どうしてどうして
線香着火器を使わないの?
使うべき所に使うべき道具を使うのは恥ずかしい事ではないのだ!


【お墓参りでのいつもの風景】
 お彼岸とかでお墓参りに行くでしょう。その時、いっつも線香に火をつける所で手を焼いてませんか? いや、シャレではなく、ライターで火をつけようとしても必ず風が吹いていて、10本とか20本とかの線香に火をつけられなくて困ってるでしょう!

 1本2本ならいざ知らず、10本20本ともなると、なかなか火がつかなくて、いや、それどころかライターの炎が風で吹き消されてしまって線香どころじゃない・・・。そんな経験、誰でもありますよね。っつーか、いっつもいっつもそんな苦労をしているような気がしませんか? 私はいっつもいっつもそんな苦労をしている気がします。

 20年前には誰も予想できなかったほどケータイが普及し、電話のくせしてカメラやテレビ機能まで持ってしまっているこのハイテク時代に、なぜこんな些細な事で苦労しなければならないのかっ!? いいんですか?こんな事で? ケータイを進化させる技術力を線香に火をつける方に向けるべきだったんじゃないんですかっ!?(そんな事、ここで力説されても・・・byニョーボ)

 そんな怒りにも似た心境で調査した所、実は「線香着火器」という物が既にあり、これを使えば10本20本の線香をきれいに着火できるというのです。驚きです。

 私「これを使えばお墓参りで苦労しなくても済むよ!」
 ニョーボ「はぁ〜? そんなのいらないんじゃないの?」

 相手にされませんでした。「ライターで十分でしょ」と言われてしまいました。

 でも、先日のお墓参りでも、線香に火をつける所でどうしても風でライターの火が吹き消されてしまうのです。その時は家族4人がピッタリ身を寄せ合ってライターの火を風から守り、苦心の末に線香に火をつけました。

 人はなぜ線香に火をつけるのにこんなに苦労しなければならないのかっ!? やっぱり何か間違ってる! 人間はもっと、賢くなれるハズだっ!!(なんだかなぁ〜(ノ∀`)byニョーボ)


【実力】
 買いました。線香着火器「ご先祖まいり」。(右の写真)

 いかにも仏具然とした見た目に好みは分かれるかも知れませんが、この際そんな事をどうでもよいのです。線香の束に火がつけられるかどうかが重要なのです。

 さっそく実験してみました。

 着火口に線香を入れ、着火ボタンを押します。すると「ゴー」という音とともに着火口に火が入り、その上の金網が白熱(左の写真)。ものの10秒でみごとに着火完了です。想像以上に強力です。

 すばらしい!

 これなら風が強い日でも、一発で線香に着火できましょう。

 詠二郎「これの大きいヤツが学校にあったよ。理科の授業で、空気の流れを調べる実験の時、線香に火をつけるのに使った」

 何と! 既にそんな所で使われていたとは・・・。

 え〜と、それはさておき、「たかが線香に火をつけるのに何を大げさな」と思う方もいらっしゃるでしょう。でも、使うべき所に使うべき道具を使うのは恥ずかしい事ではないのです。ネジをドライバーを使わずに締めても別に偉い事ではないのです。釘をカナヅチを使わずに打っても偉くないのです。ちゃんとそのための道具を使う事が重要なのです。

 だからっ! 線香は線香着火器で着火すべきなのですっ!!ヽ(`Д´#)ノ


【追記】
 ガスの補充方法はこちらを参照の事。

[2008/4/26]
追記[2012/8/18]


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