ファイナルファンタジーXI
(67:ニャンピvs爺さん編)

爺さん、手加減という事を知らないね・・・。



【片手棍奥義】
 毎週毎週せっせとスキル上げに励んだおかげで、レベルアップとほぼ同時に片手棍の奥義クエストをオファーできたローディー。片手棍のクエストはウィンダスの某タルタルから受けるのだけど、相変わらず緊張感の無い、実にウィンダスらしい内容のクエストで思わず苦笑。

 で、潜在消しは例によってニャンピィと一緒に某洞窟のカニを叩きまくる。赤魔とのコンビの場合だと、バーニングブレード→セラフストライク(核熱)という連携がベスト。この場合どちらの技も必中技なので、スカる事なくこなす事ができて非常に合理的。実質3時間程度で終了した。

 その後、ロ・メーヴの壺タイプNMを倒しに行かなければならないのだけど、これがなかなか行けなかった。ツアー募集のシャウトも無い訳ではなかったのだけど、4種類とか5種類の武器奥義NMを掛け持ちする募集が多く、そういうツアーは非常に時間がかかるので、どうしても参加を躊躇してしまうのだった。特に、両手鎌とか片手剣、両手棍などはNMと戦うまでの準備(現場に行く道のりや、あるいは現地の掃除)で事故が起きそうなヤツであるため、そういうのと一緒だとどうしてもねぇ・・・。

 という訳で、結局2週間ほど待ち続けた末にようやくクリア。片手棍奥義、ブラックヘイロー習得。


【両手剣奥義】
 そしてそのまま続けて今度は両手剣の奥義技のクエストをオファー。両手剣のクエストはスキル250以上でないと受けられないため、スキル240で受けられる両手鎌や片手剣、230で受けられる片手棍などに比べて敷居が高い。そうでなくても攻撃間隔が長い両手剣。これをスキルを250まで育てるのはとっても辛い道のりだった・・・。

 これも例によってニャンピィと2人で潜在消しに行ったのだが、ここでちょっと問題が発生。ニャンピィが使える武器は短剣、片手剣、片手棍なのだが、これらとレベル2連携で繋がる両手剣の技がほとんど無いという事に気が付いた。

 色々調べた結果、スカルブレイカー→ショックウェーブ(分解)という組み合わせしか存在しないという事が判明。そしてこのどちらも必中技では無い上に、「ショックウェーブ」は範囲攻撃技なのが大問題。範囲攻撃技だと周囲にいるモンスターまで巻き込んでしまう。もし巻き込んでしまったら潜在消しどころではなくなってしまう。

 例のカニがいっぱいいる洞窟は他に非アクティブなモンスターもいっぱいいる場所だ。それらはこちらから仕掛けなければ無害。だからこれまでは安心してカニを叩く事ができた。が、両手剣の場合は「ショックウェーブ」を使わなければならないため、非アクティブなモンスターもいない場所で戦わなければならない事になってしまったワケだ。周囲に気を付けつつ戦い続け、結局2日間かけて潜在消し終了。

 NM戦の方は、たまたま3種合同ツアーの募集シャウトがあり、それに参加させてもらってクリアした。

 ただし、やはりと言うか何と言うか、普通に募集シャウトしただけではなかなかメンバーが集まらないようで、主催者はかなり苦労していた。メンバーを募ってみたら前衛ジョブばかりで、後衛ジョブがいないなんて事があるようだ。この日は結局、ニャンピィとWさんにお手伝いをお願いして何とかこなしたが、このクエストのツアー募集はやっぱり大変だなあと思った。

 片手棍、両手棍、短剣などの武器スキルクエストは後衛ジョブでも受けられるからまだ良いが、刀系や射撃のクエストなんて受けられる人がかなり限られるから、クリアは苦労するだろうなあ・・・。

 というワケで、めでたく両手剣奥義「グラウンドストライク」習得。

 アクション的には、サベッジブレードの両手版みたいなアクション。ぴょんと跳び上がって両手で剣を唐竹割りのように振り下ろす。なかなか豪快なアクション。与えるダメージも悪くないと思った。苦労して習得した甲斐があったというものだ。ただしこの技は、格闘との組み合わせだと闇連携になる技なので、両手斧のスチールサイクロンと役割がかぶってしまい、結局使われない可能性も・・・。


【短剣奥義】
 さて次は短剣をば・・・。もうね、武器スキル上げが定常業務みたいになってます。上げるのが目的で、上げた後どうするかなんて問題じゃなくなってきている(^_^;

 ところで、以前は休日ともなればスキル上げ潜在消しのメンバー募集シャウトが飛び交い、光エレを複数のパーティーで取り合うなんて事もあったのに、3月くらいになったらだいぶおさまってきちゃった感じだ。

 今では休日の午後にル・オンの庭をサーチで調べても、スキル上げパーティーが全然いないないなんて事もあったりする。こんな状況なので、いつものようにスキル上げメンバー募集のシャウトをしてもメンバーが集まらないのではないか?と心配になる俺だった。

 で、心配しつつシャウトしてみたら、これが予想外の食いつきの良さ。1回シャウトしただけですぐ1パーティー分の人数が集まった。ジュノ各層で1回ずつシャウトして回っただけで2パーティーのアライアンスが完成。

 スキル上げや潜在消しに行きたい人はけっこういるのだが、取りまとめる人が少なくなったという事なのだろうか? 集まったメンバーの中にはこれまでも何度か一緒に光エレを叩いた馴染みの人もいたので、もしかして俺って「スキル上げ専門リーダー」として名前を覚えられているとか? ともあれ、この日もいつものように光エレでスキル上げ開始。

 短剣は単位時間当たりの攻撃回数が多いので、スキルの上がりが非常に速い。その速さは、両手武器に慣れた感覚からすれば本当に驚異的で、まるで夢のような速さでグングン上がる。こんなに速く上がっちゃって大丈夫なんですか?と心配になるほどに。

 この日はスキル212から始めたのだけど、3時間程度で目標の230に到達してしまった。両手剣や両手鎌などだと1時間に1〜2程度しか上がらないのが普通だから、その数倍の速さという事になる。ああ、夢なら覚めないで。

 という訳でこの日1回のスキル上げで短剣奥義クエストを受けられる所まで上がったのだった。その後はいつもの通り。ニャンピィに手伝ってもらって潜在消し完了。短剣クエの後はもうレベル75の両手槍の奥義まで何も無いので、NM戦はせずそのまま放置していた。


 ある日昼寝をしていたら、ニョーボが「ねえねえ、今ジュノで短剣WSのツアー募集してるよ!」と言って起こしに来た。寝ぼけた頭のままログインし、参加を表明。結果、そのまま短剣クエのNMを倒し、無事短剣奥義「エヴィサレーション」を習得したのだった。

 他の奥義クエのドラマは、「教えてもらう」という感じでない物が多いように思うが、この短剣奥義に関しては、カザムの族長が直々に伝授してくれる。しかも、「この技を防ぐには、相手がこの技を出す前に相手を殺すしかないのさ」なんて事を言っている。なんか凄そうな技だ。戦士が通常の戦いで短剣を持って戦うなんて事はまず無いだろうけど、やっぱり強い技を覚えられると嬉しいのだった。


【ニャンピィ対限界爺さん】
 ニャンピィが赤魔レベル70に到達した。レベル70と言えば限界爺さん(Maat)との対決だ。

 限界爺さんとの対戦は、ジョブによってけっこう難易度の差があるという話であったが、中でもとりわけ赤魔道士の難易度は激しく高いと言われていた。この限界クエストが実装された当初、全エリアサーチで調べてみた事があるのだが、他のジョブではレベル71以上になっている人がけっこういっぱいいるのに、赤魔でレベル71以上になっている人はほとんどいなかったのを覚えている。それだけ赤魔での限界突破は難しかったという事だ。

 あの、闇王をソロで撃破したボスにゃあ(赤魔)でさえも、限界爺さんの前では相当な回数負かされ続けたらしく、一時期は「Maat憎けりゃ、年寄りみな憎い!」という言葉が漏れたほどだった。

 この「赤魔での限界突破難し過ぎ」問題は、その後難易度調整が入り、ボスにゃあも無事に限界突破できた。その調整前後の差は、ボスによれば「以前のが『つよ』だとすれば、調整後は『楽+』」というくらいの落差があったという。


 で、その限界爺さん戦にとうとうニャンピィも挑戦する事になった。

 まずは第1回戦。全く歯が立たず、為す術もなく敗退・・・。どうやら接近戦になってしまったらしい。爺さんは基本的にモンクなので、赤魔の場合、まともに叩き合うと勝ち目無し。ストンスキンなんか1発で剥がされてしまうようだ。

 仲間の皆さんから

 「赤魔の場合は、爺さんを接近させちゃダメですよ〜」
 「スリプルとかバインド、グラビデなどで足を止めるんです〜」

 などとアドバイスが来た。


 第2回戦も同様に敗北。これで早くも自分の限界を悟ったのか、ニャンピィは

 「生涯、いち赤魔レベル70宣言」

 を発表。これにはヌッコロ団から「ふざけるな!w」という叱咤激励が(苦笑)。


 第3回戦。開幕スリプルをかけるもレジストされ、さらにバインドもレジ。今回も爺さんの接近を許してしまい、一撃も入れられないまま敗北。この回は俺も横で見ていたが、本当に何にもできず、一方的に叩き殺されたという感じだった。

 念のため事前にリレイザーを使っていたので、ゾンビ作戦も試みたが、復活しても衰弱状態の回復を待っている間に時間切れ。ゾンビ作戦、全く意味無し・・・。


 ニョーボ「ね!? ね!? 全然ダメでしょ?!」

 俺「う、う〜ん・・・。確かにこれは・・・・・・」


 最初にバインドやスリプルが決まれば良いが、それがレジられてしまった場合はすぐに接近されてしまって、あっと言う間にやられてしまう。もしかして、最初の魔法が決まるかどうかという、運の勝負なのか?


 ニャンピィはその後、スキル上げの旅に出た。弱体魔法スキルは青(上限)だったが、その他の魔法スキルや、武器スキルはまだ青でなかったので、とにかく上げられるスキルは青にしてしまわないとダメだと思ったようだ。そして、必要と思われるスキルについては、元々レベル69の段階でスキル青だったという事もあって、野良パーティーに入って鍛えた結果、その日のうちに青になってしまった。


【モルダバイトピアス】
 それでもニャンピィは爺さんに勝てる自信が全く沸かない様子。そして次は「モルダバイトピアス」が欲しいと言い出した。モルダバイトピアスとは魔法攻撃力が上がる耳装備で、オンゾゾの迷路に出現するNMゴブリンが希に落とすというヤツだ。

 ボスにゃあも爺さん戦の際はこれをゲットして装備した上で戦ったという話を聞き、自分もゲットしようと考えたらしい。(このアイテムはEXレア属性なので、買ったり借りたりする事ができない)


 その日、俺は病院で診察を受けるため早めに会社を退けた。診察が終わって帰路についた時には小雨が降り始めていた。小雨の中を帰宅したらいきなりニョーボが「ああ!いい所に帰って来たわ!!」「待ってたのよぉ〜!!」と大歓迎。

 何だ?と思って話を聞くと、昼からずっとオンゾゾの迷路で例のNMゴブリンを張っていて、1匹は倒したのだけどモルダバイトピアスを落とさなかったとの事。やはりトレジャーハンターが無いと落とす確率が低くてダメなんじゃないかと思い、ローディーをサポートジョブ=シーフにして連れてきて、ニャンピィと一緒に張り込ませたのだけど、次に沸いたヤツはライバルに取られてしまったのだという。

 そしてこのNMゴブリンは約2時間間隔で出現するようなのだけど、前回倒されてからもうすぐ2時間目だから、今度こそ絶対取りたいから一緒に張り込んで!!と言うのだ。

 時刻は夕方6時。正直言ってお腹は空いているし、小雨の中を自転車で走って来たので汗だくで、すぐお風呂に入りたいんですけど・・・。でも、他でもないニャンピィさんのお願い。断る訳には行かないので一緒に張り込む事にした。

 俺、風呂にも入らず、夕飯も食わず、いったい何してるんだろう・・・。こんな事していていいのだろうか?・・・という疑問も頭をよぎるが、バカは死ななきゃ直らないとも言う。こうしてバカ夫婦は仲良くNMゴブリンの出現を待ったのだった(苦笑)。


 張り込み始めてから30分経過。

 「もうそろそろ沸いてもいいはずなのに・・・」
 「2時間ピッタリじゃなくて、ランダム要素があるからなあ・・・」

 子供達が「おなかすいた・・・」と言い始めた。幸い、ライバルは1人もいないのでローディー1人を張り込みに残し、ニョーボは夕飯の支度へ。

 と、そこにライバルさん出現!

 「げげ! ライバル来ちゃったよ」
 「あ! あの人は、昼間もいた人だわ!!」

 いきなり焦るニョーボ。夕飯の支度も中途で放棄し、張り込みに戻ってきた。でも、見ているとそのライバルさん、そこらの雑魚ゴブリンに絡まれてしまい、何もせずに去っていってしまった。・・・雑魚に絡まれるようなレベルの人がここで何をしようとしていたのか? 謎だ・・・。


 張り込み始めてから1時間経過。

 「おかしいわ・・・。やっぱり誰か先に取ってたのかなあ・・・」
 「まあ、ここであれこれ悩んでも仕方ないよ。張り込み続けてればそのうち取れるさ・・・」

 と言ったそのローディーの目の前にNMゴブリン出現。

 「でたっ!」
 「え!? キャーーー!! 取って取って!!」
 「よし、取った!!」

 ゲシゲシ叩くローディー。

 「モルダバイトピアス、出すのよ出すのよ出すのよ出すのよ・・・」

 ひたすら祈るニャンピィの中の人。


 撃破。

 「何か出した!」
 「モルダバイトピアス!!!」

 「きゃーーーーーーーっ!!!!」
 「やったーーーーーーっ!!!!」

 マジで大声を張り上げ、手に手を取り合って小躍りするバカ夫婦。そしてそれを見つめる腹を空かせた子供達・・・。


 俺「これで安心してご飯が食べられるねぇ」

 ニョーボ「はいはい、テーブルの上を片づけてーーー! 片づけない人は夕ご飯無しだよーーー!」

 子供達はテーブルの上を片づけ始めたが、ゲームばっかりやってる人も夕ご飯無しにしなくちゃダメなんじゃないかなぁ?と不公平感を感じる俺なのだった・・・。


【第4回戦】
 爺さんとの第4回戦。前回までは、BC突入後自分にプロテス、シェルなどの強化魔法をかけ、MPがフル回復するまで座ってから爺さんと戦い始めていた。が、この方法だと、BC突入から実際に戦いが始まるまでに数分間の時間があいてしまい、その間に爺さんが自身に強化魔法をたくさんかけてしまっているという事が判明。

 この時爺さんはシェル(魔法防御アップ)もかけているはずで、それをやられているとこちらのスリプルやバインドが効かなかったり、攻撃魔法のダメージが少なくなったりする訳で、つまり不利である。という事は、BC突入後はまず最初に速攻で爺さんにスリプルをかけて寝かし、その後に自分に強化魔法をかけたり、爺さんに弱体魔法をかけたりする方が上策なのではないか?という結論になった。

 これまでの敗北によって、とにかく先手を取れるかどうかが勝敗の分かれ目である事がハッキリしたので、今回はこの先手速攻作戦で行ってみる事にしたのだった。

 で、上の考えが的中したか、今回は最初から爺さんを寝かせる事に成功。バインドで足を止め、エアロ3などの魔法連打でけっこう良い線まで行く事ができた。が、あと一歩という所で爺さんの必殺奥義、夢想阿修羅拳を浴びてしまい、ニャンピィ撃沈。

 あと一歩・・・。あと一撃当てられたら勝てたかも知れないのに・・・。まだMPが残っているから、ここでリレイズの効果で復活してすぐに攻撃魔法を一発入れればもしかしたら勝てる?!と思ったが、こんな時に限ってリレイザー使用し忘れ。ガックリ・・・。


【赤魔の証取り】
 爺さんに負けた場合、「偉大な赤魔道士の証」を取る所からやり直さなければならない。赤魔の「証」を落とすモンスターはトゥー・リアには腐るほどいるが、トゥー・リアに行けない現段階ではベドー奥地のルビークゥダフを倒して取るくらいしか手がないのだった。

 他にはウガレピ寺院の壺タイプのモンスターも落とすが、あそこは少人数で戦うには無理がありすぎる。その点ルビークゥダフがいる場所はエリア境界のすぐ側なので逃げやすく、安全度が高い。

 で、すぐにでも赤魔の証を取りたいニャンピィさんだが、何度も何度も仲間のみなさんに証取りの協力してもらうのはさすがに心苦しく思っていたのだった。そんな時、天から声が聞こえてきた。


 「ルビークゥダフは・・・・・赤魔1人でも勝つ事ができる」

 へぇ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜。

 さっそく、ルビークゥダフに詳しい赤魔道士Dさんに聞いてみた。

 「はい。確かにルビークゥダフは、赤魔ならソロでも倒す事ができます。それは、私が実際にソロで倒した事で証明されています」

 さらにDさんは、その時の様子を詳しく語ってくれた。

 赤魔の証が欲しかったDさんは、無謀にもソロでルビークゥダフに戦いを挑み、数10分にも及ぶ大激戦の末にようやく勝利したのだという。いくら勝てても、そんなに命ギリギリではさすがに無理があり過ぎる。みなさんもルビークゥダフと戦う際には、是非パーティーを組んで臨まれる事をお勧めします。へぇ〜へぇ〜へぇ〜へぇ〜。


 というワケで、ソロは無理でもローディーと2人でなら大丈夫なのではないかという事で、2人で行く事になったのだった。

 現場に到着。ルビーの他に2匹のクゥダフ(レベル74から見て「楽」表示)がいる。これらがリンクした場合はエリア逃げするしかないが、そこは釣り職人ローディーの職人芸で、リンクさせずに釣ってくる。

 ルビー以外のクゥダフについては、油断しなければ2名でも勝てる事を確認。そしてルビーについても、途中でコンバートしてMPを回復できれば十分勝てるという事が判った。(コンバートが無いと途中でMPが尽きてしまってダメっぽい)

 こうして2人パーティーでひたすら狩り続けたが、ルビークゥダフの出現間隔は20分+αと長目で、しかも意外にアイテムを落としてくれない。この日は数時間戦い続けたが結局赤魔の証は1枚も出ず、撤退を余儀なくされたのだった。


【そして絶体絶命】
 次の日も2人で赤魔の証を取りに行く事になった。さっそくルビークゥダフを釣り出し戦い始める2人。もうすっかり手慣れた物である。が、このルビー。何だか強いような気が・・・。ニャンピィのMPは尽き、ローディーのHPも見る見るうちに赤くなってしまった。

 「これはヤバい。エリア逃げしよ」

 と思ったその時、ルビーのヘッドバットがローディーにモロ直撃。この一撃でローディー即死。ニャンピィも首の皮一枚だったが、エリア境界のすぐ側で戦っていたおかげで何とか逃げ切れた。



 ・・・・・・。

 ニャンピィは逃げ切れたものの、自分のためにローディーを死なせてしまった。顔面蒼白。ローディーの中の人(俺)も、しばし茫然自失。

 「ごめんよ・・・ごめんよぉ・・・」と半泣きになりながら、近くにレイズ3やレイズ2が使えそうな白魔さんがいないかどうかサーチ。しかしそのような人は身分を隠しているのが普通であり、サーチしてもまず見つからない。ニャンピィもレイズは使えるが、レベル70代での死亡だとレイズ2での復活ですらちょっと悲しくなってしまう程にペナルティが大きい。

 また、まだ夕方なのでにゃあにゃあ団のメンバーは誰もログインしていない。こんな早めの時間からプレイしている人はそんなに多くないのだ(ローディーはこの日、たまたま休みだった)。ニャンピィはフレンドに声を掛けて、その知り合い関係を探してもらったが、結局白魔さんは見つけられなかった。


 もはやこれまでか・・・。


 と諦めかけたその時、リンクシェル会話に

 Wさん「こんにちは〜」

 あああっ!!!! 女神様降臨っっっ!!!!!


 ニャンピィは震える指で「Wさああああああああん!!!」。

 Wさん「ど、どうかしましたか?」

 ニャン「2人で証取りしててローディーが死んじゃったんです・・・」

 Wさん「うわわ。行きますよ〜(*_*;)」

 本当に・・・、本当に・・・、Wさんは有り難い人だ(マジ涙)。もう、このWさんには何度窮地を救って頂いたか判らない。このご恩はいつか必ず・・・(T_T)


 こうしてローディーはWさんのレイズ3で復活でき、最小限の被害で済んだのだった。そしてそれだけでは終わらず、Wさんはそのまま一緒に証取りを手伝って下さる事に。さらに、近くにいた証狙いのナイトXさんも仲間に加わり、4人パーティーで証取りをする事になったのだった。4人パーティーならばもう全然楽勝だ。最悪の事態から一転して楽勝パターン確立! 人生万事塞翁が馬。

 こうして安定してクゥダフを狩れるようになったが、証が全然出ない。赤魔の証も出ないが、ナイトの証も出ない。代わりに戦士の証が2枚出た。どうして不要な物だけが出るのか? これは何かの当てこすりなのか?

 結局、夕飯のため7時半で一旦終了という事になったが、大急ぎで夕食をとり8時過ぎから狩り再開。それでも全然証は出ない・・・。

 「証って、こんなに出にくかったっけ?」
 「前は捨てるほど出たような気もしたけど・・・、気のせい?」
 「必要としている時には出ず、必要としていない時には出る、の法則」

 夜9時になり、もう今夜はあきらめましょう・・・という頃になってやっとルビーが赤魔の証をドロップ。

 「うわふぁshjgっlkんxzp」
 「でたーーーー!!!」
 「やっと出ましたねえ〜(^-^;)」


【その後】
 このように非常に苦労して取った赤魔の証ではあったが、それを使った第5回戦は、実にあっさり敗退。

 ニャンピィ「・・・・・・・・」

 ローディー「・・・・・・・・」

 果たしてニャンピィと爺さんの戦いが決着する日は来るのだろうか? て言うか、ニャンピィ、もうレベル70カンスト目前なんですけど・・・。(つづく)

[2004/03/29]
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