ファイナルファンタジーXI
(57:共和国も万歳?編)

あなたはバストゥークの事、好きですか?



【通称、杖取り】
 仲間のミッションを手伝う事になった。ウィンダスのミッション8だったか、ダボイの修道院(廃屋)にいるNMオークを倒して「呪術の杖」を取るヤツだ。以前やった時の印象では、周囲のオークが大量リンクして大変だけど、こちらのレベルと人数が十分多ければ特に問題無し、という感じだった。

 ところが最近になって行ってみたら、もう大惨事。問題のNMオークがスリプガを使ってくるようになっちゃったんですわ(以前は使ってこなかったはず・・・)。現場が狭い部屋の中であるからして、パーティーメンバーの全員が有効範囲内という訳で、みなさんぐっすり睡眠状態。そこに持ってきてストーン4とか、4系の黒魔法を連発してくるのね。おかげでメンバーのHPはあっと言う間に真っ赤っか。

 まず黒さん死亡。次にナイトさん死亡。そしてローディーも死亡・・・。何とか勝ったけれどもこの1戦だけで死者3人。このNMオークはクエストアイテムである杖を1度に2本落とすのだけど、この時は杖を必要としている人が8人いたので、あと3回戦わなければならない事に・・・。

 結果、1回戦う毎に犠牲者続出。スリプガで眠らされると文字通り手も足も出ない。この事が前もって判っていたら睡眠対策に毒薬を用意してきたのに、まさかこんな風に変わってるなんて知らなかったものだから・・・。

 それでもさすがに4回目の戦いでは、スリプガや4系魔法をスタン系技で止める作戦が成功して、被害者ゼロで勝てたけどね。

 ちなみに、この周囲にいるチャンピオンとかドレッドノートとかのオークからは獣人金貨が盗めるのでウハウハ。だったらこのこのNMオークからも金貨が盗めるのでは? あるいはもっと凄い何かが盗めるのでは? と思って盗んでみました。

 そしたら、盗めたのはただの獣人貨(一番価値の低い獣人貨)・・・。NMだからって必ずしも金持ちという訳じゃないという事が確認されました。が・・・それにしたって獣人貨はないだろう?(^^;


【乗り間違え?】
 ウィンダス行きの飛空艇に乗り込んだニャンピィ。ウィンダスの裁縫ギルドで合成をするためだ。

 さあ、そろそろウィンダスに到着する頃かな?と思っていたら、ログに「まもなくバストゥークに到着します」という文字が出てビックリ!!

 ええ!! 私、間違ってバストゥーク行きに乗っちゃったの!?と非常に焦った。(下の写真)

 が、次の画面では確かにウィンダスに到着していた。

 あれ? ・・・なんで?

 おかしいなあと思ってログをよくよく見てみると、ある人がSayモードで「まもなくバストゥークに到着します」と発言したのを、システムメッセージと見間違えたのだった。

 この発言にはその場にいたみんなもだまされたようで、

 「やられたーーー!」
 「うはははは」
 「なにーーーー!」

 とか、反応が凄かった。こういうイタズラは罪が無くて楽しいね(^^;


【キッついわぁ〜、バスミッション】
 サンドリアでのミッションが全部終わってしまったので、今度はバストゥークに移籍した。以前ランク6まで行っていたので、その続きをやろうという訳だ。

 で・・・、まあ、結論から言えば、最終的にはバスでもランク10達成できたのだけど、サンドと比べるとキツかったなぁ〜という印象が残ったヨ・・・。

 もちろん全部のミッションが厳しいわけじゃなくて、人数さえいれば消化試合的に終わるミッションも多いのだけど、「これはキッツいわ!」と言うのが3つほどあるんだよねえ・・・。この3つのおかげで、ウィンダスやサンドリアのミッションよりも辛いというイメージが固まってしまったッス。


【その1、ロ・メーヴ潜入】
 ミッション名:「完成品のイメージ」

 ロ・メーヴに行って、古代の超文明の技術で作られた「サーメット」のサンプルを取って来いという内容。サーメットというのは、この世界のあちこちにある例の白い骨みたいな構造物の材料の事で、セラミック材みたいな物らしい。ロ・メーヴは、ウィンダスの某ミッションも行く必要がある所なので、その用事がある人と合同で挑戦。

 ウィンダスのミッションとしては、単にイベントを見てくるだけなので非常に簡単なのだが、バストゥークのミッションはかなり嫌らしい。

 何が難しいって、魔法感知タイプのモンスターがうろうろしている中で、スニークを切らさずに走り回らなければならないという事。当然「サイレントオイル」を大量に持ち込んで走り回る訳だけど、かけ直す時は一旦スニークを切らなきゃならないから、その切り時が大緊張。

 一旦敵に絡まれてしまったら「とんずら」を使わない限り逃げられそうもないし、みんなで戦っても魔法を使えば周囲のモンスターが集まって来てしまう。また、ドール系の敵の必殺技「メルトダウン」をまともに食らうと、運が悪ければ全滅もありえる。

 基本戦略としては、本隊はロ・メーヴ入口付近で待機していて、探索担当2〜3人がロ・メーヴ内を走り回って「???」を探すという方法を採用。

 もし見つけられたらみんなでそこに行く。・・・とまあ、言ってしまえばそれだけの作戦なんだけど、探索担当は決死の覚悟で走り回らなきゃいけないし、「???」を発見した後も、大人数が隠密行動で移動するのはやっぱり大変なのよねえ・・・。

 周囲が魔法感知タイプだらけなので、死人が出た場合、トラクタとかレイズを使うのも慎重にやらないと2次災害になっちゃう。実際、何人かの死者が出てしまい、そのたびに救出活動が行われた。やり方は、1隊が周囲の敵と戦っている間に、別働隊がトラクタとかレイズをして救出するという方法で成功させた。

 で、走り回っても「???」が見つけられない時は凄く焦る。ロ・メーヴはそれほど広いエリアではないのだけど、ここは滅多に来ない場所なので、誰もが地理に不案内。段差で一方通行の場所もあるし、スニークが切れそうになった時に非難する安全地帯を確保しながら進まなければならないため、かなり神経を使う。

 あと、特定のごく短い時間だけ通れる特殊な通路が数カ所あり、その通路を通らないと行けないエリアも存在するようだ。なので、もしその通路の向こう側に「???」が出てたらお手上げだなぁ・・・という心配もあった。(向こう側に出現する場合があるのかどうかは不明)

 我々は2パーティーのアライアンスで臨んだが、ニャンピィの知り合いXさん一行が偶然同じ目的で下見に来ていたので、その人たちと合流し、結果的にはこの人たちの協力もあって「???」が発見でき、無事に終了する事ができたのだった。Xさんたちにとっては、彼ら単独では到底不可能なミッションがその日の内に終えられてラッキーだったし、我々としても、探索メンバーが増えてラッキーだったと言える。


【その2、オバケの大群】
 ミッション名:「その記憶を紡ぐ者」

 クフタルの洞門の入ってすぐの所にある断崖の下で、オバケと戦うという物(右の写真)。ここは元々オバケがいっぱいいるでしょ。もちろん高レベルのフルアラで当たれば負ける事は無いと思うのだけど、HPが黄色くなると近くのオバケが集まって来てしまって、そうなるとかなり危ない。

 先に周囲のオバケとかカニを掃除しておきたい所なんだけど、数が多い上にポップ間隔が短いようなので、掃除し切れない感じ。

 一匹一匹はそんな強敵ではないのだけれど、複数いっぺんに来られると危ない。なので慎重に進めたのだが、安全にやろうとすると想像以上に手間がかかるのが大変だった。


【その3、スライム増殖】
 ミッション名:「最後の幻想」

 要するにファイナルファンタージーという名前のミッション。何やら意味深。グスタフの洞門の一番奥で、スライムと戦うという内容。この周囲にいるモンスターは、レベル70から見ても「とても強い」以上のヤツらばかり。数も多い。

 そして、問題のスライムは倒すと分裂して2匹になり、分裂したヤツを倒すとまた分裂して2匹になり、それもまた分裂するという。一番最初のヤツが1匹、それが分裂した第2世代が2匹、第3世代のヤツが計4匹、第4世代のヤツが計8匹。都合全部で15匹を全部倒さないといけないという。

 スライムは物理攻撃がほとんど効かない上に、フレイドスプレッドとかいう全体攻撃がメチャ痛い。実際ここのスライムのフレイドスプレッドって、一発で全員のHPが半減するくらい強力なんですわ。これを連発されたらあっと言う間に全滅ですよ。それを15匹連続でやれというのです。奥さん!ねえ奥さん聞いてます?!

 スライム以外にも、周囲の骸骨とかオバケが味方のHP減に反応してしまったらかなりヤバいという心配もあるし。考えるだけで「こりゃ、かなりヤヴァそうだ・・・」と生唾ゴクリな俺なのだった。


 基本戦略としては、安全な所までスライムを釣ってきて、前衛はスライムを叩かず、「挑発」とか自己ケアルとかウォークライとか、そういう挑発行為だけでタゲを取り続け、その間に後衛が攻撃魔法でダメージを与えて倒すという作戦。

 なぜ前衛が叩かないかというと、叩いてしまうとスライムのTP値が貯まってしまって、フレイドスプレッドをやられる可能性が高くなるからだ。

 でも、挑発行為だけでタゲを取り続ける事なんて実際可能なのだろうか? 普通に考えると、後衛が魔法攻撃や回復魔法を使うとそっちにタゲが行ってしまいそうに思えるのだが・・・。という事はつまり、後衛の魔法攻撃と前衛の挑発行為のバランスが重要という事なのだな。う〜ん、難しそうだ・・・。

 ところで、この作戦にはフルアラの人数で臨んだのだけど、集まった後でメンバー構成を見てみると、「挑発」を使える人がたったの3人しかいない事に気が付いた。・・・嫌な予感がする。


 スライムを釣って来る役は「とんずら」を使えないと危ないという事で、ローディーが選ばれた。スニークをかけた状態で「???」に触ると問題のスライムが出現するので、とんずらで引っ張ってくるという訳だ。

 こいつは出現した時から赤ネーム(つまり戦闘状態)なので、挑発とかしなくても追いかけてくる。普通の走りで逃げると途中で一度や二度は攻撃を食らってしまう。食らってしまうとそれでスニークが切れてしまうから、周囲の骸骨とかオバケが絡んできてしまう事になり、そうなったらもうあきらめて全員脱出するしかない。だからとんずらで釣る必要がある訳だ。


 スライムと戦う場所も慎重に選ばないといけない。関係無い骸骨とかオバケとかがポップしない事。骸骨とかオバケの徘徊ルートから十分に離れている事。周囲にレベル上げパーティーなどがいると迷惑がかかるので、そういう人たちがいない事。

 戦闘の安全という意味でいうと、周囲の敵が弱い、入り口に近い通路で戦いたい所だけど、そこは「???」がある場所からはかなり遠いので、釣っている途中でスニークが切れた時どうするか?とか考えるとちょっと不安。みなさんも判断に迷ったようで、なかなか決まらなかったが、結局「???」に近い方の通路に陣取る事になった。


 準備が整ったので、いよいよ作戦開始。問題のスライムをポップさせ、みんなの所まで引っ張る。まずは問題無く成功。

 そしてこの1匹を挑発で押さえている間に後衛が攻撃魔法で撃破するという所も、第1世代は1匹だけなので問題無く成功。

 そして2匹(第2世代)に分裂したら、1匹は寝かせて残りの1匹だけを攻撃。これも作戦通り。

 が、第3世代の1匹を倒して第4世代の2匹が出現した辺りから破綻し始めた。この時点で場にいる敵は、

 第2世代が1匹
 第3世代が1匹
 第4世代が2匹

 という状況であり、眠らせておかなければならない敵が都合3匹。そして「挑発」など押さえておかなければならない敵が4匹という状況だ。

 挑発要員が3人なのに挑発すべき敵が4匹。敵が眠っている間はこれでも良かったが、運悪くスリプルやララバイがレジストされてしまい、眠らなかったヤツが後衛めがけて突撃して行った。何とか挑発で剥がそうとするが間に合わない・・・。

 第4世代はHPがかなり少なく、そういう意味では弱いヤツなのだけど、攻撃力としては第2世代、第3世代と同じくらい強いように見えた。もちろん強烈なフレイドスプレッドも使ってくる。なので、こいつ1匹のために後衛が半壊してしまう事もあり得る。

 押さえきれずフリーになったスライムが後衛に攻撃を浴びせ、まず黒さん1名死亡。その後、フレイドスプレッドを複数浴びてしまい盾役のナイトさんを含めた数人が死亡。ローディーが代わりに盾役になろうとしたが時すでに遅く、ボスの「逃げて!」の声も虚しく全滅してしまったのだった・・・。(左の写真)

 これまでいろいろなクエストやミッションをやってきたけど、フルアラがここまで完全に壊滅させられたのは初めてじゃないか?


 この戦い。ニャンピィも参加していたのだが、

 「今夜はもうやらないよね?」
 「後日再挑戦だよね? でも、これだの人数をまた集めるのは大変だわねえ・・・」

 と言う。俺も、挑発要員が3人しかいないという事もあって今夜はもうやめた方がいいんじゃないかと思った。

 が、ある人が「このメンバーならやれる!」と力強く発言したのがきっかけで、もう一度挑戦してみる事になったのだった。

 (神谷明の声で)みんなぁっ!準備はいいかぁっ! 行くぞおっ!!

 うおおおおおおっ!!!

 ・・・・・・・・・。



 きわどい戦いだったが、何とか勝利する事ができた・・・。

 死闘・・・。そう、「死闘」という表現が一番適切だろう・・・。


 ・・・後年、ニャンピィ氏はこの時の戦いについて、

 第1戦目では「スライムは魔法攻撃じゃないと倒せない」と聞いていたから、とにかく攻撃魔法を撃つ事に考えが行ってしまい、結果、敵を眠らせておく仕事が間に合わなくなった。でも第2戦目では、眠らせる仕事の方を優先し、しかも一度経験した後だったので比較的落ち着いて仕事ができた。これが勝因だったと思う。

 ・・・と語ったという。

 残念なのは、お手伝いで来てもらっていたTさんを死なせてしまった事。第1戦目に続いて第2戦でも死亡。Tさんはこのミッションの経験者で、作戦について貴重なアドバイスを下さった方。つまり大恩人。そのTさんを一度ならず二度までも・・・。Tさん申し訳ないです・・・。その他の手伝って下さったみなさんもありがとうございましたm(_ _)m

 あ、あと、別パーティーで我々とは無関係であるにも関わらず、後方からシャウトでアドバイスを入れてくれたり、全滅した際にわざわざ駆けつけてレイズ3をしてくれたOさん。本当にありがとうございました!!


【そして決戦】
 いよいよランク10への最後の決戦の時が来た。場所はあのズヴァール城。相手は「兄貴」とか「ステキ仮面」と愛称されている放浪の暗黒騎士ザイド。

 どこの国でスタートしても必ず何度も出会うキャラクターだし、出会う時はいつも「気が付けば横に立っている」という唐突な出現で、「あんた!いつからそこにいたのよ!?」とツッコミたくなる、あのお方だ。ザイドの黒い仮面に憧れて、わざわざ外見的に似ているバルキリーマスクを装備している人もいるとかいないとか・・・。

 そんな慣れ親しんだザイド兄貴が、何がどうしてか「殺す気でかかってこい!!」みたいな事を言う。どうして俺たちがザイド兄貴と戦わなきゃならんのか、ドラマイベントを見た後でもイマイチ納得できないんだけど、やらなきゃやられるのでこちらも本気でやらせていただきます。

 ザイド兄貴はさすが暗黒騎士だけあって攻撃力高かったッス。そして、暗黒騎士は防御力にはやや劣るはず・・・と思っていたのに、やたらめったら硬かったッス。もう、ローディー渾身の攻撃でも雀の涙ほどのダメージしか与えられなくて、とっても悲しかったッス。

 (パトラッシュ・・・。ぼく、一応アタッカーだよね? もうダメなのかな・・・。パトラッシュ・・・。)

 その代わり魔法攻撃には弱いように見えた。つまり前衛が押さえておいて魔法攻撃で削れと? これって先のスライム戦と同じ構造じゃないですか。前衛タイプが主流の国であるバストゥークのミッションとしては、これはかなり辛いんじゃないですか?

 途中からミスリル銃士隊隊長のフォルカーが参戦して来るんだけど、この人の装備、何だか凄く薄そうなんだよねえ・・・。実際、ばっさばっさとダメージ受けてたように見えた。

 フォルカー隊長が倒されちゃうとそこで失敗扱いにされちゃうため、みんなで援護。でもフォルカー隊長ってさあ、バス以外の人にはほとんど存在感が無いし(いや、バス人から見ても存在感が希薄?)、実際のところあんまり登場してこないキャラなので思い入れが無いんだよねえ。そんなフォルカー隊長だけど、死なれると困るから一応援護・・・。

 サンドの時のオーク決戦と違って、相手がザイド1人だけなので比較的戦い易かった。ただ、途中で出現するザイドの分身に素早く対処できないとかなり危ないとは思った。1度目の分身は何とか対処できたけど、最後の最後あたりで2度目の分身が現れてしまい、まさかこのタイミングで分身が出るとは思っていなかったので、対処が遅れてしまってナイトのTさんと黒魔のFさん死亡・・・。しかしその直後にザイドも倒れて何とかギリギリ勝利。

 実はこの時、フォルカー隊長も首の皮一枚状態だった。フォルカー隊長が倒れたらそれまでの苦労が水の泡だっただけに、結果としてTさんFさんがフォルカー隊長の身代わりになったという形だ。

 何はともあれ、こうしてバストゥークでもランク10を達成し、バストゥーク国旗を部屋に飾る事ができたのだった(右の写真)。でもサンドリアの時と違って、「共和国万歳!」というようなお話ではないので、あんまり盛り上がらなかった・・・。


 さてと、これでやっと故郷ウィンダスに戻る事ができる。

 ウィンダスか・・・、何もかも懐かしい・・・。アジドマルジドは元気になったかなぁ・・・? ランピモンピは今でも献上品に危ない物を混ぜてるんだろうか・・・。

[2003/12/06]
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