惚れたぜ!一眼レフデジカメ
ニコンD100
♪物欲ぅ〜いまだ 忘れぇ〜えがたくぅううう トホホの気分も忘れ〜〜ました〜
 (海援隊の「故郷いまだ忘れがたく」の節で)


 最近急激に一眼レフデジカメ欲すィーーーーっ!! キヤノンG1の画質、使い勝手に満足できなくなってしまった。もっと凄いデジカメをクレクレーーーーっ!! でも、今ある物だと価格的にキヤノンD60かニコンD100の2機種しか選択肢が無い感じ。

 かねてよりコンタックスのコンパクトデジカメが出るとの噂を聞き、密かに期待していたんだけど、カメラ雑誌で調べてみたら、外見的にはコンタックスTシリーズみたいに見えるけれど、中身は京セラの既存品と同じだという話。ダメじゃん!! コンタックスを名乗るからには最高のカメラでないと許しませんよ!! コンパクトデジカメなのにCCDがAPSサイズだとか、値段が30万円とか、そのくらいでないとダメ!! 外見だけ似せたような物は終生遠島を申しつける!! というワケで、今度出るというそのコンタックスは却下。

 ここ半年、FF11ばっかりやっていたおかげで買い物関係からずっと遠ざかっていた。ヨドバシにもしばらく行ってない。と言うわけで久しぶりにヨドバシに行って、キヤノンD60とかニコンD100とかをいじってきたワケよ。で、実際にいじってみてわかったのは、「俺が求めていたものはこれだーーーーっ!!」という事。起動、フォーカス、シャッター、連写、すべてにおいて反応が速い! どうしてこのスピードが普及機で出来ないのか? もうね、キヤノンD60とかニコンD100を知ってしまうと、普通のデジカメは単なるおもちゃにしか見えませんわ。

 今あるコンパクトデジカメのどこがそんなに気に入らないかと言うと、まずあの動作の遅さね。今ある大半のデジカメは、さっと出してさっと撮る事ができないと思う。パワーオンから実際に撮れるまで時間がかかるでしょう。あのレンズがジーっとせり出してくる、あの時間があるかぎりダメだと思う。出てくるならシャッと出てこい!シャッと!!ノロノロせり出してくんなよ!!てめーはよぉ!!と怒りたくなる。

 そして合焦速度が遅いのでシャッターチャンスに弱い。子供の運動会とか学芸会でも、思ったような写真がなかなか撮れない。あと、デジカメは基本的に暗さに弱いよね。(暗さに強いヤツも出てきてはいるけれど)

 更に言うと、一般のデジカメはクローズアップには強いけれど、遠景には弱い。キヤノンG1でも、風景写真を撮ってその結果にガッカリする事が多かった。なんかモヤモヤした感じになりがちで、すっきりシャープに撮れない傾向がある。

 デジカメってレンズ的には○倍ズームとか望遠に強いような事を言っておいて、遠景に弱いってのが意外だった。という事は意外に描写力は無いって事スか? ポートレートや花のクローズアップが綺麗に撮れるのは、デジカメだから綺麗なんじゃなくて、実はアップだとアラが見えにくいというだけなのかも・・・。

 暗い所に弱いという点については、まあ、能力としては銀塩カメラと同じくらいなんだろうなあとも思う。銀塩カメラでも、ちょっと暗いだけでAFが合わなくなったりする機種があったから。

 これらの点については「今のデジカメはこういうモンなんだ」とあきらめたり、あるいは色々工夫する事で問題点を回避してきた。ところが今回、ニコンD100とかキヤノンD60を触ったり、インターネットで調べたりしてみたら、これらの問題点の多くが解決されている事を知りビックリしたワケ。


【2機種、大比較!】
 というワケで、店頭でいじりまくったり、ネットで調べたりして、両者を比較してみた。

ニコンD100
 ・ ボディーの作りがD60よりはしっかりしている感じ。
 ・ ファインダーがD60よりは見やすい。(まあ、そんなには違わないけど)
 ・ ほぼ瞬時に起動する。
 ・ 電池の持ちが驚異的に良いらしい。
 ・ コンセプトがプロ用機ゆずりなで、使いこなすのが難しいかも?というイメージが。
 ・ AFがD60よりも暗い所に強いらしい。
 ・ キット価格としてD60より安い。
 ・ ニコンのレンズは銀塩カメラ用に設計された物が多く、D100の性能をフルに生かせるような新型レンズが少ない・・・という噂がある。(本当なの?)
 ・ D60より画質ポテンシャルは高いらしいが、素の画像を比較すると甘く見える。(輪郭強調とか処理してないからか?)


キヤノンD60
 ・ 操作性がD100より良い感じ。反応速度的には大差無し。
 ・ イオスキッスみたいな感じで、初心者にも使い易いらしい。
 ・ 内蔵ストロボが実用上問題あり。
 ・ キヤノンG1用に買った予備バッテリーや外部ストロボがそのまま使える。
 ・ 暗部のノイズが少ないのが特長だそうだが、暗い所での撮影に特別強いという訳ではないようだ。
 ・ 選べるレンズに性能の良い物が多いらしい。普及型と高級機が並んでいるとついつい高い方を買いたくなり、それが1本20万円以上するような物ばかりなので金がかかる。ニコンでも似たようなもんだろうけど。

 今回実際にいじってみて気が付いた事としては、一眼レフデジカメは撮影時に液晶画面に絵が出ないんだね。つまり、ファインダーを覗かないと撮影できないんだね。

 一般のデジカメは液晶画面を見ながら撮影する。ファインダーがついていてもそれは単なるお飾りで、お金をかけてないから凄く見にくくて使いにくい。だから全然使われない。ところが一眼レフだと液晶画面には何も写らないから、ファインダーを覗いて撮影するしか手が無い。一眼レフデジカメの液晶画面は、撮影後に今撮った絵の具合を確認するためにある。これが驚き。

 で、これが不便かというとそうではない。オリンパスC2020とかキヤノンG1で液晶画面を見ながら撮影していると、水平が狂う事が多いのが気になっていた。つまり、微妙に傾いた写真が撮れてしまう事がよくあった。これは構え方が不安定であるとか、液晶画面を見て撮影するとフレーム内の構図に集中できないという事が原因だと思う。やっぱりファインダーを覗いて撮影するというスタイルには、それなりに意味があると思った。


【本日のご注文は・・・どっち?】
 ニコンD100はレンズ込みセットが実質30万円以下だから、これならギリギリ買えるという感じ。一方、キヤノンD60だと良いレンズや周辺機器を揃えるとすぐに40〜50万円くらいになっちゃうので、手が出ない感じ。性能うんぬんよりも、値段で選択肢が限られちゃう。という事でなし崩し的にニコンD100に決定。

 買うとしたら初売りまでまって買おうかなあ・・・と思った。仙台ラオックスは初売りの景品が凄く豪華なんだよねえ。でもまだ1ヶ月以上あるしなあ・・・。と思っていたらラオックスから特別セールのご案内が来た。5万円以上の買い物で使える5千円券や、3万円以上の買い物で使える3千円券などが同封されている。おそらく、年末が近くなると初売り目当てで買い控えする人が出るので、そういう人の背中を押すのが目的なのだろう(勝手な推測)。初売りの景品が豪華といっても、毛布や食器セットとかだったような気がするから、今5千円券を使った方が有効かも・・・と。

 という訳でラオックスで買うつもりで仙台へGo! ラオックスの店頭展示品は電源が入らないので、まずはヨドバシに行って現物を再チェック。ニコンD100とキヤノンD60を取っ替えひっかえいじっていて、ふと値段の所をよく見てみると・・・ニコンD100は「今だけポイント還元15%」と書いてある。え! 通常は10%還元なのに今なら15%ぉ?

 俺「え!という事はという事は、えーと、えーと(パニック状態)」
 ニョーボ「これの5%分は1万円くらいに相当するから、ラオックスで5千円券を使うよりも安いって事よ!」
 俺「そそそそ、そうなのか! じゃじゃじゃ、じゃあヨドバシで買うしかないジャン! ヨドバシさんったら商売上手いんだから、もう」

 っつー訳で、急遽ヨドバシで買う事に変更。本体を買ったポイント還元でレンズが1本買えたので、レンズ込みが26万円くらいで買えた計算。買ったレンズはD100と同時発売になった広角〜標準のズーム(24-85mm F3.5-4.5G(IF))。

 ニコンのレンズはAFに超音波モーターを使ったヤツがほとんど無いんだけど、こいつは超音波モーター式で、しかも値段が5万円程度とリーズナブル。レンズ設計が古い物が多いと言われている(本当なのか?)ニコンレンズにあって、こいつはデジカメ使用を念頭に置いて作られたと思われるから、1本買うならこれしかないって感じ。


【レビュー】
 さて、それから1週間、毎日持ち歩いてその使い勝手を吟味した結果をご報告申し上げましょう。

 まずは画質から。撮れる画像については、俺ごときがああだこうだと言うのもおこがましいという感じ。緻密で深みがある。その違いはもう一目で判るレベル。これまでのデジカメで撮った絵とは明らかにレベルが違う。キヤノンG1の絵も、当時はシャープでビビッドな絵だなあと思っていたけど、こっちを見てしまうとむしろその差に愕然(特に風景の描写)。レンズが良いから画像に変な歪みが無いのも嬉しい。

 色の鮮やかさ、偽色の少なさ、ダイナミックレンジの広さ、感度の高さ、ノイズの少なさ、反応の速さ、操作性の良さなどなど、全てにおいてキヤノンG1とは比べ物にならない。(比べ物になるようでは困るが(^^;)

 オーディオで例えて言えば、G1は小型で安い割には良い音を鳴らすと評判のミニコンポ。D100はマニアが買う高級ステレオという感じでしょうか? あるいは、アイドル歌手のCDと、クラッシック音楽の名録音盤CDの違いと似ているかも。

 D100の良さを特に実感したのが風景写真。G1で撮っていた時は遠くの波や森の描写に不満を覚えていたが、D100ではそういう不満がほとんど無い。ほぼ思った通りの絵が撮れる感じ。撮った絵をPCモニターでながめながらニヤニヤしてしまう。下の写真はサイズだけ縮小した物だけど、一般のコンパクトデジカメでこういう写真は意外に撮れないと思う。

 上の写真の中央付近をオリジナル100%で切り抜いたのが左の写真。輪郭強調「標準」だとこんな感じ。

 初めて見ると何だか甘い感じがする。

 試しに輪郭強調を「なし」に設定して撮ってみたらこんな感じになった。

 そして「強」にして撮ったらこんな感じ。撮った生画像をパッと見る分には「強」の方がシャープに見えるので、良いように思われるけど、じっくり見ているとギラギラした感じが嫌味で不自然。やはり「標準」くらいが適正かもしれない。


 風景の描写力をキヤノンG1と比較してみた。

 砂浜の同じ場所で、撮影サイズ等の設定をできるだけ似た設定にして撮ってみた。まずはキヤノンG1。

 海の部分をオリジナル100%で切り出したのが右の画像。遠い海の波に偽色が乗ってモヤモヤした感じになっている。これが要するに「デジカメは遠景が苦手」という事なのだ。 

 こちらはニコンD100で撮った写真。この縮小した画像だけ見ると、キヤノンG1とそんなに違わないが・・・

 オリジナルを100%で切り出してみると、キヤノンG1よりも偽色が少なく、グラデーションや細部の描写がしっかりしている。


シャッターがやけに軽い。
 キヤノンのシャッターよりも半押しがかなり軽い。キヤノンのカメラに慣れていると、半押ししたつもりでシャッターを切ってしまう。そっと指を乗せただけで半押しになるような感じ。良いとか悪いという話ではなくて、キヤノンのとはだいぶ傾向が違うという事ね。


合焦速度の速度は十分に速い。
 C2020やG1では半押ししてからフォーカス確定になるまでコンマ何秒か、一呼吸ある感じだった。カメラにあんまり興味が無い人だったら「え?コンマ何秒が待てないなんて、何てせっかちな人でしょう」と思うかも知れない。でも、カメラの使い勝手において、ここの反応の速さは非常に重要だ。俺に言わせれば「みんなどうしてこんな遅い反応で我慢してるの?」と逆襲したくなるくらいだ。というワケで、デジカメの反応の遅さにはもうウンザリしていた俺なのだった。

 それがD100では半押ししたらその次の瞬間には決まっているという感じ。これこれ。こうでなくてはイカン! ここの反応が速くないと思ったような写真が撮れないんだよ。


起動が異様に速い!
 多くのコンパクト型デジカメは電源オン時にレンズが前にせり出すタイプなので、その機械動作だけでも起動に時間がかかってしまう。しかし一眼レフだとそういう動作が無いから、その分だけでも速くて当然。でも実際にはそれ以上に速い。キヤノンD60も困るほど遅くはないけど、ニコンD100は電源オンしてすぐにシャッターを押しても撮れるくらいの速さ。もうこれ以上速くなっても意味が無いというレベルまで速くなっている。凄い。


RAWファイルの重要性が高い。
 キヤノンG1なんかでもRAWファイル出力はあったけど、実際にはあんまり意味がなかったと思う。でもD100ではRAW→レタッチという工程で作られる画像がかなり魅力あるクォリティなので、RAWを使いたくなる。

 ただし、RAWファイルはサイズが大きいので300MBのCFでも30枚しか撮れないのが弱点。また、それだけ大きなファイルを扱うというのに、パソコンとの接続がUSB(バージョン1)しか無いので、ファイル転送がネックになる。


暗い所でも普通に撮れる。
 キヤノンG1の感度はISO400まであったが、実際には、ISO400では盛大にノイズ乗るため実用にならなかった。そしてそのISO400ですら、ちょっとした暗がりだとシャッター速度が遅くなってしまって、撮るのがかなり辛かった。つまりG1は暗い所での撮影が非常に苦手だった。(これはG1に限らず、ほとんどのデジカメに言える事だと思うけど)

 それがD100だとISO1600まで設定できて、1600だと暗い夜道でも手持ちで普通に撮れてしまう(右の写真)。ISO感度を上げれば当然ノイズは多くなるけれど、ノイズフィルターを「有効」にすれば目立たない。G1みたいにドバーっと露骨にノイズが乗る感じではない。許せるレベルだ。

 そしてG1に比べて、暗い所でもフォーカスが合いやすい。G1だと暗いと合焦しにくくなる場合がしばしばあって、そういう意味でも撮影しづらかった。(G1に限らず、オートフォーカスは暗い所が苦手)

 結論として、D100は暗い所でも普通と同じ感覚で写真が撮れる(一眼レフだから使うレンズにもよるんだろうけど)。これはかなり凄い事なのではないだろうか。こういうカメラが欲しかったのよ!


 夜の室内を撮った例。全体の写真は省略。

 まずはキヤノンG1で撮った場合。ISO400(ストロボ無し)で撮影した。オリジナルから100%で切り出してみると、たくさんノイズが乗っているのが判る。

 こちらはニコンD100で撮った物。カメラ設定はできるだけ同じような設定にして撮った。ISO400、ストロボ無し。

 オリジナルから100%で切り出してみると、その差は歴然。ノイズは見えないし、色のグラデーションもちゃんと出ている。


撮影済み画像の閲覧が快適
 撮影済み画像の閲覧のページめくり速度が速い。サクサクサクって感じで閲覧できる。一般のデジカメだと画像が表示される時に一呼吸あって、それがネックになってあんまり閲覧機能を使う気になれなかったが、これだけ表示が軽ければ楽勝。

 また、キヤノンG1では撮影と再生が別モードになっていて、いちいちスイッチでモードを切り替えないといけなかったが、D100ではそういう切り替え無しに、すぐに再生に移れる。これは便利。

 撮影画像にはスーパーインポーズで撮影データ(シャッター速度とか絞り値とか、感度とか)が表示されて実用的だし、ヒストグラム表示や白飛びした部分を点滅表示してくれるのも凄く便利だ。っつーか、デジカメは銀塩カメラに比べて適正露出に厳しいので、綺麗な写真を撮ろうとするならばヒストグラム表示や白飛び表示は無くてはならない機能だと思う。


設定メニューやボタン類が使い易い
 設定できる項目はたくさんあるけど、設定メニューの使い勝手が良いのでサクサク設定できる。何となく小難しそうだなあと警戒していたのだけれど、実際に使ってみら全然大丈夫だった。


電源オフ状態でも撮影可能枚数が表示されている。
 これもけっこう便利。


本体ボディの剛性が高い。
 手に持って握ったりひねったりしても、全然ギシギシ言う事がない。プラスチック製ではあるけれど、この剛性感は偉い。


パソコン側のブラウザとしてはキヤノンの方が使い易いかも。
 キヤノンの同梱ソフト(ズームブラウザEX)だと、まだ取り込んでいない画像だけを選んで取り込めたけど、ニコンの(ニコンビュウ)は単純に取り込むだけみたい。画像ファイルの名前の付け方も単純で、デフォルトだとファイル名がダブっちゃう。もうちょっと何とかならんかったのかなあ・・・。


ISOやホワイトバランス等の設定がダイヤル式という点についてはちょっと疑問。
 メニュー画面にもぐって設定する方法もあるけれど、それとは別に本体上部のダイヤルを使って設定できるようになっている。だが、その使い勝手について好き嫌いが別れそう。慣れの問題だけでは済まされない問題を含んでいると思う。

 問題なのは、撮影モード(マニュアル撮影、シャッター速度優先、絞り優先など)のセレクター機能と、ISO感度設定、ホワイトバランス設定などのモード切替機能がひとつのダイヤルに同居している事。撮影モードのセレクター機能と、ISOとかのモード切り替え機能は全然別の機能でしょ? ISO感度を設定する時に、撮影モードのダイヤルを回すのはどう考えても納得できないんですけどねえ・・・。

 例えばISO感度を設定した後、ダイヤルをPとかMとかの撮影モードを選ぶ位置に戻さなきゃならない。戻すのを忘れたら撮影できないようになっている。いちいち元の位置まで戻さなきゃならないというのは、ダイヤル式セレクターのメリットを自分で捨てているような気がするんですけど、どうでしょうか? ダイヤル式セレクターが凄く便利なだけに、この点が凄く残念。


合焦した合図が無い?
 キヤノンD60では、合焦するとファインダー内フォーカス枠が赤く光って、ピピッという音がするのだが、D100ではそういうのが無い。キヤノンD60みたいに「あ、撮影準備完了したんだな」という事が明確に伝わってこないのだ。

 D100にも、ファインダー内にスタンバイOKのランプがあるし、フォーカス枠が赤く光るようにはなっているのだけれど、フォーカス枠の光り具合が暗すぎて、光っているのかどうなのかほとんど判らない。これでは光らせている意味がほとんど無いではないか。


何だかんだ言ってもやっぱり重くて大きい。
 一眼レフデジカメの中では最軽量級だそうだけど、コンパクトデジカメに慣れているとこの大きさと重さはかなりズッシリ来る。もちろんニコンD1やコンタックスNデジタルに比べたら、これでも格段に小さくて軽いんだけどねぇ。それほどまでにニコンD1やコンタックスNデジタルはデカ過ぎる!! このデカさは一体何なんですか!?ちょっと職員室に来なさい!ってくらいのデカさだもんなあ。あれは。


【結論】
 20万円以上もするデジカメ買って、もしそれが10万円以下で買えるデジカメと大差無かったらどうしよう・・・という心配は杞憂に終わった。この画質!この使い勝手! ほとんど全てにおいて満足!! ここに来て初めて、心おきなく銀塩カメラに別れを告げられる・・・そんな気分。さすがに重くてかさばるけれど、写真を撮り歩きたくなるカメラだ。

[2002/10/23]


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