ファイナルファンタジーXI
(59:デルクフの決戦編)

遂に来た! カムラナートとの決着!



【ヌッコロ団の挑戦】
 「地獄のイフ釜編」で書いたように、やっと8つの「祈り」を揃える事ができた。これでやっとジラートミッションを先に進める事ができるというワケだ。次なる目的地は「宣託の間」。

 ところで、ローディーとニャンピィが所属している「にゃあにゃあ団」には大きく分けて2グループある。ひとつはローディーが所属するシシシ団(昔、シーフだけのパーティーでレベル上げしたという事がきっかけで命名された)。

 もうひとつのグループは特に名前は付けられていないので、ここでは便宜上、仮に「ヌッコロ団」と呼ぶ事にしよう。(昔、ダークストーカー(DS)狩りをしていた頃、自ら「DSヌッコロ団」と呼んでいたから)

 シシシ団はもう全員レベル70なので、世間的には「宣託の間」どころかとっくにトゥー・リアに行けててもよいくらいのレベルなのだけど、各国のミッションの方を先にやっていたため未だに「宣託の間」も挑戦していなかったのだ。

 そしてヌッコロ団の方はだいたいレベル65くらいのパーティー。そのヌッコロ団が、ある日突然「宣託の間」に挑戦する事になった。ヌッコロ団が行くのならシシシ団も行かなきゃダメでしょ!という流れで、なし崩し的にシシシ団も挑戦する事に。


 この日ニャンピィはヌッコロ団チームとして挑戦。

 ヌッコロ団は既に現地に集結しており、BC突入の準備を進めていた。そしてその頃ローディーを含むシシシ団は、現地に向かって走っている途中であった。

 シシシ団が現地に到着するよりも先にヌッコロ団はバトルフィールド(BC)に突入。我が家では2画面テレビ環境であるから、俺はローディーを走らせながらニャンピィ側の画面でヌッコロ団の戦いを実況中継できた。

 「今BCに入った」
 「あ、戦闘開始」

 敵は蟻型獣人アンティカが3匹。ナイトタイプと狩人タイプはスリプガ等で眠らせて、黒魔タイプに集中攻撃するという作戦が定番だ。でもニャンピィは、「アンティカは基本的に眠りにくいヤツなので、スリプルが効くかどうか不安」だと言う。そして不安的中。眠ってくれない。そしてやたらに硬い。俺はこれを横で見ていて

 「全然HPが削れてないねえ・・・」
 「残り2匹眠ってないし・・・」
 「かなりヤバいんじゃない?」

 などと、今さらそんな事を言われても困るようなコメントを入れるのみだった。

 で結局、ヌッコロ団はアンティカを1匹も倒せぬまま、全員ヌッコロされてしまったのだった・・・。(はい、ここは笑う所ではなくて、しんみりする場面ですからね。みなさん間違わないように)


【かたき討ち】
 その後シシシ団は、古くからの知り合いDさん(赤魔70)を仲間に加え、現地に到着。Dさんには急な誘いにも関わらず快く受けていただき、本当に感謝しております。

 さて、死体のままBCから放り出されたヌッコロ団のみなさんを復活させつつ作戦会議。

 「硬かったけど、アーマーブレイクは効いていた」
 「アンティカは全然眠らなかった」

 全滅したヌッコロ団からの貴重な意見が聞きながら、俺は「わかった・・・。ヌッコロ団の死は無駄にはしないぞ」と必勝を誓った。

 が、その一方で「ヌッコロ団のメンバー構成は、戦ナ獣赤白白か。やっぱり黒魔がいないのは無理があるんじゃないかなぁ・・・」などとも思っていたのはここだけの秘密だ。


 さて俺は当初、レベル3連携を出すために片手斧技「ミストラルアクス」の準備をしていたのだが、アーマーブレイクが効くと聞いて、急遽両手斧に持ち替えた。

 そしてシシシ団、BC突入。(左の写真)


 ・・・・・・。


 狩人タイプの必殺アビリティでナイトさんのHPが一発で赤くなるという事態はあったけど、それ以外は特に問題無く、割とあっさり勝てた。眠らないと言われていたヤツも寝かせられたし。・・・やっぱりレベルの影響って大きいんですかねえ?

 「カタキは取ったぞ!!」
 「戦闘にかかる時間がヌッコロ団がやった時に比べて全然短いねえ・・・」
 「やっぱりレベル上げてからやらなきゃダメなのかねえ?」

 まあ、とにもかくにも、こうしてシシシ団は「宣託の間」をクリア。憧れのトゥー・リアにまた一歩近づいたのだった。


【そして遂にあのカムラナート登場】
 「宣託の間」でのイベントの中で、次はデルクフの塔に行かなければならない事が知らされる。そして、そこでヤツと戦えと・・・。

 そう・・・。魔晶石ミッションの頃から怪しい怪しいと言われていた、あの男・・・。ジュノ大公・カムラナート!(通称「加村納豆」)。遂にヤツと戦う時が来たのだ!!

 「レベル70ならけっこう楽だよ」という噂も聞いていたし、経験者であるDさんと一緒ならきっとやれる!と意気上がる面々。一路デルクフの塔を目指したのだった。

 決戦の場はデルクフの塔の一番上にある「天輪の間」。突入するとカムラナート自らが戦闘装備に着替えて登場だ。遂に現れやがったな加村納豆!! 戦闘開始じゃぁ!うおおお!!


 ・・・・・・・


 なんか、かな〜りヤバげに強いんですけど・・・。「レベル70ならけっこう楽」なんて言ったのは誰ですか?

 通常の攻撃も痛いけど、特に「光輪剣」という技が超強力。まともに食らうと前衛でも1発で即死する危険性大という凶悪な技。

 そして「ディスペガ」とか「スロウガ」とか、全体に効く弱体魔法が厳しい。特にこのディスペガは、プロテスとかシェルの効果だけでなく、リフレシュとかリレイズの効果なんかも消し去る事ができるため、それらを消されるとかな〜りやっかい。

 効果を消されてもいいように、ダミーとしてバ系の魔法を唱えまくって対抗したが、どの強化魔法が打ち消されるかは決まっていないようで、ダミー作戦は必ずしも成功しなかった。(無駄でもなかったけど)

 カムラナートは攻撃だけでなく回避やHPも高いようで、なかなかHPが削れない。

 「これ、ヤバいよ」

 とか思っている内に光輪剣の一発でナイトさん即死。代わりにローディーが挑発するも、ローディーも光輪剣の一発で即死。そして、回復魔法を唱えてた白魔さんも死亡。白魔さん、リレイズで復活して捨て身の援護をするも、モンクさんも死亡。まだHPを半分も削っていないのにパーティー半壊。こりゃダメだ。

 「逃げて!」

 このバトルフィールドからは、戦闘中でも外に逃げられるようなので、ここは逃げの一手。出口はすぐそばにあるので脱出するのは比較的簡単。その時点で生きていたメンバーは脱出に成功し、それ以上の被害は出さなくて済んだのだった。(左の写真)


 バトルフィールドの占有時間が終わって外に放り出されてみたら、同じ目的で来ている他のパーティーも同様に苦戦している様子。部屋に突入するも死体で返ってくる人が何人もいた。我々のパーティーだけが苦戦しているのではなく、やはりどのパーティーにとっても難しいようだ。


 回復を待ってもう一度挑戦してみたが、ほぼ同じ結果。つまり連敗。この時の正直な感想は、「こんなヤツに勝てるのか?!」という物であった。

 後衛は盾役を持たせるのに精一杯で、攻撃魔法を撃つ暇が無い。アタッカーの全力攻撃でもチビチビしか削れない感じなので、どうしても長期戦になってしまう。長期戦になると後衛のMPが尽きてしまい、盾役の回復が間に合わず死亡というパターンだ。

 この日はもう薬品類が尽きたので撤退。再戦は次の日という事になったのだった。


【死闘!! 生か死か!?】
 そして次の日。前日の戦いでは、ナイトさんの被ダメージは光輪剣でも800くらいであったという事から、後衛はナイトさんのHPを常に800以上に保つという作戦で行く事になった。

 そしてナイトさんが盾役として支えている間に、アタッカーはできるだけ多くのダメージを与えなければならないが、それにはどうしたらよいか? 俺なりに考えてみた。

 前日のローディーはペンタスラスト連発のダメージを期待してサポ侍で槍装備であった。が、この戦法は格上の回避率が高い敵にはあまり有効ではない。そこで今日は「不意打ち」による必中攻撃と回避能力が期待できるサポシーフとした。そして、格上の相手に対しては命中プラス装備よりもDEXやAGI等のパラメーターを上げた方が有利との説を信じ、現在所有している装備の中から望みうる最高の装備を準備した。(元々貧乏なローディーなので、大した装備ではないヨ・・・)


 そして、いざ戦闘開始。相変わらずチビリチビリとしかHPを削れない。(ダメージはそれなりに与えているのだが、彼のHPが多いので削れた気がしないのだ)

 光輪剣来たっ! おや?かわした? ダメージがほとんど無かったような・・・。光輪剣ってかわせるのか? 後衛さんも3度目の慣れからか、少し余裕が出てきたように見える。光輪剣を食らってナイトさんのHPが赤くなる場面を何度も切り抜け、ローディーとモンクさんがカムラナートのHPを削る。

 かなり長い間戦っているような気がするが、まだ彼のHPは半分残っている。レベル3連携を決めるとちょっとは多めに削れるようだが、全体にギリギリな戦況なので技連携まで頭を回す余裕が無いのが辛い。

 とは言え今回は前回2回と比較するとその戦いぶりは安定している。横で観戦していたニョーボも「安定度が昨日と全然違う!」「いける! いける!」と応援。カムラナートのHPが半分を切った。ここで後半の追い上げ。モンクさん「百烈拳」を発動。ローディーも「マイティーストライク」を発動。ここで一気に削り、何とか逃げ切りたい。

 しかし、やはりと言うか何と言うか、この辺りで後衛のMPが尽きてきた。前日の戦闘でも結局の所、「MPが持たない」という点が最大の問題だった。そしてここでナイトさんが光輪剣で撃沈!! 続けて黒魔さんも死亡。カムラナートのHPは残り20%程度か。び・・・微妙だ。

 モンクさんとローディーが交代で盾になるが、後衛のMPはほとんど尽きかけている。もう座って回復しているような状態だ。せめてもの救いは赤魔さんがコンバートでMP全快できたという事。


【君はヒーローになれるか?】
 うわ!モンクさん、あと一撃来たら死亡だ。ああ!ダメ!! と思った瞬間にケアル4が間に合い命拾い。安心したのも束の間。タゲが後衛に向かってしまった。ここは挑発で剥がさないともう絶体絶命。走って追いかけようとしたがローディーが走らない!! さっき受けた「大風車」の追加効果でヘビー状態(移動速度が激減)になっていて走れないのだ。

 マズいっ!白魔さんが危ない!! 挑発よ届け!!

 「こらーっ Kam'lanaut! こっち向くニャー!!」

 届いた! 挑発が届いた。カムラナートがこっちに戻ってきた。

 ローディーは大量に持ち込んだハイポーションを使いまくってHPを高く保つ。HPが満タンに近ければ、光輪剣を食らっても持ちこたえられる可能性がある。

 カムラナートのHPは残り10%を切ったくらいか? ニョーボも横から「ガンバレ!ガンバレ!」とガンバレコール! バシっ! ザクっ!! ゲシゲシっ!!! モンクさんと2人で叩く叩く叩く。

 行ける! この調子で叩き続けられれば勝てる!! TPも貯まったぞ!!

 「よぉし、俺がトドメを刺してヒーローになってやるぜ! ふへへっ、手柄を立てちまえばこっちのモンよっ!!」

 と心の中に黒い笑いが浮かんだその瞬間、くるりとこちらに向き直ったカムラナートがいきなり光輪剣! まともに食らったローディーは「どげしゃっ!!!」という感じで一瞬にして床に崩れ落ちた。

 くっそおおおおおおおおおぉぉーーーーっ!!!!p(TДT)q


【最後の希望】
 いや! まだモンクさんが叩き続けている。望みはある! 頑張れ頑張れ!!

 ところが応援しているそばからモンクさんも光輪剣で死亡っ!! があううう・・・。

 残るは白魔さんと赤魔さんの後衛2人。もはや・・・これまでか・・・。(宇宙戦艦ヤマトの長官の声で)

 カムラナートはまず白魔さんに襲いかかった。白魔さんのMPは底を突き、「女神の祝福」も既に使用済み。白魔さんはハイポーションを連発して何とか粘ったが、及ばず力尽きた。とうとう赤魔さん1人だけになってしまった。

 ここまで来て・・・ここまで来て・・・ダメなのか・・・。俺たちは、ヤツに勝つ事はできないのか・・・。

 ローディーたちは倒れたまま、赤魔さんの健闘をただ祈るのみ。もう身体はピクリとも動かない。(当たり前)

 そう・・・、これはアレだ。映画「聖闘士星矢・真紅の少年伝説」のラストバトルのシーンだ。

 星矢以外の仲間たちはみんなやられちゃって、倒されたドラゴン紫龍やキグナス氷河、アンドロメダ瞬、フェニックス一輝らが、苦しそうに「せ・・・せいやぁ・・・」とか声を絞り出す、あのシーンだ。 


 最後に残った赤魔のDさん・・・。もはやあなただけが頼み! そうだ!! 赤魔の戦闘力を甘く見てはいけない。レベルが同じならば戦士よりも持久力がある分だけ赤魔の方が強いくらいなのだ。この時点で赤魔DさんのHPは8割程度。カムラナートのHPはもうあと僅かなはず。まだ望みはあるっ!!

 こうしてDさんとカムラナートの一騎打ちが始まった。もしここでまた光輪剣が来てしまったらもうお仕舞いだ。ジ・エンドだ。お願いっ!光輪剣だけはもう撃たないで(涙)。頼むっ!

 ザクっ! バシっ! と叩き合いが続いた。見る見るうちにDさんのHPが減っていく。持ってあと1〜2撃か? 南無三っ!

 と、突然戦闘が終わった。


 ・・・・・。

 あ・・・、あれ?



 やった・・・・・・のか?




 カムラナートはガクリと膝を落とし、

 「なぜだ? どうして・・・ただの人間などに!?」

 と唸りながら倒れた。

 か、勝った! 勝ったのだ!! まさにギリギリ。まさにギリギリ。紙一重の差で壮絶な叩き合いに勝利したのだ。

 「勝った!!」
 「うおおおおおおおお」
 「やったーーーーーーー」
 「Dさん、ナイス!!」

 死体状態ながらも歓喜の声をあげる面々。これまで何度も激戦を経験してきたが、ここまでの僅差。6人のうち5人死亡でギリギリ勝つなどという激戦は初めてのように思う。こうしてトゥー・リアへの最大の難関を、遂に突破したのだった。ばんざーーーい!!!
\\( ⌒▽⌒ )//


【それにしても・・・】
 我々は全員レベル70でやってこの有り様なのに、先端的プレーヤーの中にはレベル65の段階で突破した人たちもいたという。信じられない・・・。まったく恐れ入る。

 想像するに、ガルカナイトのようなHPの多い盾役に耐光装備を持たせ、なおかつ吟遊詩人の「耐光カロル」で更に耐光性アップ。後衛はスーパーエーテルやバイルエリクサーなどの回復薬を惜しみなく使い、アタッカーは不意打ち&だまし討ちを確実に決める・・・、という戦い方ができれば、ここまで苦戦する事は無いのかも知れない。が、それができるパーティーはそんなに多くないだろうなあとも思う俺なのだった・・・。

[2003/12/18]
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