ファイナルファンタジーXI
(100:大尉編3)

ホントにホントに、大尉になるのはたい〜いへんでした。



【前回までのあらすじ】
 中尉アサルト、最後に残った最難関「キラーロード作戦」を、自ら主催のパーティーでクリアしようと決意した俺だったが、アタッカー5人による開幕全開作戦はもろくも崩れ去ったのだった。


【召喚パーティーで】
 ボスのキープは召喚獣にやらせるとして、MPヒーラー以外の5人全員召喚士で行くか、それとも武器処理班として通常の前衛を入れるか、最後の最後まで迷った。迷った末、結局召喚5人+コルセアという構成を集結。

 コルセアの「エボカーロール」は、メンパーに召喚士がいるとMPの回復量が多くなるという特典がある。これを利用しない手はない。また、「パペットロール」はペット(召喚獣など)の命中が上がるそうなので、同時にこれもお願い。

 メンバーを対ボス組召喚3人と、対武器組召喚2人+コルセアに分け、武器が動いたら対武器組が速攻倒すという方向で突入。

 戦闘開始。ボスをスタート地点まで引っ張ってきて、フェンリルに攻撃命令。召喚士へのタゲ移動は無い。よし、ここまでは順調だ。

 「社長サン、コチラノ斧ハ、イカガデスカ?」

 む、武器を呼んだ。対武器類組、処理よろしく!

 よし、作戦通りだ! と思ったら、フェンリル3匹が同時に倒されてしまった。

 「うっ!」

 恐れていた事態。そう。ボスは強力な範囲魔法を使ってくるので、盾役がいっぺんに倒されてしまう事があり得るのだ。そこが一番心配な点だ・・・、とは事前に考えていた。が、その対策までは用意できていなかった。(ダメじゃん!byニョーボ)

 後方で様子を見ていた我々に向かってボスが魔法詠唱開始。ヤベーっ!! すぐにフェンリルを召喚する人もあれば、魔法範囲から逃げようとする人もある。ガガーン!! 対ボス組、一瞬にして半壊。対武器類組が十分に離れていなかったため、というか、対ボス組の近くで戦っていたため、両者に大ダメージ。

 「ボスをマラソンして!」

 言った自分がフェンリルをボスに当て、タゲを取ったのを確認してから攻撃解除。逃げに入る。頼む! この間に立て直してくれ!! ボスめ! 俺に付いてこい! 逃げて逃げて逃げ切って見せる! 他の仲間も武器のマラソンに入ったようだ。

 大ホールを何周かグルグル回って時間を稼いだが、範囲スタン攻撃で動けなくなった所にファイガ3が! ドガーーーン!! ローディー中尉、戦死っ!! その後、リレイズの効果で立ち上がって再度マラソンを試みるも、複数の武器が動いてしまっており、時すでに遅し・・・。

 ダメだ・・・。大きく、強すぎる・・・。ヤツには・・・、勝てない・・・。


【再戦】
 バトルフィールドから「ぺっ」って感じで吐き出される6人。(右の写真)

 「白さん(ニャンピィ)に救援をお願いしましたので、少々お待ちを」

 「ところで、もう一回挑戦したい方、います?(^^;」

 ここで召喚士2名さんが離脱。

 「じゃあ、今度は普通の前衛さん入れますんで」

 アトルガン白門に戻り、前衛の募集シャウト。せっかくMPヒーラーがいるのだから、魔法が使える前衛(ナイト、暗黒、青魔など)が良いだろうと考え、ナイトさん(サポ忍者、いわゆるパラ忍)と青魔さんを組み込んだ。ナイトさんがタゲを取ってキープし、そこに青魔さんがダメージを入れるという作戦だ。(青魔さん、強いよね〜byニョーボ)

 ボスを如何にしてキープし続けるかが戦闘を安定させるカギだと思い、召喚獣によるキープ作戦を立案したワケだが、先ほどのように、召喚獣を一度に全滅させられてはキープしようが無い。

 ではどうするか?

 全員の召喚獣を同時に当てるのではなく、1体か2体を待機させるのだ。当ててるヤツが倒されそうになったら待機してた召喚獣を当てる。召喚獣を倒された人は、すぐ再召喚して待機組に回る。これを順番に繰り返せばキープできるはず!

 「ボスキープの召喚士組は、3人同時に当てるんじゃなくて、私→Aさん→Bさんの順番に当てて、常に誰かが待機しているようにします」

 「武器類はナイトさん、青魔さん、コルセアさんの3人で殲滅お願いしますね」


【突入】
 「では行きましょう!!」
 「は〜い」
   ・
   ・
   ・
  (中略)
   ・
   ・
   ・
 「アカン! 召喚獣が全滅やー!!」

 ボスキープ組のローテーションも、武器類をボスから十分に離れた場所で倒すという定石も、全然できなかった。もう、のっけから召喚獣全員ボスに攻撃させてるし・・・orz 何で? どうして武器類組、ボスの近くで戦う?!

 もう手遅れ・・・。全てが手遅れだった。

 ニャンピィは前回からずっとペリキア前で待機していたので、全員がレイズ3で復活できたが、俺の心は思いっ切り凹んだままだった。

 作戦がメンバーに全然理解されていない。まあ、野良パーティーではよくある事と言えばそれまでだが、あそこまで上手くいかないとは・・・。チクショーッ(涙)。

 ニョーボ「腹が立ってもメンバーにキツい言葉を言っちゃダメよ。いつまた一緒にやる事になるか分からないんだから」

 俺「うん・・・(やっぱ、俺の説明不足だよなorz)」


【この悔しさを如何せん】
 一連の「キラーロード」での大失敗の心のキズは簡単には癒えず、俺は積極的にパーティーメンバーを募集する気力を失ってしまった。

 ニョーボ「今無理にやる事ないって。Kさんたち(ニャンピィの知り合いのベテラン。プレーヤースキルが高く、凄く頼りになる)が挑戦する時に一緒にやった方がいいと思うよ」

 「あのKさんですら、『キラーロードはどうしてもグズグズになっちゃうよな〜』って言ってたし」

 ニョーボの優しい心遣い。

 だが! この時点でニャンピィは既に(Kさんらの協力もあって)5つのアサルト全部に勝利し、大尉に昇進していたのだよっ!!

 「ぐぞー!! くやしいデスーーっ!! ねたましいデスーーっ!!」

 ローディーが負け続けているというくやしみ・・・。ニャンピィに先を越されたくやしみ・・・。こ、この私のくやしみを、誰が解ってくれるんだ・・・(目から溢れ出る涙)。

 だから・・・、私の恨みと怒りと悲しみをキラーロードにぶつけさせてもらう!! 何としてもキラーロード作戦のパーティーに入れてもらえっ!!(またお父さんのよく解らない独り芝居が始まったわ(´д`;)byニョーボ)

 というワケで、「キラーロード希望。経験あります」というシンプルなコメントを付けて、独り静かに募集シャウトを待つ日々が始まったのだった・・・。


【負け組、集結す】
 「キラーロード行きます」というシャウト。あ、前に一緒に中尉アサルトをやったXさんだ。よし、速攻で申し込みだ。

 ローディー「戦士、白、召喚で出撃できます」(心の中では早口で)

 Xさん「すみません。満員になってしまいました〜(;;)」

 あうう・・・。世の中なかなか上手く行かないものよのぉ〜。


 別の日、また「キラーロード」募集のシャウト。この人も以前、別の中尉アサルトを一緒にやった事がある人だ。

 今回は運良くパーティーに入れてもらえた。パーティーはあっと言う間に6人揃い、そのメンツを見ると、(自分以外の)5人中4人が見覚えのある名前。結局みんな難関「キラーロード作戦」に吹き溜まってしまっているという事なのか。

 リーダーは詩人のSさん。ローディーは戦士サポ忍者での参戦を指示された。パーティー構成は忍暗戦詩赤白。悪くない構成だ。

 作戦は極めて定番的な物で、回避装備の忍者さんに「マンボ・マンボ」(回避率を上げる歌を2つ重ねがけ)して、ひたすらボスをキープ。魔法耐性ダウンやヘビー等の効果がある攻撃が来たら白さんと赤さんがイレースで速攻回復。

 また、ボスにガ系の攻撃魔法(範囲攻撃魔法)を使われると、忍者さんの空蝉が全て剥がされ、即死の危険が大きいので、ガ系の魔法だけは赤さんがスタンで止める。(魔法耐性ダウンの技の後、範囲魔法攻撃が来てしまい、一瞬にして忍者が沈むという場面を何度も見てきている。それだけは避けなければならない)

 また、表示されるログを極力絞り、ボスの「ファイガ3を唱えた」とか、「○○の構え」などのログを見逃さないよう準備。

 一方、ボスが呼び出す武器類は、暗黒さんとローディーが速攻処理。詩人さんはこれを後方からサポート。

 複数の武器類が動き出すと混乱するので、武器類が動いている間はボスを広場でマラソン。武器類はローディーが挑発を入れて、スタート地点まで引っ張って戦うという方針。

 以上のような作戦が説明され、リーダーからローディーにHPが増える食事(カルボナーラ)が支給された。タダで食事を配るとは、このリーダー、本気だな!


【意外に良いメンツかも】
 突入。そして戦闘開始。白さんがいるとプロテア5、シェル5をかけてもらえるのが嬉しい。白さんがいないとプロテス3、ひどい時にはプロテス2だったりするんで、怖かったんだよなぁ。

 まず忍者さんがボスに突撃し、スタート地点まで引っ張った。それを後ろからローディーと暗黒さんが叩く。

 間もなく、例によってボスが武器を呼んだ。

 「社長サン、コチラノ杖ハ、イカガデスカ?」

 あらかじめタゲロックを外し、いつでも広場に走れるようにしておいたローディー。セリフが出たと同時に広場に走り、飛んできた杖に挑発。スタート地点に引っ張り戦闘開始。

 暗黒さん、両手剣ウェポンスキル「スピンラッシュ」! そこに合わせてローディーの「デシメーション」。阿吽の呼吸で光連携成立。杖のHPがガリっと削れた。ログはダメージ表示が出ないように設定したので具体的な数字は分からないが、やはり暗黒さんの攻撃力はかなり大きいようだ。(ガルカ暗黒は頼りになるわ〜)

 この間、忍者さんはボスを引っ張り広場でマラソン。けっこう順調だ。この後も武器類を各個撃破し、「これは行けるかも!」と思った頃、事故発生。

 マラソン中に忍者さんがやられてしまったのだ。

 変わって赤さんがマラソンを引き継いだらしいのだがグラビデに耐性が付いてしまったのか、レジられて効かないらしい(ローディーは武器と戦っていたので状況がよく解らない)。そしてボスを連れたままスタート地点に向かって走ってきた。そこではローディーと暗黒さんが武器と戦っているのに。

 「おいおいおい! こっちに持ってくるなーーー!!」

 そしてこんな時に限ってボスのファイガ3が炸裂。ローディーと暗黒さん(そしてたぶん赤さんも)撃沈・・・。

 やはり盾役が崩れる時がパーティーの崩れる時か。しかしそれでも戦闘は継続。リレイズの効果で起きあがり、ハイポーション連打でHP回復。そのまま座って衰弱が治るのを待った。焦って戦線に復帰しても、衰弱状態では死にに行くような物。ここは慌てず騒がずヒーリングだ。

 その後、意外な粘りで武器を撃破し、残りの武器類が1つという段階まで持っていった。

 「もしかして、これは行けるのか?」とも思ったが、「残り時間10分です」のログ。そしてボスのHPを見るとまだ半分も削れていない。

 「ボス、ほとんど削れてない」
 「これはダメっぽい」

 そしてまた忍者さん死亡! 後衛組も崩壊寸前。

 リーダー「もう無理!」
      「蛍(バトルフィールドから脱出するアイテム)使って脱出!」
      「脱出!」
      「脱出してー!」

 その時点で生き残っていたメンバーは何とか脱出に成功し、被害は最低限で済んだ。撤退するタイミングを見切るのも、リーダーに必要な技能だ。


【必勝への準備】
 負けはしたが、ボスキープも武器の各個撃破もかなり上手く行っていた。このメンバーなら勝てる気がする! ダメな時は勝てる気が全然しないものだが、このメンバーなら勝てる気がする!!

 メンバーは、忍者さんが「もう券が無い」との事で離脱した以外は前回と同じメンツ。ボスキープ役の忍者さんはすぐ補充できた。

 ローディーとしても、悔いを残さないため、倉庫キャラから「ソルジャーピアス」と「筆頭魔戦隊長弓」を出した。ソルジャーピアスは、一般には「ほとんど役に立たない装備」とされているが、先の戦闘で、ローディーが武器と一対一の戦いになった際、防御力不足を感じたので、HPが減った時(赤字になった時)に防御力がアップするソルジャーピアスに切り替える作戦もアリと判断。20%アップは意外に大きいのではないか?

 また、最終段階でボスに「鮮血の饗宴」を使われると、ボスへの攻撃が「ひるみ」状態になってしまい、直接攻撃がほとんどできなくなる。しかし遠隔攻撃はひるまないので、対策として弓による攻撃を用意した。ローディーは弓スキルも青(カンスト)。心の中で「やっとこれの出番が来たようだな(ニヤリ)」とつぶやきながら筆頭魔戦隊長弓を取り出した。

 その他、ハイポーションやジュース類も持てるだけ補充。(ジュース類は白魔さんにあげた)

 作戦も一部変更。

 さっきはボスをスタート地点まで引っ張って戦い、マラソン時は広場に連れ出して逃げまわるという事になっていた。また、武器処理中はそれ以上武器を呼ばれないよう、その間はボスに攻撃しないという事になっていた。

 しかしこの方法だとボスへの与ダメが少なく、制限時間内にボスのHPを削り切れそうにないという事が判ったので、武器が動いていない時はもちろんの事、武器が動いている時でもボスへの攻撃はやめない(つまりマラソンしない)、という作戦に変更された。

 武器は、呼ばれる毎にローディーと暗黒さんがホール側に移動し、ホール側で各個撃破する事になった。

 ローディーの食事は防御力が上がる「タブナジア風タコス」。武器とサシで勝負しても打ち負けない事を念頭に置いた。


【死闘】
 戦闘開始。まずはボスをスタート地点へ引っ張って叩く。ボスを囲むようにして、忍者さん、暗黒さん、ローディーの3人で削る。

 ここで改めて思ったのは、後方の白魔さんと赤魔さんのサポートの巧さ。状態異常になった際の回復も素早いし、ボスのガ系の魔法も見事に止めている。凄い!

 なるほど。この人たちがいたからさっきの戦いでも忍者さんは持ちこたえられたんだな、と納得。

 ボスが武器を呼んだ。さっきと同じ要領でホールに走り、武器に挑発。暗黒さんと2人で叩きまくる。暗黒さん、アブゾタックで敵のTPを吸った。という事はすぐ「スピンラッシュ」くるでしょ!

 「スピンラッシュ」→「デシメーション」

 ほれ、また光連携成功。野良パーティーで連携が綺麗に決まると本当に嬉しい。

 こうしている間にも忍者さんはひたすらボスをキープ。忍者さんのHPが減らないのは、とても頼もしい。ひとつ、またひとつと武器を撃破。いよいよ最後の武器。こいつを倒して王手をかける! ローディー、「マイティーストライク」発動。暗黒さんも「ブラッドウエポン」発動で追い込みに入った。

 最後の武器、撃破。残るはボスのみだ! 勝てる! いや、必ず勝ぁつ!!

 この時点でボスのHPは残り1割以下?というくらいまで減っていたが、例の「鮮血の饗宴」でみんな「ひるみ」状態に。

 ふっ。待ってたぜこの時を!

 ローディーは、貯まっていたTPをデシメーションで使い切り、遠隔装備を弓に持ち替え、遠隔攻撃モードに入った(右の写真)。

 頭装備をオプチカルハットに替え、青龍篭手と合わせて飛命中+20。ローディーはウィンダス国民なので、筆頭魔戦隊長弓の効果で更に飛命中+7。そしてアグレッサーも実行だ。

 こうしてコツコツ削り、ボスのHPはもう残り1ミリ?という感じになっているのだが、なぜかそこからもうひとつ押し切れない。こいつ、もしかしてHPが減ると防御力が上がるとか?

 ここでボスのタゲが白さんに行ってしまい、ホール側に逃げる白さん。これを追いかけ挑発で引き戻すローディー。ホント、ボスのHPはもう赤い1本の細い線みたいになってるのに、なぜかその最後のちょっとが削れない。くそ〜〜〜〜っ!

 そしてやっとボスに食らいついたその瞬間、ボスのファイガ3、炸裂!!!(またこれかよぉおお!!)

 ドガーーーン!!! ローディーおよび忍者さんと白さんがこの一撃で轟沈っ!!!!(他のメンバーもHPが真っ赤)

 俺「なっ、何ぃいいいいいっ!!!!Σ(((゚Д゚;)))」

 あと一歩という所でまさかの大崩壊。(下の写真)

 膝からガックリと崩れ落ちるローディー。

 まさか・・・ まさかそんな・・・

 生き残った後衛が逃げていく後ろ姿と、それを追いかけていくボスが見えた。

 もう・・・ ダメだ・・・○| ̄|_





 「作戦目標を達成しました。帰還の幻灯(Rune of Release)を開放します」



 え?



 勝った?


 後衛が入れていた弱体魔法(ディア)がジワリジワリとボスのHPを削り、ギリギリの所で間に合ったようだ。

 「おおおおお!」

 「かったどおおおおおおお」

 思わずパソコンの前でガッツポーズ。横で見ていたニョーボも「やったーーー!!!」と大喜び。


【大団円】
 良かった良かった。本当に良かった。皆さん見事な戦いぶりでした。

 幾度も(似たような)失敗を重ねた結果、面識がほとんど無い6人が、あるひとつの作戦行動を暗黙の内にこなせるようになった。そんな奇跡に近い連携作業によって、遂に最後の難関を乗り越えたのだ。

 サラヒム・センチネルではナジャ社長が上機嫌。

 何だか家庭的な雰囲気の内にローディーは大尉に昇進。(左の写真)

 珍しく社長とアブクーバとが優しく祝福してくれたのだった。

 めでたし、めでたし。

[2007/11/1]
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