ジレットのひげ剃り
フュージョン5+1
刃の数が多けりゃそれでいいのか!?
【俺とひげ剃り】 ひげ剃りの話。俺は電気ひげ剃りは使わず、いわゆる普通のひげ剃りでひげを剃っている。剃り心地が気持ち良いから、というのが主な理由。 昔、シック社から3枚刃のが初めて登場した時それをさっそく試してみたが、耳の横とか鼻の下とか、口の回りなど、細かい所を綺麗に剃れないという弱点がある事がわかり、それっきり使わなくなった事があった。 また、3枚刃だと刃と刃の間隔が狭いためか、髭クズが刃の間に挟まって「目詰まり状態」になってしまうのが、決定的にNGだった。 ![]() |
![]() ふ〜ん。なかなか考えたじゃんか。しかも「使用してみて不満がある場合は、返品すれば代金を返します」というアメリカらしいキャンペーンを実施中との事。 ところで、ひげ剃りと言えば「ジレット」「シック」「貝印」が3大ブランドだが、俺に言わせれば「シック」は問題外。 「シック」の何が気に入らないかと言えば、シックのひげ剃りは2枚刃の時から刃と刃の間に髭クズが挟まってしまって、挟まった髭クズをいちいち親指で引きずり出さなきゃ使えなかったのだ。同じ2枚刃でも、「ジレット」や「貝印」ではそんな事無いのに。何で? む? ならばこの「ジレット」の5枚刃、試してみる価値有り? と思って買い、さっそく使ってみた。 ん〜。これは意外に良いかも・・・。 何と言いましょうか。剃るというよりは拭き取っているような使用感。5枚刃ともなると肌に当たる面の面積がかなり広くなるが、その刃の面が肌にぴったりくっついてス〜っとそのまま髭を持っていってくれてるという感じ。スムーズでなめらか。 ただし、裏面に仕込んである際剃り用の1枚刃は、切れ味が悪くて使いづらいかった・・・。 そこで、際剃りの時は同じジレットの2枚刃「センサーエクセル」を使い、それ以外の部分は5枚刃を使うようにした。全部「センサーエクセル」で剃っても良いのだが、この5枚刃の剃り心地も捨てがたいので、ついつい二刀流に・・・。 【震動するひげ剃り】 ![]() 電池は柄の部分に単4を一本内蔵。スイッチオンで刃面がブーンと微震動するようになっている。 で、その剃り心地だが、刃その物は前述の「フュージョン5+1」と同じ物っぽいのに、なぜか剃り心地が硬い。まるでヒゲが硬くなってしまったかのような抵抗感だ(替え刃は「フュージョン・5+1」とは別に、「5+1パワー」用のが用意されているから、どこか違うのかも?)。 あれ?こんなはずでは・・・と思って、手に込める力を弱くしたら、「カリッ、カリカリッ」というヒゲが切れてる音がする。刃面の震動によってヒゲが刃に引っかかり、その都度切れている感じだ。 そうか、このひげ剃りの場合は肌に当てる力を意識して小さく、「左手はそえるだけ・・・」って感じで剃るのがコツなんだなと悟り、そ〜っと剃ってみた。すると「5+1」とはまたひと味違う剃り心地。震動式もアリだな、と思った。 このように「5+1」も「5+1パワー」もなかなかの剃り心地なのだが、基本的な所に弱点がある。それは、替え刃の値段が高いという事。 以前から使っている2枚刃「センサーエクセル」だと10個入りが1380円とかで買えるが、「フュージョン5+1」用だとだいたい同じ値段で中身が4個だ。5+1=6であるから、同じ刃ならば従来2枚刃の3倍コストがかかっているはずであり、替え刃が高いのは当然の事とは言える。 で、俺の結論としては、「『5+1』シリーズは、『勝負ひげ剃り』として使おう」という事になった。 「勝負ひげ剃り」とは、「今日は負けられねえ!」という何かがある日に、自分に気合いを入れるために敢えて高級なひげ剃りを使うという事。「勝負パンツ」とか「勝負化粧」(そんな言葉があるのか知らないが)などと同義。使う機会は少ないけど、ここぞ!という時にはこの「5+1」を使いたい。 ・・・と思っていたのだが、先日、それ以前から使っていた2枚刃の「センサーエクセル」で剃ってみたら、ヘッドが小さくて凄く剃りやすいの! もうビックリよ!!(笑) やっぱり2枚刃で十分なのでは?と・・・(^_^;;;;;;; (追記) その後使い続けた結論としては、5枚刃の方が深剃りできる割に肌への刺激が少ないようです。使い易さの2枚刃、剃り味の5枚刃、と言った所でしょうか。 |
[2007/3/11] 追記[2007/3/25] |