ファイナルファンタジーXI
(77:ENMクエ編)

漂う厭戦気分。



【飛空挺上での激闘3連戦】
 プロマシアミッション。次なる難関は、ジュノ戦闘飛空挺の甲板上での3連戦。ここまででも十分過ぎるほど激戦続きだったが、ここは特に厳しいらしいとの噂。Tさんから

 「次の戦いは15回くらい死ぬかもね」

 などと恐ろしい事を言われ、事前に経験値の保険稼ぎまで行ったほどだ。それほど難しい戦いになるらしいのだ。

 戦闘は3段階から成っていて、全部で45分の制限時間との事。

 第1の敵は以前戦った事がある「人形」ことマメット5体。先のミッションでは、「こんなヤツに勝てるのか?」と思うほどの強敵だったマメット。それが今度は人数も増えて5体。前のマメット戦では2匹をマラソンして1匹を倒すという戦法が使えたが、今度の戦闘では飛空挺の甲板がバトルフィールドなので狭すぎてマラソンは無理くさい。

 で、どうすんの?という話をメンバーと話し合ったのだが、忍者のCさんが4匹を引き受けると言う。ええ? マラソンもせずに4対1? 空蝉の術を使ってもあっという間に剥がされてしまってダメなんじゃないの?と意見した。が、大丈夫だと言う。

 で、半信半疑で実戦突入。そしたら敵マメットが想像以上に弱い上に、忍者だと素で回避が高いので、4体相手でも思いのほか長時間持ちこたえられるのね。もう、おじさんビックリよ。

 結局ハイポーション等の薬品類はほとんど使わずにマメット5体撃破。ここで薬品類を大量消費するようではこの先は戦えないとの事。

 第2の敵はFFシリーズ定番の強敵「オメガ」。これまで見た事の無い4本足のロボットが登場。こいつの強いこと強いこと。強烈な範囲ダメージや石化攻撃、そしてスタン攻撃などなど、まともに組み合ってたらいくつ命があっても足りない感じ。結果2戦2敗。(右の写真)

 こんなのに勝てるのかよ?という怒りすら感じられるほどの強さ。パーティーは重苦しい雰囲気に包まれた・・・。


【ENMクエストに挑戦】
 オメガがあまりにも強くて、正直ちょっと厭戦気分が漂ってきたので、「じゃあちょっと気分を変えてENMクエでもやりましょうか」という話になった。

 ENMクエ。2月のバージョンアップからだったか導入された新しいタイプのクエスト。バトルフィールドで死亡しても経験値ロストが無いとの事なので、割と気軽に挑戦できそう。

 まずはソ・ジヤの奥、「異界の口」における対ダニ戦「異界の使い魔」をやる事に。このクエストを受けるためにはソ・ジヤのダニが落とす「フロリドストーン」を入手する必要があるが、実は既に全員が持っているという事が判明(このアイテムのドロップ率はかなり高いので、別目的で戦っている内に自然と全員に行き渡ってしまっていたのだ)。というワケで、さっそくクエストを受けて「異界の口」へ。場所は以前プロマシアミッションでディアボロスと戦ったフロアの1階下。ディアボロス戦では床が抜けて落とされる場所だった所だ。

 初めてのENM戦という事で緊張したが、戦ってみたら意外なほど楽勝な感じ。ローディーは白魔道士で参戦。スロウ&ヘビーになり、なおかつヘイストでは治せない特殊攻撃が嫌らしかったが、苦戦するほどではなかった。この一戦だけで経験値3千はかなり美味しい。


【アリ地獄戦】
 続けてアットワ地溝の奥「千骸谷」での対アリ地獄戦(「猛進転進」)に挑戦する事に。ここではまずマップ中央にそびえる、エアーズロックみたいな岩山(パラダモの丘)に登ってアイテムを入手してこなければならないという。

 この岩山登りは既にプロマシアミッションで経験済みだが、登り道が非常に細く一歩間違えれば踏み外し下に落ちてしまう(振り出しに戻る)ため、攻略マップなどを参考にしないと辛い。

 目的のアイテムを入手できたら、いよいよ本番。「千骸谷」に突入。ここでの敵は地面の中から突然ガバアっと出現して襲いかかって来たかと思うと、急に地中に逃げてしまったりするという。一番の問題は、制限時間が15分と他のENM戦よりも短いため、ボスを見失っている時間が長くなると時間切れになってしまう危険性があるという点。

 ローディーは戦士(突撃役)で参戦。一番に突入したらいきなり足下からボス(アリ地獄)出現。挑発でみんなが待っている方に引っ張りつつ叩く。まずは「そんなに強くはないな」という手応え。

 と、いきなりボス消滅。「何だ?」と思ったら「○○○は凄い勢いで地中に潜った!」というログ。

 一斉に散開してボスを探すパーティーメンバー。みんなが右手に走って行ったのでローディーは左方向に走った。するとまた足下からガバァっとボス出現。

 「出た!」
 「どこ?」
 「集まって!」

 再び挑発してみんながいる方向に引っ張りつつ叩く。再び潜るボス。これの繰り返し。

 運が悪いと雑魚敵が出現し、それで時間を取られるそうだが、この時は雑魚は出ずにボス撃破。ボス戦よりも、その挑戦権を得るための山登りの方が面倒くさいという感じであった。

 ニョーボ「アリ地獄(アントリオン族)を倒すと叫びたくなるよね」

 俺「アントリオーン! アントリオーン!!」

 ニョーボ「そう。そこでロッキーのテーマ曲かかるの」


【実はレイズ3が欲しかった】
 このENM2連勝に気を良くし、明日はウルガラン山脈奥「熊爪嶽」のENMクエをやりましょうという事になった。ここでのENMクエ「唇亡びて」は戦利品としてレイズ3が出るとの話。なので、レイズ3使用レベル間近のローディー(白魔レベル69)の為にレイズ3を取りましょうという事になったのだった。

 レイズ3っ!!

 それは白魔道士を育てている人にとって最終目標とも言える魔法。「連邦の白いヤツ」こと白魔メインのWさんの場合は、レイズ2もレイズ3も100万G以上の大金を投入して購入した。一方ローディーの場合は、何の時だったかもう忘れてしまったが、何かの時に「棚からぼた餅」的にレイズ2をゲットしたのだった。

 もしこのENMクエでレイズ3が入手できちゃえば、ほとんど経費をかけずにレイズ3を習得できちゃうワケであり、本当に美味しい事になるワケである。(どうもすいません)


【ウルガラン山脈名物、断崖下り】
 が、後になって知ったのだが、このウルガラン山脈のENMクエは「最も難易度が高いENM」と呼ばれているそうな・・・。そして実際その通り、かなり大変な道のりなのであった。

 何がそんなに困難なのかと言うと、まず挑戦権の入手。ウルガラン山脈の入口に立っているガルカから依頼されるアイテム入手が即ち挑戦権の入手になるワケなのだけど、そのアイテムというのが、ウルガラン最奥部の断崖(左の写真)から滑り降りた先の洞窟にあるという点が問題。

 まず、その断崖の上までたどり着く事からしてかなりのリスクを伴う。途中にいるスノールやアーリマン、そしてインビジを見抜くタウロスなどの中を無事に通り抜けるのは、かなりの集中力を要する。

 そしてそれらの中をくぐり抜けて、やっとの思いで断崖の上までたどり着けたとしても、滑り降りて目的の洞窟に入る事が極めて難しいのだ。

 なにしろ崖の上からは目的の洞窟が全く見えない。目標になるモノが何も無い状態から、勘だけを頼りに「えいやっ!」と滑り降りるしかない。失敗すればまたウルガラン山脈の入口から山の登り直しとなってしまう。

 ここの断崖は、ウルガラン山脈の地図を入手するクエストでも滑り降りる所であり、ローディーとしては何度も何度も失敗した末に、やっとの事で成功させた経験がある。なので少しは滑り降りのノウハウを会得していると自信を持っていた。

 だが、地図クエストの場合は自分1人が目的地にたどり着ければ良かったが、今回のクエストではパーティーの全員がそこにたどり着けなければ意味がないという点が大問題なのだ。いちおう先人が残してくれた手書き地図等を参考にはしたものの、それさえ見れば確実に行けるなどというモノではない。6人のうち誰か1人が目的の洞窟に入れるかどうか?というのが正直な予想だ。


【登山の現実】
 で、実際どうだったかと言うと、崖の上に到達するまでに、Wさんがタウロスに絡まれ死亡。それを助けに戻ったニャンピィがデーモンに絡まれ、更にそれを助けに戻ったRさんが討ち死になど、さまざまな人間ドラマが展開されたのだった。(あれだけの死闘が、たったこれだけの文章ですか・・・byニョーボ)

 そうやって、やっとの事で全員が崖の上までたどり着いたが、「唇亡びて」のバトルフィールドに通じる通路の前に最強クラスのNM「ヨルムンガンド」がいるのを発見。たしかこいつは何十人もの人数が交代で戦い続けてやっと倒すようなヤツだったはず。

 あんなヤツが入口に居座っていたのでは、たとえ上手く洞窟に降りられて挑戦権を得られても、ENM戦に行けないじゃないか。ああっ! 天は我らを見捨てたか!・・・と、プチ絶望。

 いや! 今はまず挑戦権を手に入れるのが先だ。と、ヨルムンガンドを横目で見ながら何とか問題の崖の上に到着。


【一か八かの滑降】
 崖の上には魔法感知のアイスエレメンタルやスノールが徘徊しているため、インビジやスニークなどの魔法が使えない。ぐずぐずしているとインビジの効果が切れてしまってスノールに襲われる危険性大だ。つまり迷っている時間は無いっ!

 ここだ! と思う場所から一気に斜面を滑り降りた。一旦滑り降り始めたらもう後は多少左右にコントロールできる以外は何もできない。

 (滑り落ちながら)

 たしか・・・

 ちょっと出っ張って・・・見える所の下が・・・

 目的地の棚・・・だったはず・・・。

 地図クエストの時の経験を思い出し、狙いを付けて落下。

 ぽとり・・・


 落ちた先は洞窟前の棚の上。
 やたっ! 成功?

 いや待て。落ち着け。洞窟と言っても2つあったはず。ここが正解とは限らないぞ。参考にした攻略マップを出して見比べてみる。

 ニョーボ「うん。そこでいいんだよ。成功だよ!」

 やった!! ローディー、一発で成功!!!

 「成功です」

 「おお!!」
 「やった!」

 「マップで私の位置を見て、狙って落ちて下さい」

 後から続いた黒魔のFさんも見事に成功。

 が、ニャンピィ、Tさん、Rさんは棚から外れ、失敗。Wさんも途中の落とし穴に落ちてしまい結局失敗。

 ここで失敗した場合、本来ならばもう一度ウルガラン山脈の入口から登山のやり直しになるのだが、それは非常に時間がかかるし、途中で敵に発見されて死亡する危険性も高い。また、2度目の滑り降りなら必ず成功するというワケでもない。なので、こういう場合は棚の下でわざと死に、トラクタで引き揚げてレイズで復活させるというのが常套手段になっている。

 ローディーはサポ黒の白魔道士。Fさんはサポ白の黒魔道士。どちらもトラクタとレイズができる。つまりトラクタ作戦は実行可能!

 死ぬ位置が棚からあまり離れているとトラクタの有効範囲から外れてしまう危険性があるので、ニャンピィに死ぬべき場所を口頭で指示。

 「もっと壁に寄って」

 「こう?」
 「そこでちょい右」

 「行き過ぎ。ちょい戻り」
 「OK。そこで死んで」

 ニャンピィは兎に攻撃を仕掛けて見事に死亡。

 続いてRさんも兎に攻撃を・・・、と思ったら何故かアイスエレメンタルに攻撃してるっ! しかもそのエレメンタルからローディーやFさんにパライズ攻撃が来た。

 「ええっ?!」
 「なぜエレメンタルに?」
 「ちょっと待って」
 「マズいんじゃない?」
 「何でこっちにパライズ来るの?」

 焦るローディーとFさん。ここは取りあえず逃げておこうと思い、洞窟の奥に避難。

 Rさん死亡。アイスエレメンタルはそのままどこかに去って行った。ほっ。助かった。何がどうなったのかよく分からないけど、取り敢えず問題無しだ。

 続けてTさん、Wさんも死亡。

 次は4人をトラクタで引き寄せ、レイズで復活。近くに魔法感知タイプのモンスターがいると、これまでの苦労が全て水の泡になってしまうため、非常に緊張した。(左の写真は棚から下を見下ろした所。下に4人が死んでいるのが小さく見える)

 こうして全員の復活に成功し、洞窟奥で問題のアイテムをゲット。



 ふう・・・・・・。



 これだけ時間をかけ、これだけ苦労したのに、まだ挑戦権が得られただけ、という現実に何だかゲンナリ・・・。

 ここからもう一度ウルガラン山脈の山頂を目指さなければならないワケで、あの「連邦の白いヤツ」Wさんの口からも

 「何だかもう嫌になってきました〜(^-^;」

 というお言葉が漏れた・・・。気持ちは分かる・・・。

 こうしていよいよバトルフィールドを目指して2周目の山登りが始まった。さっき通った道だけに少しは慣れているようで、順調に進み、問題のヨルムンガンドが居座っていた場所も運良く不在で無事通過。

 こうしてやっとの事でバトルフィールドの前まで来る事ができた時には既に作戦開始から3時間近く経過していた。


【やっと本番】
 さて、ここでの敵はタウロス系2匹(大と小)との事。作戦としては、大きい方を眠らせている間に小さい方に集中攻撃。マイティストライクや百烈拳も使って速攻で倒す。小さい方を倒したら、大きい方に集中攻撃という各個撃破作戦。

 大きい方のタウロスには「死の宣告」と同じ効果の技(かけられたら数秒後に死亡)があるが、目を合わせなければ大丈夫との事なので、技が来たらタウロスに背中を向けて立つ事で回避。

 ニャンピィは大きい方をグラビデマラソンするつもりでいたが、実にあっさり眠ってくれたので、マラソンする必要も無く、割と簡単に勝ててしまった。

 「やったー!」
 「けっこう楽勝!!」

 ニャンピィ「マラソン用に海串食べたのに、全然必要無かった・・・」

 「ロデさん、宝箱を開けて!」

 恐る恐る開ける。きらら〜ん。

 「○○○はレイズ3を持っていた!」
 「○○○は龍骨を持っていた!」

 「出たー!!」
 「レイズ3、キターーーー!!」

 こうしてローディーはレイズ3を入手する事が出来たのだった。シシシ団のみなさんどうもありがとうございましたm(_ _)m

[2005/04/08]
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