大阪独り歩き

1997年11月、大阪


 大坂に出張してきた。大阪の人は大して寒くもないのに厚着してマフラーしてるのに驚いた。向こうの人にとってはマフラーなどは単なるファッションの一つなのだろう。それとも単なる寒がり?

 さて、仕事でDVカムコーダーを出そうと思ったら無い!どこにも!! 鼻からバフーっ!と熱い空気が出た。でも受付に置き忘れてたのを係員の人が発見して預かってくれてたので事無きを得た。(ほっ)

 そして大阪空港から帰りの飛行機に乗る時、まだ時間があると思ってお土産を買っていたら、実はもう搭乗閉め切り直前である事を知り、また鼻からバフーっ!と熱い空気が!! 走って走って何とか間に合った(汗)。こんな初歩的なミスを連発するとは、俺もボケが始まったかな・・・などと本気で「老い」を感じてしまった。

 南海鉄道の関空線専用特急「ラピートβ」。

 まるで鉄人28号のような凄いデザイン(笑)。横から見たデザインもけっこう凄い。


 関空への長い長い鉄橋。関空からは遠くに明石大橋が見える。


 飛び立つジャンボジェット機。
 日本橋(電気街)から新世界(通天閣のある所)を通りさまよっているうちに、ホームレスで有名な西成区の「あいりん地区」に迷いこんでしまった。凄い。もう別の国みたいだ。恐かった。

 あのあたりには「ビジネスホテル」というのがたくさんあるのだが、どうも普通のビジネスホテルと様子が違う。値段がどれも一泊千円くらい。難波のカプセルホテルだって3千円以上するのに、どうして千円なのか・・・? どうやらホームレスや日雇い労働者を対象とした安い宿泊施設らしい。普通、カプセルホテルは深夜になってから混むものだけど、その「ホテル」は夕方5時6時頃に一杯になるみたいだ。日雇い労働者がその日の仕事が終わった後、宿を確保して飲み屋とかに出かけるという感じだった。部屋の見本写真から判断して、ベッドだけあるような小部屋になっているんだと思う。あと、小荷物預かり所がたくさんある。ホームレスが財産を預けておくためにあるのだろうか?

 他には、そういうホームレスを援助する大きな施設があるのだが、ここがまた壮絶。スラム・・・というのが一番近いイメージか? JRや南海の駅のすぐ前にあるんだけど、一般人は近寄れない。ダンボール小屋はもちろんだが、歩道脇に直に布団を敷いて寝てる人もいる。新宿とか上野のホームレスとは違う次元の世界だ。ホントは写真を撮りたかったんだけど、恐くてとても出来なかった。とにかくその人数が多い。そのあたりの街全体がその人達のためにあるという感じ。

 支援センターとかいう大きい古い建物があり、そこの1階部分がコンクリートの柱だけで壁の無い吹きさらしになっていて、そこがホームレスの寝泊まりの場所になっている。新宿とか上野あたりでは、地下通路にダンボールの家があるけど、ああいう雨風をしのぐ場所をホームレスのために用意してあるという感じ。規模が大きくて驚いた。日本にもこんな所があったのか!という感じ。しかもそれが大坂中心部の駅のすぐ前にあるんだよなぁ・・・。


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