ギララの逆襲
洞爺湖サミット危機一髪

これを3度見てファミマのカードもらった人いるのか?


 あの、「コアラ課長」「日本以外全部沈没」の河崎実監督作品。もうこの時点で多くを期待してはいけません(苦笑)。


(あらすじ)
 G8洞爺湖サミット開催中の北海道に宇宙怪獣ギララが出現。

 「怪獣から逃げた大統領」と呼ばれたくない。「怪獣を倒した大統領」として歴史に名を残したい、という理由でG8各国はそれぞれの方法でギララと戦う事に。以下、各国順番に毒ガス作戦とか暗殺作戦とかが続く。

 日本の伊倍総理や、大泉・前総理は、政治家コントで人気の「ザ・ニュースペーパー」が、あのまんまの演技で登場。他の各国の首脳もそっくりさんで(似てるかどうだかよく分からん)。

 G8に入っていない中国は、ギララを地球に連れてきてしまったのが中国の宇宙船、という形で登場。

 それを知った各国首脳から「あの国の物はみんなパチ物だ」とかメチャクチャ言われ、映画を見ているこっちの方が「おいおいおい。これ上映して国際問題にならないか?」とか心配になってくる(苦笑)。

 また、最後の方で、あの北の国の将軍様も登場。(「日本以外全部沈没」に続き同じ俳優で)

 これまた「おいおいおい。これ上映して(以下同文)」。

 最終的にはタケ魔神という謎の魔神が登場してギララを倒すんだけど、このタケ魔神はあの大物芸人。

 ヒント: タケ魔神像は消火器と傘を持ってる。必殺技は「ネチコマ!ネチコマ!ネチコマ!」。

 さあ、誰でしょう?(苦笑)


 正直言って、最初から最後まで苦笑しっぱなし。

 このあらすじだけ聞くと「面白そうジャン」と思われるかも知れない。が、面白いのはここで書いた事でほぼ全て!(苦笑) それ以上の面白さを期待するとガッカリする可能性大。

 低予算。寒いギャグ。もういい加減やめた方がいい昔の特撮のパロディー。

 この映画の半券を3枚集めると、ファミマで使える5百円カードがもらえるというのも痛たたた・・・。たとえ無料でも3回も観ないって(苦笑)。

 どこまで本気でやってるのか分からない、まさに河崎監督ならではの映画と言えましょう。

 近年河崎監督はとても多作で大忙しなんだそうな。その話を聞いて、「誰も撮りたがらない奇天烈な企画でも、とにかく映画に作ってくれる便利な監督」という事になっちゃってるんじゃないか?と、逆に心配になっちゃう俺。(勝手な想像)

 でも製作風景に写ってる河崎監督はとても楽しそうに見えるから、大丈夫なんだよね?


【大日本人】
 ちなみに、似たようなテイスト(いや、似てないか)の映画として、ダウンタウンの松ちゃんが監督し、カンヌ国際映画祭に招待された「大日本人」があるが、正直、映画としては「大日本人」の方がちゃんとしてるし面白い。

 「大日本人」は、映画芸術2007年度日本映画ワースト1とか、スポーツ報知の最低監督賞をなどを取っているが、繰り返し観ても笑えるし、実際俺はビデオで繰り返し観て笑った。

 ただ、ラストのウルトラ兄弟パロディネタが、元ネタを知らない外国人にどれだけ理解できるのか?という疑問は残ったが・・・。

[2008/08/10]


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