ADSLもキター!
フレッツ1.5Mタイプ
44kbpsの世界からいきなり1000kbps超の世界へ!
バイオLX導入に合わせて我が家もとうとうADSLを導入する事に決定。うちの地域はNTTのフレッツADSL、それも1.5Mbpsタイプしか来ていないので選択の余地無し。NTTのサイトで路線長を調べてみたら2.66kmだった。まあ近くもなく遠くもなくという距離だ。 我が家のモジュラージャックは元々は床に近い低い場所にあった。これは通常の電話で使う事しか考えていない昔ながらの配置だ。今は電話以外の用途が増えているし、電話やADSLモデムも独自に電源を使う。ケーブルの引き回しという意味でもこの低い場所は使いにくい。そこで業者に頼んでモジュラージャックと電源コンセントをまとめて、天井に近い高い位置に付け替えてもらった。そこに神棚のような小さな棚を作って、その棚の上にADSLモデムなどの機材を置こうという考えだ。こうすればADSLモデムをモジュラージャックのすぐそばに設置できるし、他の家具の邪魔にならない。ゆくゆくはそこに無線LANのアクセスポイントも設置しようという構想だ。 下の写真が今回設置した「神棚」。棚の上にADSLモデムとその電源、スプリッターなどが乗っている。アース端子も(将来を見越して)用意してあったのでADSLモデムに接続。まさに万全の体勢。 |
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ADSLモデムとスプリッターはNTTからのレンタル。ADSLは「DSL ND
ATUR-E2」という型番で、8Mタイプ共用だそうだ。この他NTTからフレッツ接続ツールというCD−ROMが来たけれど、ウインドウズXPは元々PPPoE対応なので、このCD−ROMは使わないのだそうな。 そして開通予定日。開通したらその旨を知らせる電話がかかってくるから、それからADSLモデムとかを接続して下さいと言われていたのに、結局何の連絡も無し。変な電話(3回くらいしか鳴らずにすぐ切れる)が何回かかかって来たので、これはもう工事が終わったのかな?と思ってADSLモデムの電源を入れたら接続したランプが点灯したので、開通した事が判った。しかしパソコン側で接続しようとすると「IDかパスワードか、あるいは両方が違っているので接続できません」というようなメッセージが出て接続できない。色々いじってみたがダメ。 NTTにはフレッツ専用のホームページ「フレッツスクエア」があって、フレッツユーザーはプロバイダーを通さずに直接そこにアクセスする事ができる(このホームページはインターネット上の物ではないので、インターネット側からはアクセスできない)。そこで「フレッツスクエア」用の接続設定を作ってアクセスしてみたらそっちにはアクセスできた。という事はつまりADSL自体は正常に開通しているという事だ。 ![]() それはさておきプロバイダーであるニフティへの接続がどうしてもできない。一旦ADSLを外して電話回線でアクセスし、サポート情報などで設定項目を確認したが解決できない。で、さんざん調べてまわった結果、ニフティにADSL経由で接続するためには、あらかじめニフティに「私はADSLで接続するようにします」という登録を出しておかないとダメだという事が判明。その手続きをするページを見つけてすぐ登録した。そしたらその直後からADSLでの接続もあっさり通るようになった。ほっ。これでやっと開通だ。 判ってしまえば何て事ないけど、でもさあ、私はニフティ経由でADSLに申し込んだんだから、ニフティは私がADSLを使う事を当然知っているはず。だったらそういう登録処理はニフティ側で自動的にやっててもいいんじゃないですか? ADSLの申し込みまでは熱心なのに、申し込んでから実際に開通するまでのフローチャートは細かい所でイマイチ不親切だよなあ(-_-; パソコン側の設定についても初心者はかなり戸惑うんじゃないかしら・・・? さて、速い速い!とか喜んでインターネットを使っていたら、奇妙なタイトルのメールが着信。怪しい添付ファイルが付いている。怪しいなあ・・・と思いつつダウンロードしたら、ノートンアンチウイルスが反応。ウイルスだ! ADSL開通直後に来るというのは単なる偶然なのだろうか? それとも・・・。 |
![]() で、私も例に漏れずそういうサイトで速度を測ってみた(左の図)。するとまあ、どこで計ってもだいたい同じ速度になり、「1.5Mタイプとしてはかなり速い」という嬉しい結果が出るのだった。めでたしめでたし。 これまで電話回線モデムの歴史が長かったので、常時接続なのについつい「接続して何分たった?!」とか「急いで切らなければ!」とか反射的に思ってしまう。でもすぐに慣れてしまうんだろうなあ・・・。 【蛇足】 モジュラージャックからスプリッター間や、スプリッターからADSLモデム間は30センチの短いケーブルで繋いでいる。この30センチのケーブル、けっこう人気があるらしく、ヨドバシに行ったら売り切れていた。普通の電気店では一番短くても1mという品揃えが一般的のようだ。ただし実際には1mのケーブルでも30センチのケーブルでも速度的には変化無し。そりゃそうだ。モジュラージャックの裏側では(シールド線でもツイストペア線でも何でもない)ごく普通の銅線で屋外へと繋がっているのだ。そちらの方が圧倒的に長いので、モジュラージャックのこちら側で少々頑張った所でタカが知れている。まあ、そうと知りつつもこだわりたくなるのが人情。うちの場合は「神棚」の上にきれいにまとめる目的で短いケーブルを使ってます!という事にしておいて下さい。 |
[2002/04/30] |