地球防衛放送パンドラ

伝説のオタク専門バラエティショー


 CSに「モンド21」というチャンネルがある。これまでほとんど見てなかったんだけど、先日たまたま番組表を見ていたら「地球防衛放送パンドラ(リミックス)」というのをやっている事に気が付いた。

 この番組は知る人ぞ知るオタッキーな番組で、たぶんパーフェクTVが始まったばかりの頃「フジ721」でやっていた番組なのだ。だからその名前は知っていても見た事がある人は少ないはずなのだ。どうやら若干手を入れた物を再放送、っつーか再配信しているらしい。

 さっそく録画して見てみたら。第1回目だった。見た感じは深夜のバラエティーショーという雰囲気。「スカイビューティーズ」という11人のギャル(シロウト同然)がきゃーきゃー言いながら進行する。

 しかしスカイビューティーズの娘っ子たちはオタクではないので、話が合わないこと合わないこと。例えば、ゲストの人が「スタートレックがいかに素晴らしいドラマか」を熱弁しても、

娘「(スタートレックの各シリーズの人形を見て)これらはどうして服が違うんですか?」
ゲスト「宇宙艦隊は定期的に制服を変えているんですよ」
娘「ええ。汗かきますもんねぇ」
ゲスト「いや、そういう意味じゃなくて・・・(-_-;」

ゲスト「この最初のはかなり昔ので、『宇宙大作戦』というタイトルで放送され・・・」
娘「昔っていうと、21世紀くらいですか?」
ゲスト「いや、そうじゃなくて、昭和44年にから最初のテレビシリーズが放送されたという意味で・・・」

 てな感じ。これらは別に笑わせようとしてわざとボケているんじゃなくて、本人は一生懸命だという所が思わず苦笑物。

 この他、ギャルゲーに登場する高校を分類研究するとか、「まんだらけ」の店長がお宝を紹介するとか、岡田斗司夫と唐沢俊一がオタク談義をするとか、まあそういう、一般人には決して理解できない内容が続く(^^;

 中でも有名なのがオリジナルの特撮ヒーロー「仮面マン」。「仮面を付けたマンだから〜 仮面マ〜ン」という思わず脱力してしまうラテン調のテーマソングで始まる。1回5分程度。

 内容はもう、大学の映画サークルで作ったようなイージーさ。それもそのはず、監督はあの河崎実!(代表作「地球防衛少女イコちゃん」「美乳大作戦メスパイ」など)

 評論家の池田憲章氏に「河崎氏ほどアマチュアのノリそのままでプロになっている監督はいない」とか、「普通の映画監督は、頭の中で考えている映像の理想が高くて、どうやってその理想に近づけるかという苦労をしているものだが、河崎監督の場合は頭の中の映像がそのまんま実際の作品になっている感じ」などと、誉めているのかバカにしているのか分からないような言われ方をされていた。

 キャストは、監督の知り合いを(たぶんノーギャラ同然で)連れて来やらせているという感じ。第1話「マンガ家は人間のクズだ!」に出てくる、締め切りを守らない漫画家・伊藤伸平(仮名)は、どう見ても伊藤伸平氏本人だし、主人公を仮面マンにする謎のマッサージ師は、昔ウルトラQで戸川一平役だった西條康彦氏だ。

 内容は・・・、「無いよ〜」というベタなギャグを言いたくなるような実にくだらない内容だが、そのくだらなさがこの人の味なのだ。これでいいのだ!(^^;


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