太陽光発電の実績


 黒沢家に設置されている太陽光発電システムの稼働状況を報告するページ。

 この集計、3年も続けているとさすがにダレてくる。メーターの数字をチェックするのを忘れてしまう事がある。先の12月から2月までのデータが抜けているのはそのため。この期間は発電量が少ないので集計する気力が出ないんだよね〜(^^;


発電量/実質料金などの遷移

 発電量は3月〜8月が高く、11月〜1月が底になる。日照時間の長さと直結しているようだ。年間平均すると1日当たり約10kWh発電している計算。グラフを見て判るように、4月〜8月は買電と売電がほぼ同じ、つまり電気料金がゼロ前後になる。

 太陽光発電の導入により我が家では電力料金を年間で約10万円削減できたが、初期投資を回収する事を考えれば、趣味に近い存在と言える。長い目で見ればトントンという程度。損という程ではないが、得という程でもない。「ちょっと高めのクルマを買ったつもりで導入してみるか?」といった感じ。ただし将来、国の電力政策の変更や、太陽電池の製造に関する新技術の開発があった場合には、どう転ぶか解らないという問題もある。

 毎日チェックしている訳ではないが、これまでで観測した内で1日の発電量で最も多かったのは20kWhであった。また、これまでに目撃した瞬間最大発電量は3.4kWだが、あくまでも「瞬間最大風速」である(右の写真は3.3kWが出た時の様子。1年に何度かしか見る事ができない珍しい場面)。日射によってパネルが熱くなると発電効率が低下するため、晴天で2.4〜2.7kW程度が普通である。3月〜4月頃は日射が強いのに気温が低いため、発電量が大きくなりやすい。


使用しているシステム 三洋電機クリーンエナジーシステム製
「サンテセラ」

太陽電池モジュールは
「HITパワー21」(180Wタイプ)
を20枚使用
発電容量 3.6kWh (180W×20枚)
設置条件 真南、仰角20度


設置の状況