ウォークマンX!
買うしかなかったっ!!
久々の物欲系記事です〜
【これまでのあらすじ】 ある日突然ガス給湯器が故障し、買い換えのために急遽30万円近く出費しなければならなくなってしまったというその日、よりにもよって「最高峰」をうたう新型ウォークマン「Xシリーズ」の発売発表が行われたのだった! どうする?!俺っ!! 【久々物欲爆発】 うおお〜、これは欲しいぃぃいい! でも給湯器買い換えでの出費で口座の残金が底を突きそうだぁ〜。衝動買いしたい商品がこんなタイミングで出るとは! 何でこんな時に出すんだよぉおおおおお〜と泣くしかない俺だった。・・・が、いつも通りフツーに予約発注したのだった(笑)。 注文したのはソニースタイル限定版。こいつは通常版より3千円高いが、実際には2千5百円分のポイントが返ってくるので、通常版とそんなに変わらない。 現在使っているウォークマンA808がまだ生きているのになぜ買い換えるのか?というと。 理由1: A808はメモリ容量が8GBだが、この容量ではちょっと不足を感じていた。一方新型の容量は32GB。この容量なら当分大丈夫。 理由2: 俺は、壊れてから買い換えるというのが嫌い(^_^; まだ十分使えるうちに誰かに売ったりあげたりして、新しいのに買い換える。これがβビデオ時代からの流儀だ。 理由3: A800シリーズの発売からこれまでの間に、ウォークマンはいくつも発売されているが、どれもいまいちピンとこなかった。が、このXシリーズは見てすぐ「来たっ!」と直感したね。女の勘ってヤツ?(女じゃないけど)。 理由4: 一番いいヤツを持ちたいという、捨てがたい欲望。いや別に、絶対ソニー!というワケでもないのだが、オーディオプレーヤーでは iPod Touch 以外にライバルと言える物が無いじゃん?このレベルの物は。 商品的に iPod Touch にかなり似てるけど、あっちはアプリケーションによる遊び中心。こっちは音楽やビデオのプレーヤー中心という感じかな? まあどっちにしてもウチのVAIOに溜め込んだ音楽データはウォークマン専用だから、今さら宗旨替えは出来ないワケで(^_^; ワンセグが視聴できるとか、無線LAN経由で YouTube が見れるとか、有機ELタッチパネルとか、そういうのはあんまり気にしてない。まあ、あれば面白いかなという程度。 音質に関しては、今使っているA808でも高級ヘッドホンで聴けば驚くほどの高音質。Xシリーズがそれ以上だって言うんなら、きっとそうなんでしょう。 てなワケで即発注。 ソニースタイルの発注画面が出ている時にニョーボが帰ってきて、画面を見られて何か言われるんじゃないかとビクビクしてたというのはここだけの秘密(^_^; と、ここまで書いていて、資料を見て気が付いたのだが、今年ってウォークマン30周年なのね! 最初のウォークマンが発売になったのが1979年7月1日なんだって。 ヤバい! 今年の7月に30周年記念モデルが出そうな予感!! はやまったか!?(((( ;゚д゚)))) 【現物到着】 新しいウォークマン「X1060」が届けられた。さっそく使ってみた感想をば。 ![]() ・ 画面は有機ELなワケだが、これけっこう綺麗かも。小さい画面ながら、動画やワンセグを見る気にさせる。 |
・ 専用イヤホンを使って周囲の雑音を打ち消すノイズキャンセラーは確かに効果アリ。昔の機種のノイズキャンセラーの中にはひどいのもあったが、こいつのは大丈夫だ。バスや電車の中では必須と思わせてくれる。(「ゴー」という走行音が遠のく感じ。車内放送などはあまり変わらないようだ) 試しにオフィスで聴いている時にキャンセラーをオンにしたら、それまで気にならなかった自分の呼吸音が気になってしまった。そういうレベル。 ・ 単体でネットに繋がり、ポッドキャストが聴けるとか、You Tube が見れるのは予想外にイイかも。 音楽を聴いてる途中で、ボタンひとつでその曲に関連した映像を You Tube から引っ張ってきてそのまま見れちゃうのには正直驚いた。 パソコンを経由せずにこれができて、しかも動作がけっこう速いの。ビックリ。 ・ タッチスクリーンによる操作が楽しい。まるで iPod Touch のようだ! おおっと、これは言ってはいけない言葉だったかな?(^_^; でも本家 iPod Touch のように、指を2本使って拡大縮小みたいな技は使えない。ここはまあ仕方のない所だろうな。 ・ アルバム選曲画面ではアルバムのジャケット画像が大きく表示されるワケだが、以前のウォークマンよりも大きく精細に表示されるため、これまで使ってきたジャケット画像では解像度が低くて何だかショボい感じに・・・。これまで気にならなかったアラが見えてしまうのだ。 ![]() それでこういう事になるワケだが、だからと言って、自分でジャケット画像をスキャナーで取り込んだりするのは物凄い手間。 操作画面にジャケット画像が出るのはかっこいいけれど、これはこれで難しい問題を抱えているという事を痛感したのだった。 |
・ 音楽プレーヤーとしての音質に関しては、俺の耳ではA800シリーズと同じレベルという感じに聞こえた。これは「不満無し」という意味。 音質はイヤホンの性能次第でどうにでもなるが、当機に関して言えば、高級ヘッドホンを使ってもヘッドホンの性能が無駄にならないレベルにあると言える。 ![]() ワンセグ視聴時のスタンドになる点はとても良いのだが、ストラップを付ける所が内側にあるため、ぶら下げて使うのに向いてないんだよなぁ〜。何故こんな仕様にしたのか理解に苦しむ。 |
![]() A800シリーズでは自動的に閉まるような蓋が付いていたのだが、Xシリーズではこの蓋が無い。なぜ蓋を無くしてしまったのか? これではデリケートな端子部分にゴミが入り込んでしまうではないか・・・。非常に残念だ。 |
・ あと、ホールドスイッチが使いにくいなぁ〜。タッチスクリーンにちょっと触っただけで動作してしまうだけに、ホールドスイッチはけっこう重要だ。もうちょっと操作し易い位置にデザインして欲しかった。 【1週間使ってみて】 画面を指でなぞって操作するのは想像以上に楽しく快適なんだが、その宿命として画面が指の脂で汚れるのがちょっとアレだ。元が綺麗な仕上がりであるだけに、ちょっとした汚れでも気になってしまう。 あと、付属してくる音楽管理再生ソフト「SonicStage V」だが、従来使っていた「SonicStage CP 4.4」に比べて便利になったのかどうなのか、ちょっと微妙・・・。正直に言えばガッカリした点が多かった。 ウォークマン側の音楽データの表示が、登録日時順にソートできないため、前回の転送でどこまで登録したか分かりにくいのはかなり不便だと思った。 慣れの問題と言えなくもないが、少なくとも言える事は、V は画面構成がダサい。CMが表示されるウィンドウもウザい・・・。(下の写真) |
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CP 4.4 と V は共存できるので、これから導入する人は取り敢えず両方使ってみて、どっちを使うか決めた方がいいと思う。あるいはウィンドウズから直接ドラッグ&ドロップで転送するか。(でもドラッグ&ドロップで転送した音楽データは SonicStage から管理できないとの事) ウォークマンとしての使用感としては、ワンセグとかFMラジオ、YouTube、ポッドキャストのビューワー、プレーヤーとしてけっこう「使える」感じなので、相対的に音楽プレーヤーとしての影が薄くなっちゃってるかも。 昔、ラジオとテレビとカセットテープレコーダーが合体した「ラテカセ」ってのがあったけど、このウォークマン、音楽が聴けてテレビも見れて、しかも録画までできる。これってまさに現代のラテカセなんじゃないでしょうか。でもここまでやっておいて、FMラジオを録音できないのは何故なんだ? |
[2009/05/1] |