素敵!
プレイステーションポータブル
す・き・よ PSP☆ きゃっ、言っちゃった(赤面)
【PSP購入】 これまで特に必要性を感じなかったので、ずっと買わないままでいたPSP(プレイステーション・ポータブル)。だが、先日購入したスゴ録や、偶然買えたPS3との連携が可能という事もあって一気に購入気運が高まり、遂に購入。 機種は、メモリースティックProデュオ(1GB)や、小物が付属する「ボーナスパック」を選択。色はセラミックホワイト。 ソフトケースが付属してるくせに、ストラップが付いてこない点がちょっと不満。PSP専用ネックストラップも販売されているのだが、値段が3千円とかしててビックリ。いくら何でもその値段はないだろ〜。PSPにストラップは必須だと思うので、何かの景品でもらったヤツでも付けとこう。 箱を開けて現物を触った感想は、「すごく綺麗に造られているなあ〜」という事。ヤワな感じは全く無く、小さなボタンまでキッチリ造られている。 任天堂DSとの比較で言えば、 ・ 全体に高級感が漂う大人向けのテイスト。小さい子供にはもったいない(?)。 ・ 画面表示は満足できる綺麗さ。 ・ ゲームに使う十字キーや○×△□ボタンの他に、意外に小さいスイッチがたくさんある。 ・ 電源のオン/オフは、右側面にあるスライドスイッチで行うのだが、この操作がちょっとやりづらいと感じた。でも、ホールドできるようになってたりして、けっこう技あり。 ・ ソニー得意の「クロスメディアバー」による操作が使い易い。 ・ ゲーム用途以外に出来る事がたくさんある。下手をすると、非ゲーム用途の方がメインになったりする。操作方法は内容の高度さの割には簡単で、普段からPS2などでゲームをしている人なら楽勝だと思われる。 ・ バッテリーは取り外し可能。したがって電池切れが心配な人は、スペアバッテリーの用意が可能。(任天堂DSはバッテリーを交換ができない) 今回購入したソフトは「脳力トレーナー・ポータブル2」。任天堂DSの人気ソフト「大人のためのDSトレーニング」と同じような内容のソフトだ。まあ、同じ川島教授監修だから当然と言えば当然。DSの方は手書き入力や音声入力をさりげなく実現しているところが偉い。この点でPSPはDSにかなわない。まあハードが違うんだから仕方がない。 【スゴ録との連携】 スゴ録の目玉機能である所の、「おでかけ転送」を試してみた。 これはスゴ録で録画した番組をUSB経由でPSPに転送する機能。本来ならコピーワンス制限のために持ち出しができない地デジやBSデジタルの番組を、「再生の権利」をムーブ(コピーではなく移動)することで実質上のコピーを実現させた。 権利情報付きの圧縮動画が移動するので、レコーダー側の元の映像データはHDD内にそのまま残っている。権利情報が無い状態なので再生できなくなっているだけだ。 だから「おかえり転送」で権利情報を戻せば、また元の画質のままで再生できるという寸法だ。これはけっこう大きいメリットだ。また、PSPでの視聴の操作感も良好だ。 ![]() 実際に試してみると、スゴ録で録った番組をPSPにムーブして視聴するのって、思ってたよりも便利だ。じっくり腰を据えて観るほどではないけど、ちょっと気になる番組は、PSPでちょこちょこっと観る事で消化できる。この、いつでもどこでも観れるメリットは想像以上に大きい。 画質については、悪くはないけれど実写ものだとちょっと眠い感じの画質になってしまう。動きが少ない場面とか、アニメでは画質が良くなる感じ。PSPの画面の縦横比はハイビジョンと同じ16:9だから、ハイビジョン番組をそのままの形で表示できるのはグッド。 容量としては、1GBのメモリースティックProデュオだと30分番組が5本入る。転送速度は30分番組1本が3分程度。5本まとめてだと約15分かかった。速いような遅いような、微妙な速度だけど、まあ我慢できる範囲ではあるかな? こうなると今度はバッテリーの持ちが心配になる。実際に何時間持つかは調べていないが、バッテリーメーターの減り具合から見て、任天堂DSよりは短そうだ。 ネットで調べてみたら、任天堂DSは公称6〜10時間。一方PSPは4〜6時間との事(使い方で大きく変わるそうだ)。やっぱり旅行なんかに持っていく時は、スペアのバッテリーが必要っぽい(色々な外部バッテリーが商品化されている)。 任天堂DSとの勝負は、PSPの負け決定という感じの現状ではあるが、PSP自体は悪くないと思う。 【ロケーションフリーとの連携】 ロケーションフリー。通称「ロケフリ」。HDDレコーダーなどからのビデオ映像を、有線あるいは無線LAN経由でクライアントに配信する装置。 パソコンにうとい人には、この説明だけではその概念、そしてその意味や意義が理解しづらいのではないだろうか? 実は俺も最初はその意義がよく解らなかった(恥ずかしい!)。だが、今は解るっ! 解るぞぉおおおっ!! ここで重要なのは、PSPがそのままこれのクライアントとして使えるという事だ。(ただしシステムのバージョンが2.5以降である必要あり) PSPとスゴ録、コクーンなどを既に持ち、ネットワーク環境も整っている我が家としては、このロケフリを買わない手はない! 気が付けば、例によってソニースタイルでロケーションフリー(LF−PK20)を購入している俺。 ![]() ただし、PSPの使用方法そのものをある程度理解していないと、ロケフリ以前の所で止まってしまうかも知れないが・・・。まあ、要するにPSPをちゃんと使えてる人なら簡単にセッティングできるだろう、という事。 |
【使い方】 PSPのクロスメディアバーから「ロケーションフリー」を選択。すると接続先の一覧が表示されるので、そこからロケフリを選ぶ。自動的にアクセス認証などの画面が出た後、ロケフリに繋がって、ビデオ機器の映像が画面に現れる。それだけだ。 ロケフリにはビデオ入力が2系統あるので、我が家では 入力1: スゴ録 入力2: コクーン という具合に割り当てた。 PSP側からの指示は、ロケフリから出ているリモコンマウスを経由してそれぞれのビデオ機器に伝わる。なので、PSPからはそれぞれの付属リモコンを使っているのと同じような感覚で遠隔操作する事ができる。 リモコンの信号の種類は、家電各社のビデオ機器のそれがあらかじめ用意されているので、それらから機種を選ぶだけでOK。もしこのリストに無い場合には、リモコンから学習させる事も可能だという。ぬかりは無い。 ただしPSPからの操作感はタイムラグがかなり大きいので、本当のリモコンみたいにパパパっと快適にとは行かない。この弱点は覚悟しておく必要がある。 でもビデオ機器の大抵の操作をPSPから遠隔操作できるというだけでも、十分凄い事だと思う。試しにPSPからスゴ録に向けて電子番組表の表示操作をしたら、小さい画面内にちゃんと番組表が表示され、思わず笑ってしまった。 PSPに表示される映像は元の映像に比べて数秒単位のタイムラグがある。そして画質は、電波状態さえ良ければメモリースティックからのビデオ再生に近いくらいに良好だ。むむっ!これが最新MPEG4AVCエンコードの威力だと言うのか!? しかし電波状態が悪くなるとてきめんに画像が乱れる。特に、動きが激しい映像だともう何が何だか解らないほどに乱れる。ロケフリの近くにいても乱れる時は乱れる。ここら辺の事情はよく解らない。 距離的には、どのくらいの距離まで届くのかな?と思って試してみたが、少なくとも家の中ならどこでも繋がるようだ。よっぽどの豪邸でない限り問題無さそう。トイレでも寝床でもビデオを見れる。便利便利。また、ロケーションフリーがインターネットへのアクセスポイントになってくれるので、PSPそのままでウェブブラウザが使える。これは意外なメリットだ。 ![]() ま、最高と言っても、エンコード時の画面解像度が低いので、普通のモニターの全画面モードなんかで見ると、拡大して見る事になって、結果ぼやけた感じになってしまうんだけどね。 |
【PS3との連携】 先日PSPのメジャーバージョンアップがあり、3.01にバージョンアップした。このバージョンからは、PS3をホスト、PSPをクライアントとする無線LANが使えるという。(ただしPS3は60GBタイプのみ) さっそくPSPをバージョンアップして、試してみた。これもロケフリと同様、あっけないほど簡単に接続完了。 PSPが接続すると、PS3側は「リモート中です」という画面になって、操作できなくなる。一方、PSP側の画面にはPS3のメディアクロスバーが表示され、PSPからPS3を遠隔操作するような形になる。 ただし現時点では、PS3のゲームをPSP上からプレイする事はできない。じゃあ何ができるのかと言うと、PS3経由のネットアクセスとか、PS3上に保存してあるビデオを見るとかだ。 ![]() う〜む。現時点では、機能はあるけどまだ利用方法が無い、という所でしょうか? あ、これともうひとつ、PS3経由でPSP用のゲームソフトをダウンロードできるようになったそうな。でもこれってPS3のみたいな無料お試し版が無いようなのでまだ試していない。こういう新サービスを開始する際は、無料お試し版を是非入れて欲しいよねぇ〜。これが有ると無いとではだいぶやる気が違ってくるもん。 いや〜、マジでPSPあなどりがたし。何気な〜く、こんな機能を隠し持っていたとは。やっぱ、これ凄い機械なんじゃねぇの? DSに負けないよう、もっと頑張って欲しい所だ。 |
[2006/11/26] |