ガスコンロ報告
どうやらウチがこの新製品の(この地区での)納品第1号だったらしい。


【最新型です】
 以前記事にした最新型のガスコンロ(リンナイ「DELICIA」)が納品・設置されたので、使用感を報告します。

 外見はIHクッキングヒーターっぽく、非常にエレガント。上面全体が平面の特殊ガラスで出来ていて高級感がある。

 五徳の部分は、最初はピカピカの光沢を放っているが、炎の熱で割とすぐに変色してしまうのにはちょっと幻滅。

 従来のガスコンロにあった吹きこぼれを溜める凹み等は無く、五徳の部分が簡単に外れるようになっている(右の写真)ので、吹きこぼれがあってもすぐに拭き取る事ができる。

 ただし鍋を振りたい時にはちょっと不安定に感じる事も。

 使ってみて最初に驚いたのは、「電源スイッチをオンにしなければ何も動作しない」という事だった。

 左の写真の右上にある青いスイッチがそれ。これで電源を入れてからでないと動作しない。(何もせずにそのまま放置すると自動的に電源オフになる。その時に発せられる「ピーッ」という音が、ウチの電子レンジの音とそっくりなので、ちょっと紛らわしい)

 そして全面パネルに格納された状態のボリウムを押すと、ボリウムがニョっと飛び出るてくる。この時に自動的に着火操作が行われる。

 手を離してもパチパチパチパチという着火動作は継続され、着火が確認されなければガスは止まるようになっているようだ。また、コンロに鍋やフライパンを乗せていないと着火動作に入らないようになっている。空焚き防止が徹底されている。

 鍋やコンロの存在を認識する部分は温度センサーにもなっていて、過熱を認識すると火を止めるようになっている。鍋をかけっぱなしにして黒コゲ・・・という事態は回避できそうだ。

ただし、乗せる鍋が軽すぎると、中央にあるセンサー兼スイッチが押し込まれない(左の写真)ので、ちょっと戸惑う事も。

 火力調整はボリウムつまみで行う。

 つまみを回して調整するのは昔から普通にあったが、この機種ではそれが電子制御式になっている。弱火に絞りすぎて火が消えるなどという心配はしなくても良いようだ。

 また、揚げ物の際、温度センサーの働きで油の温度を一定に制御できるのは便利。

 グリルも同様に電子制御式。上下の加熱の強さをそれぞれ調整でき、タイマー指定も出来るのは便利。

 新しいからなのかどうなのか、こびり付きが少なくて手入れが楽(ニョーボ談)との事。

[2007/8/25]


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