ファイナルファンタジーXI
(78:オメガ・アルテマ編)

甲板、血に染めて。



【対オメガ戦の傾向と対策】
 飛空挺甲板上での3連戦、再び・・・。

 マメット5体 → オメガ → アルテマ

 この3連戦をイベント時間も含めて45分間でこなさなければならない。最初のマメット5体に関しては、これまで練習も含めて3度行ったが、その戦闘は安定しており、特に問題は無かった。

 問題はオメガ。こいつの攻撃は単にダメージが大きいだけではなく、スタンや石化などが付いているため、戦闘のペースを乱される。それと防御力が高いため、前衛が十分なダメージを与えられず、後衛からの回復魔法や攻撃魔法でタゲがふらつきやすいという問題もあった。

 我々のパーティーでは忍者Cさんが空蝉の術で敵の攻撃を一身に支える(いわゆる空蝉盾をやる)事になっていたが、ローディー(戦士)の方が敵対心を多く稼ぐらしく、タゲがローディーに向いてしまいがちで、空蝉盾が正常に機能しない傾向があった。

 これについては、ローディーの装備を「敵対心プラス」の効果が無い装備「スコルピオハーネス」に替える事で対処した。(右の写真、女性キャラが装備すると横乳がちょっと見える事で有名)

 なお、スコルピオハーネスは極めて高価でローディーには逆立ちしても購入不可能(涙)。今回はTさんからお借りしました。
m(_ _)m

 また前回は、ローディーはサポ忍者にして空蝉の術を使ったのだが、レベル60制限下では詠唱時間の長い「空蝉の術:壱」しか使用出来ないため、敵の攻撃で詠唱を止められてしまい、空蝉の術がほとんど意味を成さなかった。つまりサポ忍者にした意味が全く無かった。なので、ローディーはサポ侍かサポモンクにした方が良いと思われた。

 サポ侍は1分毎に「心眼」で攻撃を避けられるし、「黙想」でTPを貯められるというメリットがある。サポモンクの場合はHPがサポ忍者よりも100近く多くなり、命中率を上げる「集中」と、回避率を上げる「回避」が使える。ステータス的に見ると、バイタリティーのサポモンク。アジリティのサポ侍という所か。

 どちらを取るか非常に迷ったが、最終的にはサポ侍を選択。

 装備の方針は防御力重視(元々選択の余地は少ないのだけど)。前衛にタフさがないと結局後衛も持たないので、少しでも防御力やバイタリティが上がるよう選択。

 食事も防御力が上がる物をセレクト。これまで防御力が上がる食事と言えば、「ゆでがに」や「海の幸串焼き」が定番だったけど、最近ではもっと高性能の新料理がいっぱいあるらしい。資料を調べた結果、「タブナジア風タコス」の効果が素晴らしいという事で、1個3千Gで購入。高い料理だと1個1万Gなんていう料理もあるこのご時世。3千Gなら安いという感覚になってしまっている。

 食事の効果時間は30分だから最低でも2個必要だし、途中で死亡→復活をした場合には食事を食べ直さなければならないため、予備を考えて計4個購入。

 その他はハイポーションを持てるだけ持った(約25本)。最近はハイポーションを大量に消費しないと勝てないような戦闘が多いせいか、このところずっとハイポーションの相場が高値安定になってしまっている。おかげでハイポーションを何十本も揃えるとなると、それだけでひと財産が飛んでいく・・・。貧乏人にはかなり辛い。

 なので、ハイポーションを自前で作れるTさんにお願いして作ってもらったり、Fさんからタダ同然でもらったりした。ありがとうございます。ありがとうございますm(_ _)m


【CCBポリマー剤】
 対オメガ、対アルテマでの勝利の鍵は「CCBポリマー剤」にあるという。これをヤツらに使うと、内部で硬化して一定時間特殊技を出せなくする効果があるそうな。ローディーは前回の戦いでCCBポリマー剤を使ってしまっていたので、敗北した直後にもう一度取りに行っていた。

 ニョーボ「ニャンピィも1個持ってるはずなんだけど、モグ金庫を見ても無いのよねえ。きっと家具収納に入れてあるんだと思うから、実家(バストゥーク)に戻って取ってくるね」

 と言って、わざわざタブナジアからバストゥーク厩舎前行きのテレポアイテムを使い、バストゥークに戻ったニャンピィ。しかし家具収納をいくら探しても「CCBポリマー剤」は見当たらない。

 俺「もう一度落ち着いて調べてみよう」

 ニョーボ「・・・(アイテムをひとつひとつ確認)」

 俺「・・・ホントに無いねえ」

 ニョーボ「ニャンピィは後衛だから、この前はポリマー剤を取り直さなかったんだね。きっとそうだね」

 もう当日の夕方なので、今からCCBポリマー剤を取りに行くのは無理。ニャンピィの分はあきらめる事にした。


【満員の現地】
 現地(海獅子の巣窟)に行ってみると、同じ目的と思われる人々がわんさか集まっていた。前回もそうだったが、この手の大勝負はメンバーの日程が合わせやすい土曜や日曜の夜に行うパーティーが多いようで、今夜も順番待ち状態になってしまっている。

 また、忍者を盾役にすえたパーティーの場合、忍者は夜の時間帯は回避能力がアップするという事で、(ゲーム内の)夜の時間帯に突入するパーティーが多いようだ。もちろん我々も事情は同じである。

 バトルフィールドには同時に3組までしか突入できないそうなので、それ以上のパーティーが詰めかけると順番待ちの状態になる。今回の「畏れよ、我を」では順調に行っても30分以上バトルフィールドを占有する事になるため、待ち時間が長い。

 で、様子を見ていると、やはり全滅して放り出されてくるパーティーが多いようだ。ゾワゾワと死体が沸いて出る様は一時期のフェンリル戦を思い出す。(左の写真)

 門をタゲってバトルフィールドに入ろうとしてみたが、「今はまだ入れません」というようなメッセージが出るのみ。バトルフィールドが満員なのだ。

 我々が門に近づいたら、他のパーティーも遅れてはならじと門の近くに集まってきた。今のゲーム内時刻はまだ昼だが、こうなってくると夕方や夜に突入したいなどと贅沢を言ってられなくなってきた。門をタゲって「突入する/やめる」の選択肢が出たら即突入しなければ、他のパーティーが先に突入してしまうだろう。

 「これは、夕方前を選んでられませんねえ」
 「入れるようなら即突入でok?」
 「おk」
 「マメット戦は夜でなくても何とかなりますし」
 「よっしゃ」

 しばらく続くタゲ連打。3連戦以前にこんな所でつばぜり合いを演じる事になろうとは・・・。

 むっ! 「突入する/しない」の選択肢が出た。躊躇無く「突入する」を選択。

 「おk」
 「ゴー!」


【サクッとマメット】
 まずはマメット5体が出現。

 黒子「サクッとマメット」

 うし「ねえねえカエル君。昔戦った3体のマメットは凄く強かったのに、ここのはどうして弱いんだろうね?」

 カエル「弱いという言うほど弱くはないけれど・・・。う〜ん。どうしてなんだろうねえ? ボクにもわからないや」

 黒子「サクッとマメット」

 (注)これは「パペットマペット」に引っかけたネタですが、面白い落ちが全く思いつかなかったので、落ちの無いまま掲載しております。どうもすみません。


【死闘の始まり】
 マメット殲滅。ここまではいつも通り。そして問題のオメガ登場。

 こいつと組み合う際に注意すべき点。それは、前衛もヤツとの距離を十分に取るという事。オメガにピッタリくっついた位置で戦っていると、本来後方にだけ放たれるはずの「リアレーザー(範囲石化攻撃)」が前方や横に立っている人にまで当たってしまうのだ。前回はこれで前衛が2人とも石化してしまい体勢を崩された。だから前衛は間合いを長めに取らなければ危険なのだ。

 今回は対策が的中してか、忍者Cさんの空蝉盾が有効に機能し戦闘が安定している。

 Tさん「Cさん。オメガでハイポを使い切るつもりでやっていいよ。私まだ10本以上持ってるから」

 Cさん「はい」

 狩人Tさんの強力な一撃。オメガのHPをガリッと削り取るが、タゲが向くと狩人は打たれ弱い。Cさんとローディーが挑発するもタゲ取り返せず、Tさんあっさり撃沈。しかしこれは計算の内。あらかじめリレイズゴルゲットでリレイズの効果を入れてあるのだ。隙を見てTさん復活。

 俺「行ける! 前回とは安定度が全然違う」

 ニョーボ「うん!」

 忍者Cさん死亡。しかしこれもリレイズ復活。前衛はみんなリレイズゴルゲットを使用しているのだ。Cさんが前線復帰するまでの間、ローディーが盾となり支えるが、激しくHPを削られる。これだけ防御力重視の装備をしているというのに!! 惜しまずハイポ連打でHPをキープ。

 そしてオメガのHPが残り1/4程度になった辺りだっただろうか? 急に攻撃が激しくなった。来た!これが終盤の大暴れなのか?

 待っていたぜ! 取って置きの「CCBポリマー剤」を食らえ!! ぷしゅわ〜。

 うむ。少しおとなしくなったようだ。やはりポリマー剤は有効だ。

 CCBポリマー剤の有効時間は1分間との事。その1分間で押し切れるかと思ったが、さすがに硬く、なかなか押し切れない。もう一息で倒せそうに見えても、なかなかにしぶとい。少しずつ少しずつ、しかし確実に削る。ジリジリと土俵際に追い込んでいく感じ。しかしここで狩人Tさん再び死亡。

 くっ。まさかここまで来ておいて負けは無いはずだが? ・・・と思った所でオメガ、遂に沈黙。


【死闘の渦】
 オメガ、撃破。

 「やった!」
 「はああああ」
 「倒せたーーー」

 さあ、ここから先は未知の世界だ。

 まずは体勢の建て直し。戦闘終了と同時にHPとMPは自動的にフル回復されるが、状態異常は治らない(ちなみにTPは0になるので、持ち越す事は出来ない)。オメガ戦で死亡したままだったTさんを復活させ、プロテスとシェルのかけ直しやハイポーションの補充(後衛が確保しておいたハイポーションを前衛にトレード)などを行った。

 「CCBポリマーの残数は?」
 「さっきCさんと私の2人でそれぞれ使った」
 「私1本持ってるから、前衛の誰か持ってちょうだい」
 「じゃ私が持つ」
 「という事は残数2?」

 残り時間は26分。オメガ戦に10分くらいかかったので、意外に余裕あるか? Tさんの衰弱回復を待ったので、結局残り時間約20分に。

 「準備いい?」
 「おk」
 「行きましょう」


 アルテマ登場! オメガとはまた違う凶悪なデザイン。(右の写真)

 「うわぁ〜。強そうだぁ」
 「ここまで来たからには絶対に倒そうね!」
 「全力で行くぞぉーーっ!」


 「ロデ、定位置に!」
「そっち違う」 
「わかってる!」     
                                   「近い」
     「ケミカルボムが痛い」
       「タゲが」
 「黙想!」
          「ランページ!!」
「湾曲だ」 
  「標的識別で能力吸われちまった!」
   「ディスペル! ディスペル!」
「まただ」
「火力を」       
     「Cさん死亡!」
 「引っ張って」
            「挑発お願い!」
「ごめん。麻痺」 
        「ハイポ!」
「ハイポ連打!」
         「心眼!」
「またスタン」 
 「距離取って」
                        「来た! イコライザー!」

       「CCBポリマー食らえ!!」

                 「このまま押し切れ!」 
   「マイティストライク発動!」
           「攻撃当たんねぇーっ」
「Tさん危ない」 
 「ごめ、スタン」
 「ダメ!」
    「まだ行ける!!」
  「くそ! ローディーやられた!!」

「あう。リレイズゴルゲット使うの忘れてた」
 
      「魔力の泉!」
 「Fさんやられた」
 「ちぃいいいっ!」
 「女神の祝福!」
 「Wさんも!!」 
    「もう一押し」
 「残り時間は?」

 「まだ10分くらいある」

 「ここは一度全滅で」
 「死ぬ場所はこっち」
 「あい」
「Cさん、そっち違う」 
    「え?」

 全滅・・・。


【死闘の果て】
 あともう一息という所でパーティー全滅。しかしこの全滅も実は最初から想定済み。

 定位置に戻るアルテマ。

 一般の戦闘では、味方が全滅した場合、敵のHPは急速に回復してしまうが、ここでの敵はこちらが全滅してもHPはそのまま変わらず、定位置に戻るだけなのだ。それは前回のオメガ戦で実証済みだった。だからそれを見越して、体勢立て直し不可能と見た場合は復活しても絡まれない位置で敢えて全滅するよう打ち合わせておいたのだ。そのための全員リレイズなのだ。

 Wさん、Fさん、ニャンピィ、Tさんらがリレイズ復活。Cさんはパニクってしまって敵のすぐ横で死んだため復活できず。ローディーはリレイズゴルゲットを使う前に倒されてしまったため、ニャンピィのレイズで復活。

 アルテマの残りHPはもうあと1ミリあるか無いかという所。本当にあと僅かだ。行ける! この残りHPなら行ける!! 残り時間はあと5分を切った。全員の衰弱が回復するまでは待っていられない。

 Tさん「ロデさん。私のTPが100%になるまで何とか持ちこたえて下さい」

 ローディー「おk!」

 後衛のMPが回復したのを合図に、まずローディーが突撃。そこに後衛からの魔法攻撃が飛ぶ。ニャンピィは連続魔でサンダー2の3連射。が、それでも倒れないアルテマ。

 ローディー「こいつ、しぶとい!」

 今やっと衰弱から回復したばかりのローディーなので、HPが少ない。ハイポ連打でもあっという間に追い込まれてしまった。次の一撃で死ぬっ!

  (最期の直前、脳裏をかすめる思い)
   「俺を倒しても、仲間が必ずお前を倒す・・・。
勝つのは俺たちだっ! アルテマっ!!

 ほわわ〜ん ちゅどーん!!

     ・
     ・
     ・
     ・
     ・
     ・
     ・



 (ん? 俺、生きてる!)

 アルテマの攻撃がローディーにヒットする前に後衛からのケアル4が間に合い、かつ狩人Tさんの遠隔ウェポンスキルが命中。アルテマは倒れ、飛空挺から落下していった。

 「あ」
 「yさたたdskふぁえ」
 「やった〜」
 「あはは」

 勝った。勝ったのだ。「こんなヤツに勝てるのか?」とまで思ったオメガ、アルテマに勝ったのだ。終わってみたら残り時間は1分58秒であった・・・。

 「ふううううう・・・」
 「疲れたぁああ〜」
 「しかし勝てて良かったぁ〜」
 「だねぇ(^_^;」

 疲れた・・・。本当に疲れた。この45分間。精神を集中し、全力で戦った。戦闘の緊張から解き放たれたせいか、急激に疲労感が身体にのし掛かってきた。椅子から降り、どさりと座布団の上で横になる。

 「はぁ・・・はぁ・・・」

 息が荒い。疲労困憊だ。まさに・・・、まさに全身全霊を傾けた戦いであった!!


【エピローグ】
 次の日。会社から帰ってきたら、ニョーボが「あのね。ちょっといい?」と言う。

 俺「また何かしでかしたか?」

 ニョ「えへへ。私、CCBポリマー剤、やっぱり持ってたわ(^_^;」
 俺「ええっ?!」

 ニョ「倉庫キャラに持たせてたのを忘れてたの」
 俺「はい・・・」

 ニョ「でね、競売に出したらすぐに×万Gで売れてビックリ」
 俺「・・・・・・」

 ニョ「私の名前で出品すると『ニャンピィさん、ポリマー剤使わなかったの?』とか思われちゃうから、あんたの倉庫キャラで出品しといたから」

 俺「ええーっ! その倉庫キャラは、にゃあにゃあ団のみんなに知られてるから、まるで俺がCCBポリマー剤を使わなかったみたいに思われちゃうじゃんかよ」

 ニョ「だ、だってぇ〜(てへ)」
 俺「てへ、じゃないっての(;´д`)ノ」

[2005/04/15]
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