TOTOの便器
ネオレスト
最新の便器で用を足す快感
便器を新調した。 普通、壊れでもしなければ便器を新調するなんて事はしないと思うのだが、家を建てた時にデフォルトで設置されていた便器にはちょっと不満な点があった。だから「いつかは新調してやる!」と心密かに狙っていたのだった。 どこが不満だったかと言うと、 ● 流す際の水の流れがかなり不均一で、水を流してもブツが流れないという、水洗便器にあるまじき失態が時々あった。 ● そしてその割に、水を流す際の音がやけにうるさかった。友人宅などで用を足した際その差に気づき、「我が家のトイレは安物?」というコンプレックスが溜まった。 ● 便器は人種国籍老若男女を問わず誰でも毎日必ず使う物。便器を笑う物は便器に泣く。便器を馬鹿にしてはいけない。馬鹿にするどころか、むしろこういう物にこそこだわるべきなのではないか?! こだわる所には徹底的にこだわるのが俺。だったらトイレを新調しなきゃダメでしょ!!・・・と。 これに加えてニョーボから「うちのトイレ、ウォシュレット付きにできないかなあ?」という意見があり、便器を新調する決断が下されたのだった。 黒沢家の家訓には「買い物をする時には、金を惜しんで安物を買ったりせず、必要だと思ったら高くても買え」というのがある。「安物買いの銭失い」という諺があるが、趣旨としてはだいたい同じ意味である。 死んだ親父はよく、「安い方を買って、買った後になってからやっぱり高い方が欲しくなる事がある。そうなるくらいなら最初から高い方を買え!」と言い、敢えて高い物を買ってくれた。これが黒沢家だ。(あんた甘やかされてただけじゃ・・・byニョーボ) で、今回私が選んだ便器はTOTOの「ネオレスト」。業界大手のTOTOが満を持して世に問う自信作だという。特長としては、 ● 従来の便器で汚れが溜まりやすかったフチの部分を無くし、「フチ無し形状」とした。汚れにくく、汚れても拭き取りやすい新形状を開発している。 ● 従来の便器ではフチの下から水を噴出させていたが、これだと水流の洗浄力に不均一ができる可能性がある。そこで渦巻き状に水を噴出させ全体を洗浄にする「トルネード洗浄」を採用。 ● 便器の材質その物についても、汚れが付着しにくい「セフィオンテクト」を採用。 ● タンク無しタイプなのでコンパクト。相対的にトイレが広くなる。 ● オートパワー脱臭機能で、使用直後でもほとんど臭わない。 ● 便座を暖める機能は、使用頻度からインテリジェントに節電する機能付き。 ![]() この他、便座の蓋が自動的に開閉したり、トイレ室内を暖房する機能なんかもオプションであるのだが、それは敢えて付けなかった。確かに蓋が自動開閉するのは便利だが、それに慣れてしまうとそうでない普通のトイレを使った時に失敗してしまいそうだ。便利すぎるのは良くない。 |
で、実際に使ってみた感想は、期待を裏切らない性能だと思った。ブツがしゅるるるるる〜と吸い込まれていく様子を見ると思わずにんまり・・・(そんなの見んでもよろしいbyニョーボ)。そしてオートパワー脱臭は想像以上に強力。臭わな〜い。これだけで買い換えた価値があったというもの。 ![]() この機種の水洗ボタンは、リモコンの上辺がそのままスイッチになっている(右の写真)。判ってしまえばどうという事は無いが、初めて使う時にはちょっと戸惑う。一般的に、スイッチ類は正面に配置されている物であり、上辺にもスイッチが、それも上辺全体がスイッチになっているなんて物は一般的でないからだ。水洗ボタンは毎回必ず使うボタンであるから、もっと形状として判りやすい形にすべきじゃないか?と思った。 結論: 便器も知らない間に進化していた! 次なる進化は、ブツが落下した際に水がポチャンと飛び跳ねて尻に返って来ないという物を是非! |
[2004/02/21] |