俺と椎間板ヘルニア
(買い物編)

2010年6月


【PC持ち込み計画】
 入院中の暇つぶし&ブログ書きのため、モバイルPCを買おうと考えた。

 一番の問題はネット接続。調べてみたら、病院のある場所はWiMAX圏外のためWiMAXはダメという事が判明。しかしFOMAハイスピード回線を利用する無線WANなら使用可能という事を確認。

 このFOMA接続ができるVAIOノートを調べてみたら、

 (1)Zシリーズ
 (2)Xシリーズ
 (3)Wシリーズ
 (4)Pシリーズ

 の4種ある事が判明。

 薄くてスマートな「X」か、超小型に割り切った「P」か?

 調べた結果、肝心の無線WANが実はオプションで、ソニースタイルから注文した物したカスタム品じゃないと実装していない事。そしてソニースタイルからカスタムを注文すると1週間以上かかるらしい事が発覚。

 最初は「X」くらいの大きさでも病室に持ち込めるかな?などと思っていたのだが、職場で使っているノートPC(たぶんXと同じくらいの大きさ)を手に取ってみたら、けっこう大きい感じで「こんな大きさじゃあ持ち込めない・・・」と落胆。

 やっぱ持ち込むとなると、Pシリーズや富士通LOOXのUシリーズくらいの小型の物じゃないと無理っぽい。

 Pシリーズを買うとなると、無線WAN対応にするためソニースタイルでカスタム品を注文する必要があるが、納期が約1週間。

 CPUを一番高性能の物にした場合は注意事項に「納期7月上旬以降」とある。上旬って、1週間後も上旬だよなぁ〜と。

 試しにソニースタイルで見積もりしてみたら、CPUをどのグレードにしても「7月6日頃お届け」と表示される。入院の次の日だ。これなら入院の最初の週はVAIOの設定いじりでつぶせそう。

 う〜ん、しかし入院生活の暇つぶしのために10万円の買い物。これは買っていいのか? もし買うなら急がないといけないが・・・(^_^;


【無線WAN】
 VAIO・Pに内蔵できる無線WANというのは、FOMAの無線網を利用してネット接続するものなので、日本中、ほぼどこでも利用可能というエリアの広さがメリット。使用に際してはドコモか、あるいは日本通信と契約する必要があるという。

 ドコモと契約した場合、商品名は「FOMAハイスピード」。イメージとしては、VAIOという名前のスマートフォンを1台契約する感じ。ザックリ言って、プロバイダ料と通信料合わせて、定額コースが月1万円強といったところ。

 問題は、開通までに手間がかかるという点。VAIO・Pが納品されてから無線WANの申し込みをして、本人確認とかの手続きをして、SIMカードを郵送してもらい、カードを本体に実装。そして開通という段取りだそうで、これはかなり日数がかかりそう。この期間の長さを考えると今回は無理っぽい・・・。

 その点、日本通信で契約する方は簡単。商品名は「b-mobile もしもしDoccica」。こちらもケータイを1台契約するというイメージだが、プリペイド携帯のイメージに近い。キャンペーン中で、納品されたら電話1本で即開通との事。(VAIOにSIMカードが実装された状態で出荷される)

 利用料はデータ通信1分10円の完全従量制(プリペイド式)。プロバイダ料などの別料金は無し。

 1分10円という事は1時間6百円か。1ヶ月だと1万円を超えそうだが、今回はこっちを利用するしかない感じ。っつーか、使わなければ料金も発生しないので、今回のように、「今しか使わない」場合にはこっちが向いていると言えるかも。

 ちなみに、無線WANを利用する場合、スカイプやロケフリ、ネットゲームは不可だそうだ。

 ・・・・。

 はっ!

 気が付いたらソニースタイルで「購入」ボタンを押していた(^_^; 納期は7月7日頃との事。

(注文内容)
 OS:Windows 7 Home Premium 32bit
 ボディ色:オレンジ
 CPU:Atom Z560 + US15X(最高グレードのヤツ)
 ストレージ:SSD 128GB
 WiMAX:搭載
 無線WAN+GPS:搭載
 無線LAN:搭載
 Bluetooth:搭載
 カメラ:搭載
 ワンセグ:無し
 LANアダプタ:付属
 ウォールマウントプラグアダプタ:付属
 日本語入力ソフト:ATOK 2010 電子辞典セット
 アクセサリ:ハンドストラップ+ケース(本体と同色)


【VAIOの仕様】
 最後まで迷ったのがSSDの容量。

 64GB、128GB、256GBの3種から選べるのだが、使われているSSDのメーカーが違っていて、64GBの物は上位の物よりも動作速度がかなり遅いという。だったら128GBか256GBの2択という事になる。

 「大は小を兼ねる」説で行けば256GBを採る事になるが、果たしてミニノートで256GBも必要なのか?という疑問も。128GBと256GBの価格差は約1万5千円。それだけの価値があるかどうか・・・。

 128GBの場合、リカバリー領域が6.6GB、OSとアプリで14GB。つまり空き容量は約98GBとの事。どうせ使うのはウェブとメールとテキスト書きくらいだろう。そう考えると空き容量98GBでも十分では?と考え、結局128GBを指定したのだった。

 もうひとつ迷ったのが、ケース。というかポーチ?

 ソニースタイルで売っている専用ポーチがなかなかかっこいい。でも何だか有名なブランドとのコラボ商品らしく、これだけで1万5千円もするの。

 確かにかっこいいんだけど、さすがに高すぎる。本体と同時じゃないと買えないそうなので、どの道もう手遅れ。

 俺が買ったのは5千円のシリコーンケース&ストラップ。本体がピタッと収まるらしい。本体と同色で揃えたが、今考えると違う色の方が良かったような気も。


【VAIO・P着た】
 予定より早く、入院前の日曜日にVAIO・Pが納品されたので、日曜日中にセットアップ作業完了。無線WANは、ケータイから窓口に番号を知らせて5分後には開通。

 通信速度は、光回線に慣れた身体にはかなり遅く感じられる。そう言えば昔はこんな感じの遅さだったっけなぁ〜的なスピードだけど、どこでもネットに繋げるのは便利だな。

 予想外だったのは本体の色。オレンジを指定したんだけど、想像してたのよりキツい色で、箱を開けた時「あちゃ〜。やっちまったな〜」と思った(^_^; このPシリーズ、白と黒以外はみんなこんな蛍光っぽい色らしい。店頭で現物を見てたら白を注文してただろうなぁ〜。

 画面は小型なのに解像度 1600x768 と結構高いので、表示される文字が小さい。そこで、ボタンひとつで体感1.5倍くらいの大きさに変えてくれる機能があって、これが便利。

 縦持ちにするとそれを検知して画面も縦になるという機能があるが、実際にはあんまり使わないっぽかったので、機能をオフにして使った。

 使ってて気になるのは発熱。底面がかなり熱くなる。フルパワーだと50℃以上にはなってる感じ。発熱と動作速度はトレードオフだろうから、仕方ないと割り切るしかなさそう。

 ちなみにウィンドウズ・エクスペリエンスの値は、最も低いのがプロセッサの1.9。

 メモリが4.1
 グラフィックスが4.5
 ハードディスクが6.2

 なので、CPUの遅さが相当足を引っ張ってる感じ。

 一番ハイスペックな Atom Z560 2.13GHz でもこれかぁ〜って感じ。

 全体的な使い勝手は、まあ、この小ささとしては満足すべきなのかな?という感じ。特別「すげえ〜」とは思わなかったが、まあまあ使える。一番のネックは通信速度だけど、無線WANが大抵の場所で接続できるメリットは大きい。

 一番失望した点は専用のシリコーンケース。何が悪いって、これ自体が重たくて厚ぼったいの。こんなの使えないわ。このケースは失敗だと思った。Pシリーズ本体はお勧めできても、このケースはお勧めできかねますね(きっぱり!)。


【接続速度】
 無線WANの接続速度を、速度を計るサイトで速度を調べてみた結果、下りがだいたい 0.8 〜 0.4 Mbps くらい。

 遅いのはまあ仕方無いとして、一番の問題は、流れたり止まったり安定性が悪い時がある事。確かにこれはネットゲームには向かないなと思った。

 1分10円の前払い従量制なのだが、やっぱどんどん使っちゃうね(^_^; このペースだと1ヶ月で1万円以上使うのはほぼ確実かと・・・。


【ベッドの寝心地】
 前の検査入院の時もそうだったのだが、入院4日目くらいになると背中が痛くなり、ベッドに寝るのが苦痛になってくる。ベッドが固いんだと思う。

 「オタッキーに語らせて」で記事にしたように、我が家では西川産業の「整圧敷きふとん」というヤツを愛用している。今回病院のベッドに寝てみて、家のふとんの寝心地がかなり良いという事を確認した形に。

 検査入院の時は実質5日で済んだからまだよかったが、今回の入院は最低でも1ヶ月。検査入院が終わった時にまず頭に浮かんだのが「ベッドの痛さを何とかしないと大変だ」という事だった。


【エアウィーヴ】
 で、ネットで色々調べて発見したのが「エアウィーヴ」という薄いマットレスのような物だった。

 NHKのニュースでやっていたのを見たのがきっかけだったが、こいつがかなり良さそうな予感。ベッドの上に敷いて使うと寝心地が良くなるというし、遠征時に持って行くスポーツ選手もいるという。

 ただし値段は安くない。安い物でも3万円台、高いヤツだと5万円以上もする。薄いのに。

 正直、「う〜〜〜〜ん」と考え込んでしまったが、あの背中の痛さを1ヶ月我慢するなど、とてもできそうにないので、えいやっと注文してしまった。


【大は小を兼ねる?】
 エアウィーヴは大別すると、旅行に携行可能な3センチ厚の物と、家で使う5センチ厚の物の2系統あるようだ。外に持ち出すなら前者だが、病院の場合はどうか?

 どちらを選ぶべきかかなり悩んだが、「大は小を兼ねる」という考えから5センチ厚の方を発注。

 でも冷静に考えると、この場合、乗せる先が病院のベッドで形が最初から決まっている。全然「大は小を兼ねない」んだけど、この時は発注する事に夢中で、そこまで考えが回らなかった(^_^;

 入院中に家に現物が届いたので、病院に持ってきてもらった。で、現物を見てみたら想像以上に大きい感じで、「これ、ベッドの幅よりも幅が広いのでは?」という疑念が・・・。

 「やっべぇ〜〜〜」と思ったが、実際ベッドに乗せてみたらギリギリOKという感じ。

 寝心地はというと、確かに効果アリ!

 固すぎず、柔らかすぎず、通気性もよく、かなり良い寝心地で、とりあえず買って損はしなかったと思わせる内容だった。正直ホッとした(^_^;

(つづく)

[2010/8/12]


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