流行語大賞に一言もの申ぉ〜す


 毎年年末に決められる日本流行語大賞。でもあれってちょっと変。

 例えば1997年の流行語大賞の中に「時のアセスメント」というのが入っていたが、当時、テレビのワイドショーで紹介していた司会者が、「えっとぉ・・・、これはどういう意味ですか?」と言ってしまっていたし、その場にいたゲストも誰一人知らない様子だった。私もそんな言葉は初耳だった。そんな誰も知らない言葉が流行語大賞に選出されるって変じゃない?

 1999年の流行語大賞でも何だがつまらん言葉が選ばれていたなあ。「ブッチホン」「雑草魂」なんて言葉、本当に流行したのかい? これらの言葉は今ではよく知られているけど、これは流行語大賞に選ばれたから流行語になった物で、選ばれる前はほとんど知られていなかったと思う。流行語大賞に選ばれた事で流行語になる「流行語」って一体・・・。

 そう思ってここ数年の受賞「流行語」を調べてみると、「友愛/排除の論理」(96年大賞)、「郵政3事業」(97年トップテン)、「スマイリング・コミュニスト」(98年トップテン)など、聞いた事も無いような言葉がけっこうある。


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