トキナーの広角ズーム
AT-X 116 PRO DX
とうとう交換レンズに手を出してしまった。


【交換レンズ物欲】
 一眼レフデジカメ、ニコンD300を買ったものの、レンズは従来からのズーム1本(ニコンAF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm)のみという状態の俺。

 この AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm というズームレンズは、取り敢えずこれ1本あれば広角から望遠までほとんどの場面に対応できる万能レンズなので、他のレンズの必要性をあまり感じない。実際、かなりの人気レンズらしい。さすがに広角側での歪みは気になるが、広角やマクロ撮影はリコーGR2を使えばいいや、と思っていたのだった。

 むしろ欲しいのは 200mm 以上の望遠レンズ(D300に装着すると焦点距離が1.5倍になるので、35ミリ換算で 300mm 相当という事になる)。

 野鳥を撮影する際、カモとかウミネコならけっこう近づけるので、AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm のテレ端でも引き寄せて撮れるのだが、サギみたいな警戒心の強い鳥だと距離を取らないといけないので、これでは物足りなかったりした。

 でも 300mm とか 400mm クラスの望遠レンズは高価な物が多く、特に本格的なヤツはD300本体よりも高価だったりするから手が出ない。

 俺にも手が届く物を探したところ、ニコンの AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm に行き当たった。実勢価格は6万円前後で手が届く範囲内。評判を調べてみると、かなり良さげ。これは欲しいかも!(^_^;


 あ、あと最近発売になった、トキナーの広角ズーム AT-X 116 PRO DX が凄く気になる。35ミリ換算で 16.5mm〜24mm 相当という超広角なのに、F値が全域で 2.8 と明るく、実売6万円強。ニコン純正の広角レンズに比べると圧倒的に安い。

 トキナーの広角ズームと言えば AT-X 124 PRO DX というのが高性能な事で以前から有名だった。なので、より広角な新商品 AT-X 116 PRO DX について、いやが上にも期待が高まる俺なのだった。

 などなど色々考えながらふらふらとヨドバシへ。(おいおいおいヽ(´Д`;)byニョーボ)


【「124」と「116」の比較】
 トキナーのレンズ名「124」とか「116」というのはズームの範囲を表している。「124」は 12mm〜24mm。「116」は 11mm〜16mm という意味。

 レンズの明るさは「124」が全域 F4 で、「116」は全域 F2.8。「116」はズーム範囲が狭いが、レンズの明るさで優る。

 この日はニコンD300を持参し、この2本の使い心地を試させてもらった。

 左の写真の上が「124」での 12mm で撮った物。下が「116」での 11mm で撮った物だ。

 けっこう違うと言えばけっこう違う。そんなに違わないと言えばそんなに違わない。微妙な 1mm の差だ。

 この時、ニコン AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm も一緒に撮り比べてみたのだが、トキナーの2本は広角専用と言うだけあって、歪みが少ないという事を痛感。「トキナーのは直線がまっすぐだー!」と感激してしまった。

 下は「116」のワイド端 11mm で撮った物だが、さすがに歪みが少ない。

 同じく「116」のテレ端 16mm で撮った物。

 そして下が AF-S DX VR Zoom-Nikkor ED 18-200mm のワイド端 18mm で撮った物。上の2枚を見てからだと、窓枠が曲がっているのがかなり目に付く。やっぱり専用レンズにはかなわない。「餅は餅屋」という事だな。

 「116」はズーム範囲が狭いので、あんまり意味が無いんじゃないか?単焦点にした方が良かったのでは?などと思っていたのだが、実際使ってみたら意外にズームの使い出を感じた。

 右の写真は、上がテレ端、下がワイド端だが、けっこう違いがある。

 というワケで、最初は望遠レンズの話だったのに、なぜか広角レンズ AT-X 116 PRO DX を買っている俺。「124」でなくて「116」を選んだ理由は、より広角で、かつレンズが明るい所に惚れたから。なお、上で挙げた屋外の写真は買った後で撮った物。

 どうして望遠レンズを買わなかったかと言うと、店内で交換レンズのムックを立ち読みしたら、意外に奥が深いと言うか、色々な種類がある事を知り、もうちょっとよく調べてから出直そうと思ったからなのだった。(じゃあ広角レンズはよく調べないで買ったのか?というツッコミは無しで(^_^;)


【フィルターを付けてみた】
 このレンズは前玉が大きく飛び出ているので、そのままでは使用中に傷付けてしまう危険性が大きい。なので保護フィルターを付けようと思った。だが、このくらい超広角だとフィルターの縁が写ってしまって、つまりケラレが発生してしまう危険性がある。

 買ってから「実はケラレがあって失敗・・・」という事態を避けるため、店頭で試させてもらえないか店員さんに相談してみた。そしたら何のためらいも無くフィルターの箱の封を切る店員さん。ビックリ(゚Д゚;) 俺が買わなかったらどうするつもりなのか?

 試した商品はケンコーの「L41スーパーPROワイド」と「PRO1デジタル・プロテクター(W)」の2種。

 前者は薄枠である事を売りのひとつにしている商品なので、こいつなら大丈夫だろうと期待していた。が、両者を並べてみてビックリ。枠の厚さはどちらも一緒だったのだ。(だったらPRO1の方にも「薄枠」って書いておいて欲しかった)

 実際、「PRO1デジタル・プロテクター(W)」を装着してケラレが出るかどうか試したが、全く問題無く、価格的に「PRO1デジタル・プロテクター(W)」の方が安いのでこちらを購入。事前に試して正解だった。(左の写真はフィルターを装着した姿)


【街歩き】
 AT-X 116 をワイド端にしてファインダーをのぞくと、特に屋外の広い場所では、今まで見た事がなかった広角感が味わえる。これはちょっと広角過ぎるんじゃないか?と思うほど。

 そんなワケで、街を歩きながらこっちでパチリ、あっちでパチリ。いや〜、広角好きにはたまりませんなぁ〜(^_^;

[2008/6/21]


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