ベイブレード、ゲットだぜ!

ねえ、奥さん! ○○町の●●玩具店で売ってましたわよ!急いでっ!!


 ご近所の小学生男子を持つ母親の間では、いかにしてベイブレードを入手するかがけっこう問題になっている(^^; 売り出されるとすぐに売り切れてしまうため、なかなか売っている現場に出会えない。つまりなかなか買えないからだ。で、うちのニョーボも奥様友達の影響からか「ベイブレード・ジプシー」になってしまい、ベイ探しの旅に出たのだった。で、今日、何とか手に入れましたよ。「御一人様1個のみ」という貼り紙をものともせず2個ね(^^; ニョーボ「何言ってるのよ。奏一郎1個に詠二郎1個だから『お一人様1個』でいいでしょっ!」

 以前、偶然買えた「ベイブレード・ジュニア」という物があった(右の写真)。対象年齢が本家ベイブレードよりも下らしく、危険度が低く、使いやすさをより重視しているような玩具だ。しかし、バトルしてもベイ同士が衝突し合うような事があまり無く、おとなし過ぎて面白くなかった。
 このため本家ベイブレード(右の写真)も「ジュニア」と大差無いんじゃないかとタカをくくっていたのだが、実際に本家で遊んでみたら面白いので驚いた! 本家とジュニアは大違い!! 本家ベイブレードは迫力があって面白いのだ!! これは萌える、もとい、燃えるぜ!
 ベイブレードをスタジアムでぶつけ合うと、「ジュニア」の場合と違って激しくぶつかり合い、相手をはじき飛ばしたり飛ばされたりして、その激しさが実に爽快(上の写真)。重心バランス的にグイングイン動きやすいような調整になっているのだと思うが、攻撃型のベイは想像以上に動き回ってくれて、それがぶつかり合いの楽しさを盛り上げてくれる。う〜む。なかなか良くできている。

 ベイブレードはただでさえバリエーションが多いのに、「ランダムブースター」という、ひとつのパッケージの中でも中身が微妙に違えてある物が売られており、それには「ビックリマンシール」のホログラムカードみたいに、ある確率で「当たり」の部品(より強力な、あるいはよりかっこいいベイブレードにできるパーツ)が入っている。そういう当たりが入っていると非常に嬉しいし、購入意欲と所有する喜びをそそる。これは子供が熱中するわけだわ!

 さて最近の新製品らしいのだが、ジュニア・本家のさらに上のグレード?の、ベイブレード「ファイティングトップ」という物が出ていた(右の写真)。これはジュニアや本家とは違って、昔からある独楽と同じように紐を使って回す独楽だ。

 回す時はベイブレード用「スタジアム」ではなくて、固い地面の上で行うように作られている。実際、室内では危なすぎて遊べない。

 ベイブレードと同じく内部に重りが仕込んであるためかなりの迫力で回転するが、回し方が難しく、大人でもなかなか上手く回せない。

 上手く回せない理由は、この独楽の頭に紐を引っかける部分の構造にある。写真を見てわかるように、軸の頭の部分の尖端が太くなっていて、紐が伸びきった時に紐から抜けにくいのだ。(実際には紐の尖端が軸に引っかかるようなリングが付いてる。このリングが軸から抜けにくいのが問題だ)

 昔の独楽は独楽を投げた次の瞬間に紐を引っ張って回すのだが、この「ファイティングトップ」では紐を引っ張ると軸の頭の部分に紐が付いたまま抜けず、独楽自体が引っ張られて逆方向に吹っ飛んで行ってしまう。
 説明書にも、独楽を投げる時に紐を引っ張らないで腕を伸ばしたままにするように解説してある。しかしこの投げ方はけっこうコツが必要で、昔の独楽の投げ方に慣れている大人は、ついつい紐を引いてしまって上手く回せない。
 何十回もやってなんとか回せるようになったが、落とす場所を狙って回すのはかなり難しく、従ってファイティングトップ同士をぶつけ合う「バトル」は、行う事自体がかなり困難(^^;
 結論: この「ファイティングトップ」は玩具として失敗作っぽい。


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