ニコンの望遠ズーム
AF-S VR Zoom ED
70-300mm F4.5-5.6G
ヤバい。どんどんレンズが増えていきそうだ〜(^_^;
【望遠ズームは?】 前回、ニコンの望遠ズーム AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF) を買うつもりだったのに、なぜかトキナーの広角ズームを買って帰った俺。しかし別に望遠ズームをあきらめたワケではなく、レンズ物欲はまだグツグツと煮えたぎっていたのだった。 そしてその夜から望遠ズームについて再検討を開始。 すると、1週間後くらいにシグマから APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM (ニコン用)という望遠ズームが発売になるという記事を発見。 うわっ! きッ、気になる!:(;゙゚'ω゚'): 400mm のレンズは大きくて重そうだが、D300で使うと35ミリ換算で 600mm になるワケで、かなりの大望遠になる。これは凄く魅力を感じる。これか? これなのかッ?! ・・・と思ったが、よくよく諸元を見ると、ニコンのは全長 14.4cm、重量 0.75kg なのに、シグマのは、全長 20cm、重量 1.74kg。 これって異様に重くね?(^_^;;;;;;;; 無理だ。こんなの持ち歩けない。 というワケで、やっぱりニコンの VR Zoom ED 70-300mm しかないという結論に落ち着いた。なお、このニコンのレンズは、カメラ雑誌「CAPA」で、昨年のレンズ大賞を取った物だそうだ。 【店頭で試してみた】 というワケで再びヨドバシへ。D300を持参し、VR Zoom ED 70-300mm (下の写真)の操作感を確かめさせてもらった。 ![]() これが補正をオンにしたとたんにピッと震えが止まる。思わず「おお!」と感嘆の声がもれてしまった。 200mm と 300mm での望遠効果の差も「なるほど、ここまで寄れるのか」と感心し、手持ち撮影に堪える重量という事を確認して購入決定。 |
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![]() 35ミリ換算の 450mm でも手持ち撮影できるのは凄い。(手ブレ補正の能力という点でも、手持ちできる重量という点でも) |
【さっそく試し撮り】 近所の犬を遠くからパチリ。普段なら、ちょっと近づいただけでワンワン吠えられるところが、フツーに、自然に撮れるのは嬉しい。描写にも不満は感じない。つか、かなり綺麗。[焦点距離: 240mm、感度: ISO 200、撮影モード:絞り優先オート(F/6.3、1/1000秒)、測光:マルチパターン測光] |
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DX VR Zoom ED 18-200mm と同じ焦点距離(70mm や 200mm)で撮って画像を比較してみたが、VR Zoom ED 70-300mm の方が全体的にコントラストが綺麗に出て、画面の周辺部でも画像の乱れが少ないようだ。(あくまでシロウトの所見です。ズーム範囲がより望遠に特化している物の方が望遠での性能が良いのは、まあ、当然と言えましょう) 【望遠ズームでサギを狙う】 近所の田んぼに時々白鷺(しらさぎ)が来る。白くて首の長い、綺麗な鳥だ。こいつはカモなどと違ってとても用心深く、かな〜り離れていても人間がちょっと変な行動をするとすぐ逃げてしまう。 ただし道路を走る自動車には無関心らしく、バスなどで田んぼの横を通る時などは、割と近い距離で見る事ができたりする。 俺は前々からこのサギの写真を撮りたかったのだが、なかなか撮れなかった。 VR Zoom ED 70-300mm を手に入れたので、さっそく挑戦。(っつーか、このレンズを買った最初の動機がサギの撮影目的(^_^;) 一般に、ブレずに撮れるシャッター速度は、レンズの焦点距離(35ミリ換算)の値を分母にしたシャッター速度が目安とされているそうな。つまり 300mm (35ミリ換算 450mm)だと最低 1/450秒は必要という事になる。 しかし VR Zoom ED 70-300mm の場合は手ブレ補正機能のおかげで、テレ端でも 1/100〜1/200秒程度でそこそこブレずに撮れるようだ。手ブレ補正「VR II」の威力、恐るべしといった所だ。 野生動物の写真撮影はチャンスを待つ根気が必要。向こうから近づいてくるとか、飛び去る際に近くをよぎるとか、そういうチャンスを待ったのだが、今回は時間と天候の都合で、残念ながら挫折(^_^; そんな中で何とか撮ったのが下の写真。[焦点距離: 300mm、感度: ISO 640、撮影モード:絞り優先オート(F/8、1/250秒)、測光:マルチパターン測光] |
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上の写真から等倍で切り出したのが次の写真。やっとサギの顔が見える所まで寄れるようになった。頑張ればもっと寄れそうだ。 |
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下は、飛んでいるサギを手持ちで追いかけて撮影した物。曇り空をバックに飛んでいるので、サギが背景に溶け込みがちでAFが追従しにくい場面だ。しかしそれでもなんとか付いていってくれた。[焦点距離: 300mm、感度: ISO 640、撮影モード:絞り優先オート(F/6.3、1/1000秒)、測光:マルチパターン測光、1/2 縮小した画像からの等倍切り出し] |
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それにしても、サギって飛ぶ時は首を体の中に引っ込めて飛ぶのね。首の骨を収納している部分が顔の下に袋みたいに飛び出て何だかキモい(^_^; この写真を撮ってて初めて気が付いたんだけど、最初は「何じゃこりゃ?!」と我が目を疑った。 【夜景】 夜の工場の撮影にも挑戦。思いのほか良い感じに撮れて嬉しい〜o(´∀`)o [焦点距離: 95mm、感度: ISO 200、撮影モード:絞り優先オート(F/8、8秒)、露出補正: +3.0、測光:中央重点測光、フォトショップでコントラスト調整] |
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【知らなければ幸せだった】 ![]() 5千円ですか。あと3週間、いや、あと2週間早く気付いていれば5千円戻ってきたんですか・・・。 |
ま、今さら騒いでも完全に手遅れなのでジタバタしませんよ。大人ですからね。 ・・・・・・。 うわああああーーーーっ!! ジタバタジタバタ!!゚ヽ( ゚`Д´゚)ノ。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ( )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚ )ノ゚ ジタバタビィィィーーーームッ!!! |
[2008/6/28] |