ファイナルファンタジーXI
(68:爺戦苦闘編)

爺さん頼む!そこを何とかっ!!



【キーボード】
 FF11をプレイする上で無くてはならない物。それはキーボード。

 俺が最初にFF11を始めた当時はPS2対応を保証するキーボードという物がほとんど存在しなかったため、一般のUSBキーボードを「もしかしたらPS2では動作しないかもしれない」というリスクを背負いながら購入するしかなかった。が、ニョーボがFF11を始めた頃には「PS2動作確認済み」をうたうUSBキーボードが普通に市販されるようになっていた。

 なので、ニョーボが使っているキーボードは俺のキーボードよりも信頼度が高いはず・・・と思いきや、何だかやけに打鍵しにくいんです。おまけによく見るとケーブル部分が断線しかかってるっぽくて、PS2がキーボードを認識しない事もしばしば・・・。値段も相当に安かったけど、やっぱり安物はダメって事なんですかねぇ。

 更に言うと、これを購入した当時、ニョーボが某ゲーム雑誌に付いてきたショートカットキーのラベルをキートップに貼り付けたのだが、使い込むうちにラベルの文字がかすれてしまって、何のキーなのか見ても判らないという、実にショーモない状態に・・・。(右の写真)


 俺「このラベルさあ、もう剥がしちゃった方がいいんじゃない?」

 ニョーボ「全然平気だモン。剥がさなくてもいいモン!」

 俺「でも、これだと打ちにくくない?」

 ニョーボ「全然平気! ちゃんと打ててるモン!!」

 俺「でもあんた、けっこうタイプミスが多いような気がするんですけど・・・」

 ニョーボ「何だとゴルァ! 喧嘩売っとんのかああっ!!」

 俺「・・・・・・( ´_ゝ`)」


 で、その日もPS2を立ち上げるとキーボードを認識せず、再起動。

 ニョーボ「・・・今度、キーボードを買いに行こうね」

 俺「うん。でさ、今度はラベル貼らないようにしようね」

 ニョーボ「いや、ラベルは貼る」

 俺「・・・・・・( ´_ゝ`)」


【赤魔での爺さん戦、難し過ぎ問題】
 前回から引き続き、毎日のように爺さんに対戦を申し込むニャンピィだが、まだ勝てていない。正直言いまして、この限界突破はジョブ間でかなり不公平だと思う。

 爺さんは基本的にモンクなので、自分が前衛ジョブならば力と力のぶつかり合い。ガンチンコ勝負という事で納得できる。しかしこれが後衛ジョブ、特に赤魔や黒魔の場合だと、爺さんに接近されて直接攻撃を許してしまうと、本当にあっと言う間にヌッコロされちゃう。

 これでバインドとかスリプルがほとんどレジストされないとか言うならむしろ楽勝なのかも知れないが、スキル青でブースト装備を装備し、もちろんドーピング食を食べていても、けっこうな割合でレジられちゃうんだよねえ・・・。開幕スリプルがレジられちゃうともうその時点で敗北決定という感すらある。

 赤魔の得意技「グラビデマラソン」についても、爺さんは普段から移動速度が速いらしく、グラビデがかかっていても一般人と同じような速さで追いかけてきちゃって、あんまり意味が無いようだ。

 で、ニョーボが負け続ける姿を横から観戦しつつ、「俺がやれば勝てるんじゃないかなぁ・・・」と心密かに思っていた俺。そこで提案。

 俺「ねえ。あんたが10回やっても勝てなかったら、俺が代わりにやってもいい?」

 ニョーボ「何言ってのよ! あんたそんな事したら私FF11辞めるわよっ!! ふざけんな!!(怒)

 俺「む! その意気や良しっ!!」

 ニョーボ「・・・でも、1回ごとに薬代で相当な金額を消費してるから、そのうち貯金が底を突いちゃって、証取りの前にお金稼ぎをしなきゃならなくなるかもね。ハハ、ハハハハ・・・(乾いた笑い)」

 なんか、ニャンピィが爺さんを倒して限界突破を果たす前に、ニャンピィが我慢の限界を突破してしまいそうな気がしてきた・・・。


【客観的観察体験】
 次の日。帰宅すると突然、ニョーボが不気味にニコニコ笑いながら話かけてきた。

 ニョーボ「ねえねえ、お願いがあるんだけどさぁ〜」

 俺「な、何だよ今度は?」

 ニョーボ「あんた、ニャンピィで爺さんと戦ってみない?」

 俺「えーーーっ!?(昨日言ってたのと全然話が違うぅーーーっ!!!)」


 このニョーボの、前日と正反対の発言には本当に大ビックリ。話を聞いてみると、連戦連敗を重ねている実情を知ったフレンドのSさんから

 「あんた負けグセが付いちゃってるから、一度他人が戦っている所を客観的に見て、冷静に分析した方がいいよ」

 とアドバイスされたらしい。

 最初はニョーボも「もし旦那が一発で勝ってしまったら、私悔しいジャン!!」と言い返したそうだが、「爺さん戦は運の要素も大きいんだから、偶然でも勝てたら、それはそれでいいジャン」などとサラリと言われ、結局Sさんに説得されたらしい。やはりアドバイスは客観的な第三者から言われた方が説得力があるようだ。

 という訳で、俺に戦わせてその様子を観察し、自分の参考にしたいと言う。

 確かに、自分自身がプレイしている時には全く気が付かなかったり気にならなかった事が、他人がプレイしているのを見る事で「おや?ここはこう動いた方がいいのでは?」とか「なるほど、ここはこう動いていたのか・・・」などと気が付く事が多々ある。ゲーセンのアーケードゲームなどでも、上手い人のプレイを見る事で自分の腕が一気に上達する事がある。


【言うは易し、行うは難し】
 こうしてニャンピィとして爺さんと戦う事になった俺だが、内心では

 「これは大変な事になったぞ」

 と焦っていたのだった。

 俺も発売初日組として、ソロで地道にプレイしてきた長い経験と、それで培ったテクニックを持つという自負がある(つもり)。しかし魔道士系の戦いをメインでやった経験はそんなに多くない。

 ニョーボが爺さんに負ける所を横から見ていて、「ああーん! あそこは○○○しなかった方がよかったのに!!」などと結果論を言う事はできるが、自分やってみて勝てるか?と言われたら、正直50:50、いや、勝てる確率3割以下?というくらいに思われた。


 でも今さら後には退けない。(仕方がないので)戦闘の前準備にかかった。首装備を弱体スキルが上がるインフィブルトルク。腰装備はMP+45でINTも上がるジャングルロープを選択。指輪は、突入時にはMPが増えるアストラルリングを装備しておいて、自分に強化魔法をかけ終えたらINTプラスになる装備に切り替える作戦。(これらの装備はSさんやWさんからお借りしました。どうもありがとうございましたm(_ _)m)

 赤魔での戦い、特に魔法連打による速攻戦は今まで一度もやった事が無い。赤魔はやれる事が多いテクニカルなジョブであるため、やり慣れていない初心者がいきなりやっても能力の半分も使いこなせないだろう。このまますぐに爺さんの所に行くのは無謀過ぎるという事で、まずは近場の雑魚敵で戦闘演習をする事にした。

 で、実際やってみて判ったが、やはり想像以上に難しい。マクロメニューの並び具合に慣れていないという事もあるし、魔法詠唱のタイミングとか、次にどの魔法を使うかという判断など、慣れていないせいでどうしても戸惑う時間が生じてしまう。

 「これは・・・、簡単ではない・・・」

 それまでニョーボに横から偉そうな事を言ってた俺だったが、それまで言っていた事が全部自分に跳ね返って来た感じで、もうこの時点で精神的にけっこうな追い詰められ具合だった(冷や汗)。


 ある程度練習し、操作に慣れた所でいよいよ爺さんの所へ。戦闘フローチャートを新たに書き直し、それをニョーボに読んでもらいながら進める事にした。

 (1)BC突入前にロランベリーパイを食べてヒーリング。

 (2)MPが満タンになったら突入し、すぐに爺さんが射程範囲に入る所まで走る。

 (3)ここでヤグードドリンクを飲み、ブリンク、ストンスキンなど自分に強化魔法をかけつつ、爺さんが使っている強化魔法を見極める。

 (4)そしてスリプル2で戦闘開始。レジられたらすぐにスリプル1。爺さんが寝たらディスペルで爺さんの強化魔法を全て剥がし、スロウやパライズなどの弱体魔法をかける。

 (5)バインドをかけた所から攻撃魔法に転じ、後はエアロ3やストーン3などで魔法連打。

 (6)MPが減ったらバイルエリクサー+1で回復。スーパーエーテル等のMP回復薬は効果発動までの時間がかなり長いので爺さんが寝ている時にしか使えない。その点バイルエリクサーなら発動が早いので実用になる。ただしこれは1度に1個しか持てないアイテムなので切り札としてしか使えない。

 (7)あるいは、爺さんを寝かせられたらコンバートで体勢を立て直す事も考えられる。けれどこれにはとっさの判断と素早い操作が必要であるため、慣れていない俺にはまず無理だと思われ、今回は作戦から除外。とにかく薬品に頼る方法で行く事にした。


 このように赤魔での戦いは魔法を次から次へと休む事無く連発する事になるのだが、実戦においての最大の問題は、再詠唱待ち時間が終わるまでは同じ魔法は詠唱ができず、待ち時間が終わる前に再度詠唱しようとするとその動作が無駄になってしまい、かなりのロスになるという事。いかにこのロスを少なくするか。いかにして無駄無く魔法を連発するかという事が重要だと感じた。

 魔道士戦の経験を多く積んでいる人ならば、ある程度「操作は指が覚えている」「タイミングは体が覚えている」という事なのかも知れないが、初心者にはこれがなかなか難しい。と言うか、赤魔メインのニョーボがやった場合ですらこれが原因でロスる場面がけっこう目に付いていた。(それは言わないで・・・(;´Д⊂) byニョーボ)

 そんな訳なので俺がやった場合もやっぱりけっこうなロスを出してしまった。ニョーボから「次エアロ3どぞ! 次ストーン3どぞ! 次バインドどぞ! あ、効いてない! スリプル2どぞっ! スリプル2っっ!!」などと指示を受けながらやったのだが、再詠唱待ち時間問題のために魔法を唱えられず、本来ならもう1〜2発は入れられたであろう所でロスってしまったのが非常に悔しい。

 また、弱体スキルも精霊スキルも青で、更にスキルがプラスされる装備をし、INTも相当にブーストしているというのに、それでも魔法をレジられる事があり、今回は最初のスリプルからレジられてしまった。

 開幕のスリプルをレジられると爺さんの接近を許してしまい、かなり絶望的になる。だから最初から連続魔を使い、レジられてもスリプルやバインドを連射できるようにするという戦法もある。

 とまあ、知ったような事を散々書いたけど・・・、結果は見事に敗北。爺さんのHPを半分も削れなかった。


 ニョーボ「いや、爺さんのHPをゼロにする必要は無いのよ。今回は爺さんが『ちぃとばかし本気を出すかの』って言う所まで行けたから、あそこでスリプルが決まっていればブリンクやストンスキンを張り直せて・・・」

 俺「いやあ、魔法連射って想像以上に難しいねえ。これ、やっぱり赤魔の魔法詠唱タイミングとか、スリプルやバインドが効いてる時間の長さなんかをある程度体で覚えていないと無理っぽいわ。ホント、キッツいわぁ〜」

 更に付け加えると、「バットピアス」(暗闇状態の時に回避+15という耳装備)を2個装備し、自分で暗闇薬を飲んで回避を上げる作戦もやってみたのだが、特に回避が多かったような印象は無かった。爺さんの直接攻撃を避けるには、やはりブリンクやストンスキン、ファランクスが基本のようだ。

 世の中にはもう何10回も負け続けて所持金も底を突いたような人もいるらしい。あまりにも困難過ぎて人生に絶望し、変な宗教に走るなんて人が出なければよいが・・・、などとマジで心配になる今日この頃だ。


【いっちょうら装備】
 3月某日。遂にローディーの戦士レベルが、当面の上限と言われているレベル75に到達した。思えば長い長い道のりだった・・・(遠い目)。

 ところで、アーティファクト装備を揃えたレベル60以来、レベル75になった今に至るまでずう〜っと同じ装備を着続けているローディー。

 アーティファクトよりも性能の良い装備が少ないという事もあるし、性能の良い装備はそういう装備品は相場がメチャクチャ高いため、貧乏人には手が出ないというのが現実なのだった。そういう人はけっこう多いと思う。だからずっとアーティファクトのままでいる人が多い・・・と思っていたのだが、最近はそうでもなくなってきたような感じ。

 例えば「エラントウプランド」。INTやMNDが大幅アップし、ヒーリング時のMP回復量も増えるため、レベル72以降の後衛ジョブ標準装備という感じになっている。外見的にも白くてかっこいいから人気があるようだ。この他にもアーティファクトとは違う装備をしている人を見かける事が多くなってきた。


 で、ある時、いつも一緒にレベル上げをしているTさんから「ローディーさん。アタッカー役の時は、胴装備はアーティファクトよりも王国騎士制式鎖帷子の方が性能いいですよ」というアドバイスを頂いた。

 調べてみるとなるほどその通りだ。

 戦士アーティファクトの胴装備「ファイターロリカ」はVIT(耐久力)が上がる装備だが、王国騎士制式鎖帷子は攻撃力が上がる装備。自分が叩かれないアタッカー役の時には、防御力を犠牲にしても攻撃力を上げた方が得策。しかもこの王国騎士制式鎖帷子。古くからある戦績交換品なので今では相場がかなり安い。これはTさんのアドバイスに従って、是非入手しておくべきだと思った。

 が、競売所の品物リストを眺めていて「ちょっと待てよ」と思った。攻撃力を上げるという意味で言うなら、もっと凄い装備があるじゃないか、と。

 「ナラシンハベスト」。そして「ホーバーク」。どちらも攻撃力が上がる方向の性能を持つ胴装備だ。

 特にホーバークは、回避−10というマイナス要素がある他はSTR+5、DEX+5、命中+10、攻撃+10と徹底的に攻撃重視の装備。その存在は昔から知っていたが、あまりにも高価であるため、もう最初から欲しがる気すら起きない高嶺の花であった。その後のバージョンアップでホーバーク以降の高レベル装備もたくさん実装されたが、それらを含めてもホーバークの性能はアタッカー用としてかなりの優れものである。

 それだけに相場は今でも約160万G。昔に比べれば安くなっているが、まだまだ簡単には手が出ない値段だ。しかし、万年貧乏と言われたローディーも実は、コツコツ貯め込んだ貯金が200万Gくらいあるのだった。ホーバークも買って買えない額ではない。

 ・・・・・・・。

 買っちゃおうかなぁ〜〜〜。(レベル75になった事で気が大きくなっている)


 もうひとつの選択肢は、割と最近実装されたレベル74装備「ナラシンハベスト」。こっちはSTR+3、命中+4など、プラス値としてはホーバークに劣るものの、回避も+4であり、マイナス要素が無いという点で優れている。また相場も現在約50万Gで、ホーバークよりは買いやすい。

 普通の判断ならナラシンハベストの方を選ぶべき所だろう。が、このナラシンハベストは装備できるジョブがかなり多く、前衛系ジョブはもちろんの事、赤魔やシーフ、吟遊詩人などでも装備できる。という事は今後、ナラシンハベストはレベル74以上の標準的な装備になりそう。・・・って事はつまりナラシンハベストを着ていても目立たない?

 ニョーボ「何? あんた目立ちたいワケ?」

 俺「そりゃあそうだろう!」

 ニョーボ「でも今までずう〜っと戦士AFいっちょうら生活だったワケでしょ? それと今回の目立ちたいってのは矛盾しない? そこんトコどうなの? ねえ? どうなのよ?」

 俺「な、なんだよ。なんでそんなに突っかかってくるんだよ(目がちょっとウルウル)」

 ニョーボ「買えばいいジャン。欲しいんだったらホーバーク買いなさいよ。ほら!」

 俺「えう・・・。えーん、えーん、ニョーボがいじめる〜(泣き)」


【ニョーボのファッションチェック】
 ポチッ・・・・・。

 「ホーバークを160万Gで落札しました」


 俺 、  と  う  と  う  買  っ  ち  ま  っ  た  !!!


 これひとつで全財産の大半を使い切ってしまった。ま、買ったモンはもう仕方がない。(自分で買っといて何が「仕方がない」よ!byニョーボ)

 さっそく装備してみた(左の写真)。胴がホーバークで他の部位が戦士AFだと、何だかかっこ悪いような気が・・・。いやいやいや! 160万Gも出して買った物がかっこ悪いワケが無いじゃないか!!!


 ・・・・・・・。

 でもやっぱバランス悪いような・・・。


 ニョーボ「それ、なんかかっこ悪いわね」

 俺「・・・やっぱりそう思う?」

 ニョーボ「特に脚装備の赤がバランスを悪くしてるわね」

 俺「・・・やっぱりそう思う?」

 ニョーボ「胴以外が全部赤いから、色のバランスから言うと、同じ赤色のナラシンハベストの方が良かったんじゃないかしら?」

 俺「今さらそんな事を言われても・・・(涙目)」

 ニョーボ「だったら他の部分も黒っぽい装備に揃えたらいかが?」

 俺「確かに、ホーバークと組みになるシック装備ってのがあるけど・・・」


 ポチッ・・・・・。「シックブリーチズを落札しました」

 結局、シックブリーチズ(シック系脚装備)を購入。6万G也。

 これは色合いやデザインがホーバークに合う装備だが、性能としては戦士AFの脚装備よりもやや劣る。でも、戦士AFだとホーバークとデザイン的に合わないという理由だけでシックブリーチズを装備(左の写真)。

 ニョーボ「あら、だいぶ良くなったわね。でも手足が赤いってのはどうなのかしら?」

 俺「え? 手足が赤いのは良いだろう。赤がアクセントになってるよ。 俺はこれで良いと思うけど・・・」

 ニョーボ「ふぅ〜ん? あなたがそれでいいというのなら私、別に何も言う事は無いわよ? んふふ」

 俺「・・・・・・・(どうしたんだ今日のニョーボは?)」

 とまあ、ニョーボのイジメに耐えながら、嬉し恥ずかしくホーバークを装備して戦うローディーなのだった。


【みんなで怨み】
 ジラートミッションで行く怨念洞のBCに入るためには「怨みの炎」というアイテムを使わなければならないのだが、これを使った人はカザムの族長から「馬鹿野郎!」と怒られてしまう。

 カザムでは、「怨みの炎」に触れて呪われた者は、カザムから出て行かなければならないという。そんな事言われても、知らなかったんだからさあ、そんなに怒らなくてもいいじゃないの・・・。

 このクエスト。もう一度「怨みの炎」を手に入れて、怨念洞の別の場所で使う事で「怨み」を解除できるそうなのだが、やり方はわかっていてもなかなかやる機会が無いクエストだ。

 まずジラートミッションの時に、参加者の全員が「怨みの炎」を使う訳ではないため、「怨み」が発生していない人が必ず何人かいる。そういう人はこのクエストが発生しないので、したがってクエストをやろうという気運が高まりにくい。また「怨みの炎」を手に入れる所がかなり危険な場所なので、最初にこれを入手した時の恐怖体験もやる気を削ぐ。

 という訳で、カザムの族長から「馬鹿野郎!」「さっさと出ていきな!」 などと言われ続けて早半年というのが現状なのだった。


 そんなある日、ニャンピィがジュノで偶然「『みんなで怨み』行きませんか〜」というシャウトを聞いた。すわっ!これは千載一遇の大チャンスなのではないか!? すぐにローディーと一緒に参加を申し込んだ。こうして6人パーティーが結成され、一路ウガレピ寺院を目指したのだった。

 問題の場所は怨念洞の奥。まあ、奥とは言っても最奥部という程の奥ではない。しかしその周辺はトンベリやコウモリ、スライムなど、レベル70代でも少人数では危ないモンスターがいっぱい。

 でも、ローディーもニャンピィも怨念洞の地図を持っているから大丈夫さ、・・・と安心したのが油断に繋がったのか、途中でローディーのスニークが切れてしまいスライムに絡まれてしまった。他のメンバーは全員インビジとスニークをかけて別々に走っており、地図を持っていない人もいたため、救援が来る事はほぼ絶望的。

 また、コウモリならいざ知らず、物理攻撃が効きにくいスライムだ。ソロでは勝ち目無し。逃げようにも逃げ場は無し。

 「くっ! ここで討ち死にするしかないか?!」

 と半分覚悟を決めた所に、ニャンピィが駆けつけた。2画面テレビでプレイしているおかげで、ローディーの危機がすぐにわかったのだ。

 「赤魔神拳奥義・連続魔エスケプ!」

 ギューン!! 他の4人は目的地のすぐ手前に到着したというのに、ローディーとニャンピィはウガレピ寺院の外に出てしまった。命が助かったのは良かったが、これから2人だけで怨念洞まで行けるかどうか、ちょっと絶望的な気分に・・・。


 怨念洞にはガーディアンを倒さないと開かない扉を通らないと行けないが、あのモンスターはかなり強い印象がある。ガーディアンの自爆技「メルトダウン」でパーティーが半壊した事も一度や二度ではない。あんなヤツをニャンピィと2人だけで倒せるのだろうか?

 しかし、現地で待っているパーティーメンバーの話によると、このレベルならば2人でも十分やれるとの事。


【ガーディアン扉】
 という訳でガーディアンが守る扉の前に向かった2人。扉の前に到着してみて、ガーディアンとは別の事が心配になってきた。

 それはこの扉の周辺を徘徊しているトンベリだ。扉の向こうのトンベリはレベル70でも絡まれるが、扉の手前まではレベル69ならば絡まれなかったはず。しかしいつからだったか、これがレベル69でも絡まれちゃうようになってしまったようなのだ。(この当時、ニャンピィはレベル69だった)周囲のトンベリが絡んできたらもうガーディアンどころの話ではない。

 ガーディアンの所に着いてみると、周囲に3匹もトンベリがたむろしている。びびりまくるニャンピィ。

 ニャ「どうしよう・・・。トンベリ掃除してからやる?」

 俺「掃除ったって、3匹相手だと急所突きで死ぬぞ・・・」

 しばし沈黙・・・。

 現地で待っているパーティーメンバーをこれ以上待たせておくわけにはいかないため、ニャンピィが絡まれない事を祈りつつ、ガーディアンと戦闘を開始。取りあえずトンベリに絡まれていない様子。だが、ガーディアンが「メルトダウン」を使ってきたらやっぱりヤバい事に変わり無し。

 「メルトダウンの構え」と表示されたら一直線に逃げるつもりだが、その際途中にいるトンベリがニャンピィに絡んでくる危険性もある。まさに一か八かの勝負だ。

 結果・・・、無事に撃破。トンベリにも絡まれなかった。


【絵筆の使い方】
 こうしてガーディアン扉を2人だけで突破し、次の関門である「絵筆で開ける隠し扉」の部屋へと向かった。

 以前2人でここを突破しようとした時には、まだローディーのレベルがトンベリに絡まれるレベルであったため、隠し扉を開ける事ができなかったが、今ではもう絡まれないレベルなので大丈夫・・・、と思ったら次なる罠が。ここでは絵をジーッと見続ける必要があるのだが、いくら見続けても何も起きないのだ。

 俺「あれ? 何も起きない・・・」

 ニャ「それって、けっこう長く見続けないとダメなんじゃなかった?」

 俺「いや、1分間も見続けているんですけど・・・」


 タネを開かすと、実はこのジーッと見つめる行為は立ち位置が重要だったのだ。絵の真正面に立ってやらないと、イベントというか、スイッチが入らないようで、例えば斜め横とかに立ってやるといくらタゲっても何も起こらないのだった。

 この事に気が付くまでけっこうな時間を要してしまい、現地で待っている4人を更に長く待たせてしまったのだった。申し訳ない・・・。人間、焦っていると些細なミスを犯しやすくなるものだなあ。(「なるものだなあ」じゃねえっつーの!byニョーボ)


【呪いを解除】
 こうしてやっとの事でメンバーが待っている現地に到着。都合30分くらい待たせてしまった。申し訳無い・・・。

 問題の場所にはトンベリやスライムが徘徊しており、まずそれらの掃除をしなければならない。しかも敵の数が意外に多いため、のんびりやっていると新たな敵がポップしてしまう。

 掃除が終わったので、急いで「怨みの炎」を使う。ここでは4つ使わないとダメとの事で、ローディーも駆け寄って「怨みの炎」を使うマクロを発動。

 「炎は3つある」

 みたいなメッセージが出た。という事はあとひとつ使わないとダメなのか。

 ローディー「あとひとつです」

 ここで「おや?」という雰囲気が漂ったが、すぐに別のメンバーが「怨みの炎」を使いにやってきた。

 4つの炎が捧げられるとNMボム(左の写真)が出現。こいつを倒せば無事クリアという事らしい。

 リーダーの話によると、このボムは戦っている内に徐々に強くなっていくヤツで、油断しないようにとの事。この時は、こちらのレベルが高かった事もあってか、割と楽勝で勝てた。


【無事クリア?】
 「ふうう・・・」
 「お疲れさまでしたー」

 クエストが終了した後、持ち物整理をしていたらローディーがまだ「怨みの炎」を持ってる事に気が付いた。

 俺「あれ? 何で『怨みの炎』が残ってるの?」

 ニョーボ「あんた『怨みの炎』をトレードしなかったでしょ」

 俺「え?」

 ニョーボ「あそこは炎をトレードしなきゃいけなかったのに、あんたトレードしなかったのよ。本当はあんたで4個目だったんだけど、あんたが『あとひとつです』って言うから、本来は使う予定の無かった人が急遽トレードしに行ったのよ」

 俺「ガーン!!!(だからあの時「おや?」という雰囲気があったのね・・・)」

 ニョーボ「6人全員が『怨みの炎』を用意しておいて正解だったわね」


 あの「怨みの炎」を捧げる場所では、アイテムを「使う」ではなくて、「トレード」する必要があったのだった(これって本当なの?)。だが、俺は「使う」マクロを用意しており、そのマクロだけで事が済んだと思っていた。つまりローディーの「怨みの炎」は何の役にも立たずに終わったという事だったのだ(ねえ、本当なの?)。

 結果的には無事に終了できたけれども、今回は失敗しまくりだったなあと落ち込む俺だった。どぉ〜ん・・・il||li _| ̄|○ il||li

[2004/04/03]
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