私はだんだんステレオを
グレードアップしたくな〜る・・・
オーディオ機器って凝るとキリが無いけど、ついつい凝りたくなるのよねえ・・懲りない私
今使っているCDプレーヤー(デンオン1650AZ)は、中のICチップを追加(交換?)する事でHDCD対応にできるという。っつー訳で、仙台のサービスセンターに持ち込んで頼んできた。1週間くらいかかると言われた。 でもHDCDって何ですか? なんか、知らない間に登場し、知らない間にイマイチ主流になれずにそのまま消え去りそうな規格か? 従来のCDと互換性がある高音質フォーマットらしいけど、詳しい事は知らん。 HDCDバージョンアップの伝票の社名が「デノン株式会社」になっていた。デンオンってブランド名を「デノン」にしたらしいと聞いた事があったが、会社の名前から変えちゃったのね。たしかに「DENON」を英語読みすればデノンだからなあ。でも何だか違和感があるなあ。 ![]() HDCDのCDをかけるとここが点灯するが、HDCDでないCDでは点灯しない。 音を聞いた感じでは、良くなったような変わらないような・・・。まあ私の耳とステレオ機器の問題もあるしな(^^; HDCDのCDはジャケットに「HDCD」のロゴが入っているはずだが、実際にはロゴ無しでも中身はHDCDという物があるようだ。 さっそく持ってるCDで調べてみたが、ロゴが無くてもHDCDになってるアルバムがある一方で、そのアルバムより後に同じレーベルから発売されていてもHDCDになっていない物が多い。 坂本龍一で言えば、古い順番に 「BTTB」 → × 「ウラBTTB」 → ○ (HDCDロゴ有り) 「オーディオ・ライフ」 → ○ (HDCDロゴ無し) 「イン・ザ・ロビー」 → × 「CASA」 → × と一貫性が無い。どういう事なんだろうか? 一時期対応に盛り上がったけどイマイチ認知度が低いのでやめてしまったのだろうか? ・・・謎だ。 |
昔はアンプの大御所だったけど、気がつけば風前の灯火状態のサンスイ。普通の新製品が出ない状態になってもう2年くらいになりますか? でも、青春時代の憧れだったサンスイのアンプが欲しいという欲求は抑えがたく、状態の良い中古が手に入るうちに手に入れておこうと思い立った。要するに「いつかはクラウン」的な動機というワケ。![]() で、色々あってとうとう念願叶ってゲットだぜ。「AU−07・アニバーサリーモデル」だ。サンスイのアンプって907とか607とか型番の最後が07でになってるのが花形商品で、その07シリーズの20周年記念として1996年に発売された物。07シリーズの集大成とか最高グレードバージョンとか言われたヤツだ。 重い! 34kgもするので、一人で運ぶのはかなりつらい。箱を開けて中を見ると、うっ、こ、これは凄い。天板は厚さ2ミリもある分厚いアルミ板(アルミかどうか判らんけど、さすがに鉄板ではないと思うので)。正面パネルやサイドウッド、銅板の背面、ムクの金属製インシュレーターなど、かなり凄い凝った造り。かなりコストと手間がかかってるのがわかる。 中をのぞきこんでもホコリが溜まっている様子無し。ピンジャックはくすみの無い金色で、古い機器にありがちな酸化したような曇りがない。これは嬉しい! では音の方はどうか。・・・ガリ(ボリウムを回した時にガリッという音が出る事)などの妙な所は全く無し。結局動作的にも問題は全く見うけられなかった。中古品としてはかなり状態の良い物で本当に嬉しくなった。 ![]() 音はどうなのかと思って、前から気になっていたあるCDをかけてみた。・・・むむっ! ティンパニの音が違う!! A−10だと他の楽器の音がかぶってしまってイマイチ解像感が不満だった所だが、AU−07だとはっきり聞こえる。(ように思える) A−10とAU−07をとっかえひっかえ試聴する訳にはいかないので、評価はあくまで私の「そういう気がする」というレベルの話だけど、なんつーかA−10よりもそれぞれの楽器の分離が良い感じがする。定位感も良く見通しが良くなったような印象だ。遠くまで見える、とでも言いましょうか。 A−10に比べると低音はやや淡泊に感じられるけど、AU−07の低音が弱いというよりは、A−10の方が低音がゴンゴン出るアンプという事のようだ。私の感想としてはむしろAU−07の高音(金管楽器の音など)がきれいに感じた。A−10に比べるとクリアでキラキラした感じ。曲を聴いてて「あれ?ここの音色ってこんなにクリアだったっけ?」などと思った。 結論: すっげー嬉しい!(^^; |