ファイナルファンタジーXI
(46:ニャンピィ編2)

ニャンピィさんのその後



【過保護ニャンピィ】
 ジラート後の5月から開始したにもかかわらず、もうレベル50間近のニャンピィさん。これはローディーの時の2倍以上ペースだ。これだけのハイペースでレベルアップできたのは要するに、レベル上げばかりをやっていられたから、という事なのだ。

 ゼロから始めたローディーの場合は、クエストやミッションを自力でこなさなければならないし、お金も稼がなければならないしで、レベル上げ以外にもやらなければならない事がかなり多かった。しかしニャンピィの場合は、ミッションやクエストはそのやり方がすっかり解っており、ローディーが手伝えばほぼ2人だけでランク5まで行けたのだった。

 また多くのクエストもローディーと2人で・・・、というかほとんどのクエストアイテムはローディーが取って済ませたというのが現実だった。サポジョブ用アイテムを皮切りに、アーリマンのレンズ、砂の護符、魔法学校の答案用紙の束、カップ10のカード、フレイムデーゲン、紋章の刻まれたカギ、ローヤルゼリー、メリーのミルク、オークの黄金マスク、キングトリュフ、カーバンクルの紅玉などなど、取るのに手間や根気がいるクエストアイテムは、ほとんどローディーと2人で取った(右の写真はNM亀に挑むふたり)。リジェネ、エスケプ等、敵が落とす魔法も同様。

 そしてMP回復魔法「リフレシュ」も。有効性は非常に高いが、入手困難であるため相場が高値安定しているあの「リフレシュ」も、ローディーが競売所で30万Gをはたいて落札しニャンピィに覚えさせたのだ。

 それまで最高でも20万Gくらいしか持った事が無かったローディーが、自他共に認める万年貧乏のローディーさんが、何と30万Gまで貯めてそれを全部はたいたのです。奥さん! 聞いてます?奥さん! (おほほほほほほほほほ!byニョーボ)

 こんなニャンピィなのでレベル40前から既にランク5だったし、各地のゲートクリスタルも全部揃えていた。カザム行きパスだって取っていた。装備品も、ローディーがダボイの宝箱から取ってきたエレクトラムリング2個や、にゃあにゃあ団の先輩から譲り受けたエンハンスピアスなど装備してMPをブーストしてた。(ローディーは自分のための指輪1個も買えないでいるというのに・・・) これは外見的にはベテランプレーヤーに見えますわねえ・・。

 技連携とか狩り場情報も、俺が横からアドバイスをしていたのでパーティーメンバーからは

 「ニャンピィさんって、ベテランかも・・・」
 「リーダーとして仕切って欲しいかも・・・」

 と思われていた事がしばしばあったようだ。でも実際はまだまだ白帯ちゃんなのにねぇ。ニャンピィとしては痛し痒し。


【頼むからシチューを作って!】
 過保護と言われるニャンピィさんだが、いつもいつもローディーに頼っているわけではない。地道にお金稼ぎをしているのだ。この日も、取り貯めておいたマヨイタケが貯まったのでウィンダスへ。チョコボ舎にいる病気のチョコボを治すクエストに使うのだ。

 このマヨイタケを調理ギルドに持って行けば、「特製シチュー」を作ってくれる・・・はずなのだが、担当のタルタル(ランピモンピ、左の写真)は

「どうしようっ!どうしようっ!」

 と手足をバタバタ。

 え?

 これは、ギデアスへの献上品に間違って危険な物が混入しちゃったので急いで回収して来てくれという別のクエストだ。このクエストが発生してしまうとシチューのクエストが進まなくなるようだ。このクエは以前にもやっているので楽勝と言えば楽勝なのだけど、ギデアスまで行くのに時間がかかる割に報酬が少ないのよねえ・・・。でも仕方が無いのでしぶしぶギデアスへ走った。

 で、危険な献上品を回収してきて、さあ、シチューを作ってもらおうと話しかけてみたら

 「どうしようっ!どうしようっ!」

 おいおい・・・。今回収してきばっかりなのに、またやっちゃったのかよ!

 マヨイタケ渡そうとしても、ランピモンピは手足をバタバタさせるのみ。この野郎・・・、タルタルは可愛いからって何でも許されると思ってるんじゃねぇだろうなあ・・・。などと腹にムカムカする物を抱えつつ再びギデアスへ走るニャンピィ。


 そして今度こそシチューを作ってもらうぞと話しかけた。

 「どうしようっ!どうしようっ!」

 ・・・・・・。

 ランピモンピよ。お前は毎回毎回献上品に危険な物を混入させているのか? ニャンピィはサンドリア国民だからウィンダスが危機になろうがこっちは知ったこっちゃない。でもシチューを作ってもらえないのは困る。またまたギデアスへ走るニャンピィ。


 そして今度こそシチューを作ってもらうぞと話しかけた。

 「どうしようっ!どうしようっ!」

 ・・・・・・・・・。

 お前は献上物にわざと危険な物を混入させているな? そうなんだな?!(断定) そりゃあ、あたしもヤグードは気に入らないさ(特にあの範囲スタン攻撃が)。だから当てこすりのひとつもしたくなるわねぇ。でも、ニャンピィとしてはシチューを作ってもらいたいんだよっ!!

 ギデアスへ走るニャンピィ。そして今度こそシチューを作ってもらうぞと話しかけた。

 「どうしようっ!どうしようっ!」

 ・・・・・・・・・。


 何も言わずにギデアスへ走った。そして今度こそシチューを作ってもらうぞと話しかけた。

 「どうしようっ!どうしようっ!」

 ・・・・・・・・・。

 「どうしようっ!どうしようっ!」

 ・・・・・・・・・。

 「どうしようっ!どうしようっ!」

 ・・・・・・・・・。

 ・・・・・・・・・。







 「きぃぃぃぃいいいいいっ!!」

 にゃっ、ニャンピィさんがキレたぁーーーーっ!!

 これ以降ニャンピィは、事あるごとに「ランピモンピのヤツは!」と愚痴をこぼすようになったとさ。はあ、どっとはらい。


【獣人印章とBCNM戦】
 ローディーが持っている獣人印章が250個を超えた。これだけあれば50個のBCNM戦に5回行けるんだけど、行く気になれない。他にも、印章が貯まる一方で一度も使っていない人がけっこういるようだ。

 どうしてBCNM戦に行かないのかと言うと、それはズバリお金がかかるからだ。BCNM戦は、普通の戦闘と同じ感覚で戦って勝てるような生やさしい戦闘ではない。パーティーメンバーにハイポーションやヤグードドリンク、毒薬、海の幸串焼きなどを大量に持たせなければならず、これらを用意するのに10万〜20万Gの予算が必要になる。それで負けたら大損害だし、やっと勝っても欲しかったアイテムや高額なアイテムが1個も出ないなんて事もある。

 だから万年貧乏のローディーとしては、やりたいのは山々だけど実際問題として無理・・・というのが悲しい現実なのだった。

 ところが7月のバージョンアップで、ソロでも挑戦可能なBCNM(?)が追加されたとの事。NMというか、そこには大中小3つの宝箱があり、そのうち1つを選んで当たりならば戦闘無しで賞品賞金をゲットできるというのだ。ただしハズレを引いた場合には宝箱がミミックになって襲いかかって来るという。

 なるほど。これならば一人でも挑戦可能だ。さっそくニャンピィと二人で挑戦しに行った。

 ハズレだった場合は死亡確定なので、死んでもいいようなジョブに変えた。BCの現場までの行程は、ローディーが挑戦する時にはニャンピィが護衛し、ニャンピィが挑戦する時にはローディーが護衛をした。


 まずはローディーが挑戦。

 むぅ・・・、確かに大中小3つの宝箱が並んでいる・・・。おとぎ話では小さいつづらが正解だった・・・。「小」か?!

 いや、それはストレートすぎる。逆もまた真なり。「大」が正解か?! いや待て! 俺の感覚が「中」だと叫んでいる!!

 そうだ「中」だ!! 見れば見るほど「中」。「中」の宝箱が光り輝いて見える。間違い無いっ!!

 自信満々で「中」を選択。

 宝箱がグワッっと牙をむいてガブゥワァっとローディーに食らいついて来た。即死・・・。



 次はニャンピィが挑戦。

 ニャ「う〜ん。これは『中』だわっ!! だって『中』の宝箱が光って見えるもん!

 ロー「いや、光ってない!光ってない! 気のせいだって!」

 ニャ「でもほら・・・。やっぱり光ってるヨ!!」

 ロー「う・・・。言われてみれば光って見えるような・・・」

 ニャ「『中』で決まり!」


 宝箱がグワッっと牙をむいてガブゥワァっとニャンピィに食らいついて来た。即死・・・。




 ・・・・・・。



 その次の日。にゃあにゃあ団の人たちの日記をチェックしたら、「宝物をゲットできましたー!」という喜びの報告がいくつも踊っていた。

 ・・・・。

 私ら、夫婦そろってダメダメぽ・・・。


【特別イベント】
 7月の特別イベントとして「盆踊り」が開催された。昨年はプレーヤー側の勝手イベントだったが、今年は正式にサポートされるという。

 当日のウィンダス行き飛空挺乗り場は異様な混雑。サルタバルタは人口が増えすぎてエリア移動ができない状態になってしまった。サルタバルタに入れても、勝手にはじき出されてしまう人もいたようだ。

 ところで、これに合わせてか花火アイテムが売り出され、これが大当たり。以前からあったクラッカー類は見た目にショボくてイマイチだったけど、今度の花火はやってて楽しい。大量に買い込んでみんなで連発する光景があちこちで見られた。(右の写真)

 夜空にパーンと打ち上げ花火。ゴブリン人形のパラシュートが降りてくるのがほほえましい。みんなでワイワイ集まっただけでもけっこう楽しかったなあ。



 8月の特別イベントは「謎の巨大生物」登場というものだった。その日、各地で多くの人が「謎の巨大生物」を待ち構えたが、3国それぞれに1匹ずつの出現だったため、一カ所に大人数が集中。1匹のモンスターの周りに3百〜4百人が密集し、もう何が何やらわからない状態に。

 こういうのも処理落ちと言うのでしょうか? もうモンスターが表示されないんですね。画面内のキャラクターが多すぎて肝心のモンスターが表示されず、戦闘モードに入ると確かに戦っているようなんだけど、画面上では戦闘モーションも表現されないという異様な状態。ターゲット表示も消えてしまい、何と戦っているのかも判らない。

 こういうイベントをすれば、大人数が一カ所に集中してしまって、ゲームにならないという事はもう骨身に染みて判っているはずなのに、一体何を考えてこんなイベントを企画したんでしょうか? もしかしてサーバーの負荷テスト?

 結局、イベントは訳も分からぬまま突然終了。

 「クソですな・・・」
 「まったくもう・・・」
 「やっぱりね・・・」

 というむなしいムードだけが残ったのだった。

[2003/8/24]
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