。ジッと待ち続ける人もいれば、走り回っている人もいる。いわゆる釣り合戦状態なので、普通に「挑発」で釣ろうとしてもまず釣れない。誰かに先を越されてしまう。こういう場合には釣り専用のマクロを作って「挑発連打」と呼ばれる作戦で行くのが定石だ。

 という訳で俺も釣り合戦に参戦。ライバルが多いため20〜30分に1匹取れるかどうかという程度。取れたとしても鍵を落とす確率は低い。3時間ほどやりまくったが鍵は出ず、もう夜も遅いので引き上げようと思って洞窟から外に出た。洞窟の出口にいるオークも鍵を落とすヤツで、いつも狩られてる状態なのだが、なぜかこの時にはご存命。「あれ? いるジャン!」と思ってサクッと倒したら「山砦の箱の鍵」出たーーーーーっ!!

 今日はこのまま寝るつもりだったが、鍵が出てしまった事で続行決定(^^; 次はパルブロ鉱山に突入。ここは「ユグホトの岩屋」と違って部屋が狭い。その狭い部屋に4〜5人が張り込み、鍵を出すクゥダフの出現を待ち続けている。

 部屋が狭いため全員の「挑発」が届く範囲が完全にダブっており、つまり全員が「挑発連打」をしている場合には単なる運の勝負になる。「挑発連打」をしていない人にはほとんど勝ち目が無いと思われ、そのような人には非常に厳しい状況なのだった。

 時間は深夜1時2時というくらいだが、それでもみなさんあきらめない。そりゃそうだ。誰だってカザムに行きたいもんね。前日様子見で来た時よりはライバルの数が少な目なようで、俺はけっこう釣り勝てた。っつーか一緒の部屋にいたライバルは魔道士メインの人で「挑発」が使えないらしい。普段は戦士をやらなくても、この時だけはサポ戦士にして「挑発」を使わないと釣り勝てないと思うのだが、なぜか「挑発」を使わない人もいたのだった。

 で、そのライバルの背後にポップしたクゥダフまでも俺が取り、それを倒したら「鉱山の箱の鍵」出たーーーーーーっ! 自分が取れると思ったクゥダフまで取られてしまったその人はSayモードで「・・・・・」と発言。ううっ、気持ちはわかるよ(-_-; でも「先に来ていた人が優先」とか「近くにいる人に取らせる」などというルールは無いんでねぇ・・・。早い者勝ちなんですわ。ごめん・・・。

 こうしてこの夜のうちに2つまで鍵が揃ってしまった。もうこうなったら最後の鍵を求めてギデアスに行くしかない!

 ギデアスに到着したのが午前3時頃だっただろうか。こんな時間でも現地では激しい釣り合戦が繰り広げられていた。ここの狩り場はかなり広く、自分の周辺だけをチェックしていたのでは釣れる物も釣れないと判断。広場をグルグル走り回りつつ挑発連打。でもよく考えてみれば走っていようが止まっていようが取れる確率は同じような気も・・・。結局朝の6時まで粘ったが鍵は出ず、寝る事にしたのだった。

 朝10時起床。再びギデアスで釣り合戦。昼間だけあって、早朝よりもライバルの人数が増えている(左の写真は、出現をじっと待つ人々)。体感的に1.5倍くらいだろうか? もうここまで来てしまうと人数が1.5倍だろうが2倍だろうがどうでもよくなる。釣れる時は釣れるし、釣れない時には釣れないのだ。結局4時間やり続けたが、鍵出ず・・・。前の晩がほぼ徹夜だった事もあって眠くなったので午後昼寝。

 夕方になって目が覚めたので、三度目の釣り合戦開始。と、挑発連打したらいきなりヤグードが引っ掛かり、それを倒したら一発で「獣人都市の箱の鍵」出たーーーーーーーーーーっ!

 「出ない時には何時間やり続けても出ないけど、出る時はあっさり出る」の法則。こうして開始から丸1日で3つの鍵を揃えたのだった。


【カザム】
 さっそくカザム行きパスと交換してもらい、そのままカザムへ出発。カザムはミスラ族の故郷なので、町はミスラでいっぱい。ミスラでなくても当然行かねばならない町だけど、ミスラでプレーしている人は特に思い入れが強いはず。町にはモーグリもいるのだが、「辺境だから」という理由だけで利用料金1千5百Gを要求されビックリ。モグハウスのためだけにそんな大金払えないよぉ・・・。飛空挺の料金も高いし、何とも世知辛い。

 カザムの外は熱帯大森林。ジュノで買った地図がほとんど役に立たないほど道が複雑。ここにもテレポイントがあって、「テレポヨト」の魔法があれば一発で飛んでこれる。そうなれば割高な飛空挺を使わなくても済むはずなのだが、テレポヨトの魔法書は「エルシモの名石」というアイテムを取ってこないとダメだという。で、そのアイテムをゲットするために、ここでもみんなモンスターの取り合いをやっているだった。もう、どこに行っても取り合いや行列だなあ・・・。


 ペンディングになっていた忍者クエを終了させるためと、侍クエを受ける目的で大森林を抜け、海賊の本拠地「ノーグ」へ。途中のエリアの地図は持っていなかったけれど経路が単純だったのであっさり到着。

 レベルが低い頃にはさんざん怖がらせてもらった海賊だが、その本拠地がここなのだった。例の海賊船が繋留されているのも見える。海賊の元締めギルガメッシュは天晶堂のアルドとも繋がっていて、裏の世界を牛耳る大親分という感じ。でも悪役という訳ではなくて、任侠映画に出てくる(主人公に協力する)義侠心あふれるヤクザの大親分みたいな役回りのようだ。

 ノーグに入ったら自動的にイベントが発生。いきなりだったのでビックリしたが、このイベントはストーリー上極めて重要な内容だったので、とても興奮した。その内容はジュノ大公の正体に絡む、ジラートの核心部分とも言える物であった。FF11をプレーしてきた人はみんな「ジュノ大公は怪しい」と感じていると思うが、その正体が遂にここで・・・(以下自主規制)。

 ノーグで忍者クエや侍クエの用事を済ませ、バストゥークに戻って忍者クエ終了。さらに侍クエのアイテムをゲットしてノーグに戻り侍クエを終了させたのだった。(ジラート開始直後には大渋滞していた侍クエも、5日目ともなるとほとんど待ち時間無しでこなす事ができたのだった)

[2003/4/27]
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