ソニーのミニコンポ
ネットジューク
これからのミニコンポはみんなこういうタイプになる。
【ミニコンポ購入】 居間に置いていたラジカセのMD機能が死んでしまったので、替わりにミニコンポを買う事にした。 今買うとしたらやはりネットワークに対応し、HDDに音楽データを貯めるような物だろ?という事でヨドバシに行って物色したのだが、HDDタイプは既にあるがネットワークに繋がるタイプはまだ出ていないらしい。 で、家に帰ってからあらためて調査してみたところ、11月中旬にソニーからHDDタイプでネットワークに対応したミニコンポ「ネットジューク」が発売されるという事を発見。買うならこれだなと思い、その発売を待った。 ![]() 他に選択肢が無いので、迷う事は無いはずなのだが、店頭で実物に触ってみてちょっと躊躇。何だかデザイン的にいまいち「萌え」が感じられない・・・。 ニョーボ「こ、こういう商品にも『萌え』があるんだ?!Σ( ̄□ ̄;)」 俺「いや、女の子に対する『萌え』とは違うけど、要するに『これは凄い!』とか『ほ、欲しぇーーーっ!』と感じさせるオーラっつーか、そういう何かという事よ」 【感想】 で、数日使ってみた感想としては、VAIOでソニックステージを使っている感覚+MD機能+ラジオ機能+音質、という感じかな? CDを読み込ませればアルバム名や曲名などが自動で登録されるのはソニックステージと同じだし、USB経由でネットワークウォークマンに音楽データを送る事ができる点も同じ。 ネット上の音楽サイト(エニーミュージック)に繋げられるようになっていて、そこから曲を買う事ができるようになっているが、これはちょっと使いづらい感じ。既にVAIOのソニックステージ経由での購入を経験しているから、画面の小ささやボタンの使い勝手なんかが貧弱に思えるのは当然と言えば当然だが。 ![]() |
![]() ただしデータが表示されるラジオ局は限られているようだ。 |
音質的には、ラジカセやVAIO付属の小さなスピーカーなどよりは当然良好。狭い部屋で聞く分には十分な迫力が得られる。 またHDDに音楽データを蓄えて、それから再生するというスタイルはVAIOのソニックステージで慣れている事もあり抵抗感が無い。MDやCDを直接再生して聞く従来のスタイルよりも便利だ。なお、CD1枚をHDDに取り込むのにかかる時間は7分強〜10分弱だが、録音途中に録音済みの他の曲を聴いたり、別のモードにする事はできない。(CDを聴きながら録音する事は可能だが、オプション切り替えが必要) ![]() これからのコンポはみんなHDD内蔵とネットワーク対応が当たり前になるだろう。 |
【問題点】 問題点としては、やっぱ本体のデザインかな? ![]() また普通こういう構成のデザインだと、真ん中が「決定」ボタンになっている方が直感的に使い易いと思うが、この機種ではそうなっていない。 私が考えるに、内側の円盤に十字ボタン機能を割り当て、外側のリングをボリウムにした方が良かったのではないか? まあ、慣れればどうって事ないが、ちょっとスマートさに欠けるかな?と。 |
![]() 電源ボタンを押してから実際に機能が使えるようになるまでに18〜19秒かかる。(左の写真) |
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あと、うちの場合、既にVAIOのソニックステージにもCDから取り込んだり、ネットから購入した音楽データが格納されているのだが、これをネットジュークの方に送るとか、その逆とかできないみたいなんだよね。VAIOをサーバーとして、ネット経由でVAIOの中の音楽データをネットジューク側で鳴らすという事はできるらしいのだけど、鳴らすだけでデータの移動はできないみたい。 もしCD−RでMP3音楽ディスクを作ろうなんて事を考えると、ネットジュークではCD−Rを焼けないので、結局VAIOとネットジュークはそれぞれ別々扱いで、連携する事はできないワケで・・・。今後こういうタイプのコンポやポータブルオーディオが主流になるとすると、この点は改良の余地有りだなぁ。 結論としては、大きな不満は無いが全体に可もなく不可もなくという感じ。満足度80%と言った所かな? |
[2005/11/23] |