流行っているのか?
めんこスタジアム
既に遊んでるみなさん、本当にこれで良いと思ってますか?
「筋肉番付」の中でめんこが競技になっているでしょ。あれがコナミから「めんこスタジアム」として発売されている。 めんこに関してはそれ以前から、タカラから「バング」という物が発売されていた。「バング」はプラスチック製カードに重りが付けられるようになっている物で、どの位置に重りを付けるかでカードの強さをカスタマイズでき、さらにドラゴンなどの絵を印刷する事によって、1枚1枚のキャラクター性を明確にしている。まあ、要するにベイブレードと同じ方法論の商品ですわな。まあ、あんまりヒットしていないみたいだけど。 その対抗?として登場した「めんこスタジアム」だが、こっちはむしろ正統派のめんこ。紙がかなりぶ厚い事と、紙のエッジをガードするプロテクター(柔らかいプラスチック製)を装着して遊ぶという点が昔のめんこと異なる。また、トレーディングカードのノリで既にあるマンガやゲームのキャラクターを前面に押し立てている。 ![]() それでもうちの子供らが「筋肉番付」ファンであるという事と、コロコロコミックにも「めんこスタジアム」の特集が載っていたという事でトイザらスで探して買ってきたよ。めんこスタジアム。「筋肉番付キャラ」の物は品切れで、残っていたのは「水島新司キャラ」だけ。子供らにとっては全く知らぬキャラばかり!(^^; 話が長くなってきたので結論を急ぐ。結論は「腕が痛い!!」という事だ(^^; 「どれどれ、お父ちゃんは子供の頃めんこばっかしやってたんじゃぞぉ」などといい気になってめんこを打ってみたものの、相手は全くひっくり返らず、意地になって全力でうち続けた結果、肘のあたりが痛くなってしまった。それこそ「ぴしっ」という破滅の音がしそうなくらいに(-_-; 今日も朝から肘が痛いッス。 いや、このめんこ、実際にやってみるとかなり難しいッスよ!マジで!! 全力で打ちつけても相手のめんこはピクリともしない。「筋肉番付」番組中ではでは、けっこう簡単にひっくり返してるように見えたけど(特に長嶋茂雄名誉監督は簡単そうにやってたが)ダメです。全然ダメです。これって本当にひっくり返るんかい?! みんなだまされてるんじゃないか?などと陰謀説まで出る始末。 でも子供の頃の事を思い出してみると、しばらくやってないとコツを忘れてしまってなかなかひっくり返せなかったような気がするし、やりすぎて腕が痛くなった事があったような気がするなあ・・・。なお、私が子供の頃、私の田舎では「めんこ」という呼び方ではなく「べった」と呼んでいた。地方によって「ぱっち」「ぱっちん」「べったん」など呼び名が違うそうだ。ルールとしても「相手をひっくり返したら勝ち」だけではなくて、「相手の下を通過させたら勝ち」「通過しきれず、相手の下に止まったら負け」などのルールがあった。おそらく各地方ごとにローカルルールがたくさんあったのだろう。 |
【秘密はスタジアムにあり!・・・なのか?】 ![]() 「専用スタジアム」の写真を見ると、マットが床から浮いているような上げ底構造になっているようだ。もしそうならマット面がかなり振動しやすい構造だと言える。・・・などと考えた結果、これは風圧でひっくり返るのはなくて打ち付けた振動で相手がひっくり返っているのではないかと結論。試しに菓子箱の蓋の上でやってみたら、コツさえつかめば比較的簡単に相手をひっくり返せる事が判った。 雑誌「コロコロコミック」では「めんこを打った手をそのまま振り抜き、手で風を起こして相手をひっくり返すのだ!」みたいなノウハウ記事が書いてあるけれど、そんな、手を振って起きる程度の風でひっくり返ったり返らなかったりするような軽い物ではないのだ。みんなだまされてはいけない!!(^^; この「専用スタジアム」は2千円以上もする。俺はめんこは畳や地面の上でも遊べると思って、この「専用スタジアム」は買わなかった。しかし「専用スタジアム」の上でしか遊べないシロモノなのではないか?という疑惑が濃厚になった今、なんだか非常にがっかりしている俺なのだった。 |
【追伸】 上で「専用スタジアムは上げ底構造になっているのではないか?」と書いたけれど、現物を確認した所そうではなくて、かなり柔らかいフワフワの座布団のような物であった。という事は「振動でひっくり返る」説も間違いか・・・。ためしに家の座布団の上でめんこをやってみたのだけれど、やっぱりうまくひっくり返せない。俺が下手なだけ? あのフワフワ座布団の反発力に秘密があるのか? |
[2002/03/23] 追記[2002/03/31] |